【第4弾】人も猫も幸せな三田市をめざして『TNR活動推進プロジェクト』
カテゴリー:動物
寄付金額 0円
目標金額:1,000,000円
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- 支援人数
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- 終了まで
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90日
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兵庫県三田市(ひょうごけん さんだし)
寄付募集期間:2025年9月2日~2025年11月30日(90日間)
兵庫県三田市

三田市では、飼い主のいない猫による被害の苦情が多く寄せられ、地域の生活環境に関わる問題となっています。そのため、市では、市内ボランティア団体様と連携しながらTNR活動等を推進し、令和3年度からは不妊去勢手術費の一部を補助する「三田市飼い主のいない猫不妊去勢手術費補助金」制度を開始しました。この制度も今年で5年目を迎え、これまでに275頭もの猫に不妊去勢手術を実施することができました。
飼い主のいない猫をこれ以上増やさないようにすることで、地域の環境問題を解決し、人にとっても猫にとっても、住みやすく幸せなまちとなるようにしたいと思います。
補助金制度のさらなる充実のため、皆さまの温かいご支援をお願い申しあげます。
三田市の飼い主のいない猫の問題について

市では、従来から、猫を飼っている方には室内飼いの徹底や不妊去勢手術の実施など適切な飼い方について、また、飼い主のいない猫にえさやりをしている方には無責任なえさやりをやめるよう啓発しているものの、猫の糞尿被害に関する相談は依然多く寄せられており、問題の解決には至っておりませんでした。
そこで、市は、令和2年度から市内のボランティア団体で組織された「三田市ねこの連絡協議会(以下:協議会)」と連携し、飼い主のいない猫を減らして猫による被害を減らしていくことを目的に、協議会と協働してTNR活動等を推進してきました。
さらに、令和3年度からは、TNR活動における不妊去勢手術費の一部を補助する「三田市飼い主のいない猫の不妊去勢手術費補助金」制度を創設し、TNR活動のさらなる推進をめざしています。

三田市飼い主のいない猫の不妊去勢手術費補助金制度の概要
地域住民が協力して行うTNR活動に対し、三田市では1匹あたり上限9,800円の不妊去勢手術費を補助し、希望者には捕獲器の貸し出しも行っています。
手術により繁殖や発情期の鳴き声・尿の臭いが抑えられ、地域環境の改善につながります。活動内容の周知を通じて地域の理解と協力の輪が広がることを願っております。
≪令和6年度実績≫
令和6年度のクラウドファンディングでは、目標額を超える1,036,700円のご寄附をいただきました。皆さまのご支援により、令和3年度から6年度までに計275頭の猫への手術を実施し、捕獲器も7台購入できました。心より感謝申し上げます。

なお、いただいたご寄附のうち、令和7年度の補助金に充当しなかった分につきましては、基金に積み立て、令和8年度以降の飼い主のいない猫対策事業に活用させていただく予定です。

≪啓発活動について≫
今年1月に開催された、市政の課題を市の幹部に聞く高校生議会では、市内高校生が飼い主のいない猫を保護する活動について質問しました。その中で、高校生が作成したポスター掲示による啓発を提案し、市と協議のうえで完成したポスターは、5月から市内各施設で順次掲示しています。
動物の命を慈しみ、熱意をもって関わっている若い世代の熱いメッセージを、ぜひ受け取ってください。

寄附者の皆さまへ

≪寄附金の使い道≫
皆さまから寄せられた貴重な寄附金は、目標金額を達成できた場合も達成できなかった場合も、すべて飼い主のいない猫対策事業に活用させていただきます。
「三田市ねこの連絡協議会」からのメッセージ

