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マイクロ・コモンズ・スチュワードシップーごみになるはずの古着をアップサイクルしてつくったプランターで世田谷にもっと緑をふやしたい!ー

カテゴリー:自然・環境 

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寄付金額 5,000

0.5%

目標金額:1,000,000

達成率
0.5%
支援人数
1
終了まで
73
/ 73

東京都世田谷区(とうきょうと せたがやく)

寄付募集期間:2025年9月19日~2025年11月30日(73日間)

東京都世田谷区

プロジェクトオーナー

世田谷区では、地域課題や社会的課題の解決を目指す事業を支援する「せたがやクラファン!チャレンジ(略称:せたチャレ!)」を実施しています。
このチャレンジでは、選定された事業を実施するチャレンジャー達がガバメントクラウドファンディングに挑戦し、皆様から集めた寄付で様々な課題解決に取り組みます。
そんな「せたチャレ!」の事業の一つである「マイクロ・コモンズ・スチュワードシップ」では、「地域の人たちが自らまわりの公共空間などを共同管理・利活用しながら小さなみどりをつくるしくみ」の普及を目指しており、その活動の一環として古着を活用したプランターの作成に取り組んでいます。
プロジェクトの成功に向けて、皆様の応援をお待ちしております。

プロジェクト立ち上げの背景と目的

減りつつある世田谷のみどり・・・・みどり率をアップ

世田谷区はみどりの将来像『多様なみどりが笑顔をつなぐ街・世田谷』の実現に向けて、みどりの量の確保、質の向上、区民との協働に取り組み、みどり率33%の達成を目指しています。
しかし、5年に一度の調査 直近の2021(令和3)年度調査結果では、みどり率24.38パーセント(前回調査から0.80ポイント減)となっており、目標から遠のいている状況です。                                                                      

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少しでも世田谷のみどり率を向上させることはできないか?                                                                    世田谷ポートランド都市文化交流協会のグリーン部会では、「マイクロ・コモンズ・スチュワードシップ」が普及することに取り組んでいます。「マイクロ・コモンズ・スチュワードシップ」とは、「地域の人たちが自らまわりの公共空間などを共同管理・利活用しながら小さなみどりをつくるしくみ」のことです。 

その具体的な取り組みとして、区内の各地区で緑化活動をしている団体の皆様と連携して、各地区の公共空間などに、ちいさなみどりが次々と生まれ、維持される仕組みを広げていきたいと考えています。                                                         世田谷の公共空間で育てる緑。本来は直接土壌に木や草花を植えることができればそれに越したことはないのですが、現状はコンクリートやアスファルトなどに覆われている場所がほとんどで、そこを掘り起こして土壌にしていくことは現実的なことではありません。そこで、コンクリ―トやアスファルトの上の小さな公共空間でさえも、プランターで樹木などを育てることでみどり率を少しでも上げていきたいと考えています。 

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「マイクロ・コモンズ・スチュワードシップ」の考えを世田谷に広めたい!

様々な活動を通して普及に取り組んでいます

世田谷ポートランド都市文化交流協会(グリーン部会)では、「マイクロ・コモンズ・スチュワードシップ」を普及させ世田谷のみどり率を向上させるため、ワークショップの開催や公共空間への植栽活動などを行っています。

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【ワークショップの開催】
9月6日(土)「つくってつなぐ!新庁舎ワークショップ」(区役所西棟2階)
・区民花壇の花選び・花壇で育てたい花紹介カードの制作などを親子連れ約20名の参加者で実施しました。

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【公共空間への植栽】
粕谷・はっけんどおりの花壇/世田谷・世田谷駅前花壇/北烏山・北烏山五丁目広場などに草花苗の植付、若林・峰松緑地にはツワブキなどの草本植物の植付を計画しています。
各地区で活動している各団体の皆さんに、植え付け時の指導・交流も兼ねて提供する予定です。

コンクリ―トやアスファルトの上の小さな公共空間をみどりに変える!

