50年ぶりに復活した盆踊り大会を継続して開催したい!
カテゴリー:まちづくり
寄付金額 113,000円
目標金額:1,250,000円
- 達成率
- 9%
- 支援人数
- 11人
- 終了まで
-
5日
/ 50日
埼玉県草加市(さいたまけん そうかし)
寄付募集期間:2025年6月15日~2025年8月3日(50日間)
埼玉県草加市

私たちが住む「谷塚」は、かつてもっと元気な場所でした。
今、谷塚の風景は少しずつ変わっています。
シャッターの下りた商店街、静かになった通り、訪れる人も減り、住む人の間でも会話が減ってきた――
私たちは、そんな“寂しさ”を肌で感じています。
それでも、子どもたちは今も、谷塚に笑顔を届けてくれています。
そのまっすぐな瞳とキラキラした表情は、地域にとって何よりの希望です。
お祭りの日には、見知らぬ人同士が笑顔で声をかけ合い、
ほんの数日でも、地域が生き返るような、そんな時間がここにはあります。
だからこそ、私たちはこの「やつか納涼フェスタ」を守りたい。
もう一度、このまちを“笑顔と誇り”で満たしたい。
私たちはそんな想いでお祭りを開催したいと思っています。
地域の子どもたちにお祭りを通じて地域と繋がりをもち、地元愛を育んでもらいたい!
谷塚に生まれてよかった。住んでよかった。と思えるように




谷塚地区は静かな住宅街と商店街が共存する埼玉県草加市の南にあるまちです。この地域を長年見守ってきた人もいれば、新しく移り住んできた人もいます。昨今、外国人の住民も増えてきました。
そのような中、令和4年度の市政アンケートによれば居住地区に対して「活気がある」と答えたのは谷塚地区で僅か15%程度でした。市に対して愛着がある、と答えた割合も全体より低い数値でした。
様々な人々が住む今、谷塚には子どもたちを最優先に世代や背景を超えた人たちを結び付ける、新たに心を通わせる場所が必要です。そのきっかけが「お祭り」です。
私たちは2023年、50年ぶりに谷塚地域で盆踊りを復活させました。「やつか納涼フェスタ」を通じて、地域の活性化や子どもたちの笑顔、様々な人々のつながりを生み出す活動に取り組んでいます。
本祭りは、今年3回目を迎えるお祭りです。会場の中心に「櫓(やぐら)」を設置し、盆踊りや各種屋台、地域のサークル活動など地域内外から多くの方々に参加していただきました。
昨年は約1万人の来場者で会場は盛り上がりました。盆踊りでは3歳の子どもと80歳の高齢者が手を取り共に踊るような光景もあり、子どもたちのみならず、全世代が参加する地域の貴重な行事です。
昨年、来場者へのアンケート調査を実施しましたが、お祭りに満足していると答えたのは約90%と肯定的な回答が多く、地域への誇りや愛着に繋がる、また参加したいといった声がほとんどでした。
隣接する川口市、八潮市、東京都足立区など市外からの来訪者も全体の約20%となっています。地元のみならず、周囲の住民からも知られるお祭りへと成長しつつあり、開催自体に対する感謝の気持ちも数多く寄せられています。
地域に元気を取り戻したい、失われつつある人々の絆を復活させたい、谷塚が好きだから住んでいる、谷塚を誇りに思うから自慢したい、このお祭りを開催することで子どもたちを中心とした谷塚という地に心が生まれる、そうなることで「選ばれるまち」になる。私たちはそう信じています。
今年も開催に向けて準備を進めていますが、物価上昇に伴う諸経費の高騰などの影響を受け運営資金が不足しております。
谷塚を守るために、そして未来へとつなげるために。このまちのために、皆様のお力をください。
お祭りを通じて未来をつくる!
やつか納涼フェスタ開催日

