不幸な猫を増やさないために 第2弾! 飼い主のいない猫の避妊推進プロジェクト発信!!
カテゴリー:動物
寄付金額 55,000円
目標金額:1,300,000円
- 達成率
- 4.2%
- 支援人数
- 9人
- 終了まで
-
89日
/ 92日
愛知県稲沢市(あいちけん いなざわし)
寄付募集期間:2025年10月1日~2025年12月31日(92日間)
愛知県稲沢市

稲沢市では毎年無秩序に増えてしまった飼い主のいない猫(いわゆる野良猫)たちがトラブルの原因になってしまっている苦情が多く寄せられています。
飼い主のいない猫は餓死や交通事故はもちろん、誰にも気づかれないうちに病気やケガで命を落とすこともある不幸な猫でもあります。
この不幸な猫を増やさないための取組として、飼い主のいない猫の避妊手術費の一部を補助するため、令和3年度にガバメントクラウドファンディングを活用し、寄付を募集した結果、多くの皆さんのご協力もあり、101人の方から1,812,000円のご寄付をいただきました。心より感謝申し上げます。
しかしながら、未だ多くの不幸な猫がいるのは事実です。不幸な猫を減らすため、人と猫との共生のため、みなさまからの温かいご支援をお願いいたします。
飼い主のいない猫の現状
稲沢市では、毎年飼い主のいない猫(いわゆる野良猫)が無秩序に増え続け、その結果として地域でさまざまなトラブルが発生し、多くの苦情が寄せられています。もちろん、これらの猫たちには何の罪もありませんが、その行動が原因となり、猫に対して否定的な感情を抱く方々がいることも事実です。
さらに、屋内で飼われる猫の平均寿命が10~15年である一方で、屋外で暮らす飼い主のいない猫の寿命は、交通事故や猫同士の喧嘩、病気などによって半分以下の3~4年に過ぎないと言われています。また、猫は非常に高い繁殖力を持つ動物で、1年間に2~4回の発情期があり、1度の出産で4~8匹の子猫を産むことができます。その上、生まれた子猫も生後わずか6か月ほどで繁殖が可能となり、急速に増殖していきます。環境省の試算では、1匹のメス猫が3年後には2,000匹以上に増える可能性があるとされています。
不幸な猫を増やさないために 第2弾!
飼い主のいない猫の避妊推進プロジェクト発信!!

稲沢市では、飼い主のいない猫が嫌われる事態をできるだけ減らし、不幸な命を増やさないための取組として、令和3年度からガバメントクラウドファンディングを活用し、飼い主のいない猫の避妊手術費の一部を補助する事業を開始しました。この取組に、多くの皆さまから温かいご支援をいただき、最終的に101人の方から1,812,000円ものご寄付をいただききました。
その結果、令和3年度から令和6年度までの4年間にわたり、計287匹の飼い主のいない猫に避妊手術を実施することで、猫の無秩序な繁殖を抑え、地域社会における猫問題の軽減に大きく貢献することができました。
また、補助制度が始まる前は年間400件を超える猫の轢死(ロードキル)が発生していましたが、手術を受けた猫の数が増えたことで、その数は年々減少し、令和6年度には約300件にまで減少しました。
私たちの取組はまだ始まったばかりであることから、今後も地域の猫たちの命を守り、不幸な猫を減らし、人と猫との共生のためには、皆さまの継続的なご支援が必要となりますので、引き続きのご協力をお願い申し上げます。

寄付金の使い道
稲沢市では、市内に住みついた飼い主のいない猫の無秩序な繁殖を抑え、近隣住民に対する被害および迷惑を未然に防止し、良好な生活環境の向上を目的とし、避妊手術をする方に、費用の一部を補助していますが、より一層の地域猫活動推進のため、本事業に皆さまからの寄付を活用させていただきます。
●補助内容:避妊手術に要した費用の一部(100円未満切り捨て)
不妊手術(メス) 10,000円(上限) 年間100匹分を想定
去勢手術(オス) 6,000円(上限) 年間50匹分を想定
※目標金額を達成できなかった場合、目標金額を超えた場合でも、皆さまから寄せられました貴重な寄付金は、本プロジェクトに活用させていただきます。
※本プロジェクトのご寄付には返礼品はございません。
※寄付金は上記事業に充てることをもって、寄付をいただいた皆さまのお気持ちに応えることとし、お礼に代えさせていただきます。
猫の命を守る活動の推進
「TNR活動」「地域猫活動」の推進

