四万十高校を未来につなぐ。四万十高校 ビジネスチャレンジプログラムを応援!

カテゴリー:子ども・教育 

main_img 達成

寄付金額 2,034,000

203.3%

目標金額:1,000,000

達成率
203.3%
支援人数
131
終了まで
受付終了

高知県四万十町(こうちけん しまんとちょう)

寄付募集期間:2025年11月4日~2026年2月1日(90日間)

高知県四万十町

プロジェクトオーナー

四万十町では、町内に窪川高校・四万十高校の2校の県立高校があります。
両校ともに、年々生徒数が減少しており、高知県教育委員会が策定した「県立高等学校振興再編計画」では、努力目標が掲げられ、実現できない場合は、町内に高校がなくなる事も予想されています。
その中で四万十高校では今年度より探求学習の時間を活用してふるさと納税返礼品の開発に取り組んでいます。
この活動は生徒に地域の事業者や資源を知ってもらい、高校生の視点で全国に四万十町の特産品をPRすることを目的として取り組んでいます。
この事業の活動資金のためにガバメントクラウドファンディングを実施する事といたしました。みなさまの温かいご支援をよろしくお願いいたします。

高知県立四万十高校について

四万十の自然とともに、生徒が未来を描く場所。
四万十高校は、四国・高知県の西部、清流「四万十川」の中流域にある小さな学校です。

校訓「真理の探究・勤労の愛好・個性の尊重」のもと、生徒一人ひとりが自分らしく学び、地域や社会に貢献できる力を育んでいます。豊かな自然と人の温かさに包まれたこの地域では、学びの舞台が教室の外にも広がります。

普通科では、少人数教育やICTを活かし、生徒の個性に寄り添った学習を実現。全国でも珍しい「自然環境コース」では、四万十川や森・海をフィールドに、人と自然の共生をテーマにした探究活動を行っています。
地元の方々や専門家と協働しながら、環境保全や地域課題の解決に取り組む姿は、この地域ならではの学びの形です。

放課後には、地域の風景に音楽が響きます。
地元中学校と合同で活動する音楽部「Fairy Pitta Jazz Orchestra」は、全国大会を目指しながら、地域イベントでも多くの人に笑顔を届けています。
男子ソフトボール部も全国大会出場を目指し、地域の支援を受けながら日々練習に励んでいます。

学校から徒歩5分の寮「木の香寮」は、木のぬくもりに包まれたログハウス調の建物。全室個室でWi-Fiも完備され、地元の食材を使った食事が提供されるなど、生徒が安心して学びに専念できる環境が整っています。
休日には地域の祭りやボランティア活動に参加し、自然と人とのつながりを感じながら暮らしています。

「ここで理想の田舎を見つけた」という生徒の言葉のように、四万十高校には、自然と人が支え合いながら未来を育む、穏やかで確かな学びがあります。ここで過ごす3年間が、生徒たちの人生の原点となるよう、地域とともに歩み続けています

探究学習の時間を活用した地域ビジネスチャレンジプログラム

四万十高校では今年度より探究学習の時間を活用して官民連携のふるさと納税返礼品開発に取り組んでいます。
この活動は生徒に地域の事業者や資源を知ってもらい、高校生の視点で全国に四万十町の特産品をPRすることを目的として取り組んでいます。
4月から全校生徒の1年生から3年生が5グループに分かれて地域の事業者訪問、商品アイデア開発、高校生が考えた新商品のプレゼンなどを実践しています。
事業者と高校生が共同で考えた新商品の企画を現実にするべく、この度探究学習の活動資金のためにガバメントクラウドファンディングを実施する事といたしました。

みなさまの温かいご支援をよろしくお願いいたします!

なぜふるさと納税なのか?

ふるさと納税は現在、お礼の品を通して地域の魅力を外に対してPRするための手段となっています。
ふるさと納税は、地域ブランディングの確立、ターゲットマーケティングの実施、プロモーション等、今後のビジネスに活かせる領域が多くあります。
自治体と連携して、ふるさと納税をテストマーケティングの場として活用しつつ、将来につながるビジネス経験を積んでもらうことを目指しています。

プログラムの概要

高校生が自主的に学び、実践しています!

