高齢化率50%超え! 消滅可能性の町の農業を守りたい!
カテゴリー:食・農林水産業・商工業
寄付金額 108,000円
目標金額:1,000,000円
- 達成率
- 10.8%
- 支援人数
- 7人
- 終了まで
-
46日
/ 90日
広島県神石高原町(ひろしまけん じんせきこうげんちょう)
寄付募集期間:2024年12月9日~2025年3月8日(90日間)
広島県神石高原町 × 特定非営利活動法人地域再生プロジェクト
NPO法人地域再生プロジェクトは、行政関係者や地域住民と学識経験者等、意欲のある人材に広く参画していただき、会員の知見、ノウハウをまちづくりの推進、災害救援、国際協力、保健・医療又は福祉の増進、環境の保全、社会教育の推進、経済活動の活性化等の活動に活かし、国、地方自治体や民間事業主体の要請に応じて、地域住民等と連携を図りながら、地域が再生して行き、魅力ある地域となるように調査・研究を行い、将来構想や各種計画案、更に民間等事業計画の提言提案を通じて、地域課題の解決力向上に向けての支援を行う事により、地域社会の活性化と公益の増進に寄与する事を目的として2011年に設立されました。
日本の原風景神石高原町のお米、野菜が大ピンチ。農業と農地を守る力を貸して!
「消滅可能性自治体」。2024年、広島県神石高原町は10年前に続いて、民間の有識者グループ「人口戦略会議」が発表した中に名を連ねました。追い打ちをかけるように、5月には高齢化率が50%を突破。町内には、あきらめにも似た空気が漂う状況となっています。
標高約400m~600mに位置する神石高原町の気候は、夏の涼しさよりも、昼と夜の寒暖差の大きさが特徴。そこで育つお米をはじめとした農作物は、夜間にじっくりと養分を蓄え、何とも甘く、穏やかで、やさしい。特に、2018年の新嘗祭で天皇陛下に献上する栄に浴したお米は、「米なんてどれも一緒」と思い込んでいる方に、味わっていただきたい町の代表選手。
中山間地の農業は、小規模に営まれる高齢者による生きがいの農業がその中心。地域再生プロジェクトでは、地元で採れた安全安心野菜を気軽に食べれる食堂を運営し、おじいちゃん、おばあちゃんの農業を応援してきましたが、後継者不在の過疎地域における農業は風前の灯です。待ったなしの状況を受け、今回、藁にもすがる思いで、ふるさと納税を通じた寄附受付を開始いたしました。
いただいた寄付金で、お米や野菜を安定的に購入し、おじいちゃんやおばあちゃんの「生きがいの農業」「お小遣いになる農業」の支援に活用します。
2025年も、神石高原町産のお米や野菜を食べてもらい、消滅可能性の町から、農業を消滅させないよう、お力添えを心からお願いいたします。
後継者不在で受け継がれる農地が山に
荒れ果てた農地におじいちゃんとおばあちゃんの悲しみ
2004年11月、神石高原町は3町1村が合併し12,454人で船出しました。20年目の今年、その人口は7,843人(11月1日現在)で37%も減少しました。町の面積はそのままに、4,611人分の減少を補うことは不可能とも言える状況で、高齢化率は約10%も上がりました。
荒廃した農地の復活は不可能、荒らさないで!
耕作放棄地の状況
激増する耕作放棄地の様子。
有害鳥獣による被害も激増し、柵などでは対応しきれない状況です。
「小規模で、耕作環境も決して恵まれない中で代々受け継いできた農地。自分の代だけは守りたいと思ってきた農地を今、あきらめようかと考えています。神石高原町は標高が高く、美味しい最高の野菜や米が作れるのですが、冬の寒さも格別です。マイナス10度を超える寒さは、高齢者には特にこたえます。折角実った野菜畑がイノシシなどに荒らされると、泣きたい思いになります。」
鳥獣対策には一度に10万円の費用がかかることも
とある農家の場合、田2枚分のイノシシ対策の柵に10万円もの費用が。収穫前にイノシシに荒らされたお米は、食用としては使い物になりません。
寄付金の使い道
高齢農家を支えるため、お米や野菜の購入費とその野菜等を用いた田舎料理の提供(※)に活用させていただきます。近年、資材価格の高騰により農家の負担は増え続けており、折角作っても、お小遣いにもならない高齢農家が悩まされています。ささやかな取組みながら、地域再生プロジェクトでは、地域の農業を守る高齢農家を支援したいと考えております。
目標金額に達しなかった場合、また、目標金額以上の寄付をいただいた場合でも、本プロジェクトの事業費として活用させていただきます。
※自然食レストラン「高原の風」にて提供。
ふるさと納税で
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ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。
控除上限額かんたんシミュレーション
お礼の品のご紹介
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広島県神石高原町産マザービーフ(800g)
12,000 円
食卓でいろいろ使える切り落としを小分けパックでお届け!
自社牧場で長期肥育した黒毛和牛の経産牛(マザービーフ)切り落しでご用意いたしました。油の多いバラと味のある赤みをバランスよくミックスしています。
■「入江ミート」とは
神石高原町で黒毛和牛の繁殖から肥育までを行う農家で、約60頭を飼育し、自社店舗で消費者に直接販売しています。自分たちで育てた安心でおいしい自慢のお肉を、安心価格でお届けしています。2022年にはアメリカ合衆国大統領と総理大臣とのワーキングランチで自社のお肉が採用され、一躍全国の注目を集めました。
■『経産牛』とは
子どもを産み終わった黒毛和牛のお母さん牛に穀物中心の飼料を与え(再肥育)、肉牛として出荷された物を言います。
ブランド牛「神石牛」を育む、歴史ある和牛の里の「マザービーフ」。ほどよいサシとさらっとした旨味をぜひご賞味ください -
広島県神石高原町産マザービーフ(500g)
9,000 円
食卓でいろいろ使える切り落としを小分けパックでお届け!
自社牧場で長期肥育した黒毛和牛の経産牛(マザービーフ)切り落しでご用意いたしました。油の多いバラと味のある赤みをバランスよくミックスしています。
■「入江ミート」とは
神石高原町で黒毛和牛の繁殖から肥育までを行う農家で、約60頭を飼育し、自社店舗で消費者に直接販売しています。自分たちで育てた安心でおいしい自慢のお肉を、安心価格でお届けしています。2022年にはアメリカ合衆国大統領と総理大臣とのワーキングランチで自社のお肉が採用され、一躍全国の注目を集めました。
■『経産牛』とは
子どもを産み終わった黒毛和牛のお母さん牛に穀物中心の飼料を与え(再肥育)、肉牛として出荷された物を言います。
ブランド牛「神石牛」を育む、歴史ある和牛の里の「マザービーフ」。ほどよいサシとさらっとした旨味をぜひご賞味ください
現在進捗情報はありません。
広島県神石高原町
神石高原町は広島県の東部に位置し、中国地方第2位の規模を誇る381.98km2の面積(東京都23区の6割強にあたる)をもつ、森林面積が81%、標高400~500mの高原地域です。清流では毎年至るところでホタルを見ることができるなど、自然豊かな美しい景観をなしています。夏期には昼夜の温度差が大きく、比較的に湿度の少ない爽やかな気候のため、高い糖度で品質の良い高原野菜などの生産や質の良い肉用牛の育成が行われています。
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