地域猫活動推進事業「人と猫が安心して暮らせるまちづくり」

カテゴリー:動物 

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寄付金額 287,000

22%

目標金額:1,300,000

達成率
22%
支援人数
10
終了まで
43
/ 90

山口県山陽小野田市(やまぐちけん さんようおのだし)

寄付募集期間:2025年7月22日~2025年10月19日(90日間)

山陽小野田市×かりや猫

プロジェクトオーナー

かりや猫では、飼い主のいない猫のTNR活動(捕獲し不妊手術を施し元の場所に戻すこと)を実施し、地域内の飼い主のいない猫の繁殖防止に積極的に取り組んでいます。
また、リターンした猫を地域猫として地域住民に見守ってもらえるような環境づくりに併せて、子猫や人馴れした猫については譲渡先の募集も行っています。

今後もこれらの取り組みを継続し、「人と猫が安心して暮らせるまち」を目指して、手術費や譲渡活動を支援するため、是非皆さまのご支援をお願いいたします。

猫の癒しと影響の両面を考える

地域社会と猫との調和を目指して

猫は、その愛らしい姿で多くの人に癒しを与える存在です。
しかし近年、無責任に野に放たれた猫たちが引き起こす問題が増えています。
一見自由に暮らしているように見える野良猫も、環境や地域社会に様々な影響を与えています。
例えば、夜中の鳴き声や糞尿、住居や車の傷害などが問題視されているほか、高齢者による無計画な多頭飼育が繁殖問題をさらに深刻化させることもあります。
このような背景から、地域の環境保全や動物福祉を考える上で、野良猫問題への取り組みが重要となっています。

地域社会のみんなで協力し、猫たちと人々が快適に共存できる環境づくりを目指します。

地域みんなで考えるノラネコとの共存~より良い環境と動物福祉を目指して~

TNR+Mの推進

TNR+M活動とは、
Trap(野良猫を捕獲)
Neuter(不妊・去勢手術)
Return(その後自然に返す)
+
Management(その後の猫の体調その他を適切に管理)
のことを意味する単語の頭文字をとっています。

不妊去勢手術を行うことで、繁殖の抑制・望まれない妊娠を防ぎ、無責任に増えてしまう命を減らすことができます。また、発情期特有のストレス行動(大きな鳴き声やマーキングなど)が軽減され、動物と地域の福祉向上・野良猫の数をコントロースすることで、地域住民との共存が進み、環境を守ることにつながります。

さくら猫って知ってますか?

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さくら猫は、不妊去勢手術を受けたことを示す猫たちで、その特徴は耳先が桜の花びらのようにカットされていることです。耳カットは手術済みの目印としてつけられるもので、これにより再度捕獲されて手術を受けるリスクを防ぐことができます。
猫たちの健康や負担軽減のための大切な仕組みです。

さらに、耳カットには性別による違いがあります。一般的には、オス猫が右耳、メス猫が左耳をカットされます。この目印を活用し、地域全体で猫たちが安心して暮らせる環境を支えています。

地域全体で進める、猫たちと共生するための取り組み

1.餌やりルールの確立

猫たちが安心して食事できる環境を作るため、指定された場所での餌やりを推奨しています。
また、清潔さを保つための清掃と、地域住民への啓発活動を行い、協力を呼びかけています。

2.猫の健康管理

ボランティアが定期的に猫たちの健康状態をチェックし、必要に応じて医療支援を提供しています。
猫たちが元気に過ごせるよう、心を込めたケアを続けています。

3.譲渡活動のサポート

保護した猫たちに新しい家を見つけるため、里親募集活動の「保護猫譲渡会」を積極的に行っています。
地域住民との連携を大切にし、1匹でも多くの猫に温かな居場所を届ける取り組みです。

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4.啓発活動

猫たちと共生する楽しさを広めるため、地域の皆さんに情報を発信しています。
学校や地域団体との連携を通じて、子どもたちに猫の大切さを伝える教育活動も行っています。

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5.永年預かり制度

保護猫の譲渡には一般的に里親に対して年齢制限などの条件があり、高齢の方や一人暮らしの方は里親になりたくても里親になれない場合があります。
このようの状況を受け、かりや猫は高齢や持病などの理由で通常の譲渡が難しい方でも猫と一緒に暮らすことができる「猫の永年預かり制度」を開始しました。
この制度を利用することで、猫を「飼う」のではなく「預かる」形で生活を共にすることができます。

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寄附金の使い道

使い道

・飼い主のいない猫ちゃんの初期医療、治療費
・さくら猫への不妊・去勢手術の費用は山陽小野田市の補助金が適用されますので、耳カットしない猫(新しい里親さんが見つかりやすい子猫など)の不妊・去勢手術費
・預かり猫ちゃんの餌代、猫砂代
・捕獲に必要な捕獲機
・譲渡会に必要なケージ
・事務費
に使わせていただきます。

※目標金額に達しなかった場合でも、本事業は実施させていただきます。また、本事業は目標金額達成により寄付募集を締め切りますが、時間差等により目標を上回る寄附があった場合は、本市の人と自然が調和する安心のまちづくりに役立たせていただきます。

※本プロジェクトのご寄附には返礼品はございません。
寄附金は上記事業に充てることをもって、寄附をいただいた皆様のお気持ちに応えることとし、お礼に代えさせていただきます。

使い道

事業実施スケジュール

◆7月
・クラウドファンディング開始
・クラウドファンディングチラシ配布
・イベントで保護猫募金活動

◆11月
・イベントで地域猫活動啓発

◆2月
・イベントで保護猫募金活動

※通年の活動:募金活動
       ネット「Syncable(シンカブル)」での寄附集め
       TNR+M活動
       地域猫活動の啓発活動
※保護猫譲渡会は、預かり猫さんが少なくなるまで毎月実施

地域猫活動団体「かりや猫」

代表 和田 陽子

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かりや猫は、「すべてのノラネコちゃんを地域猫にしたい」という思いで活動する地域猫活動団体で地域全体で一代限りの命を全うさせてあげられるように見守る、優しい地域づくりを目指しています。
かりや猫の活動は、多くの方々の御支援で成り立っております。
保護中のネコちゃんの飼育・健康管理や去勢手術には資金が最も必要です。
ネコちゃんに快適な保護環境を維持しつつ経費削減に努めておりますが、財政面が厳しい状況が続いております。
少額でも、多くの方々からのご寄附がいただければ大きな力になります。

皆様より善意のご寄附をお寄せいただけましたら幸いです。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

現在進捗情報はありません。

山口県山陽小野田市

山口県の南西部に位置し、下関市、宇部市、美祢市と接しています。市内中央部には厚狭川、有帆川が流れ、平地部を通って瀬戸内海に注いでいます。市街地は、これら丘陵地から平地部を中心に発達しました。この市街地を取り囲むように丘陵の部の里山、河川、干拓地に拡がる田園地帯、海などの豊かな自然のほか、森と湖に恵まれた公園や海や緑に囲まれたレクリエーション施設があり、優れた自然環境に包まれています。

気候は、年間を通じて温暖で、降水量の少ない瀬戸内海式気候を示し、住みやすい生活環境となっています。また、市内には山陽自動車道(小野田I.C、埴生I.C)、山陽新幹線(JR 厚狭駅)があり、隣接する宇部市には山口宇部空港があるなど、高速交通網の利便性が高い交通の要衝となっており、産業立地も好条件を備えています。