捨てられる古着から生まれたプランター

そのためのプランターが、より自分たちの「プランター」であると実感できれば、なおさら地域の人たちが自ら愛着をもってくれて、公共空間のみどりが管理・維持されるのではないでしょうか?                                                                                                                                       世田谷ポートランド都市文化交流協会のグリーン部会では「世田谷区提案型協働事業」として、区の担当部署と、「マイクロ・コモンズ・スチュアードシップ」の取り組みを令和5年度から2年間活動してきました。2年前に古着を素材としたフェルト素材と建築廃材を使ったプランターを製作し、実際に植物が育つか?と実証実験をしてきました。具体的には千歳烏山の「コミュニティカフェななつのこ」の前の広場に、その試作したプランターは置いてあります。植えた樹木などはすくすくと順調に育っています。                                             

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そこで今回は、本格的に世田谷の各所に設置・普及させるためのプランターを作りたいと考えています。実証実験でも有効だった着なくなった古着を加工したフェルト素材と鉄の抜き型の残った廃材部分を再利用した枠を組み合わせて「プランター」をつくりたいと考えています。古着は協力してくれるみなさんが着なくなった古着も使ってつくりたいと考えています。         

想定している仕様では、素材として衣料廃棄物(古着)でつくったフェルトシートで土や樹木を囲い、枠組みも板金加工の抜き加工後に残った鉄材で、耐久性を考慮し溶融亜鉛メッキ加工を予定しています。地面に直接底面がつくようなことはせず、足を付けることで安定性は確保しつつ移動させることも考慮します。サイズは45cm×45cm×45cmまたは40cm×40cm×45cmで考えています。このサイズは鉢のサイズ的には15号相当。1つのプランターで樹冠1平米程度になります。このプランターが1つ増えるごとに1平米のみどりが増えることになります。 

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寄附金の使い道について

寄附目標金額100万円
内訳
ワークショップ開催費及び公共空間への植栽費(資材代)等 
・ワークショップ開催費(人件費・草花苗代)など約8万円
・植栽用資材購入費(苗木・花苗・種苗・肥料・園芸用具など) 約12万円
プランター制作費
・初期サンプル試作費 4セット 30万円                                                                                         
・2025年度プランター制作費(10セット) 50万円

【目標金額に達しなかった場合の寄附金の取扱い】
本事業は世田谷区が実施する「せたがやクラファン!チャレンジ」の補助事業として採択されているため、寄付金額が当該経費に満たない場合は、50万円を上限として補助を受けることができます。そのため、ワークショップの開催や公共空間への植栽活動、プランターの初期サンプル試作については、目標金額に満たなかった場合も実施いたします。
なお、寄附金額から50万円(ワークショップ開催費・初期サンプル試作費等)を差し引いた額は2025年度プランター制作費に充てます。その額が2025年度プランター製作費10セット(50万円)に満たない場合、差額は世田谷ポートランド都市文化交流協会で負担します。
一方、目標金額以上の寄附を頂いた場合、設置できる箇所を確保したうえで来年度以降のプランター製作費に活用させていただきます。

地産地消? 地域で集め地域で再利用!

地域で回収した古着を使って地域の緑を増やしていく

国内に供給される衣料・服はほとんど海外から輸入されていて、その3分の2が国内で燃えるごみとして、焼却し、埋めています。残りの3分の1の一部はリユースということで海外に輸出されていますが、第二・第三の国と移動するなかで最終的にはアフリカ、アジアや南米などでごみの山になっているところもあります。そのようにごみになっていた古着をできるかぎり地域の資源として再利用することで、地域のみどり率が下がっているという課題解決に少しでも貢献できることになれば、素晴らしいと思われませんか?
この仕組みが最初は小さくても、実現することができれば、その地区の人たちは古着も捨てるごみではなく、自分たちの資源だと意識も変わり、きっとその資源を使った「自分たちのプランター」で緑を育てるという地域のグリーンコミュニティが生まれることになると思います。世田谷区の各所で地域のグリーンコミュニティが広がっていくことで、『多様なみどりが笑顔をつなぐ街・世田谷』の実現に向けて、みどりの量の確保、質の向上、区民との協働に取り組み、みどり率33%の達成に近づくと思います。ぜひご支援よろしくお願いします。

鉄廃材を生かしたプランターのフレームづくり

試作の過程

先日、鉄板のパンチング加工などを行っている作業所を訪問しました。型抜きが終わって残った各種鉄板などから、デザイナーの方にセレクトしてもらいました。
試作として2種類のフレームを作成し、区役所で行われたワークショップで展示しました。

デザイナーの方と使用する鉄廃材を選定する様子
鉄廃材を溶接して作成したフレーム
試作プランター 完成系

スケジュール

9月19日(金曜日)ガバメントクラウドファンディング開始!

