若者の居場所が街のにぎわいを生み出し、地域の未来を支えるプロジェクト

カテゴリー:まちづくり 

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寄付金額 13,000

1.3%

目標金額:1,000,000

達成率
1.3%
支援人数
2
終了まで
46
/ 92

静岡県(しずおかけん)

寄付募集期間:2025年8月1日~2025年10月31日(92日間)

静岡県×しんみらいプロジェクト

プロジェクトオーナー

学生が運営する街中で子どもたちが立ち寄りたい!行きたい!と思う安全で快適な居場所を設置し、様々な活動を通じて、自己表現や人間関係の構築を促進し、若者たちが自分の興味や目標を見つける手助けをします。常駐のスタッフとの雑談やサポートで、心の健康や成長を支える環境を整えます。

行きたい!寄りたい!話したい!という安心安全で快適な中高生のサードプレイス

子どもたちの未来が街をつくる

今、地域には子ども食堂や子育て支援広場など、小さな子ども向けの「サードプレイス(第3の居場所)」が数多くあります。
けれど、中高生が安心して過ごせる場所は、まだまだ限られています。特に駅周辺には、安価でWi-Fiが使えて、長時間いられるような場所がほとんどありません。
思春期である中高生は、他者との関わりの中で自分を見つけ、違いを知り、自立に向けて将来を考え始める大切な時期です。
そんな彼らにこそ、安心して立ち寄れる「居場所=サードプレイス」が必要だと私たちは考えています。



サードプレイスとは?

アメリカの社会学者レイ・オルデンバーグが提唱した概念で、
「家庭(ファーストプレイス)」「学校や職場(セカンドプレイス)」に続く、リラックスできて人とつながれる“第三の場所”を指します。

サードプレイスの主な特徴:
• 居心地がよく、誰でも気軽に立ち寄れる
• 開放的で安心感がある
• 年齢や立場を超えて人がつながれる
• 地域の交流やコミュニティづくりに役立つ



サードプレイスがもたらす地域への効果:
1. 人と人が出会い、交流が生まれる
2. 異なる背景や価値観に触れることで、多様性への理解が深まる
3. 地域イベントや活動への参加が広がり、地域課題への関心が高まる
4. 地元のカフェや商業施設を活用することで、地域経済や雇用も活性化
5. リラックスできる環境が、地域への愛着を育む
6. 新たなプロジェクトや挑戦が自然と生まれていく

なぜ“中高生”なのか

文部科学省の調査によると、日本では中学生の約6.5%、高校生の約2.5%が不登校という現状があります。
その理由は、中学生では「いじめ」「友人関係」「学業への不安」など、高校生では「進路や受験へのプレッシャー」などが挙げられています。

学校にも家庭にも“居場所”がないと感じる彼らに、ありのままでいられる空間が必要です。
話を聞いてくれる人がいて、自分のペースで過ごせる場所があれば、心が少しずつほぐれ、未来に向かう力が育っていく――
そんなサードプレイスを、私たちは地域の中に作りたいと思っています。

子どもたちが集まることで地域も活性化する

子ども=地域の将来

簡単な軽食や飲み物・お菓子を用意し、週5日(16時〜20時、日曜のみ10時〜16時)営業予定です。学生ボランティアと理事がそれぞれ交代で1名ずつ担当し、交流しやすいスペースのある物件で運営します。

中高生や若者が、勉強をしたり、音楽を聴いたり、ボードゲームをしたりと自由に過ごせる「居場所」として、気軽に立ち寄れる雰囲気を大切にします。また勉強したいという学生向けには静かに勉強ができる自習スペースも提供します。
この活動を通じて、まず中高生が集まりやすい場所をつくり、さらに自分たち自身が主体的に企画や運営に関わることで「生きる力」を育みます。SNSの運用やイベント企画、SNS映えする空間づくりなども学生たちが担います。

中高生ならではの情報提供を行うほか、家庭に課題を抱える子どもに必要な支援へとつなげる仕組みも整えていきます。
地域に根ざした活動を通して、街への愛着を育て、浜松市を盛り上げる原動力になることを目指しています。地元企業や商店街、行政とも連携して街づくりの話し合いや活動の企画、運営にも携わっていく予定です。

寄附の使い道

ティーンエイジの先へ ユースハブを新設するための費用の一部として活用します。 

【内訳】
・施設の修繕費用、什器の購入費用90万円
・施設の準備のためのチラシ作成、SNSでの宣伝活動費など10万円
・活動で使用する消耗品の購入10万円など

寄附金が目標金額に達しなかった場合は、当初の計画から縮小して実施します。

こんな時代だからこそ、人とのかかわりを大切にした街づくりを

若者の未来に大人が寄り添う

この活動を通して、地域の若者たちが安心して過ごせる場所を得て孤立することなく自分らしく成長できる環境が生まれます。週5日、年間200日以上の営業を目指し、1日10人程度、年間延べ2000人以上の中高生に利用してもらいたいと考えています。また、困りごとを抱える子供たちへの支援にもつなげ、年間50件以上の相談応対や支援案内を実現したいです。さらに学生ボランティアや理事が15人以上関わることで、若者を地域全体で支える体制づくりも目指します。このカフェが地域に根付くことでこどもたちが「また明日も行こう」と思える安心と希望のある街を実現します。

