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人と猫の共生を目指して!飼い主のいない猫を適切に管理し、不幸な命をなくしたい!

カテゴリー:動物 

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寄付金額 53,000

2.1%

目標金額:2,500,000

達成率
2.1%
支援人数
5
終了まで
88
/ 92

長野県上田市(ながのけん うえだし)

寄付募集期間:2025年10月1日~2025年12月31日(92日間)

長野県上田市

プロジェクトオーナー

本プロジェクトにご賛同いただける皆様へ

上田市では、2019年度、2021年度、2022年度、2023年度及び2024年度に本プロジェクトを実施いたしました。
その際には全国の皆様から多大なるご支援をいただき、目標金額を大きく上回るご寄付とたくさんの応援メッセージをいただきました。
改めて、心温まるご支援に感謝申し上げます。

皆様のおかげで上田市では、ロードキル等による不幸な命は減少傾向にあります。
しかし地域猫活動が目指す課題の解決に向けては、長期的な視点に立った取り組みが必要であり、またリリース後の地域との関りが大変重要となってまいります。

皆様には引き続き、このプロジェクトへの温かいご支援を賜りますようお願い申し上げます。

不幸な猫を増やさない!

「人と猫との共生」地域猫活動の推進

不妊・去勢手術を受けていない猫の放し飼いや、飼育放棄など人の無責任な行動が原因で不幸な猫たちが増えています。その影響で糞尿被害や鳴き声苦情など、様々な問題が発生しています。猫は繁殖能力が高く、そのままの状態を放置することはさらなる被害の拡大が懸念されます。

このような課題に対し、上田市では動物愛護と飼い主のいない猫による環境被害軽減のために、蛇口対策として平成30年度からバースコントロール(繁殖制限)事業を開始し、「地域猫活動」を推進してきました。

「地域猫活動」とは、地域における猫トラブルを解決するための仕組みづくりのことで、その地域にあった方法で地域のルールに基づいて猫を適切に飼育・管理し、不妊・去勢手術を徹底することで猫をこれ以上増やさず、一代限りの命を全うさせることを目指す活動です。

猫は繁殖能力が高く増えてしまうと、環境被害や猫の餌やりをめぐる住民トラブル、ごみあさり問題、発情期の鳴き声による騒音、病気、交通事故など、様々な問題が起こります。

一匹でも不幸な猫を減らしたい、そして適切な管理をして猫による環境被害を減らしたい、そんな願いから「地域猫活動」に取り組んでいます。

地域の猫による被害をなくすために

バースコントロール(飼い主のいない猫の繁殖制限)事業

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「地域猫活動」の推進を目的に、自治会会議で猫の問題とその管理方法について説明を行いました。
飼い主のいない猫を地域猫として管理することを目指す自治会から申請を受け、市協力ボランティアと連携してTNR活動※を実施し、不妊・去勢手術費用の補助を行いました。

※TNR活動とは、飼い主のいない猫の繁殖を防ぎ、自然に数を減らしていくことを目的に、捕獲(Trap)・不妊去勢手術(Neuter)・元の場所へ戻す(Return)という流れで行う地域猫活動の基本的な取り組みです。

■事業実績

寄附金の使い道

・地域猫の不妊・去勢手術費用
・その他地域猫活動に必要な費用(ex:2020年度捕獲機購入費用)

※目標金額に達しなかった場合でも、地域猫活動の推進に必要な費用として活用します。目標を超える寄附をいただいた場合は、予算の執行状況に応じて基金に積み立て、翌年度以降の活動に活用します(2020年度・2022年度には基金を取り崩し、活動費に充てました)。

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地域猫活動がもたらすこと

人と猫の共生へ

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地域の猫の多くは、もともと飼い主が不妊・去勢手術をせずに放したことが原因で、飼い主のいない猫として生きざるを得なくなった存在です。人の無責任さによって生まれた命を、これからは人の責任で守り、救っていきます。

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動物を大切に思う気持ち、環境被害に悩まず安心して暮らしたいという願いそのすべての思いに応えるために地域猫活動があります。

