天保の居蔵 令和再生プロジェクト
カテゴリー:まちづくり
寄付金額 0円
目標金額:6,000,000円
- 達成率
- 0%
- 支援人数
- 0人
- 終了まで
-
88日
/ 92日
福岡県八女市(ふくおかけん やめし)
寄付募集期間:2025年10月1日~2025年12月31日(92日間)
福岡県八女市×NPO法人まちづくりネット八女

江戸末期から昭和初期にかけての白壁の町並みが残る八女福島地区は、どこか 「おばあちゃん家に遊びに来たような故郷」をおもわせます。
しかし、空き家となった町家は朽ちていき解体の危機に瀕しており、古き良き景観が失われつつあります。
私たちは、所有者による再生活用が困難な空き町家をリノベーションし、新たな人に活用してもらう活動をしております。
今回のプロジェクトは、八女市福島地区の居蔵造の始まりとされる「今里家住宅」(市指定文化財)のリノベーションに取り組みます。
現在、市が策定した「保存活用計画」に基づいて、本年度から保存修理工事(3カ年事業)に着手しており、現在は解体調査作業を進めています。
空き町家を甦らせ活用していくために、何とか皆様のお力をお貸しください!
始まりの居蔵(町家建築)「今里家住宅」をリノベーション!
このプロジェクトの内容
今回のプロジェクトでは、いよいよ八女福島で最初の「居蔵」とされる市指定文化財「今里家住宅」の再生に取組みます。
今里家住宅は、八女福島伝統的建造物群保存地区内(平成14年国選定)のやや西に旧往還道に面して建つ町家建築で、八女福島の町家の特徴である「居蔵(いぐら)」と呼ばれる白壁土蔵造の最古(天保9年)の建物で、八女福島の「居蔵造の始まり」とされ、貴重な町家です。
私たちNPO法人は、所有者が何らかの事情で空き家を改修し活用ができない場合に、所有者に代わって改修から活用までを代行して事業します。
しかしながら、私たちも潤沢な資金があるわけではありません。
空き家の修理には市から補助はあるものの、内部改修を含めてかなりの自己負担を伴います。
自己負担分は金融機関等から借入し、賃貸して返済していくというリスクを背負いながら挑戦しています。
このクラウドファンディングの成功によって、NPO法人が背負うリスクと店子の家賃負担の低減を目指します。

ロードマップ・寄附金の使い道
今里家住宅の保存修理事業の費用の一部
・工事費等 97,600千円(2026年度工事分)
(内、ガバメントクラウドファンディングによる資金調達 3,000千円)
※寄附の内、返礼品や諸手数料を差し引いた金額が事業に充てられます。
※目標金額に達しなかった場合であっても、当NPO法人が銀行からの融資額を増額して事業を実施します。
※目標金額を上回った場合は当該事業にかかる金融機関からの融資額の低減や過年度融資分の繰上返済に充てます。

NPO法人 まちづくりネット八女 北島 力
今里家住宅は、八女福島の匠が粋を凝らした町家建築の一丁目一番地

2019年度からガバメントクラウドファンディング挑戦しており、
これまでに多くの皆様にご協力をいただき、心より御礼申し上げます。
お陰様で、これまでのプロジェクトで4件の空き家の改修を実現することができました。昨年から最も重要な今里家住宅の再生に取組んでいます。
まちの人口減少が深刻になる中、空き家を再生し移住者や出店者を温かく受入れることは、地域の活力とコミュニティの持続に繋げることができます。
今回の「天保の居蔵 令和再生プロジェクト」は、歴史観光まちづくりを推進するため、建物修理後は2020年にオープンした分散型町家ホテル「NIPPONIA HOTEL 八女福島商家町」としての増室をめざしております。
是非、皆様の厚いご支援をお願いします。
修理した後は町家ホテルなどに活用し、賑わいを取り戻します

私たちNPO法人は、空き家をただ単に改修するだけではなく、町家の魅力を感じて希望される「借り手」の方に空き家を紹介してマッチングを行っています。
このような私たちの取り組みに賛同して遠くから移住してこられる方もたくさんおり、これまで40軒以上のマッチングを行ってきました。
空き家が活用され魅力的な出店が増えることで、まちの魅力が増し来訪者が増え、まちの活力が高まるものと確信しています。
これまでのガバメントクラウドファンディングの取組み






