猫で繋がる輪「にゃ輪(わ)」 人と猫が共生できる社会を目指して
カテゴリー:動物
寄付金額 75,000円
目標金額:1,200,000円
- 達成率
- 6.2%
- 支援人数
- 13人
- 終了まで
-
43日
/ 90日
岡山県総社市(おかやまけん そうじゃし)
寄付募集期間:2025年7月29日~2025年10月26日(90日間)
岡山県総社市

飼い主のいない猫をそのままにしておくと,繁殖期には子猫が生まれ,増えた猫たちによって,ゴミ荒らしや鳴き声など,地域環境に悪影響を及ぼすことにつながります。
このような飼い主のいない猫に対する,不妊去勢手術費や地域猫活動の支援などに活用するため,総社市はクラウドファンディングに挑戦します。
人と猫が共に暮らしやすい環境を目指して。
皆様の温かいご支援を,どうぞよろしくお願いします。
総社市の取り組み
さくらねこ

令和7年度実施状況
<総社市さくらねこ不妊去勢手術費助成金>
・頭数:105頭
・助成人数:32人
・助成金:999,800円
※令和7年6月30日時点
地域猫

令和6年度実績
<総社市地域猫活動助成金>
・頭数:282頭
・助成団体数:13団体
・助成金額:1,249,024円
令和7年度実施状況
<総社市地域猫活動助成金>
・頭数:248頭
・助成団体数:16団体
・助成金額:1,207,952円
※令和7年6月30日時点
猫の生態と人に与える被害
個体差はありますが,猫は生後6ヵ月から12ヵ月頃を最初に年間2回以上,発情期を迎えます。特に春と夏にみられる事が多く,妊娠すると約2か月で1頭から8頭を出産します。
人の生活圏に野良猫が多数存在すると,悪臭や糞尿で地域の生活環境が悪化していくことにより,人から疎まれ,虐待や遺棄などに繋がります。
動物愛護法では動物を殺したり傷つけたりした者は,五百万円以下の罰金,五年以下の懲役,動物を遺棄した者は,百万円以下の罰金,一年以下の懲役となります。
また,猫は縄張りを作る動物です。自分の領域に入られると猫同士が喧嘩することもあります。
SFTS(重症熱性血小板減少症候群)ウイルスを保有したマダニに噛まれれば猫自体がウイルスの媒介者となり,その猫から次の猫へウイルスが移ることがあり,ウイルスを保有した猫が街にあふれることにも繋がっていきます。
猫を増やさないためには,なるべく短期に手術を行う必要があり,猫が好きな人も嫌いな人も気持ちよく過ごせるようたくさんの方に制度を利用していただきたいと考えています。


猫で繋がる輪「にゃ輪(わ)」の定義(活動を行う意味)について
不妊去勢手術を行っている活動者の中には,数年もしくは何十年も前から活動を続けている方も少なくありません。
その活動者が活動する範囲においては,野良猫の数は明らかに減っています。しかし,この飼い主のいない猫問題がなくならない要因は,①猫の生殖能力の高さ,②活動を行う側のリソース不足(活動者の数,金銭的・時間的な問題など),③地域コミュニティの関心の低さ(他人事化)と,地域猫活動に対する理解の輪が広がっていないことなどが要因と考えられます。
活動者が行う不妊去勢手術の費用に対して支援を行うことにより,問題の発生源である繁殖を抑え込むとともに,活動者や住民・自治会・行政が連携して取り組み,協働の仕組みが生まれます。
一連の動きを「にゃ輪(わ)」と定義し,地域全体で活動することにより猫トラブルを減らすことができ,人と猫の生活を守ることができます。

TNRとは
T(Trap)捕獲をすること
N(Neuter)不妊去勢手術をすること
R(Return)元の場所に戻すこと の頭文字をとりTNR活動と言います。
野良猫が増えるのを防ぐためには不妊去勢手術が有効です。
不妊去勢手術を施される猫がかわいそうという,考えも存在するのは確かです。
しかし,手術により野良猫の病気を防ぐ効果も期待できます。
総社市では「野良猫を減らす=人も猫も住みよい社会を作る」ための解決方法の一つとして,「TNR活動」を推進しています。

