返済不要の若鮎給付型奨学金事業を実施します!

カテゴリー:子ども・教育 

main_img 達成

寄付金額 4,312,200

139.1%

目標金額:3,100,000

達成率
139.1%
支援人数
121
終了まで
42
/ 89

宮城県加美町(みやぎけん かみまち)

寄付募集期間:2024年12月2日~2025年2月28日(89日間)

宮城県加美町

プロジェクトオーナー

【学生の皆さんの夢実現のために、返済不要の若鮎給付型奨学金を実施します】
宮城県加美町(かみまち)では、返済不要の若鮎給付型奨学金制度を設け、奨学金の給付を通じて経済面でのサポートを行うとともに、将来加美町の地域社会の未来を担う人材の育成に取り組んでいます。
若鮎給付型奨学金の『若鮎』には、加美町町民憲章「夢 海をめざし 愛 ふるさとに帰る 鮎の凛烈 川よ語れ」にあるとおり、加美町で生まれ育った子供たちが夢を抱いてふるさとを旅立ち、多くの学び、経験を経た後、ふるさと加美町のために活躍してもらいたいという想いが込められています。

学生の皆さんの将来の選択肢を広げるため、返済不要の給付型奨学金事業を実施いたします!

加美町が「給付型奨学金」に取り組む理由

加美町では、返済不要の若鮎給付型奨学金制度を設け、奨学金の給付を通じて経済面でのサポートを行うとともに、将来、加美町のために様々な分野で活躍していただける学生の皆さんの支援に取り組んでいます。
若鮎給付型奨学金の『若鮎』には、加美町町民憲章「夢 海をめざし 愛 ふるさとに帰る 鮎の凛烈 川よ語れ」にあるとおり、加美町で生まれ育った子供たちが夢を抱いてふるさとを旅立ち、多くの学び、経験を経た後、ふるさと加美町のために活躍してもらいたいという想いが込められています。

元々若鮎給付型奨学金は、加美町出身の教育関係をされていた方から加美町の優秀な学生の夢を応援するために使っていただきたいとご寄附をいただき、それを原資にスタートした制度です。一度は資金繰りが厳しくなり中断しておりましたが、運用資金が用意できたため令和7年度から再開できる運びとなりました。
しかし、これから先も継続して多くの学生を支援していくためには、さらに安定的な資金運営が必要となります。

加美町では、今後も若鮎給付型奨学金制度を継続していくことで、加美町で育ってよかった、将来に希望を持てたと感じられる学生を今よりもさらに増やしていきたいと考えており、今回のプロジェクトを開始いたしました。
全国の皆様からの寄附は、奨学生1名分の奨学金として、夢に向かって羽ばたく準備をしている学生のために大切に活用させていただきます。

公立、私立大学の学費は年々増加傾向となっています

文部科学省が公表している「国公私立大学の授業料等の推移」によると、入学金と授業料を合わせた年間の学費は、30年前と比べると約20万円も増加しており、その分家庭の負担が増えていることが分かります。また、日本学生支援機構の「令和4年度 学生生活調査」によると、5割以上の学生が奨学金を必要としているという結果が出ています。

グラフ:文部科学省「国公私立大学の授業料等の推移」を基に作成

学生の皆さんの将来の選択肢を広げるために

奨学金には大きく分けて、将来返済が必要な「貸付型奨学金」と返済不要の「給付型奨学金」の2種類がありますが、「貸付型奨学金」の場合、卒業後長期間にわたって返済が必要となることから、結婚や子育てなどの生活設計にも大きく影響が出てしまいます。

一方、加美町(かみまち)が推進している「給付型奨学金」の場合、奨学金の返済が不要となることから、在学時・卒業後ともに学生の返済負担は無く、「学生の皆さんの夢や目標を後押しし、将来の選択肢を広げる支援」が実現できる制度であると考えています。

具体的な事業内容(寄附金の使い道)

156万円のご寄附が集まるごとに、1人の学生の夢や目標を後押しする奨学金の財源確保につながります!