この事業によって再生された町家が、あらたな賑わいの場所となり八女市を訪れる方の楽しみが増えることが期待されます。
応援メッセージ
バリューマネジメント株式会社 代表取締役 他力野 淳 さん
■ 歴史的資源を活用した「観光まちづくり」

バリューマネジメント株式会社は、歴史的建造物の利活用することで次の時代に継承する、歴史的資源を活用した観光まちづくり事業を進めています。それぞれ地域にしかない建物固有の価値を創造し、人々がまちや建物に息吹を吹き込み、価値が生まれ、結果的に文化が紡がれていくと考えています。
八女市においても、八女商工会議所様とともに八女福島重要伝統的建造物群保存地区にて分散型ホテル「NIPPONIA HOTEL 八女福島商家町」を2020年から開業し、地域のみなさまと協働して町並み保存とともに観光まちづくりを進めております。
今回、八女市指定文化財・今里家住宅の再生修理事業にあたり、「NIPPONIA HOTEL 八女福島商家町」の新たな宿泊棟として地域とともに事業を進めることになりました。
八女にお越しくださる皆様に、宿泊施設として修復した「今里家住宅」での「暮らすように泊まる」八女福島の歴史文化を体験していただき、八女福島を盛り上げていけたらと思います。是非ご賛同・応援をいただけますと幸いです。
応援メッセージ
NPO法人 全国町並み保存連盟 理事長 福川 裕一 さん
■ 八女福島は、全国の町並み保存運動の希望の星です。

北島力さんたちのNPOが、リノベーションを手がけた町家は40軒を超えます。空き家の増加など、全国の歴史的町並みが直面している課題に、所有者と利用者のマッチング、職人集団の組織化、新しい資金調達の手法などに取り組み、しっかりと成果をあげてこられました。
なによりも、歴史的な町並みの価値や意味を確実に継承し、それを現代に活かすという基本の哲学が貫かれていることがすばらしいところです。たとえば、リノベーションにあたっては、せっかく出店した店舗が万一撤退することになっても、いつでももとにもどせるように、改修には細心の注意を払い、歴史的建築物のクオリティを守るという基本方針が貫かれています。その活動ぶりは、ドキュメンタリー「まちや紳士録」に克明に描き出されています。
今後もさまざまな困難が待ち受けていると思いますが、八女福島のまちづくりはきっと乗り越えていくと確信しています。
寄附者の皆様へ
NPO法人 まちづくりネット八女からのメッセージ

失ってしまったものは二度と元には戻りませんが、伝統的建造物にご理解いただいた方、私たちの活動に共感していただいた方からのあたたかいご支援に、心よりお礼申し上げます。
今、八女市は町家の再生でちょっとずつ面白くなりつつあります。閑散としていた町に人が増え始め、かつて都市圏に送り出した若者は、町家の良さに気づき戻ってくれる人もいます。
よそ者のイノベーションが地の者を刺激し、地の者はよそ者を暖かく迎え入れる良い循環がゆっくりと流れています。
そのような面白くあたたかい八女市に是非おいでください。お待ちしております。
ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!
ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。
控除上限額かんたんシミュレーション
お礼の品一覧
このプロジェクトは、八女市内のたくさんの事業者様から趣旨にご賛同いただきお礼の品の提供にご協力いただいております。
≪ご協力いただいた事業者(敬称略)≫
矢部屋許斐本家、カワグチサプライズ株式会社 かわぐち酒店、株式会社アルノ、八女の鶴製茶園、地域商社八女、株式会社千賀屋、晩酌を三倍おいしくする酒屋 坂口酒店、株式会社アルノ、うなぎの寝床、一般社団法人地域商社ふるさぽ、Craft Inn 手
現在進捗情報はありません。
福岡県八女市

八女市は中南部に平野、北東部には森林が広がり、県内2番目となる広大な面積を有しています。古くから近辺農村地域の商工業の中心地で、農業と伝統工芸の里として栄えてきました。昔ながらの情緒はもちろん、江戸時代の文化を残す白壁の町屋の町並み、山間部の棚田など、たっぷりの風情が今も町なかや村々に息づいています。
八女市では、ガバメントクラウドファンディングをとおしてNPO法人の活動を支援しています。
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