人口500人、高齢化率50%超の信州奈川で自分らしい生き方に出会う場所づくり!
カテゴリー:まちづくり
寄付金額 305,000円
目標金額:1,000,000円
- 達成率
- 30.5%
- 支援人数
- 19人
- 終了まで
-
24日
/ 40日
長野県松本市(ながのけん まつもとし)
寄付募集期間:2025年8月4日~2025年9月12日(40日間)
長野県松本市

標高1200mの山間地域、長野県松本市奈川に増え続ける空き家を、DIYと地域協働で貸切宿に再生します。
訪れた人が“こつこつ”手を動かしながら奈川の暮らし・自然・人とつながり、「自分らしい生き方」に出会える場をつくります。

このプロジェクトは、総務省が提案する「ふるさと起業家支援プロジェクト」です。松本市からのお礼の品はありませんが、起業家が、支援先の事業に継続して関心を持ってもらうため、定期的な事業報告や、自社製品の試供品、事業成功の際の新製品贈呈などがあります。
※「お礼の品なし」と表示されますが、これは、松本市からのお礼の品の有無です。
事業者からの報告等(リターン)については、金額に応じたものが送られます。
寄附者情報を入力した後「情報入力2」の「事業者からの事業報告(リターン含む)等」の「希望する」を選択してください。
解決したい課題
・奈川地区は人口激減し高齢化率51.7%で、空き家率は20%以上あり今後もさらに増加する見込み。
・地域の重要な産業である農業や地域行事の担い手が常に足りない。
・長期滞在をしやすいつくりの宿がなく、季節就労や移住体験の拠点がない。

プロジェクトで目指す世界
1.空き家再生 × 宿泊
DIYで改修をして、滞在者を受け入れる貸切宿をまずはオープン。
2.学びと交流の場
手作業や山の暮らしの技術や知恵を地域内外の人たちで共有。
3.循環する地域経済
滞在者が農繁期に農作業を手伝い、周辺飲食店のクーポンで地域経済の循環。
自己紹介
小出将司(44歳 千葉県出身)8年前に松本市へ移住しました。自然エネルギー開発、キャンプ場支配人、青年海外協力隊(ホンジュラス)など「人と自然をつなぐ」仕事をしてきました。妻・子ども4人・ヤギ1頭とDIYで直した古民家で暮らしています。そして、奈川の観光プログラムづくりやPR企画を行いながら、今回の挑戦は、今までの人生経験をフル活用しての挑戦です!

奈川で出会った、生き方のヒント
奈川地区へは仕事で通いだしことがきっかけでたくさんの人と出会いました。奈川の人と接して話をするなかで、奈川の季節折々の暮らしに向き合う姿勢を垣間見て「こういう生き方もあるのか」という感覚が身体に徐々に染みこんでいきました。
奈川の人たちは、森と水の恵みを畑や暮らしに取り入れ、四季や気候の変化を敏感に肌で感じながら、自然と共にある生き方を続けています。その暮らしぶりは、これからの日本の生き方のヒントがたくさん詰まっていると感じています。山あいに広がる畑の風景や、自然と付き合うための道具や知恵が息づく家々。そこには「人と自然がつながる関係性」があり、色んな人に奈川の暮らしを見て、体験していただきたいと思うようになりました。

空き家課題が地域の資源となり、人が集まる宿にしたい
空き家が増える一方で活用されず、集落が廃れていく危機を、リノベーションをして貸切宿という形で再生することで、今まで奈川になかった滞在スタイルをつくり、特に人手不足になる農繁期には長期滞在をしながら、農作業のお手伝いをして、休日には周辺の観光を楽しむ拠点になります。
「自分らしい生き方」に出会える宿にしたい
奈川に暮らす人の価値観に触れることで、日々の忙しさや情報に埋もれてしまう人間本来の感覚を呼び戻し「こういう生き方もあるんだ」という小さな勇気を持ち帰ってほしいです。この宿は、そんな気づきが誰かのこれからを変えるきっかけとなると自分の経験から信じています。
この空き家との出会い
「奈川在来そば」というブランド品種で名高い奈川。僕が大好きでよく行くお店が地域の名店「福伝」です。物件を探していた時に案内された古民家が、なんと店主・池田善寿さんのご実家で築100年の思い出の詰まった家でした。
事情を話すと善寿さんは即答。「この家が人を呼ぶのであれば、ぜひ小出さん使ってよ!」と言ってくれました。それから僕らは一緒に家財道具を整理するために、軽トラで何度もリサイクルセンターへ往復しました。

DIYでリノベーションは大変だけど、
今後も増える空き家物件を改修業者に丸投げすれば一軒直すだけで予算が尽き、奈川への影響は小さく終わってしまいます。できることは自分で、困ったことはご近所さんと、そんな繋がりを大切にしたいのです。
1.DIYで低コスト再生
住民・仲間・寄付者が集まり、床を貼り、壁を塗り、庭を整える。材料費だけならプロの1/3ぐらい。
2.作業そのものが「学びの場」
大工仕事のコツや山間地域で暮らす知恵や経験をバトンパス。手が触れ合うたび、コミュニティが強くなる。
3.自分の物差し”を研ぎ澄ます
手を動かすことで「暮らしは自分でつくれる」と実感。宿へと再生するプロセス自体が証となる。

