• TOP
  • 受付中プロジェクト
  • 第2段【大子清流高校魅力化プロジェクト】未来につなぐ、大子町ならではの学びの取組・教育環境の充実

第2段【大子清流高校魅力化プロジェクト】未来につなぐ、大子町ならではの学びの取組・教育環境の充実

カテゴリー:子ども・教育 

main_img

寄付金額 60,000

1.2%

目標金額:5,000,000

達成率
1.2%
支援人数
2
終了まで
86
/ 90

茨城県大子町(いばらきけん だいごまち)

寄付募集期間:2025年8月20日~2025年11月17日(90日間)

茨城県大子町

プロジェクトオーナー

少子高齢化が著しい大子町で、子どもたちが町の未来を照らす光となり、大子清流高校が町内外から選ばれる魅力ある高校となることを目指しています。
子どもたちからは「この町の高校に通いたい」「この町で学びたい」「この町に住み続けたい」「いつかこの町のために戻ってきたい」という声が、そして地域からは、「高校生のおかげで町が元気になった」「高校生のために活動したい」という声がうまれるような学校を目指します。
大子町が誇る豊かな自然と、先人たちの知識と努力を土台に、地域と高校が一体となり、この町の新しい未来を創造し、次世代へとつないでいくための事業を展開します。

~歴史と伝統を受け継ぐ~ 茨城県立大子清流高等学校

茨城県立大子清流高等学校は、豊かな自然に囲まれ、「探究しよう、未来のわたし」をスローガンに掲げ、生徒たちが地域社会の一員として活躍できる力を育むことに力を入れています。

大子清流高校は、2004年4月に、それぞれ99年と96年の長きにわたる歴史を持つ茨城県立大子第一高等学校と大子第二高等学校の精神と伝統を受け継ぎ誕生しました。今年で創立22年目を迎える本校は、この豊かな歴史を礎に、新たな時代を築いています。
今も昔も美しく雄大な大自然と人々がともに生き、文化を育んできたこの町で、大子町、幼稚園、小中学校、そして企業と密接に連携し、実習や探究活動をはじめとする多様な教育プログラムを行っています。

大子清流高校魅力化プロジェクトとは?

大子町では、少子化の進行と平行して町外の高校への進学を希望する中学生の割合が増加しており、このままでは、町内唯一の県立高校である大子清流高校の生徒数が今後さらに減少することが懸念されています。そこで、大子清流高校のさらなる発展を目指し、令和5年に「大子清流高校魅力化プロジェクト」を開始しました。

このプロジェクトでは、「大子清流高校魅力化コーディネーター」を配置し、多岐にわたる取り組みを進めています。具体的には、地域を舞台とした探究活動や公営塾「ことのば」の運営、そして「地域みらい留学」を活用した全国募集を行っています。
これらの活動を通じて、大子町の自然や文化を生かした大子町だからできる学びや教育環境の充実を図り、教育の魅力化・ブランド化を推進していきます。これにより、地域に愛され町内外から選ばれる学校、そして持続可能な地域づくりを目指します。

①まちづくりと接続した総合学習の設計・実行

町内外・県外へ魅力が広がる特徴的なカリキュラムの設計・実行を行う。生徒の意思ある進路を実現するキャリア教育や、まちを舞台とした探究学習など地域に開かれた学校を実現しています。

地域の特性を生かした探究活動例(令和6年)

写真

■「地域おこし弁当」の商品開発
大子清流生による、地元食材を使ったお弁当企画です。
道の駅ってお弁当ないよね?
じゃあ作ってみよう!と何気ない一言からはじまりました。
30名の生徒が地元事業者7店舗とタッグを組み、商品開発を行い、合計800個以上、70万円以上の売上を記録した大ヒット商品になりました。

■どこに学びがあるの?
生徒たちはターゲット、コンセプトをもとにメニューを考え事業者と話し合い、試作を繰り返すなかでまちを知り、まちの課題を自分ごととして捉えていく。
大子町に住んでいる、関わっていながらまちをよく知らない現状。
“知らないまち”から“好きになるまち”をコンセプトに“本気の事業者”と“本気の商品開発”を行いました。

写真

■水郡線90周年フェスタでの弁当販売
令和6年11月30日/12月1日に水郡線90周年フェスタが開催され、文化福祉会館まいんにて地域おこし弁当の販売を行いました。
天気にも恵まれ、両日ともに盛況で完売御礼でした。生徒たちもお弁当の販売だけではなく、大子清流高校や大子町の魅力をお客様に伝えていました。
お客様からは、「大子清流高校頑張っているね!」「お弁当とてもおいしかったよ!」とたくさんのお声がけをいただきました。

今年度は、町内だけではなく町外にも、大子町の魅力を届けられるように生徒発案の“おみやげ”の商品開発に取り組んでいます!

