最北のバラ園のチャレンジ 人にも環境にもやさしい循環型バラ園プロジェクト

カテゴリー:観光・PR 

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目標金額:2,500,000

達成率
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支援人数
0
終了まで
89
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北海道羽幌町(ほっかいどう はぼろちょう)

寄付募集期間:2025年10月4日~2026年1月1日(90日間)

北海道羽幌町

プロジェクトオーナー

北海道羽幌町にある「はぼろバラ園」は、北方系のバラを中心に約300種・2,000株が植栽されている、日本最北のバラ園です。冷涼な気候を活かした無農薬栽培に取り組み、無料で開放された園内では、小さなお子様でも安心してバラに触れ、その芳醇な香りを楽しむことができます。

現在、剪定枝や花弁を堆肥として再利用するなど、環境にやさしい循環型バラ園への進化を進めていますが、無料施設であるため、整備や環境改善に必要な資金が不足しています。今回のプロジェクトでは、堆肥設備の整備やネームプレートの設置、老朽化した東屋の補強、さらには情報発信の強化に活用し、来園者の安心と満足度の向上を目指します。

人と自然にやさしいバラ園づくりに、ぜひご支援をお願いいたします。

ご支援への感謝、そして新たな一歩へ

昨年度のガバメントクラウドファンディングでは、多くの方々にご支援いただき、心より感謝申し上げます。
皆様のご協力のおかげで、老朽化していたベンチが美しく塗り直され、園内の景観が生まれ変わりました。また、ウッドチッパーを導入できたことで、剪定枝を再利用する「循環型バラ園」の取り組みが本格的にスタートし、作業効率も大幅に向上しました。

しかし、バラ園が抱える課題は他にもまだまだあります。これからも美しいバラ園を守り、次世代へ繋いでいくためにも、安心して利用できる環境造りが重要です。
そこで、より多くの人に愛されるバラ園を引き続き目指し、新たな取り組みを始めます。

 

昨年のプロジェクトについては、こちらから詳細をご覧いただけます。

 

生まれ変わった園内ベンチ
生まれ変わった園内噴水
ウッドチッパー使用風景

 

⽇本最北にあるバラ園「はぼろバラ園」

日本最北に位置する「はぼろバラ園」は、アメリカ産やカナダ産など希少種を含む約300種、2,000株のバラが植えられています。冷涼な気候に加え、剪定枝や花弁を堆肥化して再利用する「循環型」の運営を目指しており、無農薬栽培を実施しています。そのため、病害虫のリスクが低く環境に優しいだけでなく、小さなお子様でも安心して本来の芳醇なバラの香りを楽しめる、人にも環境にもやさしいバラ園です。この涼しさを求めて、夏には全国から避暑地として多くの人が訪れます。

当園は、町中心部の宿泊施設「はぼろ温泉サンセットプラザ」に隣接し、道の駅としても親しまれています。美しいバラが咲き誇る園内は、地域のイベント会場としても活用され、町に活気をもたらしており、その素晴らしい景観は多くのボランティアの方々の献身的な活動によって守られています。

しかし、地域住民や観光客、そしてボランティアの皆さんが心安らぐ憩いの場としてバラ園をさらに充実させるためには、いくつかの課題があります。
冷涼な気候とはいえ、真夏は日差しが強く、急な雨を避ける場所が不足しています。簡易的な屋根の東屋だけでは、お客様が満足に休憩できる環境とは言えません。また、バラの品種や特徴を表示するネームプレートは耐久性が低く、バラの奥深さをお客様に伝えるには不十分なのが現状です。さらに、この素晴らしいバラ園の魅力は、まだまだ多くの方に知られていません。

はぼろバラ園は、1998年の開園以来、多くの皆様に愛されてきました。しかし、開園から25年以上が経過し、施設の老朽化や情報発信の遅れといった課題に直面しています。

園内風景①
園内風景②
はぼろバラ園を象徴するバラ「コードゥラ」

 

「環境にやさしい」はぼろバラ園が⽬指す循環型バラ園とは

はぼろバラ園では、持続可能な運営を目指し、4年前から独自の循環型の取り組みをスタートしました。
このシステムは、園内で発生する剪定枝や花弁などをすべて堆肥化し、それを再びバラ園の肥料として活用することで、資源を無駄なく循環させています。

