創造的教育×地域共育ー天理市御経野児童館で新たなこどもの居場所と賑わいをー

カテゴリー:子ども・教育 

main_img

寄付金額 0

0%

目標金額:5,000,000

達成率
0%
支援人数
0
終了まで
90
/ 90

奈良県天理市(ならけん てんりし)

寄付募集期間:2025年9月12日~2025年12月10日(90日間)

奈良県天理市×アトリエe.f.t.

プロジェクトオーナー

天理市では、「やあやあやあ!たのしいにいのちがけ」でお馴染みの吉田田タカシ氏が率いるアトリエe.f.t.とタッグを組み、御経野児童館の施設を利用してこどもの居場所づくりと地域の賑わいを創出する事業を行います。
具体的には、様々な悩みや生きづらさをを抱える居場所がないと感じるこどもたちを中心に、アートやデザイン教育を通じて『自己形成』と社会的なつながりを支えながら『生きる力』を育むクリエイティブスクールを運営します。また、児童館敷地内に地域の皆さまに開かれたオープンスペースを設け、地域の皆様が集い、賑わいを創出しつつ、地域全体でこどもを支える地域コミュニティの活性化事業を行います。
このプロジェクトは、天理市における生きづらさを抱えるこどもの居場所づくりの推進に寄与し、更には地域の賑わいのなかこどもを支えあう仕組みを創出することにより、児童福祉の増進と地域振興に貢献します。

※本プロジェクトにおいて、お礼の品はございません。

創造的教育×地域共育~新たなこどもの居場所と賑わいを~

アトリエe.f.t. 代表 吉田田タカシ

アトリエe.f.t.は天理市に拠点を移し、27年かけて磨き上げた「すべてのこどもが主体的に学び、大人が価値観をアップデートする仕組み」を備えた新しい学校――e.f.t.college of artsを創設します。行政と協働し、教育システムをつくり直すその実践モデルを全国に広げ、日本の教育を変えていきます。
僕たちは、倫理的で持続可能な価値観をもち、クリエイティブな思想で「みちをつくる」人を育てることこそ、この国に山積する課題を根治する唯一の処方箋だと信じています。第一歩として、児童館をリノベーションし、教育・福祉・地域をつなぐ拠点に生まれ変わらせます。
教育を考えることは未来への誠意。この挑戦に、どうかお力添えください。

アトリエe.f.t. 代表 吉田田タカシ
一般社団法人みちをつくる 代表理事 吉田田タカシ

事業実施にあたり

天理市を含め全国的な問題として、情報通信技術の急速な発展や地球環境の激変により、こどもを取り巻く環境は深刻さを増しています。不確実性が増した社会では決められた正解がなく、多くのこどもが「生きづらさ」を抱え、不登校の件数や自殺者数は年々最多を更新しています。また、価値観や生活様式の変容、SNS等により情報が過度に錯綜する社会情勢下では、子育てに関して不安や孤独・孤立感を感じる家庭も多く、児童虐待件数も増加の一途にあります。

このような状況において、こどもや保護者の「孤立感」・「生きづらさ」の解消や安心安全に過ごすことができる「居場所づくり」は、本市の喫緊の課題と捉え、天理市ならではの「こどもの居場所づくり」を、天理市御経野児童館の施設を拠点にしてアトリエe.f.t.と取り組みます。

アトリエe.f.t.とは

アトリエe.f.t.(イーエフティー)は、1998年に吉田田タカシ氏が大阪芸術大学在学中に設立したアートスクールで、「つくるを通して いきるを学ぶ」という独自の教育理念のもと、多様な教育活動を展開しています。アートを単なる表現技術としてではなく、人生を豊かに生きるための手段として捉え、学校教育では対応しきれない多様なこどもたちに学びの場を提供しています。

1. 基本理念

「つくるを通していきるを学ぶ」の実践
「たのしいにいのちがけ」をモットーに、楽しさを軸にした教育を展開
一人ひとりの個性や独自性を尊重し、自己肯定感を育む環境づくり
自分の感覚や感情を大切にする「フェルトセンス」(内面的に感じ取る感覚)の育成

2. 主要な教育プログラム

こども向けアート教室や一般向け創作コース、美術大学受験対策コースまで展開しており、個性を尊重し、自分のペースで取り組める一人ひとりに寄り添った授業で、描画、立体、工作など多様な表現方法を通じて自身や意欲、創造性を育みます。

