豊かな教育と地域文化、自然環境がめぐる未来の学校へ。私立新留小学校設立準備プロジェクト
カテゴリー:子ども・教育
寄付金額 430,000円
目標金額:10,000,000円
- 達成率
- 4.3%
- 支援人数
- 11人
- 終了まで
-
89日
/ 92日
鹿児島県姶良市(かごしまけん あいらし)
寄付募集期間:2025年10月1日~2025年12月31日(92日間)
鹿児島県姶良市×YAMAP

桜島を生み出した姶良カルデラの源流域に位置する、鹿児島県姶良市の旧·新留(にいどめ)小学校を、新しい学びの拠点として再生します。
学校を「地域の共有地」と位置づけ、地域に暮らす人たちと共に学びの環境を育んでいきます。
学びが深まるほどに、それぞれの点のつながりや文化·自然環境が豊かになっていく。そんな循環を生み出す未来の学校として、全国各地へと波及する教育と地域再生のモデルを目指しています。
ご支援は、校舎の改修や給食室の整備など、学びの環境づくりに活用されます。ふるさと納税による温かい応援を心よりお願いいたします。
学校と地域の当たり前を問い続ける
鹿児島県姶良市·新留(にいどめ)地区では、人口減少や高齢化により、子どもたちの姿がまちから見えにくくなりつつあります。かつて地域の象徴だった新留小学校も2007年に休校となり、静かな時を過ごしてきました。
しかし、学校という場所は、教育施設という枠にとどまらず、人と自然、文化をつなぐ「地域のハブ」として再び機能する可能性を秘めています。地域の知恵や資源を活かし、世代や立場をこえて共に育ち合う場として、その役割をいま改めて見直す時に来ています。
不登校の増加や教職員不足、学びの質の問い直しなど、全国的に教育現場が大きな転換期を迎える昨今。私たちは、地域に根差した“古くてあたらしい、 ふつう”の学校を再創造し、全国に展開可能な持続可能な教育と地域づくりのモデル構築に挑んでいます。

地域と共に「ふつうの小学校」をつくりたい
実施する活動について
私立新留小学校設立準備財団は、鹿児島県姶良市の旧・新留小学校の廃校を舞台に、新たな小学校(学校教育法第1条に定められた私立小学校)の設立を目指しています。(2027年4月開校目標)
学校を地域の共有地と位置づけ、近隣の生産者と連携した給食、まちに開かれたランチルームとライブラリーなど、地域に暮らす人たちと共に学びの環境をつくっていきます。
学びが深まるほどに、小さな半径の生態系 ――地域のつながりや経済、文化、自然環境―― が豊かになっていく、再生されていく姿を想像しています。
また、特別な方法論やプレイヤーに頼らずとも、その土地の文化やコミュニティの中で実現できる「ふつうの(普く通る)学校」として、どの地域の公立小学校(廃校になりそうな過疎地の小規模校を含む)でも再現可能なモデルとなることを目標とします。
私立新留小学校設立準備財団について
広島の叡智学園中学校3年生の古川瑞樹、鹿児島で食を通じて生きる力を育む保育園を運営する古川理沙、秋田で教育やまちづくりを手掛ける丑田俊輔が発起人・共同代表となり、設立準備財団を設立しました。
メンバーの運営するそらのまち保育園(鹿児島市)・ひより保育園(霧島市)や、物産館併設型のレストラン「日当山無垢食堂」なども近隣に位置しており、食をはじめ様々な角度から連携しながら、小学校を軸にした持続可能な地域づくりを進めていきます。
※2025年5月8日、姶良市役所、新留自治会、私立新留小学校設立準備財団で、学校設立を起点とした地域活性化に向けた三者協定を締結しました。
寄付金の使い道
私立新留小学校設立の実現に向け、寄付を募集しております。
老朽化した校舎の改修や、学校運営のための備品、学校法人設立に向けた準備のために活用させていただきます。
学校設立の趣旨にご賛同いただき、ご支援ご協力を賜りますよう心よりお願い申し上げます。
※学校法人設立の認可を受ける際に、2年分の運転資金、土地建物の自己所有が条件となり、投資・借入ではない調達による資金が必要です。
※目標金額を超えた場合や達成しなかった場合でも、寄附金は全て本事業に活用させていただきます。ただし、本事業が中断せざるを得ない場合には、「子育てに関する事業」に充当させていただきます。

