【ネクストゴール800万円に挑戦中!】創造的教育×地域共育ー天理市御経野児童館で新たなこどもの居場所と賑わいをー
カテゴリー:子ども・教育
寄付金額 7,430,000円
目標金額:5,000,000円
- 達成率
- 148.6%
- 支援人数
- 136人
- 終了まで
- 受付終了
奈良県天理市(ならけん てんりし)
寄付募集期間:2025年9月12日~2025年12月10日(90日間)
奈良県天理市×アトリエe.f.t.

天理市×アトリエe.f.t
こどもを取り巻く環境が大きく変化する中で、従来の学校や家庭だけでは支えきれない「学び」「つながり」「居場所」の不足が全国的な課題となっています。特に、不登校や生きづらさを抱える子どもたちに対して、安心して過ごし、主体性を育む拠点の必要性が高まっています。
こうした背景を受け、天理市は「つくるを通して生きるを学ぶ」を理念に、27 年間にわたり子どもたち と向き合ってきた 一般社団法人みちをつくる(アトリエ e.f.t.) と連携し、老朽化した御経野児童館をリノベーションして、子どもと大人が共に学び合う新たな学び・交流拠点 「e.f.t. College of Arts」を整備します。
本拠点では、主体性や創造性を育む アートスクールや子どもアトリエ の運営に加えて、地域に開かれた交流スペースや学び合いの研修室を設けることで、世代を超えたコミュニティづくりを進めます。さらに、隣接するグラウンドを森へと再生し、自然と共に学べる新しい公共空間として整備します。
このプロジェクトは、天理市にとどまらず、全国の自治体や教育現場に新たなモデルを発信することを目指しています。
※本プロジェクトでは、お礼の品のご用意はありません。いただいたご支援はすべて、拠点整備および学びの環境づくりに活用いたします。
ー新しい学びのはじまりを、天理から。
はじめまして。アトリエe.f.tの吉田田タカシで す。 2027年4月の完成を目指して、「すべての子どもが主体的に学び 、大人が 価値観をアップ デ ートする仕組み」を備えた新しい学校「e.f.t. college of arts」を創設します。 天理市と協働し、教育システムを作り直す新しいモデ ルとして全国に広げ 、日本の教育を変えていきます。
27 年前、僕たちは大阪でアトリエ e.f.t.を始めました。 絵を教える教室ではなく、「つくるを通して、生きるを学ぶ 」場所として 。 そして、e.f.t.から生まれた「チロル堂(2022 年グ ッド デ ザ イン賞大賞 )」そして「トーキョーコーヒー (2025年キッズデザイン協議会会長賞受賞)」は、地域の大人たちの価値観を変えています。
そして今、奈良県天理市で 、教育と福祉と地域をつなぐ 新たな拠点「e.f.t. College of Arts」を立ち上げます。
ここは、こども達が主体的に学び 、大人が価値観をアップデートで きる場所。 人生も、社会も、幸せの価値観さえも、自分たちの手でつくることを取り戻すための拠点です。
ーなぜ今、この拠点が必要なのか
日本では35 万人のこどもたちが 、学校へ行かない選択をしています。求められるキャラクターを演じたり、周囲に合わせたり。胸の奥で息をひそめている子もいます。こども達が弱くなったからではありません。「正解のない時代」に、大人も社会もまだ追い付けていないのです。
社会や働き方の変化、価値観の多様化の中で 、大人たちもまた、「もう一度、学び直せる場所」「自分の生き方を問い直せる場」を求め始めています。
だからこそ、必要なのは新しい学びの拠点です。正解を暗記するだけの学びだけでは、これからの時代を生き抜くことはできません。必要なのは、倫理的で持続可能な価値観をもち、クリエイティブな思想で「みちをつくる」人を育てる学びです。
天理市の児童館をリノベーションして、それが叶う場所をつくり全国へと広げていきます。
ーこどもも大人もクリエイティビティを刺激