【1. 実施団体のご紹介】
本祭りは、谷塚駅周辺の商店会・町会・自治会・学校・消防団・ダンス教室など、多様な地域団体と個人の協力によって運営されています。
実行委員会は約30名で構成され、子どもたちを中心とした住民や来訪者との交流促進と活性化、愛着の形成、地域の魅力を発信することを目的に日々活動しています。
【2. イベントの目的】
・地域住民の交流促進と連帯感の醸成
・駅前未利用地の有効活用によるまちづくり推進
・子どもから高齢者までが楽しめる持続可能な地域イベントの創出
【3. 開催場所】
谷塚駅西口まちづくり用地
地域にとって重要な拠点となる場所で実施します。
・4. 実施日程と内容】
■ 8月1日(金)17:00〜19:00
盆踊り練習会(どなたでも参加可能)
■ 8月2日(土)16:00〜21:00
屋台や盆踊りのほか、子どもたちによるダンス・和太鼓パフォーマンス、フォークダンスや民謡音頭の開催
■ 8月3日(日)13:00〜20:30
屋台や盆踊りのほか、フラダンス・アコースティックライブ・書道パフォーマンス・H I P H OPダンス・フラダンス・キッズダンスの開催
谷塚から子どもたちの笑顔を絶やさない!
子どもたちの笑顔があふれる夜を


子どもたちが浴衣姿で嬉しそうに走り回り、屋台の行列に笑顔で並び、太鼓の音に目を見開き、大人たちが踊るのを見て自身も参加する。
提灯が夜空を灯し、音楽が流れる中、子どもから高齢者まで年齢は関係なく声をかけ合い、肩を寄せ合い、ともに踊り、皆笑顔になる。
家や学校、会社では家族、友人、同僚たちがお祭りについて語り合うことで、つながりが生まれ、絆が深まり、地域のことがもっと好きになる。
「お祭り」は地域を結ぶ大切な行事です。
しかし、そのお祭りの開催が今、危ぶまれています。
「やつか納涼フェスタ」はただのイベントではありません。家族との思い出や友達との笑顔、そして大人たちが子どもたちに「地域の愛情」を手渡す大切な場所です。
世の中は急速なスピードで変化しています。デジタル化が進み、効率化が叫ばれ、人々の価値観も多様化しています。
しかしながら、普遍的なものもあるはずです。
今の子どもたちにとって必要なものは「元気?大きくなったね」「帰り道は気を付けて」「明日も笑顔でね」と地域全体で見守ってくれるような、昔ながらの“あたたかいまち”ではないでしょうか。
私たちは、このお祭りを通じて谷塚をそんなまちにしたい。誇りに思えるまちにしたい。そしてこの取り組みは、子どもたちの笑顔を真ん中に据えたまちづくりの第一歩です。
「やつか納涼フェスタ」を継続することで、子どもを中心とするまちづくりにつながっていくと考えています。
・子どもたちが「自分のまち」に誇りを持つ
“住んでいる場所”から“関わっていく場所へ”。愛着が育まれ、将来の担い手になります。
・地域の商店に活気が生まれる
祭りのにぎわいは、周辺の商店街や飲食店にも波及することが予想されます。地域の魅力を再発見するきっかけとなります。
・「顔が見える関係」になり、暮らしに安心がもたらされる
人々の顔を合わせる機会が増えることで、子どもを見守り、助け合えるまちへとつながります。
寄付金の具体的な使い道
皆さまからお寄せいただいたご寄付は、以下の費用に充てさせていただきます。
〇櫓設置費用(レンタル料、運搬費、人件費など)
伝統的な盆踊りの象徴である「やぐら」を安全に設置・解体するための費用です。
〇音響・照明設備費
会場全体に音楽を届け、夜間も安心して楽しめるようにするための機材設置に使われます。
〇会場設営費(仮設トイレの設置を含む)
仮設トイレやテント、柵などの設営に必要な費用です。
〇広報費(ポスター・チラシ・の制作・配布など)
地域の多くの方にイベントを知ってもらい、参加を促すための広報活動に活用します。
〇警備費
イベント当日の安全確保のため、警備員の配置や誘導体制の整備にかかる費用です。
・目標金額を超えて達成した場合の寄付金の取り扱い
やぐらや会場設備、警備などの規模を拡大して開催します。
・目標金額に達しなかった場合の寄付金の取り扱い
お祭り全体の規模を予定より縮小し、開催する可能性があります。
地域を盛り上げるお祭り、再び!
〜みんなで創る「やつか納涼フェスタ」〜

〇6〜7月(準備期間)
ポスター・チラシの作成および配布
出店者の募集(キッチンカー、屋台、地域団体など)
やぐらの発注と設置準備
〇8月(本番)
夏まつり開催!(日時:8/2 ・8/3予定)
やぐらの設置&本番使用
子どもたちが主役になり、地域が一つになるお祭りへ!
プロジェクト関係者の想い
草加市都市計画課 工藤 明佳理さん

