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人間の犠牲になった動物たちの笑顔や未来を守るために目指すこと それはーReLIFEー

カテゴリー:動物 

main_img 達成

寄付金額 3,561,000

118.7%

目標金額:3,000,000

達成率
118.7%
支援人数
84
終了まで
受付終了

群馬県前橋市(ぐんまけん まえばしし)

寄付募集期間:2024年11月11日~2025年2月9日(91日間)

群馬県前橋市×ドッグリライフ群馬

プロジェクトオーナー

ドッグリライフ群馬は、以下の取組をしている団体です。

◆群馬県内の行政施設から、主に譲渡対象になるのが困難な犬猫を引き出し、必要な医療行為や避妊去勢手術を行った後、譲渡を行う。
 譲渡が難しいハイシニア犬や病気の犬に関しては、穏やかな最期となるよう看取りを行う。
◆前橋市保健所に通い、収容されている犬猫の健康状態や性格を把握し、人慣れや散歩を行う。また、必要に応じてシャンプーやトリミング、通院を行う。
◆行政や一般からの相談を受け、問題解決に向けてアドバイスをしたり、必要に応じてレスキューを実施する
◆多頭飼育現場の猫のTNR
◆譲渡会の開催
◆イベントへ参加し、医療費を確保すること

収容

前橋市は群馬県の中南部に位置し、赤城山を抱く位置にある中核市です。
十数年前には当たり前のようにいた野犬も、犬の高齢化と収容によりその数は大きく減りつつありますが、ゼロではありません。
収容された犬の多くは、迷子による収容や飼い主の高齢化による所有権放棄によるものが多く、猫については、外猫が子猫を生むことによるものや、事故や衰弱による収容が多くを占めています。
ドッグリライフ群馬では収容された犬猫のお世話に行っています。

保健所ボランティア

知らない場所に収容された子たちの不安は計り知れないものがあり、食欲不振や排せつ等に変化が起きやすくなります。
ドッグリライフ群馬では保健所ボランティアとしての特色を活かし、収容状況や性格の把握を行い、収容された子たちのストレスが少しでも軽減ざれるよう許可を得たうえで散歩を行い、ブラッシングやシャンプー、トリミングなどを実施しています。
収容時には威嚇していた猫がおもちゃで遊ぶうちに心を開き、ゴロゴロと喉を鳴らしてくれた時はとても嬉しい瞬間です。

収容時の状態によりトリミングを必要とする子には、トリミングができるスタッフが保健所にてシャンプー、トリミングをしています。
特に、皮膚病の子には定期的な薬用シャンプーでのケアを欠かさず実施しています。
かきむしり瘡蓋が出来ている子には皮膚保護のための服を着せるなどの対応を行っています。

小型犬以上の大きさの子は生まれて初めてのシャンプーという子も多いのではないかと思います。
シャンプー後は「やれやれ」といった顔をしたり、意外と「気持ちよかった」という顔をしたり、様々な子がいます。
以前は人用のドライヤーを2つ使い、完全に乾かすまでに時間がかかりましたが、現在では皆様からの寄附金によって購入させていただいた、大型のドライヤーで短時間で乾かすことができるようになりました。

緊急での受診と猫の避妊去勢手術

収容時に緊急で医療を必要とする場合もあり、行政からの依頼により通院の許可を受け、医療機関を受診させます。
また、新しい飼い主を募集中に避妊去勢時期を迎えた子の手術を保健所にて実施しました。

譲渡会・イベント

定期的な譲渡会の開催、SNS・里親募集サイトでの周知により新しい飼い主を随時募っており、新しい飼い主との縁がまた更に大きな輪となり、幸せになっていく子も少なくありません。
活動費は皆さんからの寄附だけに頼るのではなく、地域のイベントに可能な限り参加し、保護犬猫の医療費としています。

レスキューパートナーへの譲渡依頼

私たちの団体での預かりや譲渡が難しい犬猫は、引き出し後、協力関係にある他団体(レスキューパートナー)へ譲渡依頼をしています。
特に猫は譲渡が難しいので、譲渡依頼をすることで譲渡へ繋げています。

保健所からの引き出しと預かり

咬傷犬として所有権放棄されたラッキー

昨年の12月に「噛むから」という理由で所有権放棄されたラッキーを、半年後にようやく引き出すことができました。
この日を迎えるまでじっと待っていてくれたラッキーと、処分をせずに置いておいてくれた保健所の職員の方々のご配慮に感謝いたします。
前の飼い主のもとで何年も咬傷経験を積んできてしまったラッキーに染みついた行動を変えるのは簡単なことではありません。
ラッキーが噛むことに対して真正面から向き合うことと、こちらの一貫した態度と毎日コツコツと地道に接することが必要になります。
信頼できるトレーナーさんの教えを受けながら、ラッキーとともに経験を積んでいきたいと思っています。