中高生・大学生・大人が学び、誰もが本領発揮できるように個性・特性を活かして伸ばします。※高校卒業資格が取得できる高等部を設置。※「翠山大学」(2027年4月開校予定の文部科学省認可の大学)サテライトキャンパスとしても開学予定。
◇子どもあとりえ
意欲・主体性・創造性、生きる力を育みます。
◇企業・教員・PTA研修
年代や職業にかかわらず、多様な大人が学びあいます。
◇コミュニティ活動
地域で子育て・大人も子どももつながる居場所です。
◇交流スペース
笑い声も安心感も地域活動の拠点です。
ーなぜあなたの力が必要なのか
児童館をリノベーションして拠点づくりをします。総額2億7,000万円の準備が必要です。このうち、今年度中に1億5,000万円を集めることが、着工に向けた最低条件となっています。企業版ふるさと納税でもご支援をお願いしています。
●主なプロジェクト費用・校舎改修1億円
・グラウンドを森に改修5,000万円
・外構整備1,000万円
・駐車場整備800万円
・1年分の運転資金5,000万円
・教具、備品、バス等5,000万円
・開校準備資金1,000万円
このプロジェクトに、返礼品はありません。
それでも僕たちは、あなたに呼びかけます。人生も、社会も、幸せの価値観さえも、自分たちの手でつくっていい。教育は、もっと自由で楽しくて、開かれたものであっていい。この先、未来をつくる子どもたちは、今、大人がつくる社会に生きるから。今こそ、一緒にみちをつくる仲間になってください。教育を考えることは未来への誠意だと思って取り組んでいます!この挑戦にどうかお力添えをよろしくお願いします。
天理市長 並河 健
「つくるを通していきるを学ぶ」のアトリエe.f.t.と天理市が共に創る「e.f.t. カレッジ・オブ・アート」は、日本の教育・子育て、地域の絆づくりを本気で変えることを目指します。
天理市は、市の教育大綱を「ひとりひとりの『しなやかさ』を育む『共育』へ」と題し、画一的な教育によって社会が必要とする人材を「製造」することが目的ではなく、次の時代を生きる人間が、幸せに生きていくための力を共に育むと宣言しました。地域連携型学校「みんなの学校」プロジェクトや、先生方がこども達に向き合うことに集中するための仕組み「ほっとステーション」などは、全てその思いに根ざしています。
「チロル堂」や「トーキョーコーヒー」などの社会事業を手掛け、こども達と本気で向き合い続けてきた吉田田タカシさんはじめアトリエe.f.t.と一緒なら、しっかりとこども理解に根ざした教育が実現できると信じています。誰もいきづらさを感じなくていい、安心できる居場所づくりを通じて、主体的に自分の道を拓いていけるこども達を育んでいくために、皆様の御協力をよろしくお願いします。
事業実施にあたり
天理市を含め全国的な問題として、情報通信技術の急速な発展や地球環境の激変により、こどもを取り巻く環境は深刻さを増しています。不確実性が増した社会では決められた正解がなく、多くのこどもが「生きづらさ」を抱え、不登校の件数や自殺者数は年々最多を更新しています。また、価値観や生活様式の変容、SNS等により情報が過度に錯綜する社会情勢下では、子育てに関して不安や孤独・孤立感を感じる家庭も多く、児童虐待件数も増加の一途にあります。
このような状況において、こどもや保護者の「孤立感」・「生きづらさ」の解消や安心安全に過ごすことができる「居場所づくり」は、本市の喫緊の課題と捉え、天理市ならではの「こどもの居場所づくり」を、天理市御経野児童館の施設を拠点にしてアトリエe.f.t.と取り組みます。
アトリエe.f.t.とは
アトリエe.f.t.(イーエフティー)は、1998年に吉田田タカシ氏が大阪芸術大学在学中に設立したアートスクールで、「つくるを通して いきるを学ぶ」という独自の教育理念のもと、多様な教育活動を展開しています。アートを単なる表現技術としてではなく、人生を豊かに生きるための手段として捉え、学校教育では対応しきれない多様なこどもたちに学びの場を提供しています。
