「いかのまち酒田」を支えるいか釣り漁業を支援しよう!!「いか釣り漁船」応援プロジェクト!
カテゴリー:食・農林水産業・商工業
寄付金額 5,000円
目標金額:2,000,000円
- 達成率
- 0.2%
- 支援人数
- 1人
- 終了まで
-
90日
/ 90日
山形県酒田市(やまがたけん さかたし)
寄付募集期間:2025年10月10日~2026年1月7日(90日間)
山形県酒田市

酒田港の水揚げを長年に渡り支えてきたスルメイカは、海の環境の変化や様々な要因により資源量が激減しており、いか釣り漁業を営む漁業者も長引く燃油や資材の高騰により経営を圧迫され、廃業せざるを得ない船が出るなど非常に深刻な状況となっています。そのような状況下においても頑張って酒田港に水揚げするいか釣り漁船を応援するため、「いかのまち酒田」を推進する本市では様々な支援を実施しています。
酒田市の水揚げを支えているいか釣り漁業を応援したい!
いか釣り漁船を応援!酒田港漁火まつり、いか釣り船団出航式の開催!
■多くの市民や関係者がいか釣り漁船を激励
「いか釣り船団出航式」は、山形漁撈長会に所属する中型いか釣り漁船(通称「山形船団」)が北海道や石川県から酒田港に集結し、スルメイカの大漁と操業の安全を祈願し、家族をはじめ多くの関係者や市民に見守られながら出航する式典で酒田の初夏の風物詩になっています。

昨年に引き続き開催された「第3回酒田港漁火まつり」では、中型・小型のいか釣り船による漁火(魚などを集めるために船が焚く集魚灯などの電気装置)の力強くも幻想的な光が酒田港を明るく照らし、いか釣り船を応援する多くの市民や観光客で賑わいました。




そして、翌日の「いか釣り船団出航式」では本間船団長が「乗組員一同団結して、会社のため、酒田港のため、そして家族のために汗を流し、皆さんに良い結果報告をしたい」と力強くあいさつし、豊漁を目指して船団が出航しました。
■酒田港の水揚げを支えるいか釣り漁業は存続の危機!

船凍いか釣り漁業は、酒田港から西へ約600㎞にある大和堆や北海道西沖の日本海を主な漁場とし、北上するスルメイカを追いながら1か月から2か月の周期で約半年ほどかけて沖合で操業が行われます。
かつての山形船団には、地元酒田を含めていか釣り漁業の盛んな地域から多い年には20隻を超える漁船が所属していましたが、全国的な不漁の影響などから現在では8隻まで落ち込みました。

グラフは農林水産省の統計資料からの抜粋したもので、平成27年に12万トンを超えていたスルメイカの水揚が令和6年には2万トン弱と約10年間で1割以下まで大きく減少しました。
スルメイカの減少は、温暖化による海の環境の変化や外国船による違法操業、クロマグロによる食害など様々な要因が重なったものと考えられており、今後の漁獲も厳しい状況が続くと見込まれています。
さらに、燃油価格の高騰が続いている影響から漁業経営を見直す必要があり、そのためにはいか釣り漁業の継続を断念せざるを得ないなど、いか釣り漁業を取り巻く状況は悪化の一途をたどっています。
■酒田港では船団の入港を待っています!
関係者一丸となって入港を歓迎します!
こうした非常に過酷な状況であっても、市民の期待を背に受けて大海原に立ち向かう山形船団を応援します!
スルメイカは、酒田港の水揚で多くの割合を占める本市にとって最も重要な水産物です。

本市では、水揚作業の終わりから次の出航までの少しの間に乗組員が心と体をリフレッシュできるよう、レンタカーの利用支援、屋外風呂(シャワー施設)の設置、船上生活で必要な食糧(酒田産米)の支給、収納する発砲箱や段ボール箱の購入補助を実施しています。
【事業実施のスケジュール】
・2025年7月以降、酒田港に水揚げをしていただいた船団に対し、生活環境支援、酒田産米の支給、収納容器購入費の補助を随時実施します。
【寄附金の使い道】
・船凍イカを収納する段ボール箱や生鮮イカ収納用発泡箱の購入費補助
・屋外風呂(シャワー設備)の設置
・移動用レンタカーの借上支援
・船上での食料となる酒田産米の支給
・水揚作業時の負担軽減を図る設備の改修に対する補助
※目標金額を上回った場合も、下回った場合も、本事業のために活用します。
新鮮で美味しい酒田のいかをぜひ食べてほしい!
スルメイカは酒田港の非常に重要な『水産資源』
酒田港は、県内外の多くのいか釣り船が入港・水揚する全国でも有数のスルメイカの産地です。
特に山形船団の水揚するスルメイカは釣り上げて直ぐに急速冷凍したもので非常に鮮度が良く、利用しやすいように1尾ずつ凍結されています。
本市では酒田港で水揚げされた冷凍スルメイカを「酒田船凍いか」として商標登録し、市内の複数の店舗で新鮮で美味しいイカ料理として提供されているほか、市内の水産物加工会社が製造する「酒田船凍いか」を使った刺身や塩辛は市民をはじめ全国の皆様から大変好評いただいております。

事業に携わる方の思い
酒田市長 矢口 明子
■いか釣り漁業は本市水産業の柱!

