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吉田兼好の歌にも詠まれた「いたち川」を未来へ ~栄区いたち川のみどりの保全・さくら並木の再生~

カテゴリー:自然・環境 

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寄付金額 788,000

26.2%

目標金額:3,000,000

達成率
26.2%
支援人数
45
終了まで
64
/ 92

神奈川県横浜市(かながわけん よこはまし)

寄付募集期間:2025年7月1日~2025年9月30日(92日間)

横浜市栄区栄土木事務所

プロジェクトオーナー

横浜市栄区を東西に流れるいたち川は、吉田兼好が、いたち川のほとりの宿駅から旅立つときに歌に詠んだという、いにしえから多くの人々に親しまれてきた川です。
春にはさくらが、夏には新緑が美しい、いたち川は「自然な川」の優良事例として横浜市内で唯一、国が紹介するほどの自然が豊かに残る川です。
しかし、近年、樹木の老朽化や病害等により倒木や落枝が増加し、歩行者の安全確保のため、伐採を余儀なくされています。
いにしえの旅人や地域の皆様に長く愛され、親しまれてきた「いたち川」の豊かなみどりとさくら並木の景観を未来に引き継いでいきたいという思いからこのプロジェクトを立ち上げました。
この歴史ある「いたち川」を皆様と共に守り、未来へ引き継いでいきたいと思います。皆様のご協力をお願いいたします。

いたち川とは?

吉田兼好の歌にも詠まれた歴史ある「いたち川」

いたち川の名は、「イデタチ川」から変わったと考えられています。

鎌倉時代、鎌倉街道が通るこの地は、幕府にとって交通上、また軍事戦略上の要所であり、宿駅もあったようです。 出で立ち川とは、「いざ出立」と鎌倉街道を下っていく際に、安全を祈る出発の儀式に由来するようです。室町時代の「鎌倉年中行事」にも、関東公方が武蔵方面の征討に出かけるとき、吉例によって「いたち川の宿」で昼食をとり、これからの安全を祈るということが書かれており、鎌倉時代からの慣例として永く続いていたようです。

写真
 

自然あふれる「いたち川」

いたち川では鳥や木々等の生きものを眺めながら、プロムナード(遊歩道)をゆったりと散策することができます。四季折々、場所によって様々な表情を見せてくれます。

栄区のシンボルリバー「いたち川」

上流部は自然の川の姿をとどめるとともに、市民の森等の緑が数多く残り、豊かな自然に囲まれ、住宅地の間近で自然と触れ合える場として、子どもの遊び場・学び場として活用されています。

下流部の川の両側は、 プロムナード等に整備されており、妊娠期の方や乳幼児などを連れた方でも安心して歩くことができます。保育園の園児たちのお散歩コースとしても定着しています。また、高齢者の健康づくりや住民の交流の場など、様々なシーンにおいて多くの人に愛されています。

散策マップはこちら

多自然型川づくりの全国的先駆けとなった「いたち川」

いたち川は、平成2年度国の通達により「多自然型川づくり」が推進される前から全国に先駆けて取組み、「多自然型川づくり」のモデルとなった河川です。

いたち川の中・下流域では、河道を拡幅し水害は軽減されましたが、川の流れや景観が単調となり、平瀬化して貧相な環境となっていました。

そこで、川が本来有していた自然を復元するため、昭和57年度から治水機能と環境機能を両立させた自然復元型の河川整備を進めていき、平成30年に国土交通省から横浜市内で唯一、多自然型川づくりの「自然な川」の優良事例として紹介されました。

いたち川の課題

いたち川沿いの樹木の老朽化

いたち川の河川改修工事を着手した時から既に50年以上が経過しています。

その際に河川管理用通路等に植えられた樹木が過高木となり、近年では倒木や落枝などが継続して発生しています。令和6年度には、2か月の間に4回もの倒木が発生する等、地域の方や登下校中の児童等、利用者の安全を脅かす事態が生じています。

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ソメイヨシノの老朽化

いたち川プロムナードにある、区の木の一つである、さくらの多くは「ソメイヨシノ」です。 「ソメイヨシノ」の寿命は60年とされ、病気などに弱いとされています。植えてから約40年が経ち、老朽化も進み、倒木などの危険があるさくらの伐採をしましたが、さくら並木の再生を望む声が高まっています。

