飼い主のいない猫(野良猫)を減らしたい|人と猫が共に暮らせるまちを目指して|

カテゴリー:動物 

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寄付金額 2,000

0.2%

目標金額:1,000,000

達成率
0.2%
支援人数
1
終了まで
88
/ 90

広島県府中町(ひろしまけん ふちゅうちょう)

寄付募集期間:2025年10月3日~2025年12月31日(90日間)

広島県府中町

プロジェクトオーナー

多くの自治体で、飼い主のいない猫(以下、「野良猫」)が増加しており、野良猫問題は全国共通の課題と言えます。
府中町も例外ではなく、地域住民からは野良猫による「ふん・尿による被害」、「ごみや庭が荒らされる」など、生活環境を阻害するとの声が多く寄せられています。
不幸な野良猫の数を減らすため、府中町では「地域猫活動団体」の設置を推進し、野良猫に不妊去勢手術を施しつつ、野良猫を地域全体で適切に管理する活動を支援しています。

本プロジェクトは、府中町における地域猫活動の持続可能性を高めるためのガバメント・クラウドファンディングです。
皆さまからいただいたご支援により、地域猫活動を着実に推進し、不幸な野良猫を減らすことで、人と猫が共に暮らせるまちを目指します。

野良猫について

●野良猫とは?

一般的に、特定の飼い主がいない猫のことを「野良猫」と呼び、一見気ままに生きているように見えますが、実際には過酷な環境で生きています。
野良猫の平均寿命は4~5年とも言われており、飼い猫よりも短い傾向があります。交通事故、病気、エサ不足などが原因とされています。

●野良猫が引き起こす問題

・ふん・尿による公衆衛生上の被害
・発情期の鳴き声や喧嘩による騒音の被害
・ごみ捨て場の荒らし
・無責任なエサやりなどによる住民間のトラブル など

●繁殖力とその影響

メス猫は生後4~12ヶ月で子猫を産めるようになります。
猫には年に2~4回の発情期があり、1回の出産で4頭~8頭の子猫を産むこともあることから、環境省の試算では、1頭の妊娠猫が3年後には2,000頭以上になるとされています。

●不幸な野良猫を増やさないためにできること

・猫を捨てない(終生飼育)
・屋内飼いの徹底
・不妊去勢手術の実施
・地域猫活動やその支援

地域猫活動について

●地域猫とは?

地域住民の認知と合意のもと、地域の理解と協力を得て、適切に管理されている特定の飼い主のいない猫のことを「地域猫」と言います。

●地域猫活動とは?

地域住民が主体となって「地域猫」を管理し、猫によるトラブルを減らすとともに、不幸な野良猫の頭数を減らし、暮らしやすい地域にしていく活動です。

府中町が行う取組み

●地域猫活動団体への補助

町内で地域猫活動を行う登録団体に対して補助金を交付し、その活動を支援しています。
地域猫活動団体は補助金を活用し、管理している地域猫のエサ代などに充てています。

【登録実績】
 5団体(2025年7月末時点)

●飼い主のいない猫(野良猫)の不妊去勢手術費への補助

野良猫の増加を抑制するため、町内に生息する野良猫に不妊去勢手術を受けさせた町民や団体に対し、補助金を交付する制度です。

補助金額:猫1匹あたり上限25,000円 ※上限額に満たない場合は実費額

【不妊去勢手術の実績】
 2020年度:4頭
 2021年度:13頭
 2022年度:16頭
 2023年度:26頭
 2024年度:22頭

5年間の合計で81頭(オス35頭、メス46頭)の猫に対して手術補助を行いました。
仮に、前述の環境省の試算を府中町の実績に当てはめてみると、メス猫46頭の不妊去勢手術は、年間368頭~1472頭の野良猫の増加を抑制した計算となります。
なお、制度開始から5年が経過し、制度に対する認知が広まってきたこともあり、今年度は7月末時点で50頭分の申請を受け付けており、例年と比べてもかなり多くなっている状況です。

寄付金の使い道

本プロジェクトをご覧いただき、ありがとうございました。

このたびのガバメント・クラウドファンディングで皆さまからいただいたご支援は、基金積立を行い、翌年度以降の本事業の財源に充てさせていただきます。
※目標金額を下回った場合、上回った場合でも、上記の事業に活用いたします。

野良猫を減らし、人と猫が共に暮らしていくためには、継続的な取組みが必要不可欠です。

皆さまのご協力をよろしくお願い申し上げます。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

現在進捗情報はありません。

広島県府中町

【まちの概要】
府中町は周囲を広島市に囲まれ、安芸郡の飛び地という全国的にみても特徴のある形態をしています。
町域は、東西4.18キロメートル、南北5.20キロメートルで、面積は10.41平方キロメートルです。
「府中」という名が示すように、その昔、安芸の国府が置かれ、古代安芸国の政治文化の中心地であったといわれています。

【移動がしやすくアクセスに優れた便利なまち】
府中町には、JR向洋駅や町域に隣接する2つのJRの駅があります。
また、広島駅や広島市中心部とを結ぶ民間路線バスが運行するほか、町内をコミュニティバス「つばきバス」が運行するなど、公共交通機関が充実しています。
道路は、町内をぐるりと回れるループ状道路が整備され日常生活の移動もしやすく、山陽自動車道と接続する都市高速道路のインターもあるので、アクセスもスムーズです。

【商・工・住のバランスのとれた暮らしやすいまち】
かつて、農業地帯だった府中町は、マツダ株式会社やキリンビール広島工場の進出により、工業のまち、勤労者のまちとして発展してきました。
今日では、都市計画道路の整備とともに新しい商店街が形成され、キリンビール工場跡地には大型商業施設(イオンモール広島府中)ができるなど、買い物もしやすく暮らしやすい、商・工・住のバランスのとれたまちです。