みんなで育てるまちの力
谷塚駅では、東口の整備はすでに完了している一方で、今回盆踊り大会の会場となる西口は、まだ本格的な整備が行われていません。
現在、都市計画道路や駅前広場などの整備について検討を進めているところですが、それに先駆けて、地域の皆さんの手で「まちのにぎわい」が着実に生まれつつあることを、日々実感しています。
その象徴ともいえるのが、50年ぶりに復活した盆踊り大会の「やつか納涼フェスタ」です。私自身も昨年現地で参加しましたが、2日間の開催で約1万人が来場し、会場が熱気と笑顔に包まれる様子を目の当たりにして、大きな感動を覚えました。
谷塚駅は、私にとっても中学生のころから日常的に利用している身近な駅です。しかし、普段の駅前は通勤・通学での利用が中心で、長く滞在する方はそれほど多くない印象でした。
だからこそ、昨年の盆踊り大会で見たにぎわいは、谷塚の持つ底力を感じさせてくれる、特別な光景でした。
やつか納涼フェスタ実行委員会の伊藤会長をはじめ、多くの地域の皆さんが主体となって準備を進め、地域を盛り上げようと取り組んでおられる姿には、まちづくりに携わる者として深く心を動かされます。
谷塚の将来を描いていくうえで、こうした市民の皆さんの熱意や行動力こそが、かけがえのない原動力になると信じています。
このまちが人と人とのつながりを育み、世代を超えて愛される場所であり続けてほしいと願っています。
盆踊り大会の継続開催は、その第一歩です。ぜひ皆さまのご支援をお願いいたします。
友隣会 後藤一彦さん

地域活動の原点:「青年会」と盆踊り
私は、50年前に同じ谷塚駅前で「青年会」の会員として「婦人会」と共に、約10年間「盆踊り」開催に関わって参りました。
「青年会」は時代の趨勢で消滅しましたが、現在、新しい仲間と共に、「なかまづくりとまなび、まちづくり」を目指す通称「さんま」の会として、「健康Walk」や「やつかの歴史を学ぶ会」、「花を植えたプランターをまちに増やす活動」などに取り組んできました。
そんな中で2年前、「駅前で盆踊りをやりたい!」という元気な商店主さん達と居酒屋で出会って盛り上がり、「やつか納涼フェスタ」開催に漕ぎ着け、今年で3年目を迎えました。これを絶やすことなく続けるには、①「人との交流や郷土を大切にする人材の育成」と②「資金的自立」こそ、最も重要な課題であることを思うに至りました。
①については、町会をはじめ、商店会、企業、踊りや音楽・絵画・書などの文化活動のサークルや、様々なボランティア団体などが、「マッチングする」ことが重要と考え、平素から、自分の得意なことでお互いに助け合うことに努めたり、年に2度ほど、「仲よくし隊会」という懇親会を開くことに致しました。直近の「仲よくし隊会」は、30名程の会となり、草加市長も休日を返上してもお出で下さり、環は広がりつつあります。
②については、地域の皆様から、少額を・広く協賛して頂けるように広報活動を工夫したり、場内での売上収入の増額を図るなどの努力を続けおりますが、櫓や電気施設の造成など、諸経費の値上り少なからず、厳しい状況は続くものと苦慮しております。
なお、私は、教職経験があり、子どもたちが、「学校や家から、まちに出て、まちの人から学ぶ」ことは、自分が学んだことを、社会との関係で考えたり、何のため学ぶのかを考え、自分の将来や生き方に活かす貴重な機会であると捉えております。
そのため、このイベント実施に当たっても、子ども達が自分たちで考えて、踊ったり、太鼓をたたいたり、手伝いをしたり、運営に参画したりする場と時間を設けるよう、地域の幼稚園、保育園、小中学校、高等学校、大学との連携を具体化しているところでございます。
株式会社 Shanti3 代表取締役 福岡優子さん

