三鷹こ線人道橋跡ポケットスペース(仮称)の整備にご支援を
カテゴリー:まちづくり
寄付金額 957,000円
目標金額:45,000,000円
- 達成率
- 2.1%
- 支援人数
- 32人
- 終了まで
-
88日
/ 90日
東京都三鷹市(とうきょうと みたかし)
寄付募集期間:2025年10月3日~2025年12月31日(90日間)
東京都三鷹市

【寄付受付は10月3日9時からです。 受付委開始前は一部のリンク先にアクセスできません。】
三鷹こ線人道橋は、昭和4(1929)年に、三鷹電車庫(現在の三鷹車両センター)の開設に伴い、分断される上連雀地区の通行を確保するために設置されました。以来、行き交う電車や電車庫の車両、遠く富士山を望むことのできる場所として、多くの方に親しまれ、三鷹ゆかりの文学者・太宰治が好んで訪れていた場所としても知られています。
老朽化のため、解体・撤去されることとなりましたが、多くの方に親しまれたこ線橋の存在を後世に伝えるため、三鷹市では南側階段跡地に、こ線橋の記録と記憶を残す「三鷹こ線人道橋跡ポケットスペース(仮称)」の整備を行っています。
たくさんの方々のご寄付をお待ちしています!
クラウドファンディングの実施にあたって市長からのメッセ―ジ
三鷹市長 河村孝

三鷹こ線人道橋の記録と記憶を未来に繋ぐために
昭和4年に築造され、長い間、市民の皆さんに愛された三鷹こ線人道橋は、令和5年12月に、その務めを終えました。線路の南北を繋ぐ人道橋としての役割だけでなく、電車が大好きな子ども連れや、晴れた日には遠く富士山を望む景観を楽しむ人、保育園や幼稚園のお散歩コースなど多くの市民が日々訪れる場所でした。
三鷹市では、JR東日本と「三鷹こ線人道橋」の記録と記憶を将来に繋ぐため、令和4(2022)年1月27日に覚書を締結しました。この覚書に基づき、階段と橋桁の一部が無償で提供され、南側階段の跡地にポケットスペースを設置することになりました。令和6年に設計を行い、令和8年3月のオープンをめざして、現在工事中です。
この度、三鷹市では、このポケットスペース工事について、市内外の多くの皆さんのご協力をいただくため、クラウドファンディングを行うこととしました。ポケットスペースへのお名前の掲示やポストカードに加えて、こ線橋を解体する中でJR東日本からご提供いただいた古レール部材を使ったペーパーウェイトや、地元出版社と協働で出版する思い出の詰まった書籍の返礼品もご用意しました。
太宰治がよく訪れた場所としても有名な三鷹こ線人道橋の思い出を多くの方と共有し、橋のあった場所に記録と記憶を刻むこの取り組みに、ぜひご支援ください。
三鷹市長 河村 孝
三鷹こ線人道橋

三鷹こ線人道橋は、三鷹駅西側400メートルほど先に位置し、昭和4(1929)年に三鷹電車庫(現三鷹車両センター)の開設に伴い、分断される上連雀地区をつなぐ南北に約90mの人道橋として設置され、以後、三鷹の発展とともに存続し、94年間にわたり三鷹のまちを支えてきました。
生活の道としてだけでなく、行き交う電車や電車庫の車両、遠く富士山を望むことのできる場所として、さまざまな人が集い、思い入れがある場所として多くの方に愛される存在で、令和5(2023)年12月に行った解体・撤去前最後の『渡り納めイベント』には、4,000人を超す申し込みがあったほどです。

歴史あるこ線人道橋
三鷹こ線人道橋は、大正から昭和初期に東京近郊に設置された跨線人道橋の3つしかない、かつ最古のうちの1つの現存例であり、その中でも古レール造のものは2つしかなく、跨ぐ路線の数が最も長いという価値があります(三鷹こ線人道橋調査報告書より)。
多少の設備追加(フェンス等)などはあるものの、鉄骨、コンクリートなど建設当時の構造を残したものでした。
全長約90mのこ線橋は珍しく、構造材として、使用済みの古レールが使われていました。レールに記された記号からドイツで造られたレール、アメリカで造られたレール、官営八幡製鉄所で造られたレールが使われていることがわかっています。
今回、この古レールの一部から作ったペーパーウェイトを数量限定でクラウドファンディングの返礼品にご用意しました。
返礼品を作成したレールはこ線橋『床板(橋げた部分の歩く部分)』のコンクリート内の構造材の一部で、刻印から官営八幡製鉄所で造られたものであることがわかっています。
※その他の返礼品やペーパーウェイトの詳細等は「お礼の品」ページにてご確認ください。

