• TOP
  • 受付中プロジェクト
  • HSCの子ども(ひといちばい敏感な子)が安心できる学校を南砺市に。 約35万人の不登校問題に向き合う挑戦

HSCの子ども(ひといちばい敏感な子)が安心できる学校を南砺市に。 約35万人の不登校問題に向き合う挑戦

カテゴリー:子ども・教育 

main_img

寄付金額 0

0%

目標金額:2,000,000

達成率
0%
支援人数
0
終了まで
90
/ 90

富山県南砺市(とやまけん なんとし)

寄付募集期間:2025年9月16日~2025年12月14日(90日間)

ユニセキベース/オルタナティブスクールひとつ

プロジェクトオーナー

全国で35万人の子どもたちが、いま学校に通えていません。その多くは、生まれつき感受性が高く、周囲の刺激に敏感な「HSC(ひといちばい敏感な子)」です。
教室のにぎやかさや複雑な人間関係に心と体が疲れ切り、居場所を失ってしまう子がたくさんいます。

HSCは5人にひとりいるといわれ、人の気持ちや場の空気を敏感に感じ取ります。音や光、匂い、温度、人間関係の変化など、あらゆる刺激に反応する繊細な特性は、やさしさと想像力にあふれている素晴らしい感受性である一方、公立小学校の学校生活では大きな負担になり、不登校につながることがあります。

私たちは、そんな子どもたちが「安心して学べる」学校を南砺市につくりました。小さなオルタナティブスクール「ひとつ」です。少人数で、一人ひとりの個性とペースを大切にし、地域の人や自然とふれあいながら学ぶ場所です。教科の枠にとらわれず、自分の興味を深める学びや、地域での体験活動を通して、自分を大切に思える気持ちや人とのつながりを育みます。

この居場所を守り、南砺市からさらに広げていくために
子どもたちに「自分らしく生きていい」と伝えるために
どうかあなたの力を貸してください。

なぜこのプロジェクトが始まったの?

きっかけは、代表の息子が描いた一枚の絵と「僕みたいな子が安心していられる場所をつくりたい」という一言でした。

代表の野村は自身もHSCの子どもを育てる母親です。学校に通えない日々が続き、自分を責め、孤立感に押しつぶされそうになった経験があります。
そんな中、学校や支援者と協力しながら学びの場を探すなかで、多くの子どもたちが「学校に行きたいのに行けない」と苦しんでいること、
そしてその思いを受け止められる「安心して話せる場所」の必要性に気づかされました。

この思いに共感した、教育や地域活動に熱意のある仲間たちが集まりました。
私たちが目指すのは、子どもが「自分で決める」ことができる学校です。時間割や学びの内容も、できる限り子ども自身が選びます。

井波の町全体を学びの場とし、地元の木彫職人から伝統工芸を学ぶなど、地域とのつながりを通じて子どもたちの自信と誇りを育てます。
この「ひとつ」(学校)は、子どもたちのやさしさや想像力が自然に花開く場所です。

息子の一言から始まった小さな火は、仲間や地域の力によって今、大きな灯、あなたの応援が必要です。

スクールの活動の様子は、こちらから↓
                                                                                                                              

代表の息子さんが描いた絵

プロジェクト詳細

(1)公立小学校に行きたいのに行けない子どもたちへ、学びの選択肢を提供

少人数、個別最適化のオルタナティブスクールを運営し、子ども一人ひとり特性やペースに応じた学びを提供し、不登校やHSCなど既存の教育環境で困難を抱える子どもたちが、安心して学び続けられる環境を整えます。

(2)地域全体を「教育」とし、交流を通じて地域に愛着と誇りを育む

地域の職人、農家、企業など幅広い世代・職種の人々と交流できる体験活動を実施することで、不登校の子どもたちに寄り添う地域社会を目指します。

(3)HSCや類似特性を持つ子どもと保護者が安心できる居場所の提供

・保護者同士が体験や悩みを共有できる「語り合いの場」を定期開催
・親子で楽しめるワークショップを通じて、家庭内の安心感や相互理解を深めます。

(4)HSCへの理解促進活動

医師や専門家を招いた講演会や、教育関係者・地域の方、保護者向けの研修会を実施し、誤解や偏見をなくし、誰もが安心して過ごせる地域社会の実現を目指します。     

寄附者のみなさまへ

寄附金の使い道

今回、皆様からいただく寄付金は、以下の費用に充てさせていただきます。

・HSCへの理解を深めるための講演会開催費
・少人数学習や体験活動に必要な教育・研修費用および教材費
・子どもたちに寄り添うスクールスタッフの人件費

保護者の負担を軽減、すべての子どもが自分に合った学びの場を得られるよう、いただいたご支援は大切に、最大限活用いたします。

ユニセキベースからのメッセージ

ユニセキベースメンバー

この学校の名前は「ひとつ」。子どもが名付けたこの名前には、「もうひとつの学校」「人とつながる」「ここから始まる」そんなたくさんの願いが込められています。

私たちが出会ってきた子どもたちは、とても繊細で、やさしく、感じ取る力にあふれた存在です。けれど、教室という空間で過ごすことが難しかったり、人との関わりで心が疲れてしまったり...。その結果、自信をなくし、自分の居場所を見失ってしまうことも少なくありません。

だからこそ「そのままの自分で大丈夫」と感じられる場所。公立の小学校という枠にはおさまらなくても、仲間と出会い、自分のペースで学びながら、笑顔を取り戻せる場所。それが、私たちの目指す「ひとつ」です。
今は、不登校を経験した子どもたちや、公立の小学校で過ごすことが難しい子どもたちが集まってきています。将来的には「最初から公立の小学校とは違う学びを選びたい」と願ってやって来る子どもたちにとっても、ひとつの選択肢となれる未来を思い描いています。

一人ひとりの小さな一歩。その一歩の中で、安心できる時間を持ち、笑顔を取り戻す子どもたちがいます。そして私たちは、その笑顔がこれからの未来を照らしていくことを信じています。

子どもたちの安心と可能性を、一緒に育ててください。
仲間として、あなたの力を貸してください。             

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

現在進捗情報はありません。

富山県南砺市

南砺市は、豊かな自然に抱かれ、独自の風土に根ざした歴史や文化を育んできたまちです。
命が咲き誇る春、情熱がきらめく夏、実りと哀愁の調べが彩る秋、一面の雪景色にも温もりが感じられる冬と、
日本の原風景が息づく南砺の里山では、四季を通じて人と自然が調和しゆったりとした時間が流れています。
中でも、山間部には平成7年世界文化遺産に登録された「五箇山合掌造り集落」があり、まるで昔話に出てくるような
懐かしい風景が今も残っています。ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで3つ星評価をいただき、世界中からお客様が来訪されます。
また300年の伝統を誇る「城端曳山祭」(毎年5月4日・5日開催)は、平成28年にユネスコ無形文化遺産に登録されました。
平成30年には「木彫刻のまち井波」の歴史・文化の魅力を伝えるストーリー≪宮大工の鑿(のみ)一丁から生まれた木彫刻美術館・井波≫が日本遺産に認定されました。
城端曳山会館では、井波彫刻や城端塗の技の粋をつくした華麗で優雅な曳山が展示されており、いつ訪れても祭りさながらの雰囲気をお楽しみいただけます。