飼い主からの虐待により所有権放棄されたハク

ハクは不衛生な環境に閉じ込められ、不幸な事件に巻き込まれた後、所有権放棄をされました。
そんな傷だらけのハクをすぐに引き出し、傷の治療を行い、人間と一緒に暮らす楽しみを教えました。
ハクは子犬のように人間の愛情をどんどん吸い取り、預かり宅で楽しい事を存分に味わいました。
そんなハクはすでに譲渡されましたが、今は筋肉もしっかりとつき、温かい家族の元でのんびりと幸せに暮らしています。

看取りを視野に入れた引き出し ココちゃん・モーくん

以前保健所から引き出したココちゃんとモーくんが10月に相次いで虹の橋を渡りました。
ココちゃんは、2021年9月に保健所から引き出しました。当時の年齢は10歳でした。
初期医療を実施し、新しい家族を募集しましたが、なかなか縁がありませんでした。
今年になって乳腺腫瘍が見つかり、切除の手術をしました。大きな手術を乗り越えてくれましたが、残念ながら肺への転移が見つかり、虹の橋を渡りました。
3年間の長い保護預かりの間、ココちゃんの医療費・飼育費は以前に実施したクラウドファンディング型ふるさと納税からの寄附を使わせていただきました。
新しい家族には出会えませんでしたが、ココちゃんは預かり宅でたくさんの愛情をもらい、キャンプにも何回も連れて行ってもらいました。
今でもくりくりっとした目で意気揚々と車に乗り込むココちゃんの姿が目に浮かびます。

モーくんは、2023年6月に引き出しましたが、当時既に胸水腹水が溜まっており、フィラリア末期と診断されました。すぐに治療を開始したかったので、収容期限が切れてすぐに引き出しました。
モーちゃんはとっても性格の良い子でしたが、獣医からは「いつ何が起こっても不思議はない」と言われていました。
このような健康状態の子の譲渡は難しいので、半ば看取りを意識しての引き出しでした。

モーくんは、フィラリアにより心臓に大きなダメージを受けていて、毎月の心臓病の投薬に数万円かかっていましたが、そのお金も以前実施したクラウドファンディング型ふるさと納税の寄附金から出させていただきました。
モーくんが苦しまないよう毎月投薬が出来たことは本当にありがたいことでした。
モーくんは最期は全身が浮腫んでしまい、心臓の循環不全で亡くなりました。
人間が大好きで甘え上手な可愛いモーくん。
預かり先の他の犬猫とも仲良しでした。
預かり宅のお父さんが大好きで、お父さんに会うと大喜びしていました。
食べる事も大好きで、前の飼い主のところで放置されていた6年間をこの1年間で充分に愛されて、取り戻せたと思います。
モーくんも幸せで穏やかな時間が流れ、預かり宅でとても幸せに過ごしました。

最後に

現在も当団体には前橋市保健所から引き出したまま、譲渡になっていない犬が6匹います。
その子達には定期的に医療費が発生しています。
最終的に譲渡にならない子は看取る覚悟でお世話をしています。
また、今後も収容された犬達の中で譲渡が難しそうな犬は出てくると思います。
1頭引き出すのにはそれ相応の覚悟がいります。保護活動は「保護されて良かったね」ではなく、むしろ保護してからが長い道のりなのです。

たとえ老犬であろうとも、人間の都合で殺処分されるなんて悲しすぎます。
おいしいごはんと温かいベッド。優しい人間の温もり。そして愛情。
それで十分だと思っています。
その為に必要な医療と物品を購入させていただけたらと思います。

ドッグリライフ群馬の思いは1つ。
どんな子にも等しく安心して暮らせる道を!
動物は人間のように欲張りではありません。多くを望んでなどいないのです。
ずっとの家族とのご縁が繋がることを願い、譲渡出来ない子には看取りを。
これからもぶれることなく活動していきたいと思います。

皆さまには、犬猫をとりまく現状が少しでも前に進むことができますよう、未来を煌々と指し示す灯台となり、応援していただけましたら心よりありがたく思います。

寄付の使い道

みなさまからのご寄付は以下の活動に活用させていただきます。

◆団体の活動費用
引き出した後の医療費や、管理費等や食料などの物品購入費用等(ミルク、離乳食、トイレの砂、治療食、医療費等)

