「まだ大丈夫!?」その油断が世代を超えて健康格差を広げる

カテゴリー:健康・福祉 

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目標金額:1,800,000

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岐阜県岐阜市(ぎふけん ぎふし)

寄付募集期間:2025年11月1日~2026年1月29日(90日間)

岐阜県岐阜市 & 一般社団法人 Benefit

プロジェクトオーナー

私たちは岐阜市で、糖尿病予防と健康格差の是正を目的とした「健康づくりプロジェクト」に挑みます。管理栄養士による講座・調理体験会、元プロボクサー指導のボクシング教室を通じ、正しい知識と食習慣、楽しい運動を広げます。一人ひとりのQOLを高め、医療費削減にもつながる取り組みです。岐阜から全国へ健康文化を発信するため、ぜひ応援をお願いします!


その血糖値「まだ大丈夫?」 まだ大丈夫が秘めている危険!

家計を圧迫する社会保障費の増加にSTOP!

みなさんは日頃から自分の体と向き合っていますか?
定期的な健康診断などを行っていても、結果を見るだけで、細かな項目の数値の変化などは見落としがちです。
しかし、基準値内でも少しずつ数値は変化しています。

このプロジェクトでは、生活習慣病の中でも“糖尿病”にスポットを当てて、管理栄養士による食の知識講座&ミニ調理体験会、元プロボクサーの健康ボクシングフィットネスで今すぐ始める予防を実現します。

「自分はまだ大丈夫」――そう思っていませんか?

実はこの油断こそが、私たちの暮らしをじわじわと脅かしています。

糖尿病とは、血液中に含まれるブドウ糖(血糖)が増える病気で、自己免疫の異常によって生じる「1型糖尿病」と遺伝や生活習慣の乱れによって生じる「2型糖尿病」があります。
いまや「現代病」といわれている糖尿病は、過食、運動不足、強いストレスなど現代社会の生活習慣や環境が背景にあり、患者数が増加しつづけています。

ここでは生活習慣によって改善が見込める「2型糖尿病」について考えます。
糖尿病の初期症状にはのどの渇きや体重減少程度で自覚症状がほとんどなく、血糖値もある日突然高くなるというのはまれで、多くの場合は何年もかかって気付かないうちに高くなり、気づいたときには重症化しているケースが少なくありません。透析や失明など合併症に進めば身体的な機能や精神的な健康に影響を与え、日常生活にも支障が生まれ結果的に本人や家族の生活の質(QOL)は大きく低下します。さらに、その医療費は一人では到底まかなえないほど高額になり、社会全体の負担へと跳ね返ってきます。


しかも、この問題は特定の世代だけではありません。
子どもは運動不足や偏った食生活で肥満傾向にあり、働き盛りの世代は長時間労働とストレスで不規則な生活になり、高齢者は経済的な理由や孤立によって健康的な食事や運動から遠ざかっています。結果として、世代を問わず誰もが起こりうる病なのです。

そのしわ寄せは、私たち全員の暮らしに直結しています。糖尿病をはじめとした生活習慣病の増加は医療費の増加につながり、社会保障費の負担が増大します。現役世代は保険料や税金の引き上げで生活のゆとりを失い、「このままでは将来どうなるのか」という不安を抱えています。

出典:岐阜県健康白書(令和4年度)、厚労省「国民健康・栄養調査」

こちらが 岐阜市における糖尿病・予備軍の推計(40歳以上市民) を円グラフで示した資料です。
• オレンジ:糖尿病が強く疑われる人(約2万人)
• イエロー:糖尿病予備軍(約3万人)
• グリーン:その他の市民(約12.5万人)