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9月6日(土曜日)10:00~12:00 「つくってつなぐ!新庁舎ワークショップ」@世田谷区役所西棟2階スペース「プランター(試作品)」展示
9月21日(日曜日)13:00~16:00 せたがやクラファンPRイベント@北沢タウンホール     
11月30日(日曜日)ガバメントクラウドファンディング終了
1月中旬 プランター製作
2月末 プランター提供・設置 10台(予算未達の場合は寄付額に応じて台数を減らします)
2026年度 プランター設置目標数 50台~
2027年度 プランター設置目標数 100台~

【世田谷区】世田谷ポートランド都市文化交流協会(グリーン部会)への応援をお願いします!

持続可能なまちづくりの後押しに期待しています!

世田谷区市民活動推進課 職員

区民が主体となって小規模公有地を管理・活用する新しい制度である「マイクロ・コモンズ・スチュワードシップ」やアップサイクルして作ったプランターの普及は、世田谷区内のみどりを増やすだけでなく、区内の新たなコミュニティの創出、衣類などの世界的なごみ問題へ目を向ける機会となるなど、様々な相乗効果を生み出すことが期待されます。

行政負担や環境負担を引き下げることで、持続可能なまちづくりにつながるチャレンジの応援をよろしくお願いいたします!

本プロジェクトの記念品について(区内の方でも希望可能です!)

完成したプランターには、希望される寄附者の方のお名前を入れたプレートを設置します!

▶寄附額:5万円以上   
▶募集件数:先着20件 
▶設置期間:2026年2月頃~
▶設置場所:世田谷区内の公共空間に設置(具体的な場所として、池尻にあるHOME WORK VILLAGE屋上のART FARM・烏山のコミュニティカフェななつのこ前広場、その他玉川地区など区内3か所~4か所に設置予定です。(設置予定地が確定すれば順次公表していきます)
プレートには管理運用をする団体名などを記載する予定です。さらに寄付していただく方のなかで希望者の方のお名前やメッセージを書いていただくスペースを準備します。 
例)「●●さん(寄付者)のご協力でできたプランター ●●(団体名)が運用しています」 

プレートは、建築事務所などで処分に困っているマテリアルサンプル(タイルなど)を再利用したものになります。(一つのプランターに最大2つのプレートを設置します。) 

廃材を活用したプレート
設置プランター イメージ

記念品に関する留意事項

※プランター(プレートを含む)は世田谷ポートランド都市文化交流協会が所有し、協会任意の期間内で設置いたします。プランター(プレートを含む)については、管理上支障が生じた場合、当協会の判断にて撤去・処分を行う場合がありますので、あらかじめご了承ください。
※プレートの設置を希望される方は、寄附手続き内で実施するアンケートにて希望する旨ご回答ください。希望された方には、お手紙にて表示内容等のご希望を確認させていただきます。
※プレートの設置は入金順で先着20名となります。

世田谷区外にお住まいの方は、お礼の品をお選びいただけます

区外にお住まいの方には、区にゆかりのある品をご用意しています。

世田谷にゆかりのあるお店自慢の逸品「世田谷みやげ」や世田谷で生まれ、全国的に知られるようになったモノやコトなど、新たなお礼品をご用意いたしました。
お好きなものをお選びください。

※ふるさと納税の制度上、区内にお住まいの方にはお礼の品をお贈りできません。ご了承ください。

現在進捗情報はありません。

東京都世田谷区

世田谷区では、支えあいの輪が広がる地域社会をめざして、寄附文化醸成に向けた取組みを進めています。
皆さんの温かい気持ちで地域の笑顔が増え、またそこから新たな善意が生まれていく。そのような社会をめざしています。

ふるさと納税制度は、「生まれ育ったふるさとに貢献できる制度」、「自分の意思で応援したい自治体を選ぶことができる制度」として創設されました。(総務省「ふるさと納税ポータルサイト」より)。
頂いた寄附によって、子育てを支える、みどりを守る、高齢者の生活を助ける等、寄附先の自治体のさまざまな取組みが支えられています。皆さまの寄附は、そのまちをつくることに繋がるのです。

皆さまに、世田谷区のこの取組みに寄附をしたいと思って頂けた、そのお気持ちが、世田谷を豊かにすることに繋がり、地域に幸せの輪を広げることができます。
世田谷区では、福祉・子ども・みどりなど12の基金を中心に寄附先を選んでいただいています。皆さまに、興味のある取組みを選んでいただき、その善意が積み重なって、取組みが進み、世田谷のまち全体が豊かになっていく。そんな素敵な未来につながるよう、ふるさと納税制度を活用し、よりよいまちづくりを進めます。
皆さんの善意で地域に幸せの輪を広げることができるよう、ご支援をお願いします。