◆前橋市が実施する動物愛護・管理運営事業
保護している動物の飼養管理費(エサ代、ワクチン代、医療費等)
猫の去勢・不妊手術費補助事業

※目標金額に達した場合、達しなかった場合でも、皆さまからいただいた貴重な寄付金は、全て上記の使い道に活用させていただきます。

団体から寄附者のみなさまへ

こんにちは。
DOG ReLIFE GUNMA 代表の新井礼子です。
今まで前橋市保健所のクラウドファンディング型ふるさと納税に参加させていただきましたが、皆さまからのご支援により目標額を達成することができたことに対し厚く御礼申し上げます。
前回いただいたご寄付で、前橋保健所収容の犬や猫のために十分に医療をかけてあげることができました。改めて御礼を申し上げます。

パピコ・ライズ・シバンバン・陽・ラッキー・藍玉
現在前橋市保健所から引き出して新しい家族を待っている犬が6匹います。
また現在引き出し予定の犬も1匹います。

今回も引き続き集まった寄附金は前橋市保健所の犬や猫のために必要な医療費やトレーニング代等として使わせていただきたいと思います。

殺処分対象となる犬は攻撃性のある犬だったり、ハイシニアで病気のある犬がほとんどです。
攻撃性はあっても寄り添い方を学び、根気よく努力するメンバーがいます。
また、ハイシニアだからだと言って「こんな穏やかないい子が殺されるのは耐えられません」といって、ハイシニアの犬を預かり介護するメンバーがいます。

人間の都合で殺処分される犬が無いよう、前橋市保健所での犬の殺処分ゼロが継続できるよう、その為に私たちは尽力して参ります。
猫に関しても、出来る限りの協力をしていきたいと考えています。

私達はいつでも犬猫の味方でありたいと思っています。
今回も皆様からのご支援をどうぞよろしくお願い致します。

前橋市から寄付者のみなさまへ

前橋市衛生検査課から

こんにちは。前橋市保健所衛生検査課です。前橋市は平成21年に中核市になって以降、市保健所にて動物愛護管理業務を担ってきました。
動物愛護管理業務には、保護・収容した犬猫を、譲渡につなげていくという大切な役目がありますが、現施設は収容等された動物の一時保管を行うための施設として造られているため狭小で、譲渡のために必要な中長期的な犬猫の飼養管理やボランティアとの協働には不向きです。

そこで、①動物にやさしい設備、②ボランティア団体との協働、③教育・情報の発信をコンセプトとした、「前橋市動物愛護管理センター」を設置し、さらなる譲渡推進を行っていきたいと考えております。
いただいた寄附金については、保護している動物の飼養管理費(エサ代、ワクチン代、医療費等)や猫の去勢・不妊手術費補助事業に使わせていただきたいと考えています。
地域の動物たちの未来のために、皆さまのご支援をよろしくお願い申し上げます。

前橋市長から

本市では近年、譲渡率の大幅な向上等、動物愛護に関する様々な取り組みが実を結んでいます。これらの成果は行政の力だけで成し得たものではなく、動物愛護に携わる皆様の熱意によって実現したものと存じます。
特に、パートナーシップとしてご協力いただいている登録動物愛護団体の方々には、通常の譲渡のほか、老犬や気性が荒い犬、乳飲み猫、負傷猫など、引き取り手が限られる動物たちの譲渡活動についても積極的に取り組んでいただいています。
本市が今後もこのような活動を推進していくため、また、ご協力いただいている動物愛護団体の方々への応援の意といたしましても、多くの皆様のお力添えをお願いいたします。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

  • 2025年01月21日 09:43

    みなさまのお陰で目標金額を達成することができました!

    みなさまのお陰で目標金額を超える金額を集めることができました。
    応援してくださったみなさま、誠にありがとうございます!

    目標金額を超えことはできましたが、少しでも多くの命を救うため、プロジェクト期間終了まであと20日間寄附の募集を継続させていただければと思います。
    ぜひお知り合いやご友人に本プロジェクトを紹介いただけますと幸いです。
    拡散用のプロジェクトURLはこちら【https://www.furusato-tax.jp/gcf/3722】

    引き続きよろしくお願いいたします。

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群馬県前橋市

前橋市は、群馬県の県庁所在地で、日本百名山である赤城山のすそ野に位置する自然に恵まれた豊かなまちです。
まちの中心から1時間圏内に風光明媚な赤城山と利根川があり、四季折々の異なる風景を楽しむことができます。
前橋市は、目指すまちの在り方として、「めぶく。~良いものが育つまち~」を掲げています。
「めぶく。」まち、すなわち「挑戦する人を応援するまち」「多様な生き方を肯定し見守るまち」として、人や街を幸せにするチャレンジを応援しています。