子どもの文化体験を保障する!「こどもライブフェスタ」をこどもたちの生活圏で
カテゴリー:子ども・教育
寄付金額 62,000円
目標金額:1,200,000円
- 達成率
- 5.1%
- 支援人数
- 6人
- 終了まで
-
39日
/ 90日
埼玉県草加市(さいたまけん そうかし)
寄付募集期間:2025年8月15日~2025年11月12日(90日間)
子ども広場草加おやこ劇場

子どもは舞台芸術体験やあそび文化体験を通して、さまざまに情感をふるわせ、いろいろな人と出会って多様な価値観に触れ、育っていきます。しかし、今、ともすれば人々の絆が失われ、生活体験が乏しくなっていく地域社会に危機感を感じています。
私たちは、子どもたち自らが選び、決定し、自信を持って表現し、生き生きと発展的に文化を創っていく『子どもの文化権』を保障する豊かな地域社会をめざします。
面識社会(顔の見える関係つくり)をもういちど
共に地域をつくりあう一員を育てあおう



子どもは舞台芸術体験やあそび文化体験を通して、さまざまに情感をふるわせ、いろいろな人と出会って多様な価値観に触れ、育っていきます。しかし、今、ともすれば人々の絆が失われ、生活体験が乏しくなっていく地域社会に危機感を感じています。
1990年以降、少子化社会と言われ、地域の子ども会、子ども劇場(草加市ではおやこ劇場)の会員数が減り、地域の大人との出会いが少なくなっています。
出会うとなると、それは、学校や塾、習い事など、教える、教えられる関係の相手のみ。
一緒に社会をつくりあうという感覚はもとより、必要性も感じられなくなっています。
大人自身も隣に住む人さえ知らず、あいさつもせず、コロナでより関わりを求めない(求めなくても済む)時代になってしまいました。
大人は、それでも助け合わなくてはいけないということは知っています。特に災害時など、協力が必要だということも。ですが、普段の生活のなかで、関わり合いのない方と共に、避難所生活などできますか?
今、ここからでも子どもたち自身に、地域で生きている大人の姿を見せていきましょう。しかも笑顔の大人を。そして、地域に愛着を持ち、共に地域をつくりあえる人材の育成のために。
アーティストに出会ってだれもが笑顔に
子どもたちの生活圏で一緒につくりあう



主催は、NPO法人子ども広場草加おやこ劇場で、これまでも、市内1か所からはじめ、市内3か所~11か所と少しずつ開催地を増やしながら、今年で19年目になります。
NPO法人子ども広場草加おやこ劇場は、設立より一貫して、子どもの文化を大事にし、誰もが自主的に関われる会として、昨年50年目になりました。
会員は減ってきてはいますが、NPO法人格をとってからは、より地域の子どもたちを視野に入れ、文化体験活動を企画し実施しています。そして、これからも持続可能な活動をしていくためにも、共感者を増やし、いっしょに活動をつくっていく人材を必要としています。
会の活動は、会員制ですが、このライブフェスタに関しては、開始当初から、対象は地域の子どもたちです。
資金は、他の助成金を利用したり、企業からの寄付や、大人の協賛金(1,000円)にして、子どもの参加費無料を実現しています。
コロナ禍でも、文化の灯を消してはならないと、規模を小さくするだけでなく、より子どもの身近な地域で開催しようと、開催箇所を増やしていきました。
いずれも、子どもたち自らが選び、決定し、自信を持って表現し、生き生きと発展的に文化を創っていく『子どもの文化権』を保障する豊かな地域社会をつくるためです。
しかし、プロによる良質な舞台作品の鑑賞をしていくのは、料金がかかります。すべての子どもたちが出会えるものではありません。
今年度も、昨年に引き続きこのガバメントクラウドファンディングを利用して、市内のすべての小学生を視野に入れて、子どもの生活圏(歩いて行ける範囲)で、舞台鑑賞、あそび体験を実施していけるように挑戦していきます。
地域の人々が一堂に会し、パフォーミングアーツ(舞台芸術公演)を楽しむことで、世代を超えた共有・共感が生まれ、子どもの笑顔あふれる地域になります。
11月14日埼玉県民の日を中心とする、11月~1月の期間に、市内の公民館・文化センター、ミラトン、小学校体育館等での舞台鑑賞と、あそび体験の場をつくっていくことをめざします。
そして、子どもは無料を実施し続け、文化体験(プロのアーティストによる舞台鑑賞と、地域の大人たちによるあそびや、体験ワークショップの実施)が、町づくりに重要な役割を持っているということを知ってもらいたいと思います。
寄附金の具体的な使い道
市内公共施設+ミラトン+小学校での舞台鑑賞会
【内訳】
1公演11万×8か所=880,000円
上記の会場+その他の中学校区にてあそび・体験ワークショップ
謝金2万×11回=220,000円(1か所5,000円×4団体=20,000円)
会場費・消耗品費、広報チラシ等 約400,000円
総経費 1,500,000円
【目標金額に達しなかった場合】
集まった金額で実施できることを実施
【目標以上の寄付が集まった場合】
開催地を増やして実施

