子ども達が“自分流”を極める「じぶんの学校」づくり
カテゴリー:子ども・教育
寄付金額 95,000円
目標金額:3,000,000円
- 達成率
- 3.1%
- 支援人数
- 11人
- 終了まで
-
88日
/ 92日
福岡県久留米市(ふくおかけん くるめし)
寄付募集期間:2025年10月1日~2025年12月31日(92日間)
福岡県久留米市×一般社団法人umau.

一般社団法人umau.は、久留米市で母子家庭の当事者団体から生まれ、2021年に設立された法人です。私たちが運営する居場所「じじっか」は、「血縁のない大家族をつくる拠点」を目指しています。
土日を中心に開放し、親子食堂や食材の配達、親子企画や勉強会、相談や送迎、さらには緊急時の宿泊など、一人ひとりの「今」に寄り添いながら、みんなで支え合って暮らしていける活動を行っています。
この場では「ただいま」「おかえり」という挨拶が当たり前になり、現在では300世帯を超える大家族へと広がりました。
「ひとり親・ふたり親ではなく、7人親へ」というキャッチコピーを掲げ、地域ぐるみの子育ての実現に向けて歩みを続けています。
◆久留米市外にお住まいの方はもちろん、久留米市民の皆様もご寄付いただけます。
※本事業に返礼品はありません。あらかじめご了承ください。
課題
【不登校時にやりたい事を望めない環境】
現代において、不登校と呼ばれる小中学生は全国で34万6,482人(令和5年度)、久留米市では700人(令和4年度)と報告されています。
しかし、私たちが社会課題として捉えているのは「学校に行かないこと」そのものではありません。真に課題となるのは、子どもたちが 学校に行っていない時間をどう過ごすか という点です。
成長の途上にある子どもや若者が、不登校か否かに関わらず、自らの力を発揮できる「場所」と「機会」、そしてそれを支える「仕組み」が、地域の中にもっと必要だと考えています。

【家庭環境で左右される教育環境】
令和4年度調査によると、全国で貧困の状態にあるこどもの割合は11.5%と言われており、特にひとり親世帯の貧困率は44.5%と高い水準を示します。
また、久留米市でも令和6年度の調査により、子どもがいる家庭での生活困難層の割合は19.4%と報告されています。
世帯収入が127万円以下の家庭では、家賃・光熱費・食費など、最低限の生活を維持するだけで精一杯という状況に直面します。
そのため、子どもの習い事や教育環境の整備はどうしても後回しにせざるを得ないのが現実です。
私たちは、家庭や経済環境に左右されることなく、子どもたちが自らの可能性をのびのびと広げていける地域でありたいと願っています。

事業内容
自分流教育3150学園(仮)の設立
わたし達は、2026年7月に、【自分流教育3150学園(仮)】をじじっかに設立します。
学校では団体行動やルールの中で生活していく社会性を学びます。
3150学園は個人の気持ちや希望を元に自分のルールを設け夢中と集中力を高める個人性を学びます。
「好きなものを好きと言える」「夢中になっている事に大人が向き合ってくれる」「満たされた心で自分流の希望を抱ける」そんな自分流で存在できる地域の学校を目指します。

自分流教育プログラムとは?
私たち「3150学園」で進めていくプログラムは、子どもたちが自分で時間割を組み立てる新しい学びのスタイルです。
科目は大きく5つ+自由科目。
1.デジタル:プログラミング、動画制作、ゲーム、E-sports、デザインなど
2.美容:メイク、ネイル、ヘアアレンジ、美顔、エステ、ファッションなど
3.アート:イラスト、絵画、ハンドメイド、グッズ制作、空間デザインなど
4.勉強:受験・資格、読書、宿題、出版、情報収集など
5.生活:料理、洗濯、片付け、掃除、家計簿、コミュニケーションなど
6.自由科目:子ども一人ひとりの興味関心に合わせたもの
子どもたちはこれらを組み合わせて、自分だけの時間割を作り、毎日学びを進めていきます。
ここには「先生」はいません。
必要な時に、地域の経験者や専門家の方々に力を借りながら、子どもたちは自分のペースで学びを深めていきます。
私たちは、子どもたちが「やりたい!」と思うことを軸に、自由で多様な学びを実現する場所をつくります。