いま私たちが直面しているのは、
・一人ひとりのQOL低下
・世代を超えた健康格差拡大
・医療費・社会保障費の負担の増大
という、社会全体に広がる深刻な課題です。

この悪循環を断ち切るためには、「まだ大丈夫」と思っている今こそ、一歩を踏み出さなければなりません。
定期的な検査はもちろん、日々の食事や運動での適切な自己管理が重要です。
わたしたちは初めの一歩として、健康を支える毎日の「食事」を見直す環境の整備、そしてボクシンクを用いた健康フィットネスで一人ひとりの生活習慣の改善支援を目指していきます。
生活習慣は、ちょっとした心がけで改善できるものが多く、あなた自身の意識の高さが行動につながり、あなたの体を守ります。


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昨年度は岐阜市のクラウドファンディング型ふるさと納税を活用し、「岐阜市健康コミュニティ」 という新たな事業を展開しました。
この事業は「健康な身体づくり」を通じて、日々の運動の習慣化・食と健康の知識を学べる場を提供することを目的に実施しました。参加者の多くは糖尿病などの生活習慣病等を抱えた方や、長年運動習慣がなかった市民でした。日々の健康づくりの大切さや健康に対する意識改善の重要性を強く感じました。

現在行っている岐阜市健康コミュニティ参加者

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「岐阜市健康コミュニティに参加して、食事や運動への意識が大きく変わりました。料理教室では管理栄養士さんが考えた献立を持ち帰れるので、すぐ家庭で実践できます。さらにボクシングで体を動かす楽しさを知り、徒歩や自転車を自分から選ぶようになりました。」
(50代・糖尿病予備軍)

現在の取り組み

私たちはこれまで、不登校や引きこもりで生きづらさを抱える若者やその家族を支える「居場所づくり」に取り組んできました。さらに「働くこと・生きることは体力があってこそ始まる」と考え、誰もが気軽に立ち寄れるコミュニティサロンと心と体を元気にする取り組みとしてボクシング教室を行っています。
私たちがこれまで積み重ねてきた「居場所づくり」と「健康コミュニティ」の活動は、ただのイベントではありません。人と人をつなぎ、体と心を元気にし、一人ひとりの生活習慣を変えることで、地域全体の健康を底上げする取り組みです。実際に現状を乗り越えた数多くの“次の一歩”がここから生まれています。これらは小さな成果ではなく、社会保障費の負担の増大を少しでも抑える確かな力になっていると実感しています。

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そしてこれらの経験が、今回の 糖尿病予防と健康格差是正の新プロジェクト に確実につながっています。
参加した市民は、講座や調理体験、ボクシングを通じて 健康知識を得て、体を動かす楽しさを知り、生活習慣を改善 します。
「知識 × 食習慣 × 運動」――この3本柱で、一人ひとりの健康意識を高め、QOLを向上させ、地域から医療費削減・社会保障費削減を実現します。

事業の概要

1. 健康意識を変える ― 正しい知識を学ぶ

管理栄養士による健康講座を通じ、糖尿病予防と改善に必要な「本物の知識」を届けます。食材の選び方、食べる順番、日常の工夫など誰もが実践できる学びを通じて、一人ひとりの健康意識を高めます。

2. 習慣を変える ― 体験して身につける

知識を得ても、実践しなければ生活は何も変わりません。そこで、ミニ調理体験会を開催し、家庭でも再現できる健康レシピを学びます。作って、味わい、家庭で実践できる力を身につけることで、日常生活そのものを改善していきます。糖尿病予備軍の方は「食事と運動を見直す」きっかけをつかみ、働き盛りの世代は学んだことを家庭に持ち帰り、家族全体の健康が底上げされます。

3. 行動を変える ― 楽しく体を動かす

元プロボクサーによる健康ボクシングフィットネスで、誰もが楽しく体を動かせる環境をつくります。若者から高齢者までどんな世代の方でも、ボクシングを通じて自己肯定感を高め、日常に自発的な運動を取り入れられるようになります。体力や年齢に合わせて取り組めるからこそ、「続けられる運動」として根づきます。
運動を日常に取り入れることで、体の健康だけでなく心の充実にもつながり、QOL(生活の質)の向上を実現します。ここから、新しい健康文化を広げていきます。