3. 社会的活動と支援プログラム

「トーキョーコーヒープロジェクト」

不登校のこどもとその保護者を支援する全国的な取り組みで、「登校拒否」のアナグラム(文字入れ替え)から命名されています。

トーキョーコーヒーは、不登校を「個性」として肯定的に捉え直し、学校に行かないこどもを持つ親や活動に賛同する大人が集まり、創作活動や体験を通じて学び合う場所です。大人が楽しく活動する姿を見ながら、こどもは何に捉われることなく自由に時間を過ごすことにより、自己肯定感と意欲を高めます。また、こどもの成長やイキイキする姿を見て、保護者が抱く悩みや孤立の解消・予防を図ることができる親子が共に育まれる循環型【共育】プログラムです。

2022年8月の事業開始以降、全国で400カ所以上に拡大しており、各所で高い社会的評価を受けています。

「まほうのだがしやチロル堂」

チロル堂は、生駒市にある食堂兼駄菓子屋、集会場、地域の居場所としての複合的な機能を持っている施設です。大人に対する商品やサービスに「寄付」の要素を組み込み、地域みんなでこどもの支援を行う「まほう」の仕組みで運営されています。

こどもから大人まで誰もが居心地よく過ごせる居場所で、こどもたちは自由に楽しみ、大人たちも集い賑わいを生み出し、季節行事や伝統文化に関連するイベントからオリジナリティ溢れるイベントを開催するなど、世代を超えた交流の場として、また地域コミュニティの核として機能しています。

全国各地で「まほうのだがしや」の理念に賛同する人も多く、全国各地で類似の取り組みが行われており、グッドデザイン賞を受賞するなど、こちらも高い社会的評価を得ております。

天理市でアトリエe.f.t.が行うこと

社会包摂的養育事業としてのアートスクール
「トーキョーコーヒープロジェクト」
「まほうのだがしやチロル堂」
オープンスペースとしてのキッチン&カフェ
その他各種コミュニティ活動(ポップアップショップ、移動図書館、ヨガ教室等)

事業により期待される効果

アトリエe.f.t.との協働により、さまざまな生きづらさを抱えるこどもや大人の居場所を創出するとともに、「精神的インフラ」を提供します。地域におけるコミュニティの繋がりを創出し、「地域でこどもを育てる」という機運を醸成します。

また、アトリエe.f.t.は、「人間形成がまちづくりにつながる」という考えのもと、地域資源の再活用と文化・人材の循環を軸としたソーシャルデザイン事業を実施しており、天理市の既存の教育・児童福祉施策と有機的に連携することにより、自律共生する地域社会の実現を目指します。

寄付金の使い道

令和9年度の事業開始を目指し、児童館施設の改修及び環境整備、教材・備品購入等の運営資金として使わせていただきます。

※目標金額に達しなかった場合、目標金額以上になった場合でも、本事業のために活用させていただきます。

リンク集

アトリエe.f.t.ホームページ

トーキョーコーヒーホームページ

まほうのだがしやチロル堂ホームページ

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

FAQ

■Q.ふるさと納税とは?

【ふるさと納税について】詳しくはこちら

A:生まれた故郷や応援したい自治体に寄付ができる制度です。
手続きをすると、寄付金のうち2,000円を超える部分については所得税の還付、住民税の控除が受けられます。
あなた自身で寄付金の使い道を指定できる魅力的な仕組みです。

■Q. ワンストップ特例制度とは?

【ワンストップ特例制度】に関して、詳しくはこちら

A:ふるさと納税をした後に確定申告をしなくても寄付金控除が受けられる便利な仕組みです。「寄附金税額控除に係る申告特例申請書」に必要事項を記入して、寄付した自治体に送るだけなので、とってもかんたん!寄付金上限額内で寄付したうち2,000円を差し引いた金額が住民税から全額控除してもらえます。

■Q. 天理市民でもふるさと納税できますか?

A:できます。県外の方と同様、通常の手続きを行うことで、ふるさと納税による税額控除を受けられます。

現在進捗情報はありません。

奈良県天理市

天理市は、昭和29年4月1日、奈良県下で四番目の都市として誕生し、宗教文化都市として着実に発展を遂げてまいりました。
私たちのまち“天理市”は、緑あふれる“大和青垣”に抱かれ、卑弥呼の里を思わせる黒塚古墳から出土した多数の三角縁神獣鏡等、数多くの文化財をはじめ、日本最古の道といわれる“山の辺の道”が現存するなど、歴史と自然が一体となって息づいている“まち”です