ー宝の山「高良山」を次世代につなぐ仕組みをつくるためにー高良山の麓に竹林整備活動の拠点を作りたい
カテゴリー:食・農林水産業・商工業
寄付金額 45,000円
目標金額:3,000,000円
- 達成率
- 1.5%
- 支援人数
- 6人
- 終了まで
-
88日
/ 92日
福岡県久留米市(ふくおかけん くるめし)
寄付募集期間:2025年10月1日~2025年12月31日(92日間)
福岡県久留米市×高良山竹林環境研究所

私たち高良山竹林環境研究所は、2022年の春に活動をスタートしました。「竹林整備を通じて、宝の山『高良山』を次世代につなげていく」をミッションに掲げ、活動しています。その一歩として、「くるめ高良山メンマ」を商品開発し、今まで放置されていた伸びたタケノコを、皆様に「おいしく食べて」いただくことで、より多くの人に竹林整備活動に参加していただける仕組み作りをはじめました。地域の方々のご協力のおかげで「高良山メンマ」のファンが徐々に増え、同時に竹林整備活動に興味をもってくださる方も増えています。次のステップとして、地域内外の多くの方が楽しく竹林整備活動に参加できる活動拠点を作り、竹を活用した商品販売やイベントを実施して、持続可能な竹林整備の仕組みを構築していきます。
◆久留米市外にお住まいの方はもちろん、久留米市民の皆様もご寄付いただけます。
※本事業に返礼品はありません。あらかじめご了承ください。
課題
どうやって高良山を守って行くのか
竹林整備活動をスタートしたきっかけは、両親が所有する先祖代々受け継いできた高良山の山林を自分たちも同じように守っていけるだろうかという不安からでした。
祖父母の世代は山の中にミカン畑・筍畑などがあり、自生する豊富な山の幸を市場に卸して生業とし、山を守ることが日々の暮らしの一部でした。
両親の世代は高度成長期・終身雇用の時代で、会社組織に属して働き、給与を得る暮らしに変わっていきました。
山を守る活動は、余暇を使って親戚やご近所同士の助け合い、自治会やボランディア団体といった地域の人々の活動に変化していきましたが、高齢化により竹林整備活動の継続が難しくなっています。

竹林整備活動の必要性
山が荒廃し、生態系が崩れる原因の一つに放置竹林問題があります。
竹は、成長スピードが早く、どんどん根(地下茎)を広げ、周囲の木よりも高く伸びていくため、木々の成長を妨げてしまいます。また、根(地下茎)が浅いため、広がった竹林は地すべりを起こしやすく土砂災害を引き起こすリスクがあります。豪雨災害が多い久留米市では、2023年に久留米市田主丸町で大雨による山の土砂崩れに住宅が巻き込まれ、人的被害も発生しました。
放置竹林が増える背景には、竹の代わりに安価なプラスティックを原料とする製品が増え、竹の需要が激減したこと、過疎化・高齢化により竹林を維持管理する人口が減っていることがありますが、竹林が整備されなければ山はどんどん荒廃し、人の命にも関わるのです。

自分たちの時代にあった竹林整備の仕組み
時代とともに社会環境も大きく変化していく中、私たちの世代では、どのように山を守っていけるのでしょうか?
今までの竹林整備活動を通じて、活動継続のために大事なことが見えてきました。
①ボランティアだけでは続かない
②楽しくないと続かない
③応援してくれる人がいないと続かない
こうして、「誰もが楽しく参加できる『新しい竹林整備の仕組み』を作って高良山を守る」というビジョンが見えてきました。


事業内容
竹林整備活動の拠点づくり
竹林整備の活動拠点を作ることで、活動のPRがしやすくなり、地域の方々や学生さんたちとの交流をより一層深めていきながら竹林整備活動に関わる人々を増やしていくことができると考えています。
そのために、高良山の麓にある空き家物件を借りて、建物の改修や作業場の整備といった拠点づくりも地域の方々や学生さんたちと一緒に行い、「皆で作り上げた拠点」という特別な場所にしていきます。


活動拠点でやりたいこと
竹林整備活動は、「①枯れた竹の除去 ②青竹の間引き ③伸びたタケノコを伐採し、メンマにする」というものですが、山の中での重労働もあるため、参加できる方が限られてしまっています。
しかし、くるめ高良山メンマの「おいしく食べて竹林整備」のメッセージのように、購買・消費行動もまた「竹林整備活動」につながり、そういう方が増えていくことが活動を継続させるカギだと考えます。
活動拠点では、竹林整備活動に関わる方たちの裾野を広げる取り組みをしていきます。