1学期の活動

5グループに分かれて、事業者様と対話をしながら自分たちに何ができるのかアイデアを煮詰めていきました。

連携いただいている事業者様

①中津川集落活動センターこだま
 ・集落営農や集落営林の実施に向けた検討や加工品の販売

②井上糀店
 ・手作りの天然醸造味噌や糀、塩こうじや手作りお味噌セットの販売

③四万十生産
 ・鮎の一夜干しやうなぎ生姜、だし醤油等の加工品を中心とした販売

④ぶらうん
 ・コロンブスの茶卵をメイン商品に、卵屋ならではの美味しいスイーツの販売

⑤観光協会
 ・各種、四万十町のイベント企画運営や四万⼗町に関する情報発信等

こだまチーム
井上糀店チーム
四万十生産チーム
ぶらうんチーム
観光協会チーム

2学期の活動

アイデアを具体的なものにしていくためのワークや事業者様との協議、試作品作りを行なっています。

事業者様の課題把握、アイデアのターゲットや競合分析を実施

探究学習の時間を使って1年間かけて生徒が一生懸命作り上げてきたプランを実現するために、そして地元の事業者と高校生が持続可能な繋がりを築いていくために皆さまの温かいご支援をよろしくお願いします!

高校生からのメッセージ

こだまチーム 堀本 琉音(ほりもと るね)さん 

写真

「地域活性化」と「県外観光客向けの返礼品」という二つの目的を両立させることの難しさに直面しました。
また、活動を進める中で、浮き彫りになった解決すべき具体的な課題や問題点を整理するのが大変でした。
当初は商品化できるものが少なく、返礼品のアイデア出しにも苦労しましたが、今はみんなで意見を出し合い、アイデアを絞り込むところまで進められました。
探究学習の時間を活用して四万十町の「地域の良さや暮らしの価値」を、私たちの作る返礼品を通して色んな方達に知ってもらえるように頑張ります!

井上糀店チーム 中平 瑠奈(なかひら るな)さん

写真

探究学習を始めたことで、知らなかった地元の魅力を発見できる貴重な機会になっています!
井上糀店さんが持つ「広く知ってもらいたい」「伝統を残したい」という願いに対し、味噌や麹は馴染みがある一方で、深く知る機会がないという課題があると感じました。
そのため私たちのチームは味噌や麹を使った「ワークショップ」や具体的なレシピを添えた返礼品開発の2案で検討を進めています。
最終的には、考えた返礼品を通して魅力を広く色んな方に知ってもらい井上糀店さんに少しでも貢献したいです!

四万十生産チーム 今城 匡琥(いまじょう たすく)さん

写真

四万十の恵みを生かした商品開発を色々と検討している中で、実際の設備の大きさや種類を元に「どのような商品なら実現可能なのか」を考えるのが難しかったです。
四万十生産さんとの会話を通して、アイデアを出すだけでなく事業として成立させるための現実的な視点が必要だと学ぶことができました。
年内には試作品のレシピを完成させ、できるなら来年以降も引き続き四万十生産チームとして活動し、商品開発を実現したいです!

ぶらうんチーム 福永 天(ふくなが てん)さん

写真

この探究学習を通じて、商品開発の楽しさと難しさの両方を経験させてもらっています。
これまで活動をしてきて商品開発は単に楽しいだけではなく顧客、企業さん視点での価値を深く考えて行う必要があることを学びました。
商品を作ったからといって必ず手に取ってもらえるわけではないので、選ばれるためにはどのような価値を作る必要があるのか深く考えて商品作りをしていきたいと思っています!
私たちのチームは今年度中に、試作品の制作と修正を重ね、ぶらうんさんにGOサインを頂くことを目標に進めています。
この取り組みを通して、地元の魅力や価値を伝えられるように頑張っていきます!

観光協会チーム 矢下 謙心(やした けんしん)さん

写真

僕たちのチームは、「体験」を軸にしているため地域資源をどのように活用し、どのように人を呼び込むことができるのかを考えるのがとても難しかったです。
現在は四万十町内で広く使える「商品券」というアイデアをベースに具体的な内容やデザインを考えている最中です。
年内に、商品券のデザインの検討を終え、観光協会さんへの具体的な提案や協力頂く加盟店さんの確認を進めていきたいと思います。
魅力のある商品券を実現できれば、町外から来た方が様々な体験をするきっかけにもなり、四万十町の魅力を伝えるのに役立つと考えているので実現できるように精一杯頑張ります!