本プロジェクトが描く未来

寄附金の使い道

横浜市の予算に加え、皆様からいただいた寄附金はいたち川のみどりの保全とさくら並木の再生に活用させていただきます。

【みどりの保全】
樹木医による樹木診断を計画的に行うとともに、診断結果に基づく整枝剪定及び台帳の整備や、計画的な剪定・伐採により、いたち川のみどりを適切に保全していきます。

・樹木医による樹木診断を計画的に行います。
・樹木診断の結果を踏まえ、樹木の整枝剪定等を行います。
・樹木台帳を整備し、いたち川の樹木の状態を把握し適切に管理します。

これらの取組を進めることで、いたち川の豊かなみどりを次世代に継承してまいります。

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【さくら並木の再生】
老朽化したさくらを抜き、土壌の改良を行い、新たなさくらを植えます。複数の品種を植え、春のいたち川の景色を楽しめるようにしていきます。

・ソメイヨシノに比べ病害等にも強く、開花時期もソメイヨシノと同時期の4月上旬とされている「神代曙(ジンダイアケボノ)」「陽光(ヨウコウ)」という2種類の品種を新たに植栽します。

将来にわたって末永く、さくら並木を多くの方に楽しんでいただけるよう、育成環境に配慮しつつ、さくら並木を再生し、いたち川の景観を未来につないでいきます。

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※目標金額に達した場合、又、達しなかった場合でも、上記の費用として活用させていただきます。

「いたち川」を未来へつなぐ

吉田兼好も歌に詠み、地域の皆様に愛されてきたいたち川の豊かなみどりを保全し、さくら並木を再生し、将来も変わらずこの景観を楽しめるように未来につないでいきます。

ご寄附いただく皆様への特典(市内外在住地問わず)

・返礼品をお選びいただいた方も対象となります。
・特典の受取有無について、別途、横浜市栄区から「ふるさとチョイス」に登録されているお電話もしくはメールアドレスあてに確認のご連絡を差し上げます。

銘板にお名前を残せます!(寄附額10万円以上)

いたち川に新たに設置する銘板へ氏名の記載

【注意事項】

・寄附者のお名前に代えて、企業名や大切な方(お子様やお孫様など)のお名前を記載することもできます。
なお、架空の人物、架空の団体名、ニックネーム、愛称、企業広告、キャッチフレーズ等はご遠慮ください。適切な内容と判断できない場合は、修正をお願いすることがあります。
・個人・法人等を分けて記載します。なお、記載する順番は順不同となります。
・住所や所在地、寄附金額等は記載しません。
・寄附の申込数量1口につき、1名様のお名前を記載することができます。
・設置時期は令和8年度を予定しています。
・設置期間は10年とし、銘板に関する権利は横浜市栄区に帰属します。銘板は移設することがあります。また、設置から10年が経過し、老朽化等により設置し続けることが困難となった場合などは、横浜市栄区が撤去します。

横浜市栄区HPにお名前を掲載できます!(寄附額1万円以上)

横浜市栄区HPへ氏名の掲載

【注意事項】

※氏名の掲載は令和8年3月頃を予定しています。
※掲載した氏名について、事前の予告なく記載の終了、形式の変更をすることがあります。

栄区いたち川マスコットキャラクター「タッチーくん」のお礼のカードが届きます!

・市内・市外の在住地は問わず寄附者全員が対象になります。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

お礼の品のご紹介

横浜市で人気のお礼の品に加え、栄区オリジナルデザインのグッズもご用意いたしました。気になるアイテムはぜひチェックしてみてください。
※このプロジェクトへの寄附はふるさと納税制度の対象となります。そのため、横浜市にお住まいの方はご寄附をいただくことは可能ですが、お礼の品をお送りすることはできません。何卒ご了承ください。

現在進捗情報はありません。

神奈川県横浜市

「ふるさと納税」は、応援したい自治体に対して寄附という形で力になれる制度です。
横浜市では、「横浜を応援したい」という気持ちを広く募っており、寄附金の活用先を25の事業・目的から選択できます。
あなたのヨコハマを想う気持ちで、ヨコハマの未来を一緒に創りませんか?