活動のその先に・・・
竹林整備の拠点から地域のために活用できる拠点へ
高良山には、地域の方たちだけでなく、登山や参拝、観光目的で地域外からも多くの人が訪れています。
竹林整備の活動拠点が地域の方たちの交流の場となっていくとともに、地域外から訪れた方たちの休憩所としても集ってもらえ、高良山や御井町をPRできる拠点にできればと思います。
多くの方々に私たちの活動や、久留米そして高良山に関心をもってもらい、宝の山高良山をキレイにして次の世代へ引き継いでいく活動へと繋げていきます。

寄附金の使い道
・活動拠点づくりのための改修工事に関わる人件費・材料費・廃材処分費・機材等の備品費
・新商品開発のための機材等の備品費
・活動拠点で実施するイベントに関わる諸費用
※目標金額を上回った場合、下回った場合も、本事業に活用させていただきます。
※万が一、本事業が中止になった場合は、久留米市の市民活動を支援する事業に活用させていただきます。あらかじめご了承いただきますようお願いします。

寄付してくださった皆様へ
高良山竹林環境研究所のオリジナルキャラクター「ちくリン」のステッカーを特典としてお送りさせていただきます。

代表からのメッセージ

「高良山」は物心ついた時から登っている山です。この高良山を綺麗にし次世代へ繋げていく・・・その活動を継続していくにはもう一歩踏み込んだ対策が必要です。
地域の皆さんと大学生、高校生が交流し、高良山を眺めながら地域の将来について語り連携を深めていく。そしてふと立ち寄った登山客も休憩しながら地域のことを知る。そんな拠点をつくりたいと考えています。
この高良山の麓という絶好の場所に、皆が集い、情報発信ができる明るい拠点をつくり、大切な里山高良山を次世代へ繋いでいくために・・・
久留米、高良山を愛するすべての皆さまのご支援、ご協力を、何卒よろしくお願い申し上げます。
高良山竹林環境研究所 代表 渡辺琢磨
地域の方からの応援メッセージ

渡辺さんと出逢ったのは、私が筑後エリアの地域資源を生かしたクラフトジンを作るための材料を探していた時でした。間伐した竹や笹に価値を持たせようという事もありますが、何より高良山竹林環境研究所が取り組んでいる素晴らしい活動自体を沢山の人に知ってもらいたいと思ったからです。その活動がまた一つ次のステージに進むための拠点作りを、心から応援いたします!
Bottled Local 代表 高橋 米彦
筑後エリアの豊かな地域資源を生かしたクラフトジンの販売を通して地域の魅力を発信している。

宝の山「高良山」を未来へ。
放置竹林の整備、高良山メンマづくり、そして空き家を活用した活動拠点の整備。
地域の自然を守り、楽しみ、次世代へ引き継ぐ取り組みです。この挑戦に、ぜひ多くの皆様のご協力と、ご参加をお願い申し上げます。
高良山の森と環境を守る会 石井 秀夫
久留米市御井町在住、「ひでちゃん」の愛称で地域の子供から大人まで親しまれ、頼られる存在。宝の山「高良山」を守り続ける活動に長年携わっている。
ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!
ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。
控除上限額かんたんシミュレーション
現在進捗情報はありません。
福岡県久留米市
福岡県久留米市は福岡県の南部に位置し、九州一の大河「筑後川」に抱かれています。古くから筑後川がもたらした肥沃な大地と豊富な水を活かして農業都市として栄えてきました。
また、明治以降は県南地域の商業の中心地となり、国産のシューズメーカーとして有名な「アサヒシューズ」「ムーンスター」、世界的タイヤメーカーの「ブリヂストン」を中心としたゴム産業のまちとして発展してきました。
その発展の過程で形成された独自の食文化は当時の労働者の胃袋を支えるとともに、久留米のグルメとして現在に誇る逸品となっております。
「九州有数の農業都市」「とんこつラーメンの発祥の地」や「焼き鳥のまち」であり、「日本有数の酒処」さらには「ゴムのまち」として、久留米の先人が創り上げた数々の美味と逸品をぜひ一度堪能してみてください。
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