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忘れてはいけない福山空襲≪あの日から80年≫戦争の記憶を次世代に継承するため、戦争体験者の声を残したい!

カテゴリー:伝統・文化・歴史 

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寄付金額 166,000

8.3%

目標金額:2,000,000

達成率
8.3%
支援人数
11
終了まで
47
/ 90

広島県福山市(ひろしまけん ふくやまし)

寄付募集期間:2025年6月16日~2025年9月13日(90日間)

タグ:

広島県福山市

プロジェクトオーナー

1945年(昭和20年)8月8日の午後10時25分ごろから約1時間、B-29爆撃機91機によって、福山の市街地は壊滅的な被害に遭い、355人もの尊い命が奪われました。
戦後80年を迎え、戦争体験者の高齢化は着実に進み、福山空襲の歴史を語り継ぐ人もごく少数となってきています。
しかし、今なお世界では戦争や紛争が起こっています。
この瞬間にも、命の危機にさらされ苦しめられている人がいます。
戦争を繰り返してはならないという教訓は、絶対に忘れてはいけないのです。
悲惨な戦争を繰り返さないため、そして、戦争の記憶を風化させることのないよう、戦争の記憶を次世代に継承していくため、ご支援をよろしくお願いいたします。

戦後80年事業

福山空襲の歴史

福山空襲は1945年(昭和20年)8月8日の午後10時25分から約1時間にわたって行われました。
この空襲では、テニアン基地から発進したB-29爆撃機91機が福山市を襲い、556トンの焼夷弾を投下しました。
この結果、福山市の市街地の約80%が焼失し、壊滅的な被害を受けました。
犠牲者数は355人、重軽傷者数は864人、焼失家屋数は10,179戸、被災者数は47,326人にのぼりました。
福山空襲の主な被害地域には、福山城、福山駅、警察署、郵便局、市役所、消防署などの公共施設が含まれており、多くの市街地が焼失しました。
福山城もこの空襲により焼失し、現在はその石垣や一部の建物跡が戦争の傷跡として残っています。

福山城公園の一角にある福山市人権平和資料館では「福山空襲の実相と戦時下のくらし」について常設展示を行っています。
年間、福山市内外から約5,000人の人が訪れ、人権の尊さと平和の大切さを学んでいます。

空襲翌日の福山駅
炎に包まれる市街地 絵:藤原邦子
空襲の炎で焼けた石垣(福山城)
母子三人像(人権平和資料館)

次世代へ継承するために

2025年に福山空襲から80年を迎え、当時を知る戦争体験者が少なくなってきています。
この貴重な声を、未来を生きる次世代へ継承することは、今を生きる私たちの大切な役割です。

そこで福山市では、歴史を風化させず、戦争体験者の声を残す映像制作など平和な社会を次世代に継承していくため、戦後80年事業を実施するものです。

なぜクラウドファンディング?

これまで、節目の年に体験証言集の作成や特別ゲストをお招きしての講演会などを行ってきました。
戦後80年を迎える今年は、戦争体験者の高齢化を鑑み、戦争の記憶を次世代に継承していくことを目的に、映像を残すこととしました。
平和の大切さ、人権の尊さについて改めて考える機会の創出につながることを願い、ガバメントクラウドファンディングへのご寄附を呼びかけることにしました。

寄附の使い道

いただいた寄附金は、戦争体験者の高齢化が進んでいる現状を踏まえ、体験者の方々の証言を基にした映像制作に活用させていただきます。
※目標金額を上回った場合は、その他の平和関連事業に活用させていただきます。
※目標金額を下回った場合でも、寄附金は全て本事業に活用させていただきます。
 
制作した映像は、毎年8月8に開催する「市民平和のつどい・市民平和大会」や人権平和資料館等で放映するとともに、地域や学校等での平和学習の教材として活用していただきたいと考えています。

これまでの取組

市民平和のつどい・市民平和大会

1945年(昭和20年)8月8日の福山空襲を心にとめるとともに、平和の持つ意味や世界の平和と人権の尊さについて考えます。

福山市内戦争遺跡巡り

風化しつつある戦争(空襲)の悲惨さや、平和の尊さ、命の大切さを伝えるため、毎年開催しています。
 ・親子で学ぶ「福山市内戦争遺跡巡り」
 ・ピースウォーク
 ・バスで巡る「福山市内戦争遺跡巡り」

その他の取組

 ・ひとり一羽運動
 ・福山空襲写真パネル展
 ・平和アピール展
 ・折り鶴・折ばら運動
 ・原爆・福山戦災死没者慰霊式典
 ・ふくやま人権・平和フェスタ
 ・語り部による空襲証言
 ・人権平和資料館 企画展 など

