【子どもの貧困】見捨てない。あなたの支援で、子どもたちに食べ物とつながりを。
カテゴリー:子ども・教育
寄付金額 551,000円
目標金額:12,500,000円
- 達成率
- 4.4%
- 支援人数
- 23人
- 終了まで
-
60日
/ 91日
奈良県天理市(ならけん てんりし)
寄付募集期間:2025年10月2日~2025年12月31日(91日間)
奈良県天理市×認定NPO法人おてらおやつクラブ

本プロジェクトはふるさと納税の制度を活用し、集まった寄付金は全国47都道府県すべての「おてらおやつクラブ」の活動に充てられます。
認定NPO法人おてらおやつクラブは、国内の子どもの貧困問題の解決を目指し、お寺にお供えされる食品や日用品などの「おそなえ」を「おさがり」として、さまざまな事情で困りごとを抱える家庭や子どもたちへ「おすそわけ」しています。
※本プロジェクトにおいて、お礼の品はございません。
支援が必要な人に届いていない「子どもの貧困」の現実
「子どもの相対的貧困率」は2022年時点で11.5%となり、子ども(18歳未満)の9人に1人、実に約204万人の子どもたちが貧困で苦しんでいます。さらに、ひとり親世帯の相対的貧困率44.5%は、約2人に1人が貧困状態にあることを示しています。
経済的な困窮や心のしんどさ、まわりの目——。
さまざまな要因が重なり「たすけて」と声をあげられないまま、ひとりで抱え込んでしまう家庭があります。
特にひとり親家庭では、頼る先が見つからず、気づけば孤立してしまうことも少なくありません。
そうした家庭の多くが、行政や福祉の既存の支援制度にアクセスできておらず、支援が本当に必要な人に届いていない現実があります。おてらおやつクラブでは、こうした見えにくい困りごとに、地域のお寺ができる形で寄り添っています。
お寺の「おすそわけ」で、子どもたちとつながる
お寺には、地域の方々から「おそなえ」が寄せられます。おてらおやつクラブでは、それらを「おすそわけ」として活用し、支援が必要な家庭に食品や日用品を届けています。
活動の中で大切にしているのは、モノの支援だけでなく、「ひとりじゃないよ」「頑張りすぎないで」という想いをつなぐこと。
実際に「おすそわけ」を届ける中で、「居場所にも来られない子どもとつながれる」「子どもの孤立感がやわらぐ」「身近な支援につながるきっかけになる」といった効果を感じています。
「おすそわけ」を受け取ることで「他人に頼る」ハードルが下がり、地域の支援につながる第一歩になると考えています。
目指すのは「たよってうれしい、たよられてうれしい。」共助社会
おてらおやつクラブが実現したいのは「たよってうれしい、たよられてうれしい。」そんな温かみを感じられる社会です。
困りごとを抱えていたお母さん・お父さんや子どもが「たすけて」と声をあげたことで、誰かとのつながりが生まれ安心感を得られて、うれしい。
一方、困っている人を支援し、頼られることがその人にとっての喜びとなって、うれしい。
おてらおやつクラブはこれからも全国の「たすけて」と「たすけたい」をつなぐ場となり、すべての子どもが生まれた境遇を問わず、笑顔で暮らせる社会が実現することを願って活動を続けてまいります。
草の根で広がる「おてらおやつクラブ」
「認定NPO法人」であるおてらおやつクラブの活動は、子どもの貧困問題の解決に向けた市民活動として、日本全国の寺院、支援団体、企業、自治体との連携を深め、共助の仕組みとして草の根で広がっています。
支援を受けた家庭の声
「子どもの貧困」解決に向けた、私たちの取り組み
大型の支援施策の実施
2024年度は大型の支援施策として「夏のおすそわけ2024」と「歳末たすけあい2024」を実施しました。
家計負担が大きくなりがちな夏休みと年末を実施時期に定め、多くのお寺さまや皆さまからのご寄付・ご寄贈のおかげで、昨年を上回るのべ4,833世帯におすそわけを届けることができました。
2025年度も同様に「夏のおすそわけ2025」を実施し、全国2,500世帯のひとり親家庭へおすそわけを届けました。冬もお届けできるよう準備を進めているところです。
私たちの活動が書籍になりました
2024年には、食品ロス問題ジャーナリスト・井出留美さんの手により『おてらおやつクラブ物語 子どもの貧困のない社会をめざして』が出版されました。
おてらおやつクラブが生まれるきっかけとなった事件や、日本の貧困問題・食品ロスの深刻さ、子どもの貧困の見えづらさなど、貧困にまつわる社会問題について具体的にまとめられています(書籍の印税の一部は、おてらおやつクラブの活動に寄付されます)
「たすけてと言える社会」をつくるために
おてらおやつクラブは、皆さまからのご寄付に支えられながら、地域の中で少しずつ支援の輪を広げてきました。
こうした取り組みをすすめていけるのも、日々のご寄付・ご寄贈・おそなえ・ボランティア・情報のシェアなど、皆さまがそれぞれの暮らしの中でおてらおやつクラブの活動を気にかけてくださったおかげです。皆さまのあたたかなご支援があってこそ、私たちの活動はここまで歩んでくることができました。
皆さまが無理のないかたちで差し出してくださった想いが、誰かの手元へ届いています。
そうした想いやつながりが、日本中で静かに、けれど確実に広がっています。
このつながりをこれからも絶やさぬように、引き続きご支援・ご協力をよろしくお願い申し上げます。
寄付金の使い道
お預かりしたご寄付は、全国のひとり親家庭の子どもたちに「おすそわけ」を届けるための発送費などの運営費として大切に活用させていただきます。
※目標金額に達しなかった場合、目標金額以上になった場合でも、本事業のために活用させていただきます。
FAQ(よくあるご質問)
