犬猫殺処分ゼロの継続へ!【猫の多いまち長崎市のさらなる挑戦】
カテゴリー:動物
寄付金額 2,000円
目標金額:3,100,000円
- 達成率
- 0%
- 支援人数
- 1人
- 終了まで
-
89日
/ 90日
長崎県長崎市(ながさきけん ながさきし)
寄付募集期間:2025年10月7日~2026年1月4日(90日間)
長崎県長崎市

長崎市は、令和6年度にこのクラウドファンディングでいただいた寄附金をはじめ、数多くの方からご支援をいただき、犬猫の殺処分ゼロ(自然死等を除く。以下同じ)を達成することができました。心より感謝申し上げます。
「1頭でも多くの命を救いたい!」という思いから、動物愛護ボランティアの方々と協働して行った取組みが「殺処分ゼロ」につながったものと考えていますが、特に猫については、令和7年度も捨て猫や負傷した猫が動物愛護管理センターに収容されるケースが多い状況です。
このような状況ではありますが、長崎市は昨年度達成した「殺処分ゼロ」をこれからも守り抜きたいと考えています。殺処分ゼロを継続し、「人と動物が幸せに暮らせるまち」の実現に向け、令和7年度もクラウドファンディングにチャレンジすることとしました。
皆様からのご支援をよろしくお願いいたします。
猫の殺処分ワースト1のまちが、殺処分ゼロのまちへ!
殺処分では解決できなかった野良猫を巡る問題

長崎市は過去数年に渡って、猫の殺処分数が最も多い中核市でした。
捨て猫や猫の放し飼いなどによって地域に居ついた野良猫は、無責任な餌やりや猫の放し飼い等によってその数をどんどん増やし、周辺住民の生活環境に悪影響を及ぼします。
長崎市では、約20年前、年間で4,000頭近くの猫を引き取り、殺処分をしていました。殺処分をしても、次から次にセンターに猫が収容されるという状況でした。
このような状況を改善するため、動物愛護ボランティアの方々が始めた地域猫活動の啓発を支援するとともに、その普及に向け、野良猫の不妊去勢手術の費用を助成する取組みを始めました。
この取組みは、これまで行っていた野良猫を排除(殺処分)するものではなく、無秩序な繁殖を防ぐことによって、野良猫の数を減らそうとするものであり、長崎市が猫の殺処分ゼロに向け、一歩を踏み出したときでもあります。
これ以降、長崎市は動物愛護ボランティアの方々等と協働して、動物の愛護及び管理に関する様々な事業に取り組んだことにより、殺処分数は年々減少してきました。平成26年度には犬の殺処分ゼロを達成し、猫についても、令和6年度に始めたミルクボランティアによって、頻繁なお世話が必要なことから、幼すぎるという理由で殺処分していた小さな命を救うことができるようになり、このたびの殺処分ゼロにつながったものと考えています。


殺処分ゼロの継続に向けた取組み
まちねこ不妊化推進事業及びミルクボランティアの推進
1 まちねこ不妊化推進事業
平成26年度から野良猫の不妊去勢手術費用を助成する「まちねこ不妊化推進事業」に取り組んでおり、年々手術頭数を増やして猫の引取り数及び殺処分数の減少を図っています。この事業を拡大して進めることによって、殺処分ゼロが現実的なものとなってきます。
〈対象者〉
長崎市民(個人又は団体)
〈助成上限額〉
オス:8,000円、メス:18,000円(申請者は2,000円の自己負担が必要)


2 ミルクボランティア
令和6年7月から動物愛護管理センターに収容された離乳前の子猫のお世話をミルクボランティアの方々にお願いしており、ミルクボランティアを実施する上で必要なミルクや哺乳瓶などの消耗品、子猫の検査費や治療費の一部を長崎市が負担しています。

寄附金の使い道
令和6年度は、目標額を超える3,528,800円のご寄附を多くの皆様からいただくことができました。この全額を殺処分ゼロに向けた取組み(まちねこ不妊化推進事業、ミルクボランティア等)に活用させていただきました。その結果、673頭の野良猫に不妊去勢手術を受けさせることができました。また、22頭の子猫のお世話をミルクボランティアの方々にお願いし、その内16頭を新しい飼い主の方のもとに譲渡することができました。
令和7年度につきましても、皆様からいただいたご寄附については、殺処分ゼロの継続に向けた取組みに活用させていただきます。
①まちねこ不妊化推進事業に係る費用 180万円
②ミルクボランティアの実施に係る費用 130万円
※目標金額に達しない場合でも、殺処分ゼロの継続に向けた取組みに活用させていただきます。
※目標金額以上のご寄附をいただいた場合は、まちねこ不妊化推進事業に係る費用に活用させていただきます。
※本プロジェクトへのご寄附に対してお礼の品はお送りしておりませんので、ご了承ください。