寄付金の使い道

頂いた寄付金は、四万十高校の探究学習の活動資金として活用いたします。
目標金額を達成できなかった場合、目標金額を超えた場合でも、
皆様から寄せられました貴重な寄付金は、本プロジェクトに活用させていただきます。
※目標金額を超えた場合や達成しなかった場合でも、寄附金は全て本事業に活用させていただきます。

【事業内容】
 四万十高校の探究学習地域ビジネスチャレンジプログラムとして生徒の活動を支援します。
 (試作品の材料費購入、体験料、交通費等)

【対象】
 高知県立四万十高校

高校生と地元の事業者が連携した本取り組みをどうかご支援頂けますと幸いです。

寄附者の皆様へ

四万十高校 校長 石元仙人さん

四万十高校は、清流「四万十川」の中流域にある、全校生徒49名の小さな高校です。自然に囲まれたこの場所で、生徒たちはのびのびと学びながら、地域の魅力を再発見するような取り組みに挑戦しています。

そのひとつが、四万十町と連携して進めている「ふるさと納税制度」を活用したビジネスチャレンジです。
町内の企業の皆さんと一緒に、四万十町ならではの魅力を活かした商品やサービスを考え、ふるさと納税の返礼品として届けることで、地域の元気を広げていこうという活動です。

この挑戦の背景には、若い世代が地元を離れてしまうという現状があり、四万十町にとって大きな課題となっています。そこで、高校生のうちから地元の良さを知り、地域に愛着を持ってもらえるような取り組みが重要だと考え、町や企業の皆さんの力を借りながら、教育の一環として少しずつ形にしてきました。

そして今、この活動を来年度以降も続けていくために、クラウドファンディングでのご支援をお願いすることにしました。資金面の応援はもちろんですが、生徒たちが「人の心に届く想いを伝える」経験をすることも、大きな学びになると信じています。

皆さまのあたたかい応援が、生徒たちの背中を押し、地域の未来を照らす力になると考えます。どうかこのプロジェクトに賛同いただける方は、あたたかいご支援をどうぞよろしくお願いします。

写真

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

  • 2025年11月21日 09:22

    【お礼】ご支援いただき、誠にありがとうございました。

    このたびは、四万十高校のガバメントクラウドファンディングに多大なるご支援を賜り、誠にありがとうございました。 129名もの皆さまから、目標額を大きく超える200万円ものご支援が集まりましたことを、心より御礼申し上げます。

    想像を超えるスピードでの達成に、私たちも大変驚くとともに、生徒たちの挑戦にこれほど多くの方が共感し、応援してくださったことに深く感動しております。 この経験は、生徒たちにとって大きな励みとなり、今後の学びへの自信と責任を育む貴重な機会となりました。

    いただいたご支援は、返礼品開発の充実、地域事業者との連携強化、探究学習の継続に有効に活用させていただきます。 皆さまの温かい応援を力に、今後も地域とともに歩む教育を進めてまいります。

    引き続き、本校の教育活動に変わらぬご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。ありがとうございました。

    四万十高校 校長 石元 仙人

    もっと見る

    この進捗情報を読んで「エールを送りたい」
    と感じたらぜひ拍手を

    拍手をありがとうございます。
    あなたのエールがプロジェクトの支えになります

    まだコメントはありません

    コメントを投稿するには、 ログインとプロジェクトへの寄付が必要になります。

高知県四万十町

最後の清流 四万十川の流れるまち

四万十町のページを閲覧してくださる「あなた」へ。
四万十川の清流、標高230mの台地、その自然条件で「お米」「豚肉」「うなぎ」など、「日本一」を冠する全国に誇れる特産品を育んでいます。
秋は「糖度の高さと味わいの良さ」が評価され、首都圏にも販路が拡大された「栗」も人気です。
その「日本最後の清流」といわれる四万十川の中流域に位置するのが「四万十町」です。