3150学園(学校)×じじっか(血縁のない大家族)
「血縁のない大家族をつくる“じじっか”」と、「自分流教育“3150学園”」を同じ拠点で同時開催していくことで、
自分の興味関心に集中する力と、安心する居場所が重なり合う子ども達の成長へ向けた相乗効果を目指します。

寄付金の使い道
支援いただいた寄付金にて、3150学園を設立・運営していくための費用として活用させていただきます。
・3150学園に係る人件費(運営スタッフ・講師謝金)
・科目運営に関わる備品購入費(パソコンや文房具等)
・学園設営に係る備品購入費(デスク・クーラー等)
・消耗品費等(文房具・印刷等)
・広告宣伝費(様々な家庭に伝わる発信等)
※目標金額を上回った場合、下回った場合も、本事業に活用させていただきます。
※万が一、本事業が中止になった場合は、久留米市の市民活動を支援する事業に活用させていただきます。あらかじめご了承いただきますようお願いします。

寄付してくださった皆様へ
わたし達じじっかは、2023年から、年末にお渡しする“いえまる”というしめ縄のような「家族のしるし」を製作しています。
5歳の子から、80代の方までみんなで作っている「いえまる」
毎年の家族を丸くしていく「いえまる」
毎日チラっと見て今日も幸せだねって思うしるしとなる「いえまる」
このしめ縄のような、しめ縄ではない年中使える「いえまる」
寄付期間がスタートした10月1日から10月10日までにご支援いただいた方に、この「いえまる」をお届けさせていただきます。
10月11日以降ご支援していただいた方には「リリボンキーホルダー」をお贈りします。

応援メッセージ
久留米市には、全国に誇れる理想の実家、「じじっか」があります。
母子家庭の子供達に無料塾や子ども食堂を運営する中で、環境が原因でやりたいことを見つけられず、夢を諦めてしまう子どもたちがいることを知りました。
そんな彼らが安心して挑戦できる場所を届けたい。これが「じじっか」を運営する皆さんの熱い思いです。
ゲーム、PC、美容、家事など、「自分流」を極められる**理想の実家「じじっか」**を創るこの活動を、私も心から応援しています。
子どもたちが自信を持って未来に希望を抱けるよう、皆さまの温かいご支援をよろしくお願いいたします。
大久保勉
会長からのメッセージ
じじっかのクラウドファンディングのページをご覧いただき、ありがとうございます。
じじっかという血縁のない大家族をつくる拠点が立ち上がり今年で丸5年を迎えることが出来ました。
毎日毎日、様々な家庭の夢や課題と向き合い、みんなで手を取り合って、難しい問題にも心温まる解決法を見つけ出し笑顔で乗り越えています。
新たな教育という分野にチャレンジ致します。皆さまのご支援をよろしくお願い致します。
一般社団法人umau.会長 佐藤有里子
ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!
ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。
控除上限額かんたんシミュレーション
現在進捗情報はありません。
福岡県久留米市
福岡県久留米市は福岡県の南部に位置し、九州一の大河「筑後川」に抱かれています。古くから筑後川がもたらした肥沃な大地と豊富な水を活かして農業都市として栄えてきました。
また、明治以降は県南地域の商業の中心地となり、国産のシューズメーカーとして有名な「アサヒシューズ」「ムーンスター」、世界的タイヤメーカーの「ブリヂストン」を中心としたゴム産業のまちとして発展してきました。
その発展の過程で形成された独自の食文化は当時の労働者の胃袋を支えるとともに、久留米のグルメとして現在に誇る逸品となっております。
「九州有数の農業都市」「とんこつラーメンの発祥の地」や「焼き鳥のまち」であり、「日本有数の酒処」さらには「ゴムのまち」として、久留米の先人が創り上げた数々の美味と逸品をぜひ一度堪能してみてください。
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