地域に笑顔の花が咲く
町のいたるところに顔見知りが増える

地域には、たくさんのイベントごとがありますが、金銭のやり取りが多い、模擬店やキッチンカーでの買い物などが主ですね。
この「こどもライブフェスタ」は、「人」に注目したイベントです。お客さんという立場だけでなく、その時間を主体的に過ごすことで、自分の存在と、周りの人から必要とされることなどで、他の人の存在にも気づくことができます。これらを感じられることは、あそびや、舞台鑑賞などの、文化体験の力であります。
これまでも公民館のロビーですれ違っていた職員と子どもたち、通学路で見守るおじさんと子どもたち。
あの時の出会いが、その後の生活にも現れます。だって、地域に住む人同士だから。この人たちが同じ地域に住んでいるということがわかれば、無関心でいることも、無責任でいることもできません。うるさいと思っていた子どもの声、怒られる・怖いと思っていた大人が、変わって見えてきます。大人はね、あいさつしてくれるだけでOKなんだよね。あいさつをかわさないと、相手がよくわからない。「いっしょに紙コップつんだ人だ~」「この前の人形劇観てたよね?おもしろかったよね」共に楽しんだ相手だとわかると一気に距離が縮まります。普段の生活から実は子供たちの周りには地域にすむ大人たちがいるのだけど、お互いに距離感があります。そんな距離が縮まるきっかけになるように。



事業実施スケジュール
子どもの文化権の保障「こどもライブフェスタ」の実施

歩いて行けるこどもたちの生活圏で
埼玉県民の日(11月14日)を中心に、市内中学校区内で、プロのアーティストによる舞台鑑賞と、地域の大人たちによるあそびや、体験ワークショップの実施
現在予定されているもの
①新田西文化センター(11/9)鑑賞「影絵屋SAKURA」+ワークショップ
②松原児童青少年交流センターmiraton (11/13 近隣の小学校振替休日) 鑑賞「江戸糸あやつりの世界」
③新里文化センター(11/14)鑑賞「肩掛け人形芝居」+あそび
④中央公民館(11/14)まるごとこどもの城 鑑賞「肩掛け人形芝居」+あそび
⑤花栗南小学校体育館(11/14)鑑賞「ピアニカの魔術師」
⑥八幡小学校体育館(11/14)鑑賞「ピアニカの魔術師」
⑦川柳文化センター(11/16)鑑賞「たっちゃんの紙芝居ライブ」
⑧谷塚文化センター(11/16)鑑賞「たっちゃんの紙芝居ライブ」+紙芝居つくりWS(紙芝居屋benben)、他あそび
⑨瀬崎コミュニティセンター(12/7)一日ぼうけんあそび場+あそび
プロジェクトに携わる方の思い
事務局長 三澤江津子
子どもの生活圏に文化体験を 今年で19年目

