【第二弾】車いすの人も安心して使える陸上競技場を、みんなの力で!
カテゴリー:まちづくり
寄付金額 995,000円
目標金額:2,000,000円
- 達成率
- 49.7%
- 支援人数
- 23人
- 終了まで
- 受付終了
東京都世田谷区(とうきょうと せたがやく)
寄付募集期間:2018年9月27日~2019年3月29日(184日間)
東京都世田谷区
世田谷区は2020年の東京大会において、区内の「JRA馬事公苑」が馬術競技会場となっているほか、アメリカ選手団のキャンプを区内施設で受け入れることが決定しています。その受け入れ先が、1970年に開設した「世田谷区立大蔵運動場」です。
大蔵運動場は開設以来50年近くもの間、世田谷区のスポーツの拠点として多くの方に親しまれ、その歴史を刻んできました。
しかしながら、施設はいたるところで老朽化が進んでおり、また、エレベーターや車いす対応のトイレが無いなど、すべての人にとって使いやすい施設とはいえないのが現状です。
2020年をきっかけにスポーツを盛り上げ、そして大会後もみんながスポーツを楽しむことのできる場という価値あるレガシーを未来に残すため、大蔵運動場陸上競技場のスタンド改築を実施します。
日本のバリアフリーの現状をご存知でしょうか
32人に1人は身体的な障害を抱えています
厚生労働省の調査によると、国内の身体障害を抱える方は、約392万2千人と言われています。これは国民32人の内一人は何らかの身体的障害を抱えている計算になります。
また、複数の障害を併せ持つ方もいるため、単純な合計にはならないものの、その他の知的障害(74万1千人)、精神障害を抱える方(392万4千人)を合わせると、国民のおよそ6.7%が何らかの障害を有していることになります。
※この数値の身体障害者及び知的障害者は、「生活のしづらさなどに関する調査」(調査の概要参照)によるものです。精神障害者については、医療機関を利用した精神疾患患者数を精神障害者数としていることから、一過性の精神疾患のために日常生活や社会生活上の相当な制限を継続的には有しない者も含まれている可能性があります。
(※)出典:厚生労働省「身体障害児・者実態調査」(~平成18年)、厚生労働省「生活のしづらさなどに関する調査」(平成23年)(厚生労働省)
(https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/108-1.html)
バリアフリーやユニバーサルデザインへの対応が急がれています
2016年4月に施行された「障害者差別解消法」では、「障害のある人もない人も、互いに、その人らしさを認め合いながら、共に生きる社会をつくる事を目指す」とされています。
障害のある人は、社会の中にあるバリアによって生活しづらい場合があり、こうしたバリアを取り除くことが今まで以上に求められています。
各自治体や国により様々な対応がされていますが、まだ十分とはいえず、障害者を含むすべての人が安心して使える施設となるように、バリアを排除していくことは急務となっています。
車いすの方々の困難
たった5cmのわずかな段差を乗り越えていくことが、車いすを必要とする人にとっては大変な作業になります。
屋外となればより多くの障害物に阻まれます。日本には多くの美しい自然、建造物がありますが、障害のある方がそれらを楽しむためには様々な困難を乗り越えなければなりません。
みんながスポーツに親しむために
国民の意識
内閣府の調査では、「バリアフリー」については95.7%、「ユニバーサルデザイン」については6割程度の人が、「ことばも意味も知っている」と答えており、過半数の人にその言葉が認知されています。
しかし、バリアフリー化の進捗度合については、「バリアフリーやユニバーサルデザインが進んでいる」と回答した人は34.2%にとどまっており、多くの人が何らかのバリアを感じているという結果となっています。
すべての人が暮らしやすい社会をつくるために、バリアフリー化の推進とともに、ユニバーサルデザインという考え方も、より広く人々に普及させていく必要があります。
世田谷区の障害者スポーツの取組み
こうした中、世田谷区では「世田谷区スポーツ推進計画 後期年次計画」を2018年3月に策定し、「障害のある人もない人も共に楽しめるスポーツ・レクリエーション交流事業」など、スポーツ・レクリエーションを通じて、誰もが豊かに暮らすことができる共生社会の実現に取り組んでいます。
みんなが使いやすいバリアフリー施設を目指します!