秋の開設を目指し、もっと多くの中高生とかかわりたい

地域にいる中高生の居場所として学生の声をしっかり聴いて開催します

事業実施のスケジュールです。遅くとも2025年の秋の開設を予定しています。
2023年 ティーンエイジカフェの開催開始
2024年 場所を移設してティーンエイジカフェを開始
2025年 もっと幅広く多くの中高生の来やすい場所にてリノベーション完了、ユースハブ新設

プロジェクトを応援する声

浜松田町酒処 永 店主 (しんみらいプロジェクト理事)永塚久恭さん

■社会からこぼれ落ちそうな10代に、もう一度“信じてもらえる”居場所を。

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「ティーンエイジカフェ」は、学校や家庭に居場所を見つけられない10代の若者たち――特に、発達特性のある子どもや、生きづらさを感じている子どもたちが、安心して過ごせる場所です。

私たちは、ただ「話を聞く」だけでなく、時間をかけて関係を築き、少しずつ信頼を育てていきます。
最初は目も合わせられなかった子が、やがて笑い、話し、自ら「働きたい」と未来に一歩を踏み出す姿を、何度も見てきました。

「一人ひとりに向き合って関わること」で、確かな変化が生まれるのです。
けれど、この継続的な支援には、時間も、人手も、そして資金も必要です。

どうか、あなたの力を貸してください。
このクラウドファンディングは、「誰も見捨てられない社会」をつくるための一歩です。
すべての子どもが可能性を閉ざされることなく、自分らしく生きられる社会を、共に育てていきませんか?

あなたの応援が、未来を変えます。

浜松聖星高校 3年生 野村奏実さん

■幅広い年代の人との交流を通して成長できます

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プロジェクトに関わることで、年上の方や子どもたちなど幅広い年代とのコミュニケーションが上手くとれるようになりました。ボランティアとして参加くださっている大人の方たちも様々なバックボーンをもって活動してきた方々ばかりです。なので、たくさんの人と交流して様々な経験の話を聞くことを有意義な時間として大切にしています。人との交流を通してかかわり方や協力をして物事を取り組むことなど様々なことを学びました。どれも学生生活だけでは経験できないことばかりで、自分の視野や物の見方の幅が広がり、様々な考え方を発見することができました。

静岡県こども若者政策部長 赤堀 健之 

■若者が主体の居場所づくりに、温かい御支援を!

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こどもは、未来の宝であり、すべてのこども・若者は社会をともにつくる権利主体です。
本県では、社会全体で、未来を担うこども・若者と子育て家庭を応援しています。
近年、こども・若者を取り巻く環境は、一層厳しさを増しており、こどもの権利を守り、誰一人取り残さない支援を行うためにも、多様なニーズに応じた多様な居場所が求められるようになっています。
今回、「特定非営利活動法人しんみらいプロジェクト」さんが取り組むプロジェクトでは、街中の空き店舗を活用したティーンエイジカフェを若者達が主体となり運営することにより、こども達の「生きる力」をつける居場所づくりを目指しています。
こうした試みは、こども・若者が自分の興味や目標を見つける手助けとなるだけでなく、必要に応じ、こども・若者を様々な支援先につなぐことができる極めて有意義な取組であるといえます。
今回、開設する居場所が、こども・若者に愛され、また街中の活性化にもつながっていくことを期待しています。
皆さまの温かい御支援を心からお願い申し上げます。

寄付者の皆様へ

しんみらいプロジェクトからのメッセージ

学校や家庭に関係なく、中高生が誰でもふらっと立ち寄れるー悩んでいてもそうじゃなくても「ちょっとおしゃべりしたい」「なんとなく誰かと一緒にいたい」そんな気軽な気持ちで来られる場所を作ります。ここで出会った仲間や大人との会話やつながりが、彼らの未来の安心や自信に少しでもつながると信じています。このカフェを実現するためにはたくさんの方の応援が必要です。若者たちがこの地域で安心して未来に向かって歩いていけるよう、ぜひあなたも仲間になってください。

ご寄附の方法

個人のみなさまへ

緑色の「ふるさと納税で応援」ボタンをクリックし、ご寄附にお進みください。
静岡県にお住まいの方もふるさと納税による税額控除を受けられます。

法人・団体のみなさまへ

寄附を希望される法人・団体のみなさまは、静岡県こども家庭課ひとり親支援班までご連絡ください。
(電話番号:054-221-2365)

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

現在進捗情報はありません。

静岡県

静岡県では「生まれてよし 老いてよし」、「生んでよし 育ててよし」、「学んでよし 働いてよし」、「住んでよし 訪れてよし」の理想郷“ふじのくに”を目指し、皆様と二人三脚で様々な施策に取り組んでいるところです。「ふるさと“ふじのくに”」に貢献したい!「ふるさと“ふじのくに”」を応援したい!という皆様からの寄附をぜひお願いします。