みんなで守ろう!特別天然記念物マリモの未来プロジェクト!

北海道釧路市 北海道釧路市

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寄附募集期間:2018年11月1日~2019年1月10日(71日間)

寄附金額
193,000
支援人数
21
達成率
4.8%
目標金額
4,000,000円
終了まで
29日 / 71日

北海道釧路市

プロジェクトオーナー

阿寒の大自然を象徴する神秘の球体「マリモ」、その美しさから「湖の宝石」とも呼ばれています。マリモが丸く大きく育つためには、日光の当たり方、マリモを適度に動かす風や波の力、塩分を含む水質など多くの条件が必要ですが、このような自然の条件がすべて揃っている場所は、世界で唯一、阿寒湖だけなのです。

自然の奇跡が創り出した「阿寒湖のマリモ」は今、環境の変化によって新たな危機に直面しています。

釧路市では、地域の人たちがずっと大切に守り続けてきた「阿寒湖のマリモ」を未来に残すために、地域一丸となって新しい保護対策に取り組んでまいります。

北海道釧路市

北海道の東部に位置する釧路市は、釧路湿原国立公園と阿寒摩周国立公園の2つの国立公園をはじめとし、国の特別天然記念物に指定されている「阿寒湖のマリモ」や「タンチョウ」など、貴重な動植物たちが生息する豊かな大自然を有しています。

1年を通して涼しい気候のため、年々暑くなる日本の避暑地として全国各地からたくさんの方にお越しいただいています。

また、釧路市は長く漁業の街として栄えてきました。潮風に包まれ、夕暮れ時に水面に反射する綺麗な夕日を眺めながら、道東沖を漁場とする新鮮な海産物を堪能できるのは、この地ならではの醍醐味です。

GCFプロジェクト進捗情報一覧

現在進捗情報はありません。

マリモに危機が再来!

今、守らなければならない

阿寒湖のマリモは、今から約120年前の発見当時、湖の4カ所に群生していましたが、周辺で行われた森林伐採の影響で、昭和の初期までに2か所の群生地が消失してしまいました。
残された湖北部の2か所の群生地でも、水力発電に伴う水位低下などの影響を受けてマリモは数を減らし続け、また、1960年代から観光開発が盛んになると、湖の汚染による影響で1973年から82年までの12年間で半減してしまいました。

このような事態を受けて、地域住民や自治体等が協力し、最低水位の遵守や公共下水道の敷設による水質改善などの対策が施されたことで、マリモの減少に歯止めがかかったと思われていました。

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しかし、2000年代に入ると、湖がきれいになったことで水草が増加し、これと並行してマリモの破損が再び目立つようになりました。調査の結果、水草の分布面積は1997年から2011年までの14年間で約5倍増加する一方、丸いマリモの分布面積は約28%も縮小していました。原因を探るべく、釧路市では2014年から4年間にかけて詳細な調査を行ったところ、増えすぎた水草が水の流れを弱め、マリモが回転しにくくなっていることがわかりました。
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その後、試験的に一定範囲の水草を刈り取り、水の流れが改善する傾向を確認しましたが、マリモの生育を回復させるためには、長い時間をかけて多くの水草を刈り取り続けなければならないことも分かりました。このまま水草が増えていくとマリモの居場所が縮小し、やがて姿を消してしまう恐れがあります。世界で唯一残されたマリモの群生地を守るため、みなさんのご支援をお願いいたします。

 

私たちができること

マリモを学び、守り、伝える

「もう一度、昔のようにマリモが豊かに育つ阿寒湖の自然環境を再生したい」

私たちは、「阿寒湖のマリモ」を、次の世代、その次の世代へと引き継いでいく責任があります。
これからもずっとマリモと共に在り続けるため、地域一丸となって今直面している課題を一つ一つ解決していかなければなりません。
世界に誇る日本の大切な宝である「阿寒湖のマリモ」をみなさんと一緒に守りたいと思っています。

今回のご支援は、地域参加型のマリモ保護活動の一環として、「水草の刈り取り活動」と、「マリモ群生地の環境調査」の活動費の一部に充てさせていただきます。

①水草の刈り取り活動

広く参加者を募集し、マリモ群生地に繁茂した水草を船上や水中から刈り取ることで、マリモの生育環境の改善を進めます。マリモが愛する阿寒湖の豊かな自然環境に触れる機会を増やし、マリモ保護への理解を育みます。

②マリモ群生地の環境調査

マリモや水草の分布範囲や量、大きさ、密度等の調査や、水の流れなどの観測を通して、マリモの生育状況や水草の適正な刈り取り範囲などを把握し、マリモと水草が共存できる環境づくりを目指します。

 

みんなでマリモの未来を守るために

地域が一体となってプロジェクトを進めます

事業実施のスケジュールです。
事業は2019年度に実施します。

【2018年】
有識者で構成される「マリモ科学委員会」の指導の下、実施計画を検討・策定

【2019年】
釧路市を含む官民25団体で構成される「阿寒湖のマリモ保全推進委員会」がプロジェクトを実施

地域が一体となってプロジェクトを進めます

 

担当者からのメッセージ

マリモはみんなで守る

マリモ群生地は、保護の観点から立ち入りが厳しく制限されてきました。これは、マリモの生態が分からなかった当時、予防的な観点から地元合意によって取り決められたものです。

一方、釧路市が4半世紀にわたり進めてきたマリモ研究の成果によって、近年になってマリモの生態が明らかになるとともに、保護のあり方についても科学的な議論ができるようになってきました。

これに伴い、地域の人たちからも、環境教育の場としてのマリモ群生地の活用が期待されるようになってきました。

群生地を閉ざしてしまえばマリモは守れる。しかしながら、マリモを人から離すことによって愛護心が薄れてしまうことも事実です。

私たちは、これまで蓄積されてきたマリモ研究の知見を活用し、水草の刈り取りなどの保護活動を地域のみなさんと一緒に進めることで、マリモを学び、未来に伝える場をつくっていきたいと考えています。

応援よろしくお願いいたします。

 

寄附者の皆様へ

釧路市非公式キャラクター まりむちゃんからのメッセージ

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まりむはあかんこにすんでいるまりものようせい。

だいすきなふるさとのためにちからをあわせてみんなでまあるいえがおをつくろうよ。

みんな、まりむにあいにきてね。

釧路市からのメッセージ

■ 釧路市からみなさんに伝えたい思い

釧路市はひがし北海道の拠点都市として栄えてきた街です。
こんなに素敵な自然や美味しい食べ物、人情味溢れる街並みがあるのに、全国的な知名度はまだまだ低く、とても悔しい思いを抱えています。今回のプロジェクトを通して、釧路市の魅力を全国に発信し、一人でも多くマリモをともに守っていける仲間ができることを願っています。
そして、釧路から離れてしまったけれども、遠い地から故郷を想うみなさんが、釧路出身であることに誇りを持てるよう発信していきたいです。

私たちの強い気持ちとみなさんの温かい気持ちでマリモの未来をつくりましょう。