1. 基本理念
「つくるを通していきるを学ぶ」の実践
「たのしいにいのちがけ」をモットーに、楽しさを軸にした教育を展開
一人ひとりの個性や独自性を尊重し、自己肯定感を育む環境づくり
自分の感覚や感情を大切にする「フェルトセンス」(内面的に感じ取る感覚)の育成
2. 主要な教育プログラム
こども向けアート教室や一般向け創作コース、美術大学受験対策コースまで展開しており、個性を尊重し、自分のペースで取り組める一人ひとりに寄り添った授業で、描画、立体、工作など多様な表現方法を通じて自身や意欲、創造性を育みます。
3. 社会的活動と支援プログラム
「トーキョーコーヒープロジェクト」
不登校のこどもとその保護者を支援する全国的な取り組みで、「登校拒否」のアナグラム(文字入れ替え)から命名されています。
トーキョーコーヒーは、不登校を「個性」として肯定的に捉え直し、学校に行かないこどもを持つ親や活動に賛同する大人が集まり、創作活動や体験を通じて学び合う場所です。大人が楽しく活動する姿を見ながら、こどもは何に捉われることなく自由に時間を過ごすことにより、自己肯定感と意欲を高めます。また、こどもの成長やイキイキする姿を見て、保護者が抱く悩みや孤立の解消・予防を図ることができる親子が共に育まれる循環型【共育】プログラムです。
2022年8月の事業開始以降、全国で400カ所以上に拡大しており、各所で高い社会的評価を受けています。
「まほうのだがしやチロル堂」
チロル堂は、生駒市にある食堂兼駄菓子屋、集会場、地域の居場所としての複合的な機能を持っている施設です。大人に対する商品やサービスに「寄付」の要素を組み込み、地域みんなでこどもの支援を行う「まほう」の仕組みで運営されています。
こどもから大人まで誰もが居心地よく過ごせる居場所で、こどもたちは自由に楽しみ、大人たちも集い賑わいを生み出し、季節行事や伝統文化に関連するイベントからオリジナリティ溢れるイベントを開催するなど、世代を超えた交流の場として、また地域コミュニティの核として機能しています。
全国各地で「まほうのだがしや」の理念に賛同する人も多く、全国各地で類似の取り組みが行われており、グッドデザイン賞を受賞するなど、こちらも高い社会的評価を得ております。
天理市でアトリエe.f.t.が行うこと
社会包摂的養育事業としてのアートスクール
「トーキョーコーヒープロジェクト」
「まほうのだがしやチロル堂」
オープンスペースとしてのキッチン&カフェ
その他各種コミュニティ活動(ポップアップショップ、移動図書館、ヨガ教室等)
事業により期待される効果
アトリエe.f.t.との協働により、さまざまな生きづらさを抱えるこどもや大人の居場所を創出するとともに、「精神的インフラ」を提供します。地域におけるコミュニティの繋がりを創出し、「地域でこどもを育てる」という機運を醸成します。
また、アトリエe.f.t.は、「人間形成がまちづくりにつながる」という考えのもと、地域資源の再活用と文化・人材の循環を軸としたソーシャルデザイン事業を実施しており、天理市の既存の教育・児童福祉施策と有機的に連携することにより、自律共生する地域社会の実現を目指します。
寄付金の使い道
令和9年度の事業開始を目指し、児童館施設の改修及び環境整備、教材・備品購入等の運営資金として使わせていただきます。
※目標金額に達しなかった場合、目標金額以上になった場合でも、本事業のために活用させていただきます。
リンク集
ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!
ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。
控除上限額かんたんシミュレーション
FAQ
■Q.ふるさと納税とは?