庄内浜には四季を通して100種類を超える魚介類が水揚げされ、春にはサクラマスやヒラメ、夏にはスルメイカ、秋は庄内おばこサワラやブリ、冬はマダラ、トラフグ、ズワイガニなどが水揚げされます。
本市では、酒田港の水揚げを支える重要品目「スルメイカ」に注目し、「酒田船凍いか」を筆頭に地元の農畜産物を活用した酒田フェアの開催等を通じて「いかのまち酒田」をアピールし、水産業をはじめとする地域産業の活性化や交流人口の拡大につなげていきたいと考えています。
近年は地球温暖化の影響により海の環境が大きく変化し、特にスルメイカは資源量の減少が危険視される状況にありますが、そのような中でも酒田のためにいかを水揚してくださるいか釣り漁業者の皆様に対し、市として出来る限りの支援を行ってまいりますので漁業者の皆様には安全に留意しながら頑張っていただきたいと思います。
山形県漁撈長会 本間 健 船団長
■スルメイカのいる漁場を目指して!

昨年はどの海域を探してもスルメイカが見えず、漁師人生の中でこれほど頭を悩ませたことはなかった。
今年は8月以降に青森県八戸沖に漁場が形成されたことで昨年よりはまとまった量を水揚げできたものの、今後も安定した漁ができる見込みはない。
少しでも水揚量を増やせるよう、漁業者からの情報などを頼りに漁場を探し求めていきたい。
山形県漁業協同組合 西村 盛 専務理事
■困難に立ち向かう山形船団に熱いエールを!

山形船団をはじめとする中型いか釣り船は好漁場を求めて日本中を駆け回り、時には北朝鮮のミサイル発射など危険と隣り合わせの場所においても操業行います。
近年は燃料費や資材の高騰、スルメイカ資源の大幅な減少という問題が漁業経営を大きく圧迫し、中型いか釣り船を取り巻く環境は非常に過酷な状況です。
そのような中でも、美味しくて新鮮ないかを届けるため、また乗組員や家族を守るために様々な諸問題にも立ち向かいながら最高の結果を残す、それが山形船団です。
様々な苦悩を抱えながらも戦い続ける、酒田市にある日本一のいか釣船団をぜひ応援してください。
山形県漁業協同組合 本間恵子さん
新鮮で美味しい酒田のイカをぜひ食べてほしい!

毎年6月、大漁旗をかかげながら出航していく中型いか釣り船を見ると、今年も父の季節が始まったなと実感します。
酒田舞娘や和太鼓の演奏の応援を受け、色鮮やかな紙テープをまとい、汽笛を鳴らしながら出航していく中型いか釣り船の勇ましさは酒田でしか見られない素晴らしい光景だと思います。
酒田港に水揚げされた「酒田船凍いか」は、漁獲直後に船上で急速冷凍するため、とても鮮度が良くて身も肝もプリプリしていてとても美味しく、家庭用の冷凍庫でも半年以上保存できるので自分が食べたい時に解凍して食べられる点も気に入っています。
家族はいつも無事の寄港を祈りながら、父の笑顔と大漁を心から待ち望んでいます。
酒田の誇り!!がんばれ、山形いか釣り船団!!
ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!
ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。
控除上限額かんたんシミュレーション
お礼の品ご紹介
現在進捗情報はありません。
山形県酒田市
今年もスルメイカの大漁と乗組員の安全を祈願する「いか釣り船団出航式」が賑やかに開催され、山形船友漁撈長会所属の中型いか釣り船が力強く出航しました。いか釣り船は大和堆や北海道沖、ロシア沖などを中心に約8か月にわたりスルメイカを追い、操業を続けます。
近年、スルメイカ漁は漁獲量の大幅な減少と燃油価格の高騰により。経営が非常に厳しい状態です。そのような過酷な状況にもめげず、新鮮なスルメイカを届けるために頑張っている山形船団を応援するため、ガバメントクラウドファンディングに挑戦します。
酒田市は、北に鳥海山、南に出羽三山を望み、山形県の母なる川「最上川」の河口に位置する港町です。江戸時代には川村瑞賢によって整備された西廻り航路の拠点として北前船交易により栄え、今でも上方文化を感じることができる史跡や建築物が多い街です。
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