自分の経験を込めた宿名
宿名「コツコツ」には、僕自身の経験と、この場所で大切にしたい生き方のヒントを込めました。
会社員として安定した生活から、自身のやりがいや想いを優先し個人事業主への転換した当初、金銭面や今後の人生への不安が沸き起こり、心が落ち着かず、考えがまとまらないときが多々ありました。そんなときこそ目の前にある小さなことを一つひとつコツコツと積み重ねていくと不思議と心が整い、頭の中も整理される。そんな体験を通して一気に答えを出さなくてもいい。大きなことをしなくてもいい。一歩ずつ、自分の手で暮らしをつくっていくことが、どれほど心を支えてくれるか、という奈川の暮らし方からの学びがありました。この宿は、訪れた人が自分と向き合いながら、肩の力を抜いて、自分らしい生き方を見つめる場所になりたい思いで命名しました。
山あいの集落宿「コツコツ」が完成した先
DIYで宿完成がゴールではなく、営業開始をしてからも人と自然をつなぐ場所をつくります。
1.まずは 1 軒目「宿コツコツ」を完成
・地域住民・応援者とDIYリノベーション完成後に貸切宿として営業開始
・改修ノウハウは、今後他の空き家をコワーキングスペースやシェアハウスへ活用
2.長期滞在と地域仕事をつなぐ仕組み
・長期滞在ができる環境があると季節就労(農作業)として関わる人がうまれる。
・地域内外の人が交流し、双方向で学びあう場所としての拠点とする。
3. 地元経済をまわすクーポン
・徒歩20分圏内の飲食店4軒で使えるクーポンを配布
・来訪者が “ナリワイ”を営む人たち と出会うきっかけづくり

プロジェクト全体の流れ

寄付金の使い道
目標金額は 1,000,000円です。
いただいたご支援は、空き家を貸切宿に生まれ変わらせるための改修工事と、宿泊事業に必要な備品の購入などに使わせていただきます。
具体的には、
• 正面玄関の建具の交換工事
• 台所シンクやガス台の交換工事
• ソファーや寝具など、宿泊に必要な家具や設備の購入
訪れる方が、安心して心地よく滞在できる空間づくりに充てます
この宿が、奈川の空き家を人が集まる場所へと変え、地域の新しい滞在拠点として生まれ変わるために使わせていいただきます。
※目標金額に満たなかった場合、超えた場合でも、上記の事業に活用いたします。
事業者からの報告等について
※このプロジェクトは、総務省が提案する「ふるさと起業家支援プロジェクト」です。起業家が、支援先の事業に継続して関心を持ってもらうためのものであり、松本市からの返礼品ではありません。
来訪される日程などはご相談をしながらご調整お願いします。
<宿コツコツ オリジナルステッカープレゼント>
遠方で奈川に来られないけれど、このプロジェクトにご興味をもっていただいた方、ご賛同いただいた方に!
オリジナルステッカーとお礼メッセージを送らせていただきます。
・3000円
<そば処「福伝」のとうじそばを一緒に食べる奈川日帰りプラン>
宿コツコツの大元である「福伝」で奈川郷土料理「とうじそば」を一緒に食べましょう!
鍋を囲み、そばをかごに入れて温かい汁に浸して食べる寒い地域ならではの名物です。お客様をおもてなす時に昔から食べられてきた奈川らしい食文化を体験していただきます。そして、宿コツコツ含めた奈川集落をご案内する日帰りツアー
・寄付額 20,000円~
・2名様分のお食事までを想定しています。
・基本的には現地集合ができる方を対象といたしますが、松本駅から交通手段がない方は要相談。

<宿コツコツ1泊2日の奈川の人と自然に出会うプラン>
山あいの集落にご滞在していたき、ゆったりと奈川の人と自然をご案内させていただきます。季節によって景色や楽しみ方が変わり、また暮らしに必要な行動も変化します。農業、林業、集落などの観点から奈川の暮らしをご案内いたします。
・寄付額 50,000円
・5名様以内のご利用を想定しております。
・基本的には現地集合ができる方を対象といたしますが、松本駅から交通手段がない方は要相談。

<奈川の自然と歴史を満喫するガイド付き野麦古道1日ツアー付きこつこつ宿泊プラン>
奈川地域を一緒に盛り上げている仲間でアクティビティガイド「だいじ屋」関谷健司さんのツアーがお勧めです。映画「あゝ野麦峠」で知られる峠道は長野県史跡として守られ、ブナや針葉樹の植生豊かな森と歴史解説と共に歩く1DAYトレッキングツアーと宿こつこつへのご宿泊セットとなります。
・寄付額 60,000円~
・2名様分のご利用を想定しております。
・野麦古道ツアーには昼食お弁当が含まれますが、それ以外の食事は含まれません。
・基本的には現地集合ができる方を対象といたしますが、松本駅から交通手段がない方は要相談。