現在、この取り組みの第一段階として無農薬栽培に注力しており、農薬を使わないことでバラ本来の生命力を引き出し、健康な環境を保っています。最終的には、園内で使用する肥料をすべて自家製の堆肥で供給することを目指します。これにより、資材を自家生産して運営費の削減につなげ、バラ園を未来にわたって維持するための強固な持続可能な基盤を築きます。
さらに、敷設するウッドチップについても、羽幌町内で発生する倒木などの資源を活かして調達し、バラ園に必要な資材を地域内で循環させることで、余計な自然破壊を防ぐことを目指しています。

このように、当園は環境に配慮した、「環境にやさしい」バラ園づくりを進めています。

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日々花摘みや枝の剪定を行っており、発生する花弁や枝をたい肥化することで再利用しています。

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バラの足元に敷いている木のチップも将来的には羽幌町内で発生する材を利用したいと考えています。

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無農薬栽培のため、防虫対策として木酢液を週に1回噴霧しています。

 

「人にもやさしい」バラ園へ

羽幌町は、来園者の「安心」と「楽しさ」を追求し、「人にもやさしい」循環型バラ園を目指しています。
環境に配慮した無農薬栽培を行っているため、園内はクリーンで安全です。小さなお子様でも農薬の心配なく、安心して芳醇なバラ本来の香りを胸いっぱいに楽しんでいただけます。
施設面では、真夏の日差しや急な雨を避けられるよう東屋の整備・補強を進め、滞在中の安心感を高めます。さらに、お客様の満足度向上のため、バラを五感で自由に楽しむ環境を整えます。また、耐久性の高いネームプレートを整備し、品種や特徴に関する知識を提供することで、お客様の知的好奇心に応える施設を目指します。

これらの取り組みを情報発信と兼ねることで、この素晴らしいバラ園の認知度向上を図ります。

無農薬栽培のため、安心してバラに触れたり香りを楽しむことができます

 

はぼろバラ園の応援、よろしくお願いします

今回皆様からいただいたご寄付は、以下の取り組みに活用させていただきます。

①[ バラ品種のネームプレート作成 ]
耐久性のある素材で、デザイン性と読みやすさを兼ね備えたプレートに変更します。

②[ 東屋の改善 ]
日差しや雨をしのげる、快適な休憩スペースを設けます。

③[ 情報発信の強化 ]
整備後の美しい写真をSNSなどで積極的に発信し、バラ園の魅力を広く伝えていきます。

はぼろバラ園を、羽幌町を代表する誇れるシンボルとして、そして、日本最北のバラ栽培の拠点として、さらに発展させていきたいと考えています。皆様のご理解とご支援を心よりお願い申し上げます。

※⽬標の⾦額に達しなかった場合は、⾃治体の負担により可能な運営を実施します。
また、⽬標額以上の寄付をいただいた場合は、バラ園の魅⼒周知・向上に繫がる整備や翌年以降の事業に充てるようにします。

現在のネームプレート
東屋屋根の様子

 

ボランティアに参加されている皆さん

はぼろバラ園の維持のため、春の剪定から始まり、夏場の除草作業、越冬に備えての秋の葉むしり等の作業を町民ボランティアの方々に行っていただいています。

ボランティアの参加条件は特になく、町外からの参加も可能ですのでお気軽にお問い合わせください。

町民ボランティアさんの活動風景(春剪定)

 

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

お礼の品一覧

現在進捗情報はありません。

北海道羽幌町

羽幌町は北海道の北西部に位置し、日本海に面した美しい町です。気候は冷涼で、夏は涼しく、冬は雪も多い地域です。羽幌町には天売島と焼尻島という二つの魅力的な島があるのが特徴です。天売島はウミネコやウトウの繁殖地として知られ、バードウォッチングに最適です。焼尻島は美しい花々と羊牧場が広がり、のんびりとした時間を過ごすことができます。

羽幌町の特産品は、甘えびが有名です。甘えびはかつて日本一の水揚げを記録したこともある町を代表する特産品で、甘みが強く、刺身で味わうのは勿論のこと、町内で様々な加工品が製造されておりお土産の種類も豊富です。また、羽幌町は日本最北のうるち米の生産地で、豊かな自然環境で、近年人気の北海道米ゆめぴりかやななつぼし等が栽培されており、風味豊かで美味しいと評判です。地元の新鮮な海産物や農産物を味わいながら、四季折々の風景を楽しむことができる自然と食の魅力が詰まった町です。