埼玉県内の子ども劇場おやこ劇場が、このライブフェスタの取り組みを始めて、今年で19年目になります。当時は、11月14日はディズニーランドに行く日のような風潮があり、「親が仕事をお休みにできる家庭はいいけれど、そうじゃないところはあそびにはいけないね」「うちの地域では子ども会が企画を考えて、集まって遊んでお菓子を配ったり、ホテルのバイキングに行くなどしているよ」と、そんな話題になりました。
そして、この間社会の変化は激しく、子どもの鑑賞の機会は学校公演などもほとんどなくなっていました。
そこで、おやこ劇場が従来行ってきている鑑賞活動は、おやこ劇場の会員にならないと参加できないものが多い中、「この日はすべての子どもたちが体験できる日にしよう♪」「埼玉県民の日を子どもの文化の日にしよう♪」と、『こどもライブフェスタ』がスタートしました。
草加では、最初は1か所ではじまりました。そのころはまだ、地域課題というよりも、年に一度は舞台鑑賞を観てもらいたいという思いや、おやこ劇場の活動をイメージしやすい活動を届けるという思いがありました。
そして、コロナ禍になってから、文化体験の役割の必要性を実感しました。ライブフェスタの目的もスペシャルな楽しい一日を提供するだけでなく、人と人の関わり合いを増やし、まちづくりなんだという意識が芽生えてきました。そして、子どもが歩いて行ける生活圏で行うことが重要なのだと。
地域の人が交流する目的でコロナ後、イベントがたくさん増えてきました。私たちも遊び体験は増やせても、プロによる舞台演劇パフォーマンスなどの鑑賞会は料金がかかります。
今回このプロジェクトにより、最大の難関である経費の問題をクリアできることになります。すべての子どもたちに良質な演劇・パフォーマンス体験を届けられるように、お願いいたします。
副代表 仲村圭子
子どもたちの生活圏に舞台鑑賞を届けたい
昨年のこどもライブフェスタは、草加市内の公共施設など11会場で舞台鑑賞やあそび体験などを、こども無料で実施しましたが、なかでも、小学校の体育館をお借りして、「びりとブッチィーのクラウンショー」を開催できたことは、とても大きな成果でした。
友だち同士で観に来た小学生、親子づれ、児童クラブの子どもたち、近隣の支援施設からの参加もあり、ほぼ定員いっぱいの約200人で、同じ舞台を観て、一緒に楽しむことができました。
子どもも大人も、びりとブッチィーの巧みな技で、舞台にくぎ付けになり、愉快なやりとりに、たくさんの笑い声や歓声があがりました。
子どもたちにとって、いつもの小学校が、いつもとは違う特別な空間となり、心に残る時間になったのではないかと思います。
そして、大人の方からは、「大人にも素晴らしい舞台でした」「子ども達の夢中になる姿をみて、幸せな気持ちになりました」といった感想をいただきました。
今年のライブフェスタは、2つの小学校体育館で「ピアニカの魔術師」コンサートを予定しています。
◯より多くの子どもたちに、舞台鑑賞の機会を届けたい。
学校での芸術鑑賞会も少なくなり、劇場へ足を運んで、舞台を観るのは、難しい今、
生の舞台を観て、プロのアーティストに出会って、ワクワク、ドキドキする体験を、できるだけ多くの子どもたちに届けたいと思っています。
◯子どもが安心して足を運べる、身近な場所に届けたい。
子ども達にとって身近で、安心して行ける小学校の体育館での開催は、とても貴重だと考えています。そして、いつもの学校が、普段とは違うちょっと特別な空間となり、ちょっと特別な思い出となることを願っています。
◯保護者や地域の大人も、子どもたちと一緒に舞台を楽しむ空間にしたい。
大人も同じ舞台を観て、一緒に、笑ったり、共感したり、そして、子ども達の笑顔に幸せを感じ、また、大人の楽しむ姿に子どもたちが安心する。そんな空間が、安心して暮らせるまちづくりにもつながっていくのではないかと思います。
私たちはそのような思いをもって、今年も小学校での、こどもライブフェスタに取り組みます。どうぞ、ご支援をよろしくお願いいたします。