戦争体験者からのメッセージ

福山空襲語り部 森近静子さん

福山空襲語り部 森近静子さん

【福山空襲語り部 森近静子さんからのメッセージ】
未来のあるこどもたち、若者たちが将来に向かって歩むことは過去から学ぶことが多く、そこから学ぶこと、学習していくことが大切だと思います。
私たちは戦争の苦しみを、悲しみを忘れることなくドキュメンタリーとして残し、歴史の見直しをしながら伝承してゆくことが大切だと思います。
私の考えること、思うことは、小さな小さな思いであり考えでありますが、あの時の悲しい悔しい涙を今、後世に残してゆくことを考えることが、今後の私たちに課せられた大切な課題だと思います。
アナログの優しい心とデジタルの頭脳を駆使し、平和な社会を、世界を、親から子どもに、子どもから孫へと伝承してもらいたく願う一人です。

ふくやまピース・ラボのメンバーも、平和へのメッセージを発信するため、頑張っています!

-ふくやまピース・ラボとは?-

戦争を知らない若い世代が、福山空襲や原爆について学習し、平和について考え、活動を通して平和へのメッセージを発信することを目的に活動しています。

ふくやまピース・ラボ

【ふくやまピース・ラボメンバーからのメッセージ】
ふくやまピース・ラボでの活動を通して、どこかフィクションのように感じていた戦争の存在をより身近に思えるようになりました。
戦争体験者の減少は抗えない事実であるからこそ、繋いでくださった生きた言葉と想いを、これからの世界を作っていくこどもたちに伝え続けることが、私の大切な役割の一つだと今は強く感じています。

お礼について

本寄附金に通常のお礼の品はございませんが、心ばかりのお礼として、ご支援いただいた皆様に折り鶴再生紙を使用したお礼文をお届します。
お礼文には完成したアーカイブ映像へのアクセス方法として、QRコードを添付いたします。

また10,000円以上、ご支援をいただいた皆様には、ご希望に応じてアーカイブ映像のエンドクレジットにお名前(寄附受付期間中の寄附累計10,000円以上につき寄附者のお名前1名分)を掲載します。

ご支援金額について

2,000円以上のご支援:完成したアーカイブ映像のデジタルダウンロード先QRコード
10,000円以上のご支援:アーカイブ映像のエンドクレジットにお名前の掲載(希望者のみ)+デジタルダウンロード先QRコード

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

現在進捗情報はありません。

広島県福山市

【瀬戸内を支えるものづくりのまち・福山市】

広島県福山市は、瀬戸内沿岸部の中央に位置する人口約46万人、面積517㎢の中核市。温暖な気候と豊かな自然に育まれ、海山の幸に恵まれたまちですが、世界規模で取引を行う鉄鋼・造船などの工業都市としての側面も持っています。

福山市には個性豊かな歴史・文化・産業があり、見どころが多い都市です。
古くから潮待ちの港として栄えた「鞆の浦(とものうら)」は、「日本遺産」や「重要伝統的建造物群保存地区」、「ユネスコ『世界の記憶』」にも登録されている福山随一の景勝地です。
福山駅から間近に見え、日本一新幹線駅に近い城である「福山城」は2022年に築城400年を迎え、「城のあるまち 福のまち」として、更なる発展のため文化・産業を育んでいます。
さらに、2つの国宝をもつ「明王院」。本堂は折衷様式の建物として国内最古、五重塔は全国の国宝塔のうち5番目に古いものです。

そして「デニム」。福山市は日本屈指のデニム生地の産地であり、その生産量は全国シェア8割を占めるほど。G7広島サミットでは、来訪したG7各国代表団及びプレス関係者の記念品として、福山のデニムを使ったサミットバッグが採用されました。

福山市は「世界に誇るばらのまち」をめざした活動を行っています。戦時中の大空襲によって市街地の約8割が焼失。戦後の混迷を抜け出せない中、1956年、南公園(現在のばら公園)に近隣住民の手によって、ばらの苗1,000本が植えられました。ここから、「ばらのまち福山」の歴史が始まりました。現在では、市民や団体、事業者などと行政が手を取り合い、100万本のばらが咲くまちとなっています。ばらは福山市にとって復興のシンボルであり、「思いやり 優しさ 助け合いの心」を育てていこうとするメッセージが込められています。
2025年、世界中からばらを愛する人たちが一斉に集う「世界バラ会議福山大会」及び「Rose Expo FUKUYAMA 2025」を開催し、ばらや福山の価値・魅力を発信します。

みなさまからのご寄附は、地域活性化に資するものや公共施設の整備、街並み保存、教育・福祉など、未来に向けて持続的に発展するまちづくりの費用として、有効に活用させていただきます。
「ばらのまち福山」へのご支援を心よりお待ちしています。