●TNR活動とは
Trap(トラップ)捕獲
Neuter(ニューター)避妊手術
Return(リターン)元の場所に戻す
の略で、飼い主のいない猫に避妊手術を実施することで繁殖を抑え、「地域猫」として一代限りの命を全うさせ、飼い主のいない猫に関する苦情や殺処分の減少に寄与する活動です。
●地域猫活動とは
地域における飼い主のいない猫のトラブルを解決するため、その地域に合ったルールに基づいて猫を適切に飼育管理し、避妊手術を徹底することで、不幸な猫をこれ以上増すことなく、一代限りの命を全うさせ、将来的に飼い主のいない猫をなくしていく活動です。
このことにより、飼い主のいない猫の無秩序な繁殖を抑えて自然に数を減らすことができ、発情期の糞尿の臭いや鳴き声が軽減されます。手術を終えた猫は耳を「V」字にカットして(さくら猫)、一代限りの命を地域の方に見守ってもらうことで、飼い主のいない猫を増やさないようにしていきます。
これらの活動を通じて、飼い主のいない猫を単なる地域の厄介者としてではなく、一つの「命」を持つ存在として尊重し、不幸な猫を一匹でも減らし、地域住民との共生を目指しています。
寄付者のみなさまへ
稲沢市からのメッセージ
飼い主のいない猫に対する思いは「お腹を空かして可哀そう」「ごみの集積場所を荒らされて、掃除が大変」「車を傷つけられた」など、人それぞれです。ですが、「この困った状態を何とかしたい」という思いは、皆同じです。
飼い主のいない猫たちは、もとは飼い猫が捨てられ、増えてしまったものです。私たちは、これらの猫を私たち人間と同じ「命あるもの」として大切に受け止めています。そして、地域の皆さまと共に「適正管理」を進めることで、猫と人が共に暮らせる環境をつくりたいと考えています。
猫たちの命を守り、地域の未来を一緒につくるために、皆さまの温かいご協力をお願いいたします。
稲沢市長からのメッセージ

稲沢市では、令和3年度から飼い主のいない猫に避妊手術を行う方々への手術費の一部補助を行っています。この取組が始まった当初は、“地域猫活動”の認知度や普及が十分でありませんでしたが、多くの市民や団体のご協力を得て、地域猫活動は着実に広がりを見せています。しかし、依然として、飼い主のいない猫に関する苦情や相談が多く寄せられているのが現状です。
このたび実施するクラウドファンディング第2弾は、「飼い主のいない猫の避妊手術費補助事業」を継続的に実施するためのご支援をお願いするものです。これにより、不幸な猫を増やすことなく、「人と猫が共に幸せに暮らせるまちづくり」を進めてまいります。
地域や団体、市民の皆様と力を合わせ、一匹でも多くの飼い主のいない猫に避妊手術を施し、不幸な猫をこれ以上生むことなく、人も猫も快適な暮らしになるよう取組んでまいりますので、皆様の温かいご協力を心よりお願い申し上げます。
ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!
ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。
控除上限額かんたんシミュレーション
現在進捗情報はありません。
愛知県稲沢市
稲沢市は愛知県西部、名古屋から電車で約10分の交通至便な地に位置し、植木・苗木の産地として発展してきました。天下の奇祭「国府宮はだか祭」や日本有数の生産量を誇るぎんなんなど、歴史と自然の恵みに彩られたまちです。春の桜や初夏のあじさい、晩秋の黄金色のイチョウなど、四季折々の美しい景観を楽しめます。「子育て・教育は稲沢で!」を掲げ、ご当地グルメのカレーを通じ「華麗なるまち稲沢」としてもPRし、活気あるまちづくりを進めています。
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