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「海体験」で児童養護施設の子どもたちの心と体つくり応援

カテゴリー:自然・環境 

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寄付金額 257,000

17.1%

目標金額:1,500,000

達成率
17.1%
支援人数
21
終了まで
受付終了

佐賀県NPO支援(さがけん えぬぴーおーしえん)

寄付募集期間:2025年2月28日~2025年5月28日(90日間)

佐賀県NPO支援×NPO法人浜-街交流ネット唐津

プロジェクトオーナー

近年は全国的に子どもの心身の発達に必要な魚の消費量が減少するとともに、生活環境の変化で海や山での自然体験も減少しており、子どもたちの健康と心を心配する声が多く聞こえてきます。私たちは、幼少期からの魚食がもたらす健康効果を伝え魚食に慣れ親しんでもらうために、長年にわたり親子魚料理教室の開催や県内すべての児童養護施設の子どもたちへ毎月海産物寄贈を行っています。

今回のプロジェクトでは、心と体つくりに効果があるとされている磯遊びや釣り、シュノーケリング等の「海体験」を通じて、児童養護施設の子どもたちを応援したいと考えています。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

生活環境の変化で子どもたちの自然体験が減少

子どものロコモティブ・シンドローム(運動器症候群)が拡大

子どもたちの健康づくりを目的に行っている親子魚料理教室や児童養護施設への毎月の魚介類寄贈では、たくさんの子どもたちから「魚が好きになった」との感想をいただいており、私たち漁業者も嬉しく思っています。

児童養護施設への海産物寄贈
新聞記事

ところで、近年は生活環境の変化で子どもたちの海や山での自然体験が年々減少傾向にあり、埼玉県医師会が平成22~25年に県内の幼稚園から中学生までの子供1343人に運動器の検診を行った結果、約40%に機能不全の兆候がみられ、3人に1人以上にロコモティブ・シンドロームの疑いがあると報告されています。

子どもたちの自然体験の経年変化
子どもの自然体験と探求力の関係

私たちが長年にわたり行っている釣りや定置網漁業体験に参加した子どもたちは、それまでに経験したことがない海との触れ合いの中で心身ともに変化がみられているとのことです。

今回のプロジェクトでは、経済面や規則等によりその野外活動がある程度制限下にある児童養護施設の子どもたちを対象に「海体験」を通じて心と健康づくりを応援したいと考えています。

磯遊び、釣り、シュノーケリング等による海体験の効果

「海体験」による心と健康づくりの効果は、海などの環境が人間の心身に良い影響を与えるとされる「ブルースペース理論」でも知られるように、以下のような効果があるとされています。

・リラクゼーション効果:波の音やマイナスイオン、海の風景による感情安定化
・探求心向上効果:海の生き物や植物と触れ合うことで探究心向上
・好奇心向上効果:海の生物や生態系、潮の流れ・満ち引き等の観察による好奇心向上
・体力向上効果:海や砂浜で全身を使うことで筋力や持久力、バランス感覚向上
・免疫力向上:海水や海辺の空気に触れることで免疫力向上
・環境学習効果:海洋プラごみの現状を見ることで環境保全意識向上

磯遊び
釣り
シュノーケリング
グラスサンドアート

※SDG's 3. すべての人々に健康と福祉を
※SDG's14. 海の豊かさを守ろう

寄附金の使い道

◆目標金額 1,500,000円

1)寄附金の使い道
 〇海体験施設利用料 513,000円
 〇保険料、交通費等 162,000円 
 〇返礼品代、送料  600,000円  
 〇県手数料     225,000円


※目標金額に達しなかった場合は、規模を縮小して実施します。
 目標金額以上の寄付が集まった場合は、規模を拡大して実施します。

「海体験」実施スケジュール

2025年7~8月 磯遊び、釣り、シュノーケリング、グラスサンドアアート等の「海体験」
※予定施設
 ・唐津市呼子交流促進施設めぐりあいらんどおがわ
 ・佐賀県波戸岬少年自然の家

「海体験」から子どもが得る経験による成長

児童養護施設にはたくさんの地域企業や団体等がいろいろな物資支援や交流による支援を行っていますが、「海体験」などの野外活動に関しては少ないのが現状です。

児童養護施設で生活する子どもたちは、高校を卒業とともに進学や就職でひとりだちすることになりますので、それまでに「海体験」を通じた心と体つくりを応援させていただきたいと思っています。

たくさんの子どもたちが「海体験」で心身とも元気になってほしい

唐津漁師 和光丸(山本昭二)

最近の子どもたちは、家の中でゲームやスマホで遊んでいる時間が多いと聞きます。心と体づくりには幼少期から海や山で遊ぶことが大切です。

児童養護施設の子どもたちには、今回のプロジェクトで心身ともにますます元気になってほしいと思います。

海での体験を通じて心身共に成長していってほしい。

児童養護施設済昭園 施設長 小佐々太郎氏

当施設が所在する嬉野市は佐賀県南西部に位置し、お隣の鹿島市に向かいますと有明海があります。有明海にも特徴的な海産物が多くありますが、NPO法人浜-街交流ネット唐津様にはその有明海の海産物とはまた違った玄界灘の海産物をお届けいただき、子ども達も職員も本当に感謝しております。

当施設の子ども達は魚が好きな子も多く、誕生日の希望食に魚のメニューをリクエストしてくる子もいます。また、海釣り体験など普段はあまり経験することがない機会も提供頂き、海に関する多様な経験が子どもたちの視野を確実に広げております。

これからも海産物や海での体験を通して、心身共に成長していってくれる事を願っております。

すべての子どもたちの心と体つくりを願っています。

NPO法人 浜-街交流ネット唐津 代表理事 千々波行典

児童養護施設の子どもたちには、自然の中で学び成長していくための周囲の支援が必要です。子どもたちが本当に必要としている野外活動支援を十分に提供するためには、皆さまのお力添えがどうしても必要です。

皆さまのご支援が、子どもたちにとって温かな未来への大きな一歩となるとともに日本の未来つくりに必要です。どうかご理解とご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

お礼の品のご紹介

現在進捗情報はありません。

佐賀県NPO支援

佐賀県のふるさと納税は、皆さまが支援したい佐賀県内のNPO等を指定して寄附することができます。お返しの品は指定されたNPO等が自らの創意工夫で送ることで、県の事務経費を抑え、できる限り多くの額を指定されたNPO等にお渡しし、“自ら考え行動する自発の地域づくり”を応援しています。