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時代を超えて「なると第九」を未来に響かせたい―あなたの名前が鳴門市文化会館に刻まれる―

カテゴリー:伝統・文化・歴史 

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目標金額:6,000,000

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徳島県鳴門市(とくしまけん なるとし)

寄付募集期間:2025年10月4日~2025年12月31日(89日間)

徳島県鳴門市

プロジェクトオーナー

1918年6月1日、鳴門市大麻町の「板東俘虜収容所」にて、捕虜となったドイツ兵により、ベートーヴェンの「第九」交響曲がアジアで初めて全曲演奏されました。収容所所長の松江豊壽の人道的な処遇により生まれた、鳴門市民との心温まる交流は、まさに「第九」が持つ人類愛の精神を現した出来事でありました。
鳴門市文化会館では、毎年の恒例行事として「第九」演奏会が開催され、広く市民の皆さまに親しまれてきました。今回の耐震改修工事を経て、これからも引き続き「第九」の聖地として、皆さまに平和のシンフォニーを届けてまいります。

    ▲「第九」アジア初演100周年記念演奏会の様子

1918年6月1日、鳴門市にある板東俘虜収容所でドイツ兵捕虜によって、ベートーヴェン「第九」交響曲がアジアで初めて全曲演奏されました。

    ▲徳島オーケストラと合唱団 (注)Gregorczyk Johann のアルバムより

    ▲第九初演プログラム(捕虜となったドイツ兵の手により作成されました)

初演の背景には、収容所所長である松江豊壽をはじめとする、職員の捕虜に対する人道的な処遇や、捕虜と地域民との国境を越えた心温まる交流など、まさに「第九」が持つ人類愛の精神を体現した史実がありました。

    ▲松江豊壽所長

    ▲捕虜と地域民との交流の様子

その「人類愛」の精神は現在でも市民を中心に受け継がれ、毎年6月第一日曜日に開催している「第九」演奏会をはじめ、ドイツ・リューネブルク市との姉妹都市交流、友好のコスモス交流など、多くの活動が行われています。「第九」アジア初演、またその背景にある戦争の最中、国境を越え育まれた友好の絆。そして今なお鳴門市民に引き継がれている「第九」やドイツ兵捕虜が残してくれた財産。

これらが「なると第九」であり、他の「第九」にはない鳴門市固有の財産であるとともに、こうした背景を持つ「なるとの第九」は、鳴門市から世界に発信すべき誇りでもあります。

1982年(昭和57年)、鳴門市の文化の殿堂として落成した鳴門市文化会館を記念して、市民を中心に結成した『鳴門市「第九」を歌う会』による「第九」の大合唱が行われ、1918年(大正7年)の「第九」アジア初演から70年近くを経て鳴門市で平和のシンフォニーが奏でられました。

鳴門市文化会館では、国内外から多数の合唱団員が集まり、600人を超える大合唱団員とともに「第九」を奏でており、鳴門市の恒例行事として定着しました。

現在、耐震性能の不足により地震での倒壊の恐れがあることや、竣工から約40年以上が経過し、設備の老朽化などの課題を抱えていたことから令和3年4月より休館しています。

鳴門市は、これからも引き続き「第九」の聖地としての誇りを持ち、リニューアルした鳴門市文化会館から「第九」を皆様に届けてまいります。

工事スケジュール(予定)

令和9年2月 竣工
令和9年3月~5月 開館準備
       6月 リニューアルオープン

鳴門市文化会館耐震改修事業について
https://www.city.naruto.tokushima.jp/shisei/shisetsu/bunkakaikan_taishinkaishu/

寄附金の使い道

ベートーヴェン「第九」交響曲アジア初演の地であり、長きにわたって人々の思いを繋いできた歴史ある鳴門市文化会館のリニューアルのための経費の一部として活用させていただきます。

【目標金額に達しなかった場合の寄附金の取扱い】
目標金額に達しなかった場合も、本プロジェクトへの補助として活用させていただきます。

鳴門市長 泉 理彦からのメッセージ

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鳴門市長の泉理彦です。
鳴門市はドイツ兵捕虜によって、ベートーヴェンの「第九」交響曲がアジアで初めて演奏された「第九」の聖地です。この「人類愛」の精神は世代を超えて受け継がれ、昭和57年の鳴門市文化会館落成記念として「第九」演奏会が開催されて以来、鳴門市の「第九」は毎年の恒例行事として、ドイツと鳴門との友好の象徴でありつづけています。
鳴門市文化会館では、この「なると第九」演奏会をはじめ、幅広いジャンルの公演等が行われ、40年以上の長きにわたり市民に親しまれてきました。
今回の耐震改修工事を経て、これからも「第九」にまつわる「人類愛」の精神を引き継ぐとともに、地域での芸術・文化の拠点として市民に長く愛される施設づくりに努めてまいります。
「第九」アジア初演の地、鳴門で、是非「第九」を歌ってみませんか。
皆様の温かいご支援をよろしくお願いいたします。

特典の紹介

1万円以上のご寄附をいただいた方のうち、希望される方には、文化会館の客席背面にお名前を記銘したネームプレートを設置します。また、2万円以上のご寄附をいただいた方のうち、希望される方には、文化会館1階の通路に面した壁面に設置した銘板にお名前を記銘させていただきます。
寄附金額にかかわらず、ご希望により、ご寄附いただいた方のお名前をホームページで紹介します。
鳴門市民の方も特典を受けることが可能です。

①客席背面ネームプレート設置対象者
 1万円以上のご寄附をいただいた方のうち、希望される方

②銘板刻印の対象者・設置場所
 2万円以上のご寄附をいただいた方のうち、希望される方
 文化会館1階の通路に面した壁面
 ※銘板刻印希望者が多数の場合は設置場所を変更する可能性があります。

③設置時期等
 文化会館リニューアルオープンの令和9年6月を予定しています。
 刻印の内容確認のため、申し込みの際にご入力いただいた連絡先へ連絡させていただく場合がございます。
 皆さまの個人情報について、本事業に係る目的以外には使用しません。

【注意事項】

・寄附者は寄附者本人の氏名、寄附者の家族の氏名又は団体名を記銘するように求めることができます。
・申し込み1件につき、1名分(又は1団体分)の名前の刻印が可能で、連名での申し込みはできません。
・氏名は、漢字、ひらがな、カタカナで掲載します。
・架空の人物や肩書き、架空の団体名、ペットの名前、企業広告、キャッチフレーズ等は掲載できません。
・法律・条例に違反するもの、公序良俗に反するもの、権利侵害にあたるもの、政治性・宗教性のあるもの、その他不適切な名称は掲載できません。

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結果:-

現在進捗情報はありません。

徳島県鳴門市

鳴門市は四国の東北端に位置する海沿いの町。特に有名な「鳴門の渦潮」は、最大時速20kmにもなる鳴門海峡の潮流が生んだ奇跡の自然現象で、育まれた豊饒な海には自慢の味覚が盛り沢山!

さらに、海だけでなく、豊かな自然にも恵まれた鳴門市には、「なると金時」や「鳴門れんこん」など、四季折々の魅力が溢れています。ふるさと納税を通して、「渦の国 鳴門」の魅力を知っていただければ幸いです。