長崎市長からのメッセージ
長崎市長 鈴木 史朗
犬猫殺処分ゼロの継続に向けて

長崎市は令和6年度に犬猫殺処分ゼロを達成することができました。
犬については、平成26年度からゼロを継続できていましたが、長崎市は猫が多いまちであり、猫の殺処分を減少させることが大きな課題となっていました。
このような中、殺処分ゼロを実現できたのは、クラウドファンディング型ふるさと納税にご協力いただいた皆様をはじめ、地域猫活動や、動物愛護管理センターに収容した動物の譲渡、昨年7月に新たに開始したミルクボランティアなど様々なかたちでご協力いただいた動物愛護ボランティアの方々や地域の皆様など、数多くの方々のお力によるものだと考えております。この場をお借りして厚く御礼申し上げます。
長崎市は、今後ともこの殺処分ゼロを継続できるよう、動物愛護ボランティアの方々や地域の皆様などと連携を深めながら、しっかりと取り組んでまいりますので、ご協力くださいますようよろしくお願いいたします。
ボランティアの方々から寄附者の皆様へ
一般社団法人 長崎ねこの会
副代表 大庭 千佳子 さん
気持ちよく共存するために【不妊化の促進の重要性について】
前回のクラウドファンディングが無事に達成することが出来たと伺った時応援コメントを書かせて頂きました1人として、とてもホッといたしました。
私は、2008年から長崎市動物管理センター(今は 動物愛護管理センター)に通いはじめました。あれから、人と猫との関係は随分と変わったと感じております。通い始めた頃は、持ち込まれる猫はゴミのような扱いでした。それを変えたくてこの活動を始めたのですが、今では動物愛護法も変わり、メディアの影響もあり、大事に保護してくださる人が増え、譲渡活動をする人も増えました。
しかし、昨年のコメントでも書いたのですが、自分も含め高齢化が進んでおります。保護&譲渡活動が進んだように、不妊化も進んでくれればと思い、再度不妊化について書くことにいたしました。
不妊化を進める活動はとても地味で、場合によっては苦情を言われる場合もあると思います。それもあるからなのか、なかなか広まらないのも現状です。
それでも、不妊化が進めば
●猫を拾って困る人が減る
●猫が増えることで困る人も減る
●ボランティアへの保護依頼も減る
●適切に飼えない人へ猫が渡ることも減る
●多頭飼育崩壊する人も減る
他にも色々メリットがあるのですが、不妊化が進んでお外の猫が減れば、今まで抱えていた問題の多くは無くなると思います。そして、人と猫とが気持ちよく共存できるようになると思います。
このことに、ご賛同頂けますと助かります。どうか、よろしくお願いいたします。

一般社団法人 長崎さくらねこの会
代表理事 山野 順子 さん

長崎は坂と海に囲まれた長閑な街です。
街を見渡せばお曲がり猫が至る所に姿を見せます。
猫の穏やかでのんびりとした姿は私たちを笑顔にしてくれます。
しかし、長崎は温暖な気候と坂道が織りなす入り組んでいるのが町の特徴です。
その片隅で猫たちは繁殖を繰り返し、小さな命は行き場を失っております。
話せばきりがなく長い長いお話になります。
我々は長崎市と共に殺処分ゼロ継続に向けて、今後も昨年と同様猫殺処分ゼロ三本柱を掲げて協働で邁進して参る所存です。
不妊化を大きな柱とし、その両サイドに収容猫の譲渡・ミルクボランティアを掲げ、前に進めていくことで猫の殺処分ゼロを継続して参ります。
今まで処分の9割が乳飲み子たちでした。不妊化を継続していくことは当然ですが、不妊化だけでは猫の殺処分ゼロは成立できません。その大きな理由は不妊化からとりこぼされた猫たちが一定数いるのが現実だからです。その猫たちが産み落とす小さな小さな命。
長崎の景色に猫は必ず存在します。この小さな命の尊厳が守られるように、また、長崎の猫たちが1匹でも多く救われるように、皆様どうぞ今回もクラウドファンデングの応援を賜りたく、一般社団法人長崎さくらねこの会からも、この場をお借りして改めてお願いいたします。
平和を謳う長崎ならではのやり方で2025年も手と手を取り合います。
一般社団法人 長崎Life of Animal
代表 木村 愛子さん
私たちは、犬たちの幸せのために日々活動をしております動物愛護団体です。
長崎市では、官民協働で力を合わせながら、犬猫殺処分ゼロを達成し、そして今度は継続させようとしています。
ただ残念ながら、まだまだ収容される犬や猫が後を絶たず、その大切な1つの命を繋ぐために最大限の努力を長崎市も行っております。
限られた予算の中で、命を繋げ続けるにも限界もありますが、何とかその命を守り続けるために、再びクラウドファンディングに挑戦するということで、本気で取り組む動物愛護行政を願い、応援させてもらいます。

ふるさと納税で
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ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。
控除上限額かんたんシミュレーション
現在進捗情報はありません。
長崎県長崎市
長崎県は、魚種は全国トップクラスと言われるほど魚に恵まれた土地だとご存じでしたか。
その秘密は、日本の最西端に位置し、三方を海で囲まれる長崎県の立地にあります。世界最大級の海流である黒潮は、九州南西部で分岐して長崎沿岸を通ります。
この対馬海流に乗って、様々な魚が回遊。全国屈指の魚種の豊富さにつながるというわけです。
また、東シナ海には、世界有数の大陸棚が広がっており、魚のエサとなるプランクトンも豊富。絶好の漁場を形成する環境が整っていることも、長崎の水産文化を大きく後押ししています。
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