こども虐待防止! オレンジリボンこどもフェスタを久留米で続けたい

カテゴリー:子ども・教育 

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目標金額:2,100,000

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福岡県久留米市(ふくおかけん くるめし)

寄付募集期間:2025年10月1日~2025年12月31日(92日間)

福岡県久留米市×特定非営利活動法人にじいろCAP

プロジェクトオーナー

私たち特定非営利活動法人にじいろキャップは、久留米を拠点に約30年間、子どもへの暴力防止・予防教育に専門的に取り組んできた団体です。
ミッションは「すべての子どもが、生まれてきてよかったと心から思える社会をつくること」。

その実現のために、訪問した幼稚園・保育園は600園(のべ)、学校は3,000校(のべ)を超え、声を聴いてきた子どもの数は20万人(のべ)にもなりました。
「あなたはとっても大切な人だよ」「嫌なことや怖いことがあったときにはこんな方法で助けを求められるよ」というメッセージを一人ひとりに伝え、子どもたちが安心して声をあげられる環境づくりに努めています。

今回のクラウドファンディングでは、2022年から児童虐待防止月間(11月)に合わせて毎年開催している、啓発イベントを継続するために挑戦します。

◆久留米市外にお住まいの方はもちろん、久留米市民の皆様もご寄付いただけます。
※本事業に返礼品はありません。あらかじめご了承ください。

課題

虐待による死亡事例は年間50件超 “1週間に1人”という現実

2023年にこども基本法が制定され、「こどもまんなか」「こどもファースト」という言葉が広がるようになりました。
しかし、日々の生活や学校、地域の行事の場面で、こどもたちの参画は本当に実現できているでしょうか。こどもの権利は守られているでしょうか。

児童虐待による死亡、子ども若者の自殺、虐待相談件数(実際の虐待件数は把握不可)は全て増加傾向です。

日々の生活に安心感がなかったり、自分に自信が持てなかったり、自分の意見や感情を自由に表現できないという子どもたちがたくさんいるように感じます。

子育て中の保護者の孤立

人口減少による人手不足、物価高、核家族化……子育てを困難にする要因は数多くあります。
その中でも、とりわけ深刻なのが「孤立感」です。孤立は、子育てをより一層苦しいものにしてしまいます。

実際に子育て中の保護者の現状を見ると、

・手伝ってくれる人がいない

・近所づきあいがない、あるいはする暇がない

・悩みを話せる人がいない、話す時間さえない

・「周りも頑張っているから、自分だけ相談できない」と思ってしまう

・「自分が選んだ道だから仕方ない」「子どものためだから頑張るしかない」と抱え込んでしまう

このように、孤軍奮闘している保護者は少なくありません。

事業内容

こどもたちに「安心・自信・自由」の体験を!

児童虐待防止のために、子どもにとって大切なことは「安心して、自信を持って、自由に生きること」。そのことを実践的に体験してほしい。
このイベントでは、どんな意見も怒ったり否定したりせずに聴く大人たちが支える安心できる環境の中で、子どもたち自身がやってみたいことに挑戦し、行動することによって自信をつけることを目的としています。

・ステージで歌う、踊る、演じる
・好きなことや得意なことを見せる、教える
・作ったものを見せる、売る
・飲食店や小さい子のお手伝い

参加した子どもたちからは「人前に出ることに抵抗がなくなった!」「自分の作品を見てもらったり買ってもらったりして自信が持てた!」「今度はもっと盛り上げられるようにしたい!」などの感想がありました。自分なんて…と感じていた子どもたちが準備を重ねたり、他者の役に立ったりすることでみるみる表情に自信や強さを感じられるようになりました。やりたいことをやってみることで、将来への希望が膨らんでいることを感じます。
大人たちは子どもの力に驚かされ、感動をもらいました。
このイベントを通じて、私たちは改めて「子どもの声を聴くことの大切さ」を、子どもたち自身から教わっており、より多くの子どもたち、大人たち、市民のみなさまに体験してほしいのです。

色んな居場所があることを、知ってもらってつながりたい

久留米には、こどもや子育て中の保護者を支えたい、力になりたい――そんな思いを持って活動している団体がたくさんあります。

たとえば、血縁のない大家族の居場所「じじっか」を運営し、食事提供や学習・生活支援、家事援助などを久留米市の委託も受けて行っている【umau】。
お母さん業界新聞を発行し、コミュニティや居場所づくりに取り組む【お母さん大学福岡支局】。
不登校やひきこもりを考える親の会・講演会を開催し、当事者の声を教育関係者にも届けている【ダンデライオン】。
子育てのコツを動画で配信する【にじいろCAP】。

――そして、ここでは紹介しきれないほど多様な団体が活動を続けています。

私たちは、そうした団体の存在をもっと多くの子どもたちや保護者に知ってほしいと願っています。
そして、それぞれの活動が互いに支え合い、つながり合うことができれば、地域の力はさらに大きくなるはずです。

今回紹介した団体を中心に、実行委員会を立ち上げ、このフェスティバルを開催します。
団体同士が共に創り上げ、交流を深め、未来へと広げていくための第一歩にしたいと考えています。

寄付金の使い道

・会場費(借用・設営)50万円
・消耗品費(案内板・文具・スタッフTシャツなど)50万円
・印刷製本費(チラシなどデザイン・印刷)30万円
・通信費(郵送・保険等)10万円
・写真・動画撮影編集費30万円
・準備・運営人件費20万円
・交通費10万円
・備品購入費10万円

※目標金額を上回った場合、下回った場合も、本事業に活用させていただきます。
※万が一、本事業が中止になった場合は、久留米市の市民活動を支援する事業に活用させていただきます。あらかじめご了承いただきますようお願いします。

代表からのメッセージ

「くるめこどもフェス」という名で2022年に始めたこの事業、多くの皆様にご支援、ご協力をいただきながら実績を重ねてまいりました。
当初より、久留米市絆づくり推進事業の補助金を受けており、2024年には児童虐待防止全国ネットワークから九州初の開催地として選出され、補助金をいただくことができました。しかしながら、どちらの補助金も受け取れる年数に限りがあります。
回を重ね、より盛大に、よりこどもたちの力を引き出せるようになってきたこのイベントを今後も継続していきたいのです。その為にはみなさまからのご寄付、ご支援が欠かせません。
どうぞ、こどもたちの輝く笑顔とそれを眺める大人の穏やかな眼差しに溢れるこのイベントを途絶えさせることにならないよう、ご協力をお願い致します。

NPO法人にじいろCAP代表重永侑紀

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

現在進捗情報はありません。

福岡県久留米市

久留米市について
福岡県久留米市は福岡県の南部に位置し、九州一の大河「筑後川」に抱かれています。古くから筑後川がもたらした肥沃な大地と豊富な水を活かして農業都市として栄えてきました。
また、明治以降は県南地域の商業の中心地となり、国産のシューズメーカーとして有名な「アサヒシューズ」「ムーンスター」、世界的タイヤメーカーの「ブリヂストン」を中心としたゴム産業のまちとして発展してきました。
その発展の過程で形成された独自の食文化は当時の労働者の胃袋を支えるとともに、久留米のグルメとして現在に誇る逸品となっております。
「九州有数の農業都市」「とんこつラーメンの発祥の地」や「焼き鳥のまち」であり、「日本有数の酒処」さらには「ゴムのまち」として、久留米の先人が創り上げた数々の美味と逸品をぜひ一度堪能してみてください。