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日本百名山「両神山」を未来へ!新たな山小屋整備と安全な登山道づくりプロジェクト

カテゴリー:自然・環境 

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目標金額:20,000,000

達成率
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埼玉県小鹿野町(さいたまけん おがのまち)

寄付募集期間:2025年9月2日~2025年12月1日(90日間)

埼玉県小鹿野町

プロジェクトオーナー

標高1,723m。険しくも美しい鋸歯状の山容を持ち、古くから信仰の山として親しまれてきた日本百名山「両神山」。

春の新緑、夏の涼風、秋の紅葉、冬の静寂。四季を通じて訪れる人の心を癒やし、冒険心をかき立てるこの山は、登山者だけでなく、自然を愛するすべての人にとって大切な存在です。

しかし近年では、登山道の劣化や老朽施設の放置、山岳事故の多発、さらにはシカによる植生の荒廃など、さまざまな課題を抱えています。

そこで私たち小鹿野町は、ふるさと納税を活用したクラウドファンディングを通じて、両神山の自然環境を守りながら、登山者の安全と満足度を高める新たな取り組みを進めていきます。どうかこの想いに、あなたの力をお貸しください。

活用と保全を並行する持続可能な両神山を未来へ

秩父多摩甲斐国立公園内にある標高1,723mの「両神山」は、日本百名山に数えられ、鋸歯状の山容が特徴的で、四季折々の情景を楽しむことができます。

両神山は、中級から上級レベルの山として全国的に知られており、年間約3万人の登山者が訪れます。また、登山道沿いには多くの石仏が祀られ、古くから信仰の山としても多くの登山者に親しまれてきました。

埼玉県や小鹿野町は、これまで登山道や避難小屋である清滝小屋(きよたきこや)の維持管理を継続して実施してきました。

鹿の食害も年々進んでおり、景観の変化や生態系のバランスを脅かす状況となっています。私たちは、両神山の豊かな自然を次世代に継承すべく本プロジェクトを立ち上げました。

解体撤去予定である建造物
両神山に生息するオオルリ

このプロジェクトでは、次の3つの柱を中心に、両神山の持続可能な保全と活用を目指します。

① 安心して登れる山へ|登山拠点の新設と登山道の安全整備

老朽化し使用されていない建造物を撤去し、清滝小屋周辺に新たな山小屋(休憩拠点)を建設します。

この山小屋には、登山者が安心して休憩できる多目的スペースや、自然保護に資する研究室を設けます。

さらに、事故が多発している登山道の危険箇所を整備し、道迷いを防ぐ注意看板の設置や休憩場所の再整備も行います。

解体撤去予定である建造物
倒木によって寸断された登山道
登山道の倒木処理の様子
登山道の倒木処理の様子
登山道の倒木処理の様子

② 次世代へつなぐ山づくり|研究と交流の拠点に

新設するヒュッテでは、地域や研究者が連携し、両神山の自然環境や生物多様性についての研究を進めていきます。登山者の交流の場としても機能し、「登る・学ぶ・守る」という新しい山の楽しみ方を提供します。

建設予定であるヒュッテのイメージ図
建設予定であるヒュッテのイメージ図

③ 豊かな生態系を守る|植生回復と野生動物の生息調査

両神山では近年、シカによる食害により、本来の植生が大きく失われています。

このままでは山の生態系バランスが崩れ、コノハズク(フクロウの仲間)など希少な野生動物の生息にも影響を与えかねません。

そこで、食害対策とともに、植生回復調査やコノハズク・カモシカ等の生息状況調査を進めていきます。

寄付によりコノハズクを保護していきます。
寄付によりカモシカを保護していきます。

ネイチャーポジティブな未来を目指して

私たちは、ただ整備するだけではなく、自然を再生し、未来へと受け継ぐ「ネイチャーポジティブ(自然再興)」の理念を掲げています。

両神山は、地球規模で進む気候変動と環境劣化の時代においても、私たちが次世代へ手渡せる貴重な自然資源です。

そのためにも、登山者の安全確保と環境保全、そして地域の活性化を同時に進めることが今、求められています。

寄付金の使い道

いただいた寄付は、山の保全再生・地域振興に取り組む地権者・関係機関・団体等と共に、
① 安心して登れる山へ|登山拠点の新設と登山道の安全整備を行います。
② 次世代へつなぐ山づくり|研究と交流の拠点をつくります。
③ 豊かな生態系を守る|植生回復と野生動物の生息調査を行います。


【目標金額に達しなかった場合の寄付金の取扱い】
目標金額に達しなかった場合でも、本プロジェクトへ活用させていただきます。また、目標金額以上の寄付を頂いた場合、本プロジェクトの主旨に沿った事業費として活用させていただきます。

小鹿野町から皆様へ

このプロジェクトは、皆さま一人ひとりのご支援によって成り立ちます。
「両神山をもっと安全に、もっと豊かに、次の世代へつなげたい」
そんな私たちの願いに、ぜひあなたの想いを重ねてください。
2,000円からのご支援が、登山者の命を守り、自然を未来へつなぐ力になります。
皆さまの温かいご支援を、心よりお待ちしております。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

小鹿野町厳選のお礼の品

秩父ワイン『両神山』720ml×1本

埼玉県秩父郡小鹿野町両神山麓の畑で育てたアムレンシス種の山ぶどうを使用しています。
しっかりとした酸と、熟したぶどうの味わいが印象的です。
樽熟成により、より豊かな表情を引き出しました。

秩父ワイン『両神山』720ml×1本

お礼の品一覧

現在進捗情報はありません。

埼玉県小鹿野町

本町は、埼玉県の北西部に位置し、秩父盆地のほぼ中央にあり総面積171.26㎢で、大部分が山に囲まれております。平坦地は町域の東側部分にあり、そのほぼ中央に市街地が形成されています。西側部分は吉田川、赤平川とその支流の薄川・小森川流域の山間に集落が点在しています。日本百名山の両神山を中心とした秩父多摩甲斐国立公園や県立両神自然公園、名峰二子山を擁する県立西秩父自然公園、日本の滝100選に選ばれた丸神の滝や平成の名水百選の毘沙門水などの豊かな自然に恵まれた地域です。
本プロジェクトを通じて、秩父多摩甲斐国立公園内「両神山」の活用と環境保全のための活動にご理解いただき、温かいご支援をよろしくお願いいたします。