吉野川市防災力を高め隊!-地域発見×防災で社会課題の解決を-

カテゴリー:子ども・教育 

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寄付金額 214,000

19.4%

目標金額:1,100,000

達成率
19.4%
支援人数
9
終了まで
84
/ 90

徳島県吉野川市(とくしまけん よしのがわし)

寄付募集期間:2025年10月8日~2026年1月5日(90日間)

吉野川市×鴨島ミライ防災ラボ

プロジェクトオーナー

吉野川市では、「持続的な地域の活性化」および「にぎわいの創出」を目的として、市民が中心となってまちづくりを展開する新たな取り組みを応援しています。
そして、それらの新たな取り組みを支援するために、市民の知識やアイデアを生かしたまちづくりの機運を高めることを目的とした『まちづくりプロジェクト応援事業』を実施しています。
今回、採択された本プロジェクトでは、市に特化した防災教材を作成し、近年頻発する様々な自然災害による被害を軽減させる「安心・安全のまちづくり」を目的としています。

鴨島ミライ防災ラボ 〜楽しく防災を〜

私たち鴨島ミライ防災ラボは、防災を学び、得た学びを地域の住民やこどもたちへ児童館を中心に広めていく活動を行なっています。
他にも児童健全育成活動にも従事しています。過去の講演では、「身近な所や危険な所を詳しく教えてくれたのも助かりました。
地域に根差した防災教室が今後も開催されると嬉しいです。」などの声もいただきました。
これまでの活動を経て学んだ経験をもとに、「これすんごい楽しかった!」と家族や友人に話していただけるような、楽しく学ぶ防災啓発を目指しています。

吉野川市と災害

吉野川市は四国三郎の異名を持つ、美しい清流「吉野川」の南岸に位置し、阿波富士とも呼ばれる「高越山」などの四国山地の北側に位置しています。
自然豊かな吉野川市ですが、迫り来る災害も多いです。吉野川の異名となる四国三郎は日本三大暴れ川の名前であり、その名称の通り過去氾濫を繰り返してきました。

高越山

吉野川市と水害の歴史

吉野川市において危惧される災害の一つに水害があります。
吉野川市は大昔、堤防が作られる前は吉野川が氾濫を繰り返していました。
その際に豊富な栄養を含んだ水が地面に浸透して阿波藍の生産が盛んとなりました。
そして現代では堤防が作られるも、吉野川系水域の飯尾川や他にも川田川、江川など多くの川が流れており氾濫の危機に陥ることもあります。
平成17年の台風15号では飯尾川が氾濫し、市内外で浸水被害を出しました。

吉野川

吉野川市と地震災害

現在徳島県では南海トラフ地震が危惧されています。
吉野川市も例外ではなく、予想震度は震度6強から震度7の予想となっています。
徳島県では震度6弱を超える地震の記録がないため、誰もが経験のしたことのない未曾有の災害になりえます。
また、中央構造線による災害も予想震度は震度7となっています。

吉野川市に密着した防災教材を作りたい!

現在、日本では様々な防災を学べる教材の研究開発が進んでいます。その中に、地域に特化した避難ゲームを作りたいと考えています。
吉野川市に特化した教材を作ることで市民1人1人が生活圏における避難場所を把握することができ、地震や洪水などの来るべき災害で吉野川市での被害を最小限に抑えることを目指します。
制作した教材は、市内の小学校や中学校などの教育現場に提供予定です。また、印刷データもオンラインで配布する予定です。

防災カードゲームで楽しみながら防災を

私たちが作るのは防災カードゲームです。
ゲームタイプでエンターテイメントを取り入れて、楽しみながら防災を身につけれるようにします。
あのゲームもう一回したいなと思っていただけるようなゲームを目指します。

吉野川市をもっと知ろう!

この防災ゲームには、地域発見要素を入れ込みます。
これにより、まだまだ知らない吉野川市の魅力を知る機会になると思います。
「実はすぐそこにこんな場所あったんだ!」と新しい発見を盛り込めたらと思っています。

代表あいさつ

ボランティア団体鴨島ミライ防災ラボの安原です。
この吉野川市で生まれ育ち、自身の成長と共に吉野川市も発展をしてきました。
私が4歳の頃に東日本大震災をテレビ越しに見ていました。その映像は今でも鮮明に残っています。
災害で生まれる悲しみをこの町でおこさないためにも、この吉野川市を防災の力で守りたい。
そう思い、このプロジェクトを企画しました。このプロジェクトで日々の防災に役立て、新たなまちづくりのきっかけになればと思います。
是非ともご協力のほどよろしくお願いいたします。

プロジェクトスケジュール

4 月   必要資料の作成、備品購入
5~7月  教材ルールを試作、場所カードを試作・選定、模範解答を試作
8月    若者防災協議会による現地調査(1 週間)、教材の修正と改良、普及型の試作制作
9~12月  教育現場で検証
12~1月  冬休み期間中に児童館で検証
1月    市内施設で検証
2月    教材型発注 教材の提供と報告

寄付金の使い道

集まった寄付金は防災教材の研究制作費に充てさせていただきます。
①資料印刷費
②外部研究者招来費
③検証場所利用費
④教材発注費
※目標金額に達しなかった場合、防災リュックの講演や防災逃げ地図ワークショップを市内で開催する費用に充てさせていただきます。
※目標金額を上回った場合、教材発注数の増加、教育プログラムを制作し出前授業等で使用する資機材購入費等、制作した教材を普及する活動に充てさせていただきます。

応援者コメント

吉野川市長 原井 敬
吉野川市民の防災・減災意識を向上させることを目的に、地域の招来を担う若い方々から今回提案いただけたことは本当に心強く思っております。
南海トラフ地震などの大規模災害が懸念される中、本取り組みを通じて、防災の基礎知識を楽しく学べる教材が作成され、子どもたちをはじめ幅広い世代が災害への備えと正しい行動を学ぶきっかけとなることを期待しています。
本プロジェクトへ皆さまの温かいご支援を賜りますよう、よろしくお願いいたします。

若者防災協議会 代表 真砂怜生

私たち、若者防災協議会では防災教育を中心とした活動を行なっており、「防災の日常化」を目指しています。
現在の日本では、災害の多発化により防災力は需要が高まっています。
災害はいつ起こるか分かりませんが、日頃の備えや正しい知識があれば被害を最小限に抑えることができます。
このプロジェクトは、地域の安全・安心を高める大きな力になると信じています。
吉野川市の防災力を一段と強化し、吉野川市から防災を発信していただけたらと思います。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

現在進捗情報はありません。

徳島県吉野川市

平成16年10月1日、麻植郡鴨島町、川島町、山川町、美郷村の4町村が合併して「吉野川市」が誕生しました。
吉野川市は、美しい清流「四国三郎」吉野川に育まれ、ホタルやツツジの大群生など四季折々の豊かな自然が息づいています。また、誇りある歴史と伝統、文化を受け継ぎながら「世代を越えて夢紡ぐまちー新・生活創造都市をめざしてー」を市の将来像とし、さらなる飛躍を目指しています。