谷塚の盆踊りが心に残るようなイベントに
私が生まれ育ったのは谷塚駅東口駅前。高校生まで家の茶の間(今でいうリビングw)から谷塚駅を行き交う人々を眺めながら過ごしました。あれから50 年以上、谷塚駅前開発を経て谷塚も大きく変わりました。私も今はすっかりおばさんになってしまいましたが、50 数年前、子どもの頃の部屋は谷塚駅西口向きに窓があり、そこからは西口広場の盆踊りを見ることができました。小さな私はまだ踊り足りない気持ちのまま家に帰り、外から聞こえる盆踊りの音を聞きながら眠った記憶があります。東京音頭、炭坑節・・その音はとても心地よく、暗くて怖い夜も安心して眠れる音でした。
そんな思い出深い盆踊り、(そういえばいつからやらなくなってしまったのだろう。)
2年前の2023年、その盆踊りが50年?ぶりに復活する。と聞いたとき、その記憶と共に、とても懐かしく当時の風景と子どもの頃感じた思いが蘇り、とても懐かしく、嬉しかったです。商店街の方から参加しませんか?というお声がけをいただいた時は、お力になれることが嬉しくて参加を即答させていただきました。
実際に参加させていただくと、そこには谷塚の街を愛し、谷塚を盛り上げよう、谷塚に住む人たちに谷塚をもっと好きになってもらおう!という志を持った方々が中心となって開催されていたことに感動しました。
生意気なことを言うようではありますが、私はずっと谷塚を自分の大きな家のように思っていて、街の人たちを家族のように思っていたところがあります。会えなかった家族にやっと会えた!!そんな感覚すら感じるほどとても心温かな方々が開催しているイベントだな。と感じました。
私は現在、地元の街にないものを作り街に貢献しよう!ということから発足した「ミュージカルスクール/子役事務所」を東口で運営しています。そして私自身、5人の子の母でもあります。公私共々多くの子どもたちと関わるなかで、私と同じように心に残る素敵な思い出となる街のイベントに少しでも貢献できたらと今年も参加させていただいております。
老若男女、子どもから大人まで、谷塚に住む方も、たまたま谷塚とご縁があった方も皆、安全に、楽しめるイベントを開催するには多くの方のご協力が欠かせません。どうか皆様のご協力を賜りたく、お願いいたします!!
Photoplace 空-Air- 代表、やつかっ子サポート会副会長 髙久恵美さん

大人になっても、楽しかったと思い出せる大切なイベントに!
私は、産まれも育ちも谷塚です。昔は、町の人達と良く話したし、話しかけてもらい、見守られていました。
何十年も経ち、状況も昔とは変わってしまった為、町の人と触れあう機会が少なくなり寂しいなと思っていたところで復活した「やつか納涼フェスタ」。商店街や町会の方々、近隣の児童等と触れ合う事ができる良い機会が出来たと嬉しくなりました。
普段見かけていた人が、実は商店街のお店の人だったり…なんて繋がりも見えてくるかもしれません。地域の人との繋がりから、新しい夢や目標が産まれる可能性もあります。
そんな子ども達のお手本となるような地域活動、イベントになれば良いなと期待しています。
寄付者のみなさまへ

やつか納涼フェスタ実行委員会よりお礼
お祭り当日、会場に設置する「協賛ボード」へご支援者様のお名前を掲載いたします。
日頃より地域を応援いただいている皆さまへの感謝の気持ちを込めて、お祭り会場に「協賛ボード」を設置し、ご支援者様のお名前を記載いたします。
個人名・団体名・会社名など、掲載内容はご希望に応じて対応可能です(掲載可否・表記内容は主催者にて確認させていただきます)。
【記載例】
山田 太郎 様
○○商店
○○町内会有志一同
【ご注意】
公序良俗に反する名称、営利目的が過度に強い表現などは掲載できない場合がございます。
協賛ボードの設置場所や掲示期間は予告なく変更となる場合がございます。
ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!
ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。
控除上限額かんたんシミュレーション
現在進捗情報はありません。
埼玉県草加市
草加市は、埼玉県の南東部に位置し、市の南側は東京都に接し、都内へのアクセスをはじめ交通の利便性の高いまちです。
また、宿場町が広がっていた草加駅付近を中心に、全国的にも知名度が高い「草加せんべい」の店舗が多くみられ、国指定名勝となった「草加松原」では、俳聖松尾芭蕉による「おくのほそ道」のゆかりも感じることができ、日光街道の宿場町として栄えた歴史や文化も感じることのできるまちです。歴史やせんべいを味わいに草加にいらしてください。
コメント投稿をありがとうございます!
あなたのその想いが
プロジェクトを動かしています。
投稿は順次、進捗情報ページへ反映されます。
反映まで数日かかることがあります。