寄附金の使い道
寄附金は飼い主のいない猫に不妊去勢手術や地域猫活動の支援を行う費用などに活用させていただきます。
※目標金額に達する/達しないに関わらず、ご支援いただいた寄附金は、上記費用に活用させていただきます。
<寄附者の皆さまへ>
活動者Iさん
活動を続けていると,野良猫の情報がよく入るようになり,多くの現場に駆け付けていきました。
その中でも多頭飼育の現場は,明らかに困っていても助けを求められず孤立している方が多くおられます。
そのまま孤立すれば無秩序に野良猫が増え続け,近親交配で奇形の猫が産まれたり,猫エイズなどの病気を親猫から受け継ぐ事も多く,生活環境も劣悪です。
助成金がある事で,不妊去勢費用の負担が少なくなれば,活動のハードルが下がり本当に助かります。

総社市長 片岡 聡一からのメッセージ
近年,特定の飼い主のいない猫,いわゆる地域猫に関するさまざまな声が寄せられております。夜間の鳴き声,糞の被害や繁殖による増加など,全国的に深刻な地域問題となっています。
総社市でも同様ですが,本市では,これらの問題に対し「地域猫活動」に取り組む団体の皆さんが,真正面から向き合い,人と猫が共生できる環境づくりのために日々頑張ってくださっています。
私たちも,「地域猫活動」に取り組む団体に対し,様々な支援をしておりますが,今年度からさらに不妊去勢手術の費用に対し支援を始めたところです。
しかしながら,地域猫活動を継続的に行うためには,不妊去勢手術の費用,餌代及び糞尿処理費用など,多額の費用がかかり,十分な支援までに至っていないのが現状です。
地域猫問題を根本から解決するためには,地域に住む猫たちの繁殖を抑制しながら,安全で健康的に暮らせる環境を整えていくことが重要です。
そこで私たちは,クラウドファンディングに挑戦し,継続的かつ効果的な活動を支援していきたいと考えています。
地域猫活動に関わる方々の努力は,時に見えにくく,報われにくいものです。
ですが,その積み重ねが,地域の空気を変え,優しさを根付かせていくのだと信じております。
この取組に,どうか皆様のお力を貸していただき,ともに地域猫たちの未来を守りましょう。
すべての命が大切にされ,安心して暮らせるまちにするため,温かいご支援を賜りますようお願い申し上げます。

<ふるさと納税型クラウドファンディング>
この寄附は「ふるさと納税対象」です。
個人様による寄附は「ふるさと納税」の対象となり、寄附した金額のうち2,000円を超える部分について、所得に応じた一定の上限額まで、所得税の還付や個人住民税から控除することができます。
法人の場合、自治体への寄附として損金に算入することで、税の節税になることがあります。
※1 企業版ふるさと納税ではありません。
※2 この寄附による返礼品はございません。
ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!
ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。
控除上限額かんたんシミュレーション
■市ホームページへの寄附情報の公表について
寄附の公表を希望される方は、受付終了後に総社市ホームページへ掲載させていただきます。
寄附画面を進みますとアンケートがございますので、そちらからご回答ください
現在進捗情報はありません。
岡山県総社市
総社市は、その中央部に高梁川が流れ、豊かな自然環境が残る、水とみどりあふれるまちです。また、鬼ノ城をはじめ備中国分寺などの歴史遺産も数多く残っています。
現在、総社市では「障がい者千五百人雇用」「自由枠交付金」「子育て王国そうじゃ」「新公共交通雪舟くん」「英語特区」など,総社市独自の政策に取り組んでいます。
「ふるさと総社を応援したい」「ふるさと総社をよくしたい」という皆さんの思いを寄附金という形で実現していただければと考えています。
『挑戦する都市 総社市』を応援、よろしくお願いいたします!
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