②公営塾「ことのば」運営による魅力づくり

開塾から2年目を迎え、より地域と結びついたプログラムに取り組みました

③全国募集(地域みらい留学)の取組による県外生の獲得

令和7年度には全国・県内遠隔地から10名の生徒が入学しました!

大子清流高校では、平成20年度から農林科学科において全国募集を行っており、令和7年度からは、総合学科においても全国募集を実施しております。
また、一財)地域教育魅力化プラットフォームが運営する県外留学サイト「地域みらい留学」に参画し、今年度は、昨年度の5倍以上の問い合わせを頂いている状況です。
都心から近く、ちょうどいい田舎という立地や、まち・学校・企業が一体となり留学生を支える仕組みが好評を得ています。

農林科学科においては、2年次から農業科学コース・森林科学コースに分かれ、実習を多く取り入れた授業を通じて農業または林業について幅広い知識と技術を身につけることができます。多様な資格が取得できるのも特長の一つです。また、総合学科においては、2年次から大学進学(文系・理系)を見据えた人文科学系列文理進学型・自然科学系列、就職に向けた教養を身につける人文科学系列基礎教養型、福祉のスペシャリストを目指す福祉系列に分かれて学びを深めます。一人ひとりの進路希望にあわせて力を伸ばす教育を進めています。

本支援では、県外募集として最も重視される住まいの整備や広報面の充実に充てさせて頂きます。

本プロジェクトが描く未来

本プロジェクトでは、高校教育の魅力化や高校生の活動を通して、大子町と高校生の繋がりを深め、子ども達が町に誇りを持てる環境をつくることを目指しています。
また、その環境の中で、自分の育った町の魅力を知り、地元に誇りを感じて、たとえ、進学や就職で高校卒業後に町を離れたとしても、町との繋がりを大切にしたいと感じられる生徒を育んでいきます。

子ども達が町への誇りを持つことは、育ててくれた地元への感謝や愛情を育み、地域とともに様々な活動をした子ども達が将来活躍し地元に貢献したり、Uターンという形で地元に帰ってくることにも繋がります。

寄附金の具体的な使い道

目標金額以上の寄附をいただいた場合、また、目標金額に達しなかった場合でも、大子清流高校の魅力化事業に大切に活用させていただきます。

寄附金の具体的な使い道

プロジェクトに携わる方の思い

(株)FoundingBase 大子清流高校魅力化コーディネーター

大子町公営塾「ことのば」

写真

多くの高校生たちが将来に向けて様々な挑戦をし、飛び立てる場所へ。家でも学校でもない、第3の場所として皆が安らぎ、成長できる場にしていきます!

【実施内容】

〇総合学習の設計・実行
〇挑戦プロジェクト伴走
〇キャリア支援
〇受験指導(小論文・面接対策)
〇県外生募集対応

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

お礼の品一覧

現在進捗情報はありません。

茨城県大子町

茨城県の最北西端に位置する大子町は、八溝山系を境に北は福島県、西は栃木県と接しています。
町の中心を流れる久慈川では、冬になると川底で発生した氷が浮かび上がって流れる「シガ」という非常に珍しい現象を見ることができます。
人口およそ14,300人の町ですが、毎年多くの観光客が訪れる観光地として知られています。日本三名爆の一つ国名勝「袋田の滝」をはじめ、テレビや映画のロケ地にもなっている「旧上岡小学校」、滝の裏側に入れる「月待の滝」、そして県内最高峰の「八溝山」など、数多くあります。
また、寒暖差の大きい気候を活かして生産される「大子産米」や「樹上完熟奥久慈りんご」、日本茶の栽培地としては最北限とされる「奥久慈茶」、久慈川で獲れる「鮎」など、大子町ならではの特産品も豊富で、食も観光の大きな魅力となっています。