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【日本一のいちご産地を守りたい!】真岡市の「いちご農業」を未来へ繋ぐ、新規就農支援と魅力発信プロジェクト

カテゴリー:食・農林水産業・商工業 

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寄付金額 2,000

0.2%

目標金額:1,000,000

達成率
0.2%
支援人数
1
終了まで
86
/ 90

栃木県真岡市(とちぎけん もおかし)

寄付募集期間:2025年10月2日~2025年12月30日(90日間)

栃木県真岡市

プロジェクトオーナー

真岡市は栃木県南東部に位置し、東に八溝山地、西に鬼怒川など多くの河川が流れ、流域には肥沃な農地が広がります。冬期に晴天が多く雨が少ない気候は、いちご栽培に適しており、東京市場に近い立地も生産性向上に寄与しました。
その結果、いちごは真岡市を代表する農作物として全国に知られるようになり、平成6年以来、生産額・収穫量ともに全国第1位を維持しています。「日本一のいちごのまち」としての歩みは、農家の皆さまのたゆまぬ努力に支えられています。
一方で、いちご農家の数は過去15年で約3割減少し、真岡のいちごの認知度や、実際に食べたり買ったりできる場所の少なさも課題です。
真岡市では、いちご生産量日本一を守りつつ、全国に美味しい「真岡のいちご」を安定的に届けるため、新規就農者への支援補助、販路拡大、いちごのブランディング強化に取り組みます!

【日本一のいちご産地を守りたい!】真岡市の「いちご農業」を未来へ繋ぐ、新規就農支援と魅力発信プロジェクト

はじめに

生産量日本一を誇る栃木県真岡市。この「いちご王国栃木の首都」で、長年培われてきた甘くて美味しいいちごを、これからも全国の皆さまにお届けし続けたい!
そんな思いでこのプロジェクトを実施します。

真岡市の現状と課題:日本一のいちご産地が直面する危機

栃木県真岡市は、県内南東部に位置し、「いちご王国栃木の首都もおか」をキャッチコピーに掲げ、50年以上連続でいちごの生産量が日本一を誇るまちです。
酸味と甘みのバランスが絶妙なとちおとめや、縦にカットするとハート型になるとちあいか、ほかにも一度食べるともう一回食べたくなる品種のいちごがたくさん!

いちごの品質や栽培状況を審査する「いちご王国グランプリ」において、最高賞の大賞(農林水産大臣賞)を最多受賞しており、まさに「質」・「量」ともに「日本一のいちごのまち」となっています。(全13回中6回受賞)
生産者と各関係者が協力し合い、日本一の誇りを胸に、今日も更なる高みを目指していちごを栽培しています。

そんな真岡市はいちごのPRに力を入れていますが、実は深刻な課題を抱えています。

課題1:いちご農家の減少と新規就農のハードル

真岡市のいちご農家数は、2010年には564戸だったものが、2024年には411戸と、15年で約3割も減少しています。このままでは、日本一のいちご産地という地位が危ぶまれる状況です。
新規就農へのハードルは高く、以下の課題が挙げられます。


「きつい・かっこ悪い」というイメージの払拭と、スマート農業の認知度向上

農業に対する世間一般的な「きつい・かっこ悪い」という印象が依然として強く、スマート農業機械の導入により改善されているものの、その認知度はまだ低いのが現状です。


高額な初期投資と収益化までの時間

新たにいちごハウスを建設したり機器を導入した場合、初期費用として数千万円単位でかかります。
さらに、いちごで安定した収入が得られるようになるには、最短で3年かかると言われており、これが新規就農への大きな障壁となっています。

課題2:生産量日本一という「真岡市」の認知度不足

東京都における栃木県真岡市認知度調査では、いちごの産地はという質問に9割が栃木県と回答する一方で、真岡市について聞くと、反対に9割が真岡市を知らないという結果でした。

ふるさと納税や移住イベントにおいても、「真岡市がいちご生産量日本一なのは初めて知った」とよく言われます。日本一の生産量を誇るにも関わらず、その中心である「真岡市」の認知度が低いことは、新たな担い手確保の機会損失にも繋がっています。

