未来へつなぐHIDAミルクプロジェクト
カテゴリー:食・農林水産業・商工業
寄付金額 0円
目標金額:99,000,000円
- 達成率
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- 支援人数
- 0人
- 終了まで
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90日
/ 90日
岐阜県飛騨市(ぎふけん ひだし)
寄付募集期間:2025年9月5日~2025年12月3日(90日間)
岐阜県飛騨市×牧成舎

小さな紙パックに、飛騨の未来を注ぐ。未来へつなぐHIDAミルクプロジェクト
飛騨で120年続く老舗乳業メーカー「牧成舎」は、地域で唯一、自社ブランドの牛乳を製造する最後の牛乳屋です。
近年、牛乳価格の低迷や光熱費・人件費の高騰により、岐阜県内でも牛乳メーカーの減少が進み、牛乳文化の存続が危ぶまれています。
そこで牧成舎は、「200ml紙パック牛乳専用ライン」の導入を目指し、学校給食・観光地・ECなどに販路を拡大。物流の効率化や新たな顧客層の獲得に取り組みます。
小容量紙パック牛乳は、子どもたちの給食や旅先での出会い、お取り寄せによる思い出の再現など、多彩な価値を持ち、暮らしと地域の魅力を同時に支える可能性を秘めています。
飛騨の酪農を守り、「おいしいね」の声を未来をつなぐ挑戦に、ご支援をお願いします。
”地元の味”を守り、次世代へつないでいきたい。
飛騨の酪農家と一緒に“地元の味”を守り、次世代へつないでいきたい。
小さな紙パックに、飛騨の未来を注ぐ。「未来へつなぐHIDAミルクプロジェクト」
――地元の牛乳を守り、次世代へつなぐ挑戦が始まります。

■ 飛騨の牛乳の価値を守り、未来へつなぐ使命を果たしたい
こんにちは。私たちは明治30年創業に創業以来飛騨市で乳業メーカーを営む「牧成舎(ぼくせいしゃ)」です。飛騨の豊かな自然のもとで、乳牛の飼育から乳製品製造に至るまでを一貫して手がけています。創業から約120年、紆余曲折しながらも続けてきましたが、そんな中、2025年3月にショッキングな出来事が起こりました。
それは同じ飛騨地区で乳業を営んできた飛騨酪農農業協同組合(「飛騨牛乳」の製造元)が解散を発表したことです。
給食やスーパーの売り場から“見慣れた牛乳”が消える衝撃――。
「長年親しんできた飛騨の牛乳がなくなるのは寂しい」
「飛騨産の牛乳を守ってほしい」
地域の方々から、そんな声が数多く寄せられました。
飛騨地域で残された乳業メーカーは、私たち 牧成舎(ぼくせいしゃ)だけ。
これまで共に歩んできた仲間の分まで、飛騨の牛乳の価値を守り、未来へつなぐ使命を強く感じています。

■ 課題
実は、飛騨だけではなく岐阜県内でも「牛乳メーカーの減少」が続いています。
岐阜県内の牛乳製造工場は、1986年:19件 → 現在:わずか5件にまで減少しています。
その理由は
①動力光熱費は5年前と比較して約420万円増加。人件費は約1.8倍まで増幅。
②人口減少にともない、牛乳の消費量は毎年減少傾向。
このように外部環境が大きく変化していても、大手乳業メーカーと渡り歩くために牧成舎ではスーパー向け牛乳1000mlあたりの利益は約5%にとどまり、薄利多売の状況。
牛乳の販売だけでは経営の継続が難しいのが現状です。それでも続けていかなければ鮮度のよい牛乳を地元に届けることができなくなり、地元の味、飛騨ブランドが消えてしまう恐れがあります。

■ 「小容量“紙パック”化 × 広域販路」で“飲む機会”を増やす
私たちが選んだ答えは――
「小容量“紙パック牛乳”の開発」です。
これまで牧成舎では、
・1000ml 紙パック牛乳
・200ml 瓶入り牛乳
を中心に展開してきました。
しかし、瓶は重く流通コストもかかり、広域展開に不向きです。
そこで、新たに 200mlの紙パック専用充填ライン を導入することを決意しました。

小容量の紙パックを製造することで下記の効果が期待できると考えています。
①販路拡大効果
学校給食・観光地・駅・空港・百貨店・道の駅・ECサイトなど新規取引が可能に。
導入初年度で 売上約1000万円規模を目指しています。
②物流コスト削減
瓶から紙パックへ切り替えることで、軽量化と省スペース化を実現。
現行比で物流コストは20〜30%削減を見込んでいます。
③消費機会の創出
旅行客・子ども・女性・高齢者など、「一度に飲み切れるサイズ」を求める層に対応。
市場調査でも、200ml紙パック牛乳は購買意欲が高い商品群であり、新規顧客層の獲得率は10〜15%増が期待できます。
④地域循環モデル 地域への安定的な循環をもたらす
年間約700トンの生乳を処理している牧成舎にとって、安定的な需要の創出は酪農家からの安定買取をさらに強化することにつながります。
また今回の小容量紙パック牛乳ではデザインとブランド価値も重視しています。
「飛騨らしさ」を打ち出したパッケージで差別化し、
価格競争ではなく高付加価値商品として市場展開が可能になると考えています。
■ 飛騨の酪農家と一緒に”地元の味”を守り、牛乳の価値を高めたい
牛乳は、子どもたちの学校給食や家庭の食卓に欠かせない食品です。
しかし今、酪農家の減少や乳業事業者の廃業が進み、「地元で搾った牛乳を地元で飲む」ことすら難しくなりつつあるのです。