代表 柴康子

埼玉県民の日を子どもの文化の日と始まった「こどもライブフェスタ」。いつもの生活の中に、鑑賞やあそびが体験できる特別な楽しい1日を届けることを目的に始めました。当初は参加料で公演料を賄う形でしたので子どもも大人も有料でした。有料ですから「すべての子ども達に届ける」ことを目的にしているのに実際には参加できない子もいました。
そこで、2020年地域の企業様から協賛金をいただいて「こどもの参加費無料」での実施が可能となりました。
近年メディア等で子どもの貧困問題のひとつとして「体験格差」という言葉が注目されていますが、「こどもライブフェスタ」は体験格差をわずかですが補うことができると思います。 1年でたった1日でも「こどもライブフェスタ」で体験したことが子ども達の成長のひとつになっていることを願って、この事業を継続していきます。
紙芝居屋のbenben
舞台鑑賞に人生の道しるべ
私が草加おやこ劇場に入会したのは今から11年前。
入会というとどこか怪しげにも聞こえますが決して怪しい団体ではありません。笑
娘が幼稚園から持ち帰った1枚のチラシ。
"びりとブッチィのクラウンショー"
身内を亡くし失意の底にいた私は、ふとクラウンが好きだった事を思い出しました。
幼少期に良く観ていた大道芸。
『気分転換になるかもしれない!』そう意を決して参加したこの日、私は人生を変える体験をします。
コミュニティセンターのホールに集まる知らない沢山の地域の人達。敷かれたマットに当時3歳と1歳だった我が子と身を寄せ合い座ると、すぐにショーが始まりました。
ノンバーバルに進む笑いと感動の圧巻の舞台!
ふと気がつくと久しぶりに心から笑っている自分がそこに居ました。
海底に沈んでいた心が一気に浮上していく…
『私も人を元気にする人になる!!』
そう決意してコミュニティセンターを出たあの日を今でも鮮明に覚えています。
"舞台鑑賞や舞台鑑賞で関わる人との繋がりには、人が生きていく上で大切な要素が無限に詰まっている"
一人でも多くの人に"魂揺さぶる体験"を届けている草加おやこ劇場さんへの温かいご支援を
どうぞ宜しくお願いいたします!

寄付者のみなさまへ
鑑賞例会へのご招待
こどもをまんなかに、大人とこどもが共に笑い合う会場へいらしてください。会場で、文化体験の必要性を実感してみてください。
今回は、1万円以上のご寄付をいただいた方を、おやこ劇場が主催する鑑賞例会にご招待いたします(先着50名様/希望者のみ)。
2026年1月18日(日)「世界一の口笛ショー」(レッドベコーズ)
【内容】
たかが口笛、されど口笛!国際口笛コンクール日本人初の2連覇を達成した高木満理子と、いろんな音の出るシンセサイザーを操る細川佳那枝の美しく愉快な音楽パフォーマンス!口笛ではおなじみの曲や鳥の鳴き声クイズ大会、シンセサイザーの面白い音色紹介など盛りだくさん。見て笑って聴いて参加して!口笛の世界に飛び込もう!
場所(草加市内公共施設)・開演時間は未定です。希望の方に招待券を送らせていただきます。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!
ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。
控除上限額かんたんシミュレーション
現在進捗情報はありません。
埼玉県草加市
草加市は、こどもたちが健やかで幸せに成長できるような社会を実現するというこども家庭庁の「こどもまんなか宣言」の趣旨に賛同し、「こどもまんなか そうか」を合言葉に、こどもをかけがえのない大切な存在として位置付けると同時に、大人と同じく草加の未来をつくる大切な主人公と考えています。
こどもの意見がかたちとなり、こどもが笑顔になる、その笑顔が大人を笑顔にし、大人の笑顔がこどもたちをまた笑顔にする、そんな笑顔循環の「だれもが幸せなまち 草加」を目指します。
「こどもの笑顔はみんなの幸せ 大人の笑顔でこどもも幸せ」です。
コメント投稿をありがとうございます!
あなたのその想いが
プロジェクトを動かしています。
投稿は順次、進捗情報ページへ反映されます。
反映まで数日かかることがあります。