A:生まれた故郷や応援したい自治体に寄付ができる制度です。
手続きをすると、寄付金のうち2,000円を超える部分については所得税の還付、住民税の控除が受けられます。
あなた自身で寄付金の使い道を指定できる魅力的な仕組みです。
■Q. ワンストップ特例制度とは?
A:ふるさと納税をした後に確定申告をしなくても寄付金控除が受けられる便利な仕組みです。「寄附金税額控除に係る申告特例申請書」に必要事項を記入して、寄付した自治体に送るだけなので、とってもかんたん!寄付金上限額内で寄付したうち2,000円を差し引いた金額が住民税から全額控除してもらえます。
■Q. 天理市民でもふるさと納税できますか?
A:できます。県外の方と同様、通常の手続きを行うことで、ふるさと納税による税額控除を受けられます。
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2025年12月11日 09:05
プロジェクトを終えて
この度は、天理市と一緒に動かしている「e.f.t. college of arts」ガバメントクラウドファンディングへご支援いただき、本当にありがとうございました。
おかげさまで無事に目標を達成できました!!
僕たちがつくろうとしているのは、日本中の子ども達がワクワクしながら主体的に学べるように、教育の変革です。
いただいたご支援は、そのはじまりとなる天理市における建物のリノベーションや環境づくりにダイレクトに活かし、次の世代がのびのびと「自分のみち」を切り拓いてゆける社会になるよう、大切に使わせていただきます。
これからの歩みもぜひ見届けてください。よろしくお願いいたします。
一般社団法人みちをつくる/アトリエe.f.t.
代表 吉田田タカシ
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2025年11月21日 14:49
ご支援への御礼と今後のお願い
このたびは、「創作活動を通じた『こどもの新たな居場所づくり』事業」に多大なるご支援を賜り、目標額500万円を達成することができました。
全国の皆さまからの温かいご寄附と応援に心より感謝申し上げます。
皆さまのご支援により、天理市御経野児童館を拠点としたアトリエe.f.t.との協働事業が大きく前進します。
こどもたちが安心して創作活動に取り組み、自分らしさを表現できる居場所づくりの第一歩を踏み出すことができました。
目標達成を受け、ネクストゴール800万円を設定いたしました。
追加でいただくご寄附は、グラウンドを森にするために活用させていただきます。
天理市は、生きづらさを感じるこどもたちが、創作活動を通じて自己肯定感を育み、幸せに生きる力を育むことができる環境づくりを目指しています。
ネクストゴールの達成により、より多くのこどもたちに寄り添い、持続可能な居場所づくりを実現してまいります。
皆さまと共に、すべてのこどもが自分らしく過ごせる居場所を育ててまいります。引き続きのご理解とご協力を、どうぞよろしくお願いいたします。もっと見るまだコメントはありません
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奈良県天理市
天理市は、「ひとりひとりの『しなやかさ』を育む『共育』へ」と題した教育大綱を作成し、日本の教育・子育てを本気で変えようと取組んでいます。
私たちの目的は、個人を所属する集団の一員へと育成し、社会が必要とする人材を「製造」することではありません。次の時代を生きる人間が、幸せに生きていくための力を共に育むことを目指しています。
天理市の「ほっとステーション」は、心理士(師)や弁護士などの専門家がチームとなって学校と連携し、教育と福祉が一体となって、こどもや子育て家庭の悩みや生きづらさを和らげています。教職員の退職・休職が激減し、文科省と子ども家庭庁のモデル事業に認定され、全国からの視察も相次いでいます。
また、習熟度も家庭環境も多様な公教育において、毎日が楽しくなる授業づくりに向けて、市内全ての学校から有志が集まって探究しています。
「こどもまんなか」の教育を実現するためには、まず徹底した「こども理解」が根っこになければならないと、天理市は信じています。この考えに基づき、天理市はアトリエe.f.t.と連携協定を2025年9月に締結しました。
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あなたのその想いが
プロジェクトを動かしています。
投稿は順次、進捗情報ページへ反映されます。
反映まで数日かかることがあります。