4. 地域を変える ― 医療費・社会保障費を削減する

一人ひとりが健康意識を高め、食と運動の習慣を整えることは、QOLの向上に直結します。そしてそれは、地域全体の健康度を引き上げ、医療費の抑制や社会保障費の削減につながります。
活動を通じて、次の担い手となるサポーターや語り部の育成を図ります。
地域から変わることで、未来の世代への負担を軽減し、日本全体の持続可能な社会をつくる第一歩となります。
私たちの活動は各メディアにも掲載されました。少しでも世論を作っていくという思いで活動を継続して行っています。

事業スケジュール

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糖尿病予防講座・調理体験会
• 期間:令和8年4月 ~ 令和9年3月
• 開催頻度:月1回・基本日曜日

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健康ボクシングフィットネス教室
• 期間:令和8年4月 ~ 令和9年3月
• 開催頻度:基本隔週・土日どちらかで月2回
(予約制/人数制限あり)

寄附の使い道

寄附金は会場費、専門家による栄養指導の講師料、実習の材料費や保険料、健康教室のサポートスタッフへの謝礼、チラシなどの広報活動へ活用させていただきます。
※目標金額に達しなかった場合、また目標金額以上の寄附をいただいた場合でも、すべて当プロジェクトに活用させていただきます。

今後の見通しと未来へのビジョン

このクラウドファンディング事業は、令和8年4月から令和9年3月までの1年間で一区切りを迎えます。
しかし、私たちの目標は「1年だけのイベント」ではありません。ここで得られる経験とつながりを、未来へとつなげていきます。
「まだ大丈夫」と思っていた人が、自ら健康をつかみ取り、その力が地域を変え、社会保障費を削減し、日本の未来を守る、その第一歩です

代表者挨拶

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皆さま、こんにちは。

私はこれまで、岐阜市で不登校や引きこもりの若者とその家族を支える「居場所づくり」と働くこと・生きることは体力があってこそ始まると考えボクシングを使った「健康づくり」を軸に活動してきました。
昨年度は岐阜市のクラウドファンディング型ふるさと納税を活用し、管理栄養士や医師と連携して「健康コミュニティ」を立ち上げました。
この活動を通じて、私たちはたくさんの市民の身体的、精神的な“変化”を目にしてきました。
今回のプロジェクトで私たちは、新しい挑戦として「糖尿病予防と健康格差是正プロジェクト」を立ち上げます。
知識を得て、調理を体験し、体を動かす。この「知識×食習慣×運動」の3本柱で、一人ひとりの健康を守り、地域から医療費削減・社会保障費削減につなげていきたいと考えています。

どうか、この挑戦に力を貸してください。
皆さまと共に、未来の世代に誇れる「健康なまち 岐阜」を築いていきたいと思います。

一般社団法人Benefit
代表 中村祐次郎

岐阜市のNPO支援

岐阜市 市民協働生活部 市民活動交流センター

岐阜市では、「協働のまちづくり」を推進しており、共に地域社会の課題解決を目指すNPO等の事業を応援しています。この事業を皆様にも応援していただくために、ふるさと納税を活用しています。
この事業によって、市民の皆様が誇りを持てる個性豊かな地域社会の実現を目指します。


※目標金額に達しなかった場合、また目標金額以上の寄附をいただいた場合でも、すべて当プロジェクトに活用させていただきます。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

現在進捗情報はありません。

岐阜県岐阜市

ガタン、ゴトンと、名古屋から電車で約20分揺られた先に、岐阜市はあります。

岐阜県の県庁所在地である岐阜市には、魅力が満載。
玄関口であるJR岐阜駅周辺に並ぶ高層ビル。
昭和の面影を残しながら新たな活気がみなぎる柳ケ瀬商店街。
1,300年以上の歴史を持つ鵜飼が行われる清流長良川。
そして、岐阜城を冠する自然豊かな金華山があり、斎藤道三公・織田信長公・明智光秀公をはじめとする戦国武将ゆかりのまち。

そんな、まちと自然がバランスよく共存する岐阜市には、暮らしやすさと豊かさがあります。