~飼い主のいない猫の数を少しでも減らせるように日々活動しています~
私たち「三田市ねこの連絡協議会」は、飼い主のいない猫の問題や、犬猫の殺処分の解決、動物の適正飼養の推進のために活動をする団体が集まり、三田市の動物行政と協働することを目指して、令和2年4月1日に発足しました。
現在、「さんだねこCLUB」「三田市動物と暮らす環境を考える会」「里親探しの猫カフェ 猫結び」「Creamの会」の4団体で構成しておりますが、各団体とも様々な活動をする中で、互いに、情報交換や情報共有を行いながら、三田市と協働し、飼い主のいない猫の対策に日々取り組んでおります。
≪活動を知ってもらうことが大切≫
私たちは、三田市に飼い主のいない猫対策の制度が無かったため、地域の環境問題である猫対策のための「地域猫制度」を作ってもらいたいと活動をはじめました。そこで、最初に猫を減らすための、不妊去勢手術助成金制度を市に要望し、情報提供をし、意見を出してきました。近隣都市の中では最後の制度整備ですが、後発だからこそ一番良い制度となることを願っています。また、地域課題解決のために「地域猫制度」を作ってもらえるように、今後も要望・協力していくとともに、広く制度と地域猫対策を知ってもらう活動をしていきたいと思っています。
地域で起きる猫の問題は、元々は捨てられたり、逃げ出したりした猫が繁殖して起きているものです。解決するには、飼い主の意識向上、地域コミュニティ団体の協力、動物への理解が必要です。そのためには、次世代を担う子どもたちへの動物愛護教育も含めて、幅広い年代の方に、現状や制度、三田市と協働する活動について知ってもらうことが大切です。
今後は、三田市と協力して、パネル展示会や、動物愛護教室のような啓発活動、猫の困り事の相談、猫の適正飼養や、猫と楽しく暮らす工夫の情報交換ができる猫茶会開催などを計画し、広報活動をしていきます。
≪日々、生命と向き合って≫
三田市は緑が多く、澄んだ空気にのどかな田園風景が広がる美しいまちです。そんなわがまちも、たくさんの猫問題を抱えています。
飼い主のいない猫による糞尿、喧嘩の鳴き声、生ゴミを漁る、無責任な餌やりにより子猫があちこちで産まれる等の困った問題が起きています。ひいては隣人関係までも壊しかねない事態に陥るケースもあります。飼い主のいない猫に起因する様々な問題を解消していくために、現在のところは、高い繁殖能力を持つ猫の無制限な繁殖を阻止することが最も近道だと言われています。
産まれてくる小さな命は、決して奪われたり嫌われたりするためにあるのではありません。飼い主のいない猫の無制限な繁殖を阻止するために、私たちは日々TNR活動を頑張っています。また、リターンできない病気やケガの猫、子猫などの保護活動も行っています。
≪豊かなまちを目指して≫
市の「飼い主のいない猫の不妊去勢手術費補助金制度」や私たちの活動は、決して「猫好きによる猫好きのためだけのもの。猫のためのもの。」ではありません。地域課題である飼い主のいない猫の問題を解消し、猫の好きな人も嫌いな人も、人の都合で外で暮らすことになった猫も、できるだけ気持ちよく暮らしていけるための政策です。
美しい三田のまちの風景の中に、様々な生き物がいて、人と共生していける真に豊かなまちを目指して、日々活動を続けています。
三田市長 田村 克也からのメッセージ

昨年度は、皆さまから多くのご寄附をいただき、飼い主のいない猫の対策に活用することができましたことを心から感謝申しあげます。
三田市では、令和3年度に飼い主のいない猫の不妊去勢手術費の補助金制度を開始し、これまでに275頭もの猫に不妊去勢手術を実施してまいりました。開始当初から現在まで多くの皆さまに制度を活用していただいており、市内にはTNR活動をされている方がたくさんいらっしゃることがわかりました。さらに、今年度は、市内施設にて高校生が作成した啓発ポスターの展示を行い、その反響の大きさから幅広い年齢層の皆さまが関心をお持ちである事業であることがわかりました。
市と連携しTNR活動に取り組んでいただいております三田市ねこの連絡協議会様をはじめ、ボランティアで飼い主のいない猫の対策に尽力されている皆さまには心よりお礼申しあげます。
私は、飼い主のいない猫を一匹でも減らすなかで、被害も減らさなければいけないと考えております。猫による被害問題を減らしながら、猫と地域がうまく共生していける「人も猫も幸せな三田市」の実現をめざして、今後もTNR活動などの飼い主のいない猫の対策を推進してまいります。
不妊去勢手術費補助金制度も5年目を迎え、当クラウドファンディングの実施により、飼い主のいない猫の問題について、より多くの皆さまに関心を持っていただくようになりました。今後とも当問題について共に考えていくことができるよう、多くの皆さまにこの取り組みにご賛同いただき、ご支援・ご協力いただければ幸いでございます。
ふるさと納税で
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ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。
控除上限額かんたんシミュレーション
現在進捗情報はありません。
兵庫県三田市

花と緑と水、豊かな自然に恵まれた、兵庫県三田市。
南部には、成熟期を迎えるニュータウンの美しい都市空間、
北部は昔ながらの里山の暮らしもあり、日本の原風景が広がっています。
また、市街地に垣間見る情緒ある街並みは、かつての城下町の歴史を語ります。
長い年月を経て紡ぎ出された、そんなさまざまな土地の色合いが混ざりあって
三田のまちの豊かさを育んでいます。
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