Q. なぜ、奈良県天理市へのふるさと納税になるのですか?
A:本プロジェクトは、天理市との連携で実施しています。ふるさと納税の制度を活用し、寄付金が「おてらおやつクラブ」の活動に充てられます。
Q. ワンストップ特例制度は利用できますか?
A:はい。ご希望の方には自治体から申請書類をお送りします。所定の期日までに返送いただくことでご利用可能です。
Q. 県内在住ですが寄付できますか?
A:はい、県内在住の方も寄付可能です。ただし税控除の条件については総務省HPをご確認ください。
代表からのメッセージ
認定NPO法人おてらおやつクラブ 代表理事 松島靖朗
子どもたちに、我慢ではなく"選ぶ力"を
おてらおやつクラブは、子どもの貧困という深刻な課題に向き合い、とくに困窮度の高い母子家庭の子どもたちを支えています。
子どもの世界はとても狭く、大人からすれば小さなことでも大きな不安や苦しみになります。
だからこそ、子どもたちに「選ぶことができる」機会を届けたいです。
おすそわけを受け取った少年から手紙が届きました。
「おぼうさんへ、和菓子はもういいのでポテトチップスをください」
生意気やなと思いましたが、我慢を重ねてきた少年がようやく子どもらしい姿を見せてくれたと気づいたとき、本当に嬉しかったのです。
自分の欲しいものを選び、それを声にできること。
──それこそが未来を広げる一歩になるのだと確信しました。
子どもたちが安心して「選ぶことができる」笑顔あふれる社会をつくるために活動を続けてまいります。どうか応援をお願いいたします。
SNSでも応援よろしくお願いします!
FacebookやX、Instagramなど、おてらおやつクラブのSNSアカウントをフォローして、流れてくる投稿への「いいね」や「RT・シェア」、「#おてらおやつクラブ」のハッシュタグを入れた投稿などでご協力ください。ブログ記事を書いていただくことも歓迎です。
ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!
ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。
控除上限額かんたんシミュレーション
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2025年11月01日 12:00
【お知らせ】書籍『おやつのおぼうさん』が12月9日発売です
食品ロス問題ジャーナリストの井出留美さんが書いた新刊、
『おやつのおぼうさん おすそわけで子どもたちを笑顔に!』が、2025年12月9日(火)にくもん出版から刊行されます。
本書では、認定NPO法人おてらおやつクラブの代表・松島靖朗のこれまでの歩みや、団体が生まれた背景、日本の貧困や食品ロスの現状、そして「おすそわけ」で社会を少しずつ変えていく人たちの思いをわかりやすく紹介しています。小中学生から大人まで、幅広い世代で楽しめる一冊です。
書籍の印税の一部は、おてらおやつクラブの活動に活用されます。全国のひとり親家庭の子どもたちへ「おすそわけ」を届けるために、大切に使わせていただきます。
▼詳細はおてらおやつクラブwebサイトのお知らせをご覧ください。
https://otera-oyatsu.club/
◼︎書籍情報
著者:井出留美(食品ロス問題ジャーナリスト)
発売日:2025年12月9日(火)
出版社:くもん出版
◼︎ご購入(ご予約)
各オンライン書店でご予約を受付中です。
そのほか全国の書店やオンライン書店でもお求めいただけます。
ぜひ手に取って、活動や子どもたちのことを知るきっかけにしていただけたら嬉しいです。もっと見る
奈良県天理市
奈良県天理市
天理市は、昭和29年4月1日、奈良県下で四番目の都市として誕生し、宗教文化都市として着実に発展を遂げてまいりました。
私たちのまち“天理市”は、緑あふれる“大和青垣”に抱かれ、卑弥呼の里を思わせる黒塚古墳から出土した多数の三角縁神獣鏡等、数多くの文化財をはじめ、日本最古の道といわれる“山の辺の道”が現存するなど、歴史と自然が一体となって息づいている“まち”です
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