人にも猫にも優しいまちを目指して

地域猫活動への理解を広げていきます。

■「人と猫の問題解決を図る勉強会」の開催

2018年度の「地域猫活動」制度開始以来、活動の普及と理解促進を目的に講習会を継続的に開催してきました。先進的な事例の紹介や実体験に基づくアドバイスを通じて、人と人とのつながりを深めながら、多機関連携による問題解決を図ってきました。またボランティアの拡充や自治会での活動推進にも力を注いでいます。

■登録ボランティア制度の導入

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地域にいる猫の多さを憂い、自費でTNR活動を行いながら猫の管理に取り組む個人も少なくありません。しかしこうした活動が地域住民に十分に認知されず、孤立してしまっているケースも多く見受けられます。

このため市民レベルでボランティアとして活動できる人材を募るため、長野県動物愛護会 上小支部では2019年7月7日に登録ボランティア制度を導入しました。

登録ボランティアに対しては、上田市地域猫推進ボランティア研修会を開催し、地域間の課題の共有と情報交換を通じ、餌やりマナーの再確認や猫の習性など知識の普及を図ってまいりました。

■地域猫活動の周知と地域の理解へ

地域猫活動の取り組みには地域の皆様への周知が必要です。
地域猫活動を身近に感じていただき、温かい目で見守っていただけるようにとの思いから、2021年10月に「上田市行政チャンネル」で紹介動画を制作し、市内のケーブルテレビで放送しました。その後もYouTubeでの公開を通じて、市内外の皆さんに向けた情報発信を続けています。

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地域猫活動をより理解して進めていけるよう、地域・ボランティア・行政それぞれの役割や活動の流れ、飼育管理のマナーなどをまとめた「上田市地域猫活動ガイドブック」を2022年2月に作成しました。このガイドブックは自治会を通じて地域の皆さんにお届けし、活動への理解と温かいご協力をお願いしています。

■人と猫の問題について考えるフォーラム

上田保健所と上田市の主催で、「猫の問題から考える、地域と社会のこれから」をテーマにした「人と猫の問題について考えるフォーラム」を開催しました。今年度は第3回目の開催を予定しています。フォーラムでは地域猫活動における市民協働の事例を紹介しながら、地域で支え合う仕組みづくりが活動の継続にとって大切であることを、参加者の皆さんと共有することができました。特に「多頭飼育」の問題に重きを置き、その背景にある社会的な課題をひも解きながら、動物愛護管理部門・福祉部門・地域社会が連携して対応することの重要性について、会場の皆さんと一緒に考える機会となりました。

■多頭飼育崩壊を予防するために!

多頭飼育崩壊とは、飼っていたペットが増えすぎて飼い主が対応できなくなった状態を言います。

近年、多頭飼育崩壊により地域へ猫が流出し、地域の猫が増えてしまうことが問題となっています。多頭飼育崩壊の原因は様々であり、多面的な取り組みが必要になります。

ただ言えることは、多頭飼育崩壊を発生させる一番の原因は、最初の一匹の不妊・去勢手術を行わなかったことにあります。多頭飼育崩壊現場に行くと「元は数匹の猫から始まったが、いつの間にか50匹を超えてしまいどうしようもなくなってしまった」などの声を聞きます。

増えてしまったあとでは、個人の力ではどうしようもないかもしれません。多頭飼育崩壊の予防には、不妊・去勢手術の実施が重要となります。

真に動物との生活を楽しむために、多頭飼育崩壊現場の救済を通した知識の普及、予防の取り組みを市民に発信していきます。

プロジェクトにご賛同いただける皆様へ

上田市長 土屋 陽一

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上田市では、動物の愛護および管理に関する法律の趣旨に基づき、人と猫がともに安心して暮らせる地域づくりを目指しています。地域で暮らす猫によるさまざまな課題の解決に向けて、自治会や関係団体の皆さんと話し合いを重ねながら、地域猫を見守る「地域猫事業」に取り組んでいます。

この問題を解決するためには、猫の数をこれ以上増やさないことが何よりも大切です。
不妊・去勢手術を行い、地域の皆さんに活動を知っていただいたうえで、地域で適切に管理することで、トラブルを未然に防ぎ、人と猫が安心して共に暮らせる環境づくりを目指しています。

過酷な運命を背負って生まれる不幸な命をこれ以上増やさないためにも、上田市は「人と自然にやさしい誰もが住みやすい環境のまちづくり」を目指し、市民の皆さんと力を合わせて地域猫活動に取り組んでいます。