最後に ― 想いを込めて
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。まずは、このプロジェクトを通じて松本市奈川のことを知っていただけただけで、心から嬉しく思います。
私の夢は「人が交わり、新しい価値観と出会える場所」をつくることでした。しかし、それを行動に移す勇気を出せずに、長い間自分に言い訳をしていました。仕事や暮らし方を大きく変えたときは、不安に押しつぶされそうな日が続きました。そんな自分でも少しずつ変化がうまれ、奈川に暮らす先輩方、仲間や友人たちに支えられている感謝を実感していると自分の思考がポジティブになり小さな行動を繰り返し起こせるようになり、自信をもてるようになりました。
だからこそ、この奈川で宿を開き、人と人の交流拠点をつくり、誰かの小さな行動を肯定していける場所をつくりたいと思うのです。
どうか私に力を貸していただけませんでしょうか。ご賛同・ご支援を心よりお願い申し上げます。
このプロジェクトは、総務省が提案する「ふるさと起業家支援プロジェクト」です。松本市からのお礼の品はありませんが、起業家が、支援先の事業に継続して関心を持ってもらうため、定期的な事業報告や、自社製品の試供品、事業成功の際の新製品贈呈などがあります。
※「お礼の品なし」と表示されますが、これは、松本市からのお礼の品の有無です。
事業者からの報告等(リターン)については、金額に応じたものが送られます。
寄附者情報を入力した後「情報入力2」の「事業者からの事業報告(リターン含む)等」の「希望する」を選択してください。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!
ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。
控除上限額かんたんシミュレーション
▼ふるさと納税の税制優遇について
本プロジェクトに対する個人様からの寄附金は「ふるさと納税」の対象となります。
ふるさと納税は、寄附金のうち2,000円を超える部分について、全額が控除・還付されます。
例)
・30,000円の寄附をした場合→還付又は住民税からの控除額は28,000円となり、実質負担額は2,000円となります。
・50,000円の寄附をした場合→還付又は住民税からの控除額は48,000円となり、実質負担額は2,000円となります。
※寄附者様の収入や家族構成に応じて、還付・控除額は変わります。
※企業版ふるさと納税の対象ではないため、法人様による寄附はふるさと納税の対象にはなりません。
※通常のふるさと納税と異なり、松本市内在住者も、記念品等を受け取ることができます。
▼本プロジェクトにおける寄附の流れ
本プロジェクトは、松本市の「ふるさと起業家支援事業補助金」の対象事業として認定されています。
寄附金は松本市がふるさと納税として領収し、その寄附金から手数料等の経費を除いた額(①)を、補助金として事業者に交付します。さらに、上乗せ補助(②)として、松本市が独自に①と同じ金額を事業者に交付します。
※②は設備費のみ対象、上限は100万円
※目標金額に達しなかった場合も、集まった寄附金を補助金として交付します。

▼ワンストップ特例制度の申請をご希望の方へ
確定申告が不要となるワンストップ特例制度の申請をご希望される場合は、寄附申込の際に必ず「希望有り」を選択してください。松本市からワンストップ特例申請書の様式をお送りします。令和8年1月10日(土)(必着)までに、松本市に申請書をご提出いただく必要があります(期日を過ぎた場合、確定申告が必要になります)。また、申請にあたり、マイナンバーに関する添付書類をご提出いただく必要がありますので、漏れのないようにお願いいたします。
▼個人情報の取扱いについて
本プロジェクトは松本市の「ふるさと起業家支援事業補助金」に認定されたプロジェクトであり、寄附者様の個人情報は、松本市に提供されるほか、松本市を通じて本事業者にも提供されます。この点をご了解頂いたうえで、ご寄附をお願いいたします。
▼ご注意事項について
〇ご寄附確定後の返金やキャンセルは、ご対応いたしかねますので、何卒ご了承ください。
〇寄附金領収書の名義・発送先は、原則としてご寄附時に入力いただいたお届け先の宛名と住所となります。
現在進捗情報はありません。
長野県松本市
松本市は、本州及び長野県のほぼ中央に位置し、北アルプスに代表される美しき山々と幾すじもの清流に囲まれ、国宝松本城をはじめとした歴史と伝統に培われた文化の薫り高いまちとして、発展してきました。
近年は、充実した医療体制と健康寿命延伸の取組みが、市民の健康に対する意識を高め、新たな価値として認識されています。
岳:自然豊かな環境に感謝し/楽:文化・芸術を楽しみ/学:共に生涯学び続ける
「豊かさと幸せに 挑み続ける 三ガク都」をキャッチフレーズに、基本構想2030に掲げる基本理念「三ガク都に象徴される松本らしさの『シンカ』(進化・深化)」に向けて、市民と共に取り組み、一人ひとりが豊かさと幸せを実感できるまちをめざしています。
コメント投稿をありがとうございます!
あなたのその想いが
プロジェクトを動かしています。
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反映まで数日かかることがあります。