お遍路文化を支える民泊施設を開設したい!

カテゴリー:まちづくり 

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寄付金額 10,000

1%

目標金額:1,000,000

達成率
1%
支援人数
1
終了まで
88
/ 90

徳島県勝浦町(とくしまけん かつうらちょう)

寄付募集期間:2025年10月17日~2026年1月14日(90日間)

徳島県勝浦町×桜の宿

プロジェクトオーナー

四国に根付くお遍路文化。勝浦町にも第二十番札所の鶴林寺があり、ふもとで宿泊所があるのは歩き遍路にとって重要な拠点になります。
なぜなら「遍路転がし」と言われる難所にかかるからです。ふもとでの宿泊施設が減っている中、体力を温存し翌朝元気に出発できる場所を「桜の宿」が提供します。
またお遍路を知らない方々や若い世代へ文化や魅力を伝えていけたらと考えています。
築約50年の民家のため、寄付金の主な使い道は宿泊部屋・お風呂・洗面所などの改装に使用します。
「桜の宿」のこの挑戦を勝浦町は応援するために、ふるさと納税型クラウドファンディングを実施します。

第二十番札所「鶴林寺」のふもとの遍路道から1番近いお宿で休息を

プロジェクトオーナーのご紹介

はじめまして。桜の宿の工藤文理と申します。
2年ほど前から徳島で暮らし、初めて遍路という文化を知りました。お遍路についてふれるきっかけがあり興味を持っていたところ、お遍路さんの泊まる場所が少ないなどのお声を聴くことができました。勝浦町で自分にできることはないか、貢献できないかと考え、素泊まりからですが遍路宿のオープンを目指しています。

「遍路転がし」の異名を持つ遍路道への挑戦の前に休息を

勝浦町にある第二十番札所への道のりは険しく、「遍路転がし」と言われています。
この難所に挑戦するお遍路さんにひとときの休息を提供したいと考えています。20番鶴林寺を超えて21番太龍寺その先の22番平等寺まで宿泊施設がほとんどありません。徒歩にして約20キロ、時間にして7時間前後で朝出発して夕方平等寺に到着します。
道中宿泊所が少ないことを考えると通して歩こうと考える方が多くいます。そのため素泊まりですが宿泊所を提供したいと考えています。

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お遍路という文化の継承

歩き遍路の方が年々減ってきている背景にはいろいろなことが考えられますが、一つとして宿泊所の減少があります。建物の修繕、オーナーの高齢化など。この仕事はけして大きく儲けられる仕事ではありませんがやりがいはあります。誰かがやらなければ、私自身にできることはないかと考えこのプロジェクトが動き出しました。

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事業の流れと寄付金の使い道

2026年2月に開業を予定しています。

・浴室・洗面所改修工事
・宿泊部屋改装(キッチン共有スペース、1階6畳間、2階6畳間)
・設備購入(エアコン、洗濯機、冷蔵庫設置など)

※目標額に達しなかった場合や、目標額以上集まった場合においても、上記事業に活用させていただきます。

【事業実施スケジュール】

・2025年11月~ 改装工事開始
・2026年2月 申請・手続きなど
・2026年3月 オープン予定

勝浦町からのメッセージ

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勝浦町は「住み続けたい 帰ってきたい 暮らしてみたい ~誰もが幸せを感じられるまち 阿波かつうら~」を目指し取り組んでいます。
一方で、経営者の高齢化や後継者不足で勝浦町内の宿泊施設が減少していく中、今年9月にも営業終了となった宿泊施設があります。このプロジェクトはそのような地域課題の解決につながるものです。
このプロジェクトが成功し、「勝浦町に行ってみたい!」「また勝浦町に行きたい!」と皆様に思っていただければうれしい限りです。
皆様のご支援を何卒よろしくお願いします。

へんろ宿Sora 柴田さんからのメッセージ

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2025年春、民泊「へんろ宿Sora」をオープンしました。
おかげさまで多くの歩きお遍路さんにご利用いただき、ときには満室のためご予約をお受けできない日もありました。
ここ勝浦町生名地区は、翌日の難所(鶴林寺~太龍寺)に挑む前に、多くのお遍路さんが休息を求めて訪れる地域です。新たな宿ができることは、より多くのお遍路さんを地域全体で支え、お遍路文化を未来へつないでいく力になると思います。「桜の宿」さんの開業を心から応援しています。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

お礼の品一覧

現在進捗情報はありません。

徳島県勝浦町

勝浦町は、昭和30年3月、旧横瀬町と旧生比奈村の合併によって誕生しました。
四方を山々に囲まれ、山裾のみかん畑から平野部には田舎風景が広がり、その中心には勝浦川が流れています。
徳島市をはじめとして小松島市、阿南市から車で30分ほどの位置にあることから生活の便は比較的良好。温暖な気候と豊かな自然に包まれて暮らす町民の多くは、穏やかでのんびりとした性格の上に、お節介で世話好きな気質を併せ持っています。