このプロジェクトは、飼い主のいない猫のバースコントロール(繁殖制限)事業に必要な費用についてご寄附をお願いするものです。

この事業の趣旨をご理解いただき、温かく見守っていただけましたら幸いです。
皆さまのご支援とご協力を、どうぞよろしくお願いいたします。

NPO法人 一匹でも犬ねこを救う会

■より一層の地域のみなさんのご理解を・・・

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私たちの会では、登録ボランティアの育成や現場でのコーディネートに加え、地域の皆さんと行政をつなぐ架け橋としての役割も担っています。

地域猫活動がスタートし、対策に取り組む自治会が増えてきました。手術が終わった地域では
『猫のうるさい鳴き声がなくなり、静かになった。』
『子猫がうまれなくて、ほっとした』
『ご飯をもらえているから、ゴミステーションも荒らされなくなった』
『糞尿被害も軽減された』
嬉しいお言葉が聞こえてくるようになりました。

猫のためだけではなく困っている方の為の活動であること。
また、活動の主人公は、その地域の皆さんであること。
一人でも多くの方の協力と地域の皆さんのご理解が必要なのです。

何年後か先のビジョンを思い描いてください・・・

活動が進み、飼い主のいない猫が減少する。
困った猫ではなく、そこにいてもいいよ。
そう思える猫たちに変わっていくはずです。
人はみな、優しさを持っている。
人も猫も、共生できる街。
そんな街づくりのお手伝いをこれからも継続していきます。

上田保健福祉事務所 食品・生活衛生課

■市民の声に応えるべき対策を、猫トラブルゼロの街づくりのために~市民協働の実現に向けて~

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猫による環境への影響について、これまでボランティアの皆さんと協力して対策を進めてきましたが、何よりも大切なのは増やさないための根本的な対策です。つまり、これ以上不幸な命を増やさないための取り組みが重要です。

地域で猫がこれ以上増えないような仕組みを作ることです。そのための取組があることを示すこと。導くこと。市民に広めること。上田保健所では地域猫活動の仕組みを上田市と連携し創設し進めてきました。

これからも地域猫活動に取組んでいきます。

ご支援をいただいたすべてのみなさまへ

~いただきましたすべての思いを胸に、ご支援を猫たちの未来のために~

上田市では、 2019年度、2021年度、2022年度、2023年度及び2024年度に本プロジェクトを実施いたしました。
その際には全国の皆様から多大なるご支援をいただき、目標金額を大きく上回るご寄付と、たくさんの応援メッセージをいただきました。
応援メッセージからは、小さな命を思いやる温かい気持ち、そして地域猫活動を通じて、人と猫とが共生し、誰もが安心して暮らすことのできるまちづくりへの御期待を頂戴いたしました。
改めまして、皆様からの温かい気持ち、御期待に応えるべく地域猫活動に専心してまいります。温かい気持ちのこもったご支援、本当に感謝いたします。

地域猫活動が目指す課題の解決に向けては、長期的な視点での取り組みが必要であり、またリリース後の地域との関りが大変重要となってまいります。

皆様には引き続き、このプロジェクトへの温かいご支援を賜りますようお願い申し上げます。

これまでのご支援、そして皆さまからの思いを、猫たちの未来へ引き継いでいくためにも、改めて本プロジェクトへの皆さまからの温かいご支援を賜りますようお願い申し上げます。

なお、本プロジェクトへのご寄附には、お礼の品はございません。
寄附金は飼い主のいない猫の不妊・去勢手術費用等に充てることをもって、寄附いただいた皆さまへのお気持ちに応えることとし、お礼に代えさせていただきます。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

現在進捗情報はありません。

長野県上田市

上田市は、北はラグビー合宿の聖地として有名な菅平高原、南は雄大な美ヶ原高原など2000メートル級の山々に囲まれ、真ん中に「千曲川」が悠然と流れる、上田城の城下町を中心とした長野県東部の中核都市です。
全国でも有数の晴天率を誇り、四季折々の自然と肥沃な大地で育まれる農産物に恵まれ、また、古くからの歴史や文化を色濃く残す名所・旧跡、温泉などの地域資源が多く、北陸新幹線や上信越自動車道により首都圏、北陸方面からのアクセスも良い、大変住みやすいまちです。