特典
3万円以上のご寄付で希望される方には、特典をご用意しております。
特典のご希望は、アンケートにてご回答ください。
※姶良市在住の方も寄付することができます。また、特典も受け取ることができます。
校舎完成時に、校舎内に「新留小学校応援団」としてお名前を掲示
【注意事項】
・銘板に記名するお名前は寄付者ご本人様のお名前を記名します。もし、寄付者名以外のお名前を希望される場合は、アンケートに入れたいお名前をご記入ください。
・一度のお申込みで1名分の記名が可能です。(一回の寄付金額が6万円以上の場合であっても、一度のお申込みでは1名分の記名しか受け付けることができません。)
・1人で複数回に分けて寄付をすることは可能ですが、お名前の掲載は1回とさせていただきます。(2名分の記名を希望の場合は、二回のお申込みをお願いいたします。)
・銘板内の掲載箇所は希望できません。
世代を超えて学び合う地域へ
この事業を通じて、新留地区に子どもたちの声が戻り、地域全体がさらに活き活きとした場所となっていきます。子どもたちは自然や地域資源を活かした学びを通じて生きる力を身につけ、身体感覚や生活体験に根ざした深い学びを獲得していきます。
さらに、地域住民にとっても学校は交流の拠点となり、世代を超えて学び合う環境が根付いていきます。
結果として、若い世代の定住や新しい家族の移住をはじめ、学校を起点に地域の一次産業や文化、自然環境を再生していく活動も生み出していきます。
いま日本では、年間約500校が廃校となり、地域文化や生活の循環が失われつつあります。特に新留小学校のある蒲生地区は、桜島を生み出した姶良カルデラの源流域に位置し、人と自然の循環の起点とる場所です。この地で学びを再生することは、地域に受け継がれてきた叡智を次世代につなぎ、全国の廃校を抱える地域にとっても希望のモデルとなります。

鹿児島県で約40年ぶりの開校に向けて
2027年4月の開校を目指して活動中です。

新留集落 出水館長
この地域に再び子どもたちの声が響くこと、そして、新留小学校の学校名と校歌をそのまま使っていただけること、大変ありがたく思っています。
学校設立に向けて、地域としてできることは何でも協力させていただきます。

新留小学校設立プロジェクトの実現には、地域の人々だけでなく、全国各地の多くの仲間の力が必要です。ふるさと納税を通じたご寄附は、子どもたちの教育環境を直接的に支える力となり、廃校となった学び舎を再び地域の希望の灯へと変えていきます。
「子どもたちの未来を守りたい」「持続可能な地域を育みたい」「教育と地域の新しいモデルを共につくりたい」——その思いを分かち合える皆さまと歩むことが、私たちの挑戦を成功へ導きます。
次世代を担う子どもたちのために、そして鹿児島をはじめ全国の教育と地域の未来ために。どうか、この挑戦にお力添えをお願いいたします。


ふるさと納税で
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ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。
控除上限額かんたんシミュレーション
現在進捗情報はありません。
鹿児島県姶良市
鹿児島県本土のほぼ中央に位置する姶良市(あいらし)は、鹿児島空港や鹿児島中央駅にもアクセスしやすく交通の利便性が高いまちとして、人々が移り住んでくる “暮らしやすいまち”です。
「街の住み心地ランキング(鹿児島県版)」では1位の評価をいただき、雄大な桜島を眼前にして自然・歴史・伝統・文化が息づく一方で、街の中心部は大型商業施設や飲食店も増え賑わいを増しています。
ふるさと納税で可能性全開!「あいら」の魅力をたくさんの方に知っていただけるように取り組んでまいります。
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