1970年に開設した大蔵運動場陸上競技場は、日本陸上競技連盟より第3種公認を受けている施設です。
陸連登録者も参加する「世田谷区陸上競技会」などの各種競技大会から、多くの人でにぎわうスポーツ体験イベントまで、さまざまなイベントが実施されています。
しかし、開設から50年近く経つ施設は、至るところで老朽化が進んでおり、また、エレベーターが設置されていないなど、ユニバーサルデザインにも対応できていないことから、すべての人にとって使いやすい施設とは言えないのが現状です。
国が2011年に制定したスポーツ基本法には、「スポーツは、世界共通の人類の文化である」という記載があります。
スポーツには、言葉の違いはもちろん、障害の有無も越える力があるということを、この言葉は示しているのではないでしょうか。
障害のある方もない方も、同じようにスポーツを楽しむことができる環境づくりのため、ご支援をお願いいたします。
寄附はこのように活用させていただきます
全ての方が使いやすいように施設をバリアフリー化します
車いす更衣室の設置(障害者スポーツの推進)
いただいた寄附金を活用し、車いす更衣室を2ヶ所設置します。約400万円で設置することができます。
■車いす更衣室2ヶ所設置費用:400万円
※このうち200万円の寄附を、ふるさとチョイスの本プロジェクトで募集します。
事業実施のスケジュール
・2018年 解体工事、改築工事の実施
・2019年 工事完了、リニューアルオープン(オープニングイベントの実施)
私たちもこの取組みを応援します!
髙野 進さん
東海大学体育学部教授、東海大学陸上競技部監督、男子400M日本記録保持者、
特定非営利活動法人日本ランニング振興機構(JRPO)理事長
■みんながスポーツで盛り上がるために
観客からの声援は、ランナーの背中を後押しする力があります。
私もこれまで多くの声援に力をもらってきました。
歴史ある陸上競技場が、だれもが使いやすく、スポーツで盛り上がることの出来る施設に生まれ変わろうとしています。
みんながスポーツに親しむため、この取組みをみんなで応援しましょう!
北澤 豪さん
公益財団法人日本サッカー協会理事兼フットサル・ビーチサッカー委員長、
一般社団法人日本障がい者サッカー連盟会長、
世田谷フットボールアカデミー総合監修
■共生社会の実現に向けて
私も日頃から、この競技場で子どもたちと汗を流してスポーツに親しんでいます。
障がいのある人もない人も、だれもがスポーツに親しむことができる環境づくりが、共生社会の実現に近づく第一歩だと思います。
2020年のその先も、みんなのスポーツを支えるこの取組みを応援します。
第一弾募集で寄附をいただいた方より
この取組みを応援します
・家族でいつも使わせていただいています。改築され、より多くの人に使われる競技場になるように願っています。
・子どもが、小中学生の時、連合運動会等でお世話になった懐かしい競技場です。この機会に少額ですが協力させていただきます。
・世田谷区の施設を充実させることに貢献できることは大変嬉しいです。 ふるさと納税のとても良い活用方法だと思います。
・ふるさと納税に対する世田谷区の姿勢を拝見し、強く共感をおぼえました。住民の姿勢や意識が非常に大切だと思います。大きな渦ができればいいなと思っています。
寄附者のみなさまへ
スポーツを通じて交流する共生社会に向けて
いつまでも健康で豊かに暮らしていくために、スポーツは欠かせないもののひとつです。また、スポーツには人と人をつなげる力があります。
世田谷区は、2020年をきっかけに障害者スポーツをもっと盛り上げ、また障害のある人とない人がスポーツを通じて交流する共生社会の実現を目指しています。
このたびのご支援に、心より御礼申し上げます。
お礼の品をご紹介
3万円以上の寄附をいただいた方のうち、ご希望の方へ以下の2点を記念品としてご用意させていただきます。
・大蔵運動場陸上競技場スタンド内への寄附者のネームプレート取付
大蔵運動場陸上競技場スタンド内へご寄附いただいた方のネームプレートを取り付けます!
氏名(法人や団体の方はその名称)が記載された銘板を施設内に掲出いたします。10口以上(30万円以上)の寄附につきましては、サイズを大きくしたネームプレートを設置する予定です。
※画像はイメージです。設置場所等は変更となることがあります。
※1口3万円の寄附につき、1名(1団体)のお名前を記載します。連名での記載は出来ません。
・大蔵運動場陸上競技場オープニングイベントへの招待
開催時期:2019年11月頃(予定)
内容:有名アスリートと寄附者の交流(写真撮影など)、有名アスリートによるスポーツ教室&デモンストレーション、障害者スポーツ体験会 など
※画像はイメージです。開催時期および内容等は変更となることがあります。
お礼の品一覧
現在進捗情報はありません。
東京都世田谷区
世田谷区は、90万人の区民が暮らすみどり豊かな住宅都市です。三軒茶屋や下北沢、二子玉川など活気に溢れた商業地域があり、また、多くの文化人やアーティストが住み、美術館や劇場などの文化施設も点在する文化・芸術の発信地でもあります。様々な魅力を併せ持つ世田谷は「住みたいまち」だけでなく「住み続けたいまち」としても高い評価を得ています。
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