私たちの挑戦:日本一のいちご産地を未来へ繋ぐ2つの柱

私たちは、これらの課題を解決し、真岡市のいちご農業を未来へ繋ぐため、以下の2つの柱でプロジェクトを推進します。

挑戦1:新規就農へのハードルを下げ、次世代のいちご農家を育成する

「きつい・かっこ悪い」という農業のイメージを払拭し、若者や新たな挑戦者が安心して就農できる環境を整備します。

スマート農業の魅力を発信し、新規就農のきっかけを創出

スマート農業を活用したいちご生産の様子を動画でSNS発信することで、農業の先進性や働きやすさを伝え、広く新規就農への興味関心を喚起します。
年間を通していちごができるまでの過程やいちご農家の作業の様子を動画でSNSで発信することで、新規就農へのハードルを下げるとともに、いちご農家の丹精込めたいちごができるまでをお伝えします。


初期費用負担の軽減と収益化までの暮らしの支援

新規就農者への初期費用補助の拡充を目指します。また、いちごのふるさと納税による申込拡大やノウハウの共有、独自のECサイトによる販路拡大を図ることで、生産者の収益向上を支援し、収益化までの暮らしの支援にも取り組みます。

挑戦2:真岡市のいちご、そして「真岡市」の魅力を全国に発信し、関係人口を創出する

日本一のいちご産地である「真岡市」の認知度を向上させ、多くの人に真岡市に興味を持ってもらい、最終的に新規就農へと繋がる「関係人口」の創出を目指します。

真岡市オリジナルキャラクターを活用したPR戦略

オリジナルのいちごキャラクターである「もおかぴょん」と「コットベリー」のオリジナルシールを新たに作成します。
汎用的に使える新たなロゴと、萌えを意識したデザインにすることで、若い世代やこれまで農業に関心がなかった層にもアプローチし、親しみやすさを醸成します。これらのデザインは誰でも自由に使えるようにし、真岡市のPRに貢献します。


体験型イベントを通じた交流とファンづくり

「もおかぴょん」「コットベリー」と会える移住イベントや新規就農募集イベントを開催します。
就農体験イベントや、経験豊富な農家さんとの交流会、いちご狩りイベントなどを企画し、実際に真岡市に訪れてもらう機会を創出します。
これらのイベントの様子を動画やSNSで積極的に発信し、真岡市の魅力を全国に届け、認知度を拡大してまいります。人と人との交流を通じて真岡市のファンを増やし、将来的な新規就農へと繋がるきっかけを創出します。

真岡市のいちご農業は、地域経済を支える重要な産業であり、日本の食卓を彩る大切な存在です。この豊かな恵みを未来へと繋ぎ、次世代の農家が育つ環境を整備するためには、皆様のご支援が不可欠です。
ぜひ、真岡市のいちご農業の未来を一緒に創っていきましょう。

寄附金の使い道

・新規就農者の増加:いちご生産施設整備支援やいちごスマート農業導入支援補助
・販路拡大:新製品開発・販路開拓支援、イベント、デジタル広告、スイーツ開発販売イベント費
・いちごのブランディング:新オリジナルキャラクターによるPR、オリジナルシール作成代、いちご狩りフェスタ、PRグッズ

※目標金額に満たなかった場合や、目標金額を上回った場合でも、上記の事業に活用させていただきます。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

現在進捗情報はありません。

栃木県真岡市

真岡市は、栃木県の南東部に位置し、東に連なる八溝山地、西に流れる大河鬼怒川を抱える自然環境豊かな都市です。
首都東京から100キロメートル圏内に属し、東京駅から東北新幹線を使えば約1時間40分の距離にあります。
市の面積は167.34平方キロメートル、人口は約81,000人、都市計画、工業団地造成、ほ場整備が進み、農業、工業、商業がバランスよく調和した理想的な地方都市です。
特に真岡市のいちご生産は、年間約7,000トンを超え、販売額については年間約81億となっており、日本一のいちごの産地として有名です。
また、真岡といえば、そのまま木綿の代表名詞として通用した時期がありました。丈夫で質が良い真岡木綿は、江戸時代の文化・文政・天保年間には年間38万反を生産し隆盛を極めました。現在でも昔ながらの技術と伝統をしっかりと受け継ぎ、真岡木綿の製品を今に伝えています。
このほか、「SLの走るまち」「お祭りのまち」としても有名で、1年を通して真岡の魅力に触れ合えるまちです。