牧成舎の牛乳は自社牧場の鮎ノ瀬牧場とカカポ牧場の2社で成り立っています。
これからも私たちは、地域の酪農家と手を取り合い、
「地元で生まれた牛乳を、地元の子どもたちに、そして次世代に届けたい」
という想いでこのプロジェクトに取り組みます。
さらに、小容量の紙パック牛乳は、
・毎日の給食で安心して子どもたちが飲めること。
・観光で訪れた人が「飛騨地域の味」として出会えること。
・旅行後にお取り寄せして思い出とともに味わえること。
「暮らしを支える牛乳」 と 「地域の魅力を伝える牛乳」 を両立させる可能性を秘めていると考えています。
この小さな紙パック牛乳には飛騨地域の未来をつなぐ大きな想いがこもっています。

■ 応援のお願い
私たちは、地方の小さな乳業メーカーが生き残るために、
牛乳の価値を上げ、酪農を守り続ける挑戦をしています。
業界全体が薄利多売に苦しむ中で、
「飛騨から全国へ、美味しい牛乳を届けたい」――。
この挑戦を一緒に支えていただけませんか?
あなたの一口が、飛騨の未来をつくります。
ぜひ、応援をよろしくお願いいたします。

製品コンセプト
・商品名(仮):「HIDAミルク ミニ(200ml)」
・ターゲット:旅行客・子ども・女性・高齢者など“一口で飲み切れる層”
・デザイン:飛騨らしさを前面に、地域PRとギフト性を両立
・味わい:牧成舎ならではの鮮度とコクを感じられる、毎日の一杯
■ 資金の使い道
・小容量紙パック充填機の導入
・工場の改修工事
・パッケージデザイン費
・付帯設備の整備
※目標金額を達成できなかった場合でも、皆様から寄せられました貴重な寄付金は、本プロジェクトに活用させていただきます。
また、目標金額以上の寄附を頂いた場合も、目標金額が本プロジェクトの費用の一部の設定であることから、超過分も本プロジェクトの費用に活用させていただきます。
スケジュール(案)
2025年8月29日 クラウドファンディング開始
2025年~2027年3月 資金集め
2027年1月 設備発注
2027年3月 設備導入・工場改修
2027年4月 竣工・稼働開始
2027年5月 プロジェクト完了
牧成舎について
120年以上続く歴史と理念
牧成舎は、明治30年創業という長い歴史を誇り、飛騨の豊かな自然のもとで、乳牛の飼育から乳製品製造に至るまでを一貫して手がけています。
牛乳だけではなく、ヨーグルト・チーズ・アイスクリーム・ピザなどバラエティー豊かなミルク製品をインターネットを中心に全国へお届けしています。
「おいしく、まじめに、ていねいに」という創業当時からの理念を守り続け、タンクローリーによる毎日の集乳により集めた生乳は48時間以内に加工することで牛乳本来のおいしさ活かした乳製品をお届けしています。

自社牧場とストレスフリーな酪農
牧成舎には「鮎の瀬牧場」という自社牧場があり、ジャージー牛を中心に飼育しています。
広々とした牛舎で自由に動き回るストレスフリーな環境で育てることで、健康な乳牛から高品質なミルクが得られるよう配慮されています。
また、契約酪農家とともに、ホルスタイン牛とジャージー牛の両方からの生乳を活用し、風味豊かな乳製品を提供しています。

クラウドファンディングでの成功と地域との連携
新型コロナ禍により、学校給食の停止で牛乳の在庫が行き場を失う事態が発生しましたが、牧成舎はその危機に迅速な対応を取りました。
飛騨市長との共同記者会見を実施し、その模様は大きく報道されました。
その後に立ち上げたクラウドファンディングでは、「消費期限が迫る乳製品を捨てたくない」という率直な想いを訴えたことが共感を呼び、
目標の10倍以上、約500万円以上を集め、1300人以上の支援を得るという驚異的な成果につながりました。
この取り組みを通じて、地域や全国の支援者との絆を深め、経営の軌道修正にも成功した実績があります。
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自社牧場と契約酪農家の新鮮な飛騨の生乳100%で作るフレッシュモッツァレラチーズ。
鮮度にこだわり、集乳して24時間以内の新鮮な生乳で作っています。
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自社牧場と契約酪農家の新鮮な飛騨の生乳100%で作るフレッシュモッツァレラチーズ。
鮮度にこだわり、集乳して24時間以内の新鮮な生乳で作っています。
牧成舎のチーズの特徴は、柔らかく、口に入れるとジュワァっと広がる甘いミルクの味わいが特徴です。
昔ながらの製法で、手間暇をかけて美味しい乳製品を作っています。
モッツァレラチーズはミルクの味のみのため、サラダと合わせたり、
トマトとオリーブオイル・塩・胡椒と合わせてカプレーゼにしてお召し上がりいただくのがおすすめです。
モチモチの食感を生かすために、生の状態でお召し上がりいただくのが一番おすすめです。
◇注目キーワード◇
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岐阜県飛騨市
現在進捗情報はありません。
岐阜県飛騨市
岐阜県の最北端に位置する飛騨市。3,000mを越える飛騨山脈などの山々に囲まれ、総面積の約93%を森林が占めており、自然豊かで四季折々の魅力を五感で味わえます。
豊かな自然の中で、ミネラルたっぷりの清らかな水で育まれる「飛騨牛」は全国的に高い評価を得ているほか、日本酒や米の名産地でもあります。ユネスコ無形文化遺産に登録された「古川祭・起し太鼓」やノーベル物理学賞を2名輩出した世界最先端の研究施設「スーパーカミオカンデ」は飛騨市の自慢です。近年では大人気アニメ映画の舞台にもなるなど、魅力的な見どころで溢れています。
コメント投稿をありがとうございます!
あなたのその想いが
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投稿は順次、進捗情報ページへ反映されます。
反映まで数日かかることがあります。