こ線橋を後世に伝える
三鷹こ線人道橋は、耐震性能が現在の基準を満たしておらず、利用者や鉄道の安全安定輸送に支障をきたすことが想定されること等の理由から、こ線橋の維持管理を行う東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)より撤去することで進めるとの見解が示されました。
三鷹市としては、現状のままで存続させる方法がないか模索しましたが、改修により文化的価値が損なわれる可能性が高いことや、耐震性能が現在の基準を満たしていないこ線橋の存続により、万が一の災害の際に大きな支障をきたすことも考えられるため、JR東日本の判断を受け入れることとしました。
一方で、多くの方から親しまれたこ線橋を、なんとか形として残すことはできないか検討した結果、JR東日本と連携し、こ線橋の一部を譲り受けて保存や映像・画像等での記録など、記憶と記録を残す取り組みを行うこととなりました。
こ線橋の記録と記憶を残すための取組の中心となるのが、「三鷹こ線人道橋跡ポケットスペース(仮称)」の整備です。
三鷹こ線人道橋跡ポケットスペース(仮称)整備事業の概要
整備内容
・階段の一部保存及び新設階段の設置
・橋桁の一部の展示
・こ線橋の歴史などの解説パネルの展示など
整備予定地
上連雀二丁目21番(ポケットスペース:約180㎡)
スケジュール(予定)
令和7年6月~令和8年3月 工事期間
令和8年3月 完成



寄付金の使い道
いただいた寄付金は、三鷹こ線人道橋跡ポケットスペース(仮称)の整備費用として活用させていただきます。
※寄付総額が目標金額に達しなかった場合でも、市の責任において整備を行います。
※目標金額以上の寄付をいただいた場合には、三鷹こ線人道橋の保存に関する事業の費用に充てさせていただきます。
寄付者のみなさまへ
【注意事項】
寄付金額によりお選びいただけるお礼や返礼品が異なります。
寄付申込みのページも異なりますのでご注意ください。
なお、三鷹市在住の方は寄付金額にかかわらず、返礼品を受け取ることはできません。緑色の「ふるさと納税で応援」からご寄付をお願いいたします。
三鷹市外に在住で返礼品をご希望の方は、ご希望の返礼品の個別ページからご寄付をお願いいたします。

3千円以上の寄付をいただいた方
お礼のカードをお送りします。
※返礼品には該当しないため、三鷹市在住の方もお申込みいただけます。
1万円以上の寄付をいただいた方

返礼品として、書籍『三鷹跨線人道橋94年の記憶と記録』をお選びいただけます。
お礼の品のページからご寄付の申し込みをお願いいたします。
※返礼品に該当するため、三鷹市在住の方はお申込みいただけません。
※市内書店等での一般販売があります。
※画像は表紙のイメージです。実際と異なる場合があります。
3万円以上の寄付をいただいた方

返礼品として、こ線橋ペーパーウェイトをお選びいただけます。
お礼の品のページからご寄付の申し込みをお願いいたします。
※返礼品に該当するため、三鷹市在住の方はお申込みいただけません。
三鷹市在住の方でペーパーウェイトをご希望の方へ
三鷹市在住の方は返礼品を受け取ることができないため、市民の皆さま限定で抽選販売を行うことといたしました。
詳細については、以下のリンクから三鷹市ホームページをご確認ください。
5万円以上の寄付をいただいた方
「三鷹こ線人道橋跡ポケットスペース(仮称)」の完成の際、希望する方には、ご寄付いただいた方のお名前を銘板に掲示します。
※返礼品には該当しないため、三鷹市在住の方もお名前を銘板へ掲載できます。

お名前等を銘板に掲載を希望する方へ
寄付申込画面から、寄付金額や住所入力の手続を進めていただくと、銘板へ掲載するお名前等の入力フォームがありますので、必要事項を入力してください。
・申込み1回5万円以上のご寄付につき、1行8文字程度2行まで(計16文字程度)のお名前(法人や団体の方はその名称)を掲載できます。
・字数制限内であれば、2名以上の連名も可能です。
・寄付者のお名前に代えて、「ご家族のお名前」を掲載することもできます。この場合、寄付金受領証明書は寄付者の名義となります。また、連名の場合も寄付金受領証明書は寄付者の名義となります。
・刻印可能な文字や書体等は、制限が生じる場合があります。
・銘板への掲載は「寄付者本人のお名前(法人や団体の場合はその名称)」あるいは「ご家族のお名前」に限ります。
・縦書き、横書き、改行位置等の指定はできません。
・同一の個人名、法人名または各種団体名を複数刻印することはできません。
・場合により、市から記載内容の調整のお願い・ご連絡をさせていただきます。
・法律・条例に違反するもの、公序良俗に反するもの、権利侵害にあたるもの、政治性・宗教性のあるものや、その他不適切な名称は掲載できません。
皆様からのあたたかいご支援をお待ちしております。
ふるさと納税で
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ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。
控除上限額かんたんシミュレーション
現在進捗情報はありません。
東京都三鷹市
三鷹市は、都心から西へ約18km、東京都のほぼ中央に位置し、太宰治、山本有三など多くの文学者が住み、優れた作品を生み出した文学の薫り高いまちです。
また、井の頭恩賜公園、国立天文台、野川・仙川など、「緑と水の公園都市」にふさわしい豊かな自然環境に恵まれています。さらに、井の頭恩賜公園内には三鷹の森ジブリ美術館があり、国内外から多くの観光客が訪れています。
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