令和6年4月11日に、1年以上加美町に居住している方の子弟で、大学等(短大、専門学校、大学、高等専門学校4年生以上)へ進学予定または在学しており、加美町に貢献する意思が高い学生の皆さんが対象となります。
入学準備奨学金12万円(大学等入学時1回のみ)と月額3万円の学費奨学金を在学する正規の就学期間の間給付します。4年制大学の場合、入学準備奨学金と学費奨学金を合算して4年間で計156万円を給付します。

【4年生大学1名分の金額】
・入学準備奨学金 12万円
・学費奨学金 月額3万円×4年=144万円  合計156万円
★GCF目標金額 310万円(156万円×2)

※目標金額を上回った場合や下回った場合でも、いただいた寄附金は本事業のために活用させていただきます。

事業実施のスケジュール

受付期間

令和6年9月12日(金)から10月31日(木)

応募資格

①令和6年4月11日に、1年以上加美町に居住する方の子弟
②大学等(短大、専門学校、大学、高等専門学校4年生以上)へ進学予定または在学している学生。
③大学等卒業後に加美町へ定住し、加美町に貢献する意思が高い学生。
④年2回程度、加美町の子どもたちの学習支援を行うことが可能な学生。
⑤修学意欲があり、経済的理由により修学が困難な学生。
⑥保護者および世帯に本町の町税等の滞納がないこと。

募集人員

中新田高等学校卒業見込み枠1名、その他枠1名 2名以内

選考及び決定

(1)第1次選考(11月中) 出願書類をもとに候補者を選考
(2)第2次選考(12月中) 面接による候補者を選考
(3)奨学生の決定、通知

給付型奨学金受給学生からのメッセージ

奨学生からのコメント①

写真

〇給付型奨学金制度を申請した理由
 大学生活では、勉学はもちろんのこと、部活動等の課外活動にも日常的に取り組みたいと考えていました。加えて、コロナ禍による収入減少もあったため、それらの費用を捻出するために申請しました。

〇給付型奨学金制度を給付してよかったこと(具体的な使途も)
 奨学金は主に教科書・参考書の購入費と課外活動費として使用させていただきました。
 教科書・参考書については、研究内容の関係で多くの文献を読む必要がありました。そのため、奨学金を給付していただいたからこそ、幅広い情報に触れることができ、論文の執筆につなげられたのだと実感しております。
 また、課外活動については、遠征の多い部活動に所属していたため、遠征費に関する心配が軽減され、活動に集中することが出来た点が非常に良かったです。
 入学当初から卒業まで、ご支援していただきありがとうございました。

〇これから若鮎奨学生となる学生へ向けた応援メッセージ
 大学生活は「自分の将来を具現化する期間」、「多様な経験とスキルを身につける期間」、そして「かけがえのない仲間と出会う期間」など、各人にとって様々な意味を持つ時間だと思います。「なりたい自分」に近づくためにも、新たな環境に積極的にとびこんで、沢山の経験を積んでいただきたいです。
 そして私自身、若鮎奨学金を給付していただいたおかげで、思い描いていた大学生活と進路を実現することが出来ました。奨学生となる方には、奨学金を「未来への資金」として有効活用していただきたいです。
 奨学生となる皆さんが、地元・加美町を支え、そして、日本を支える人材となってくださることを期待しています!

奨学生からのコメント②

〇給付型奨学金制度を申請した理由
 双子で進学だったため一度に二人分の学費や生活費が必要となり、申請しました。

〇給付型奨学金制度を給付してよかったこと(具体的な使途も)
 進学先での生活費に使わせていただきました。アルバイトをすることなく勉学に励むことができました。

〇これから若鮎奨学生となる学生へ向けた応援メッセージ
 夢に向かって頑張ってください。

写真

寄附者の皆様へメッセージ

加美町長 石山 敬貴

写真

 加美町では、令和7年度より給付型奨学金である「若鮎奨学金」を再開致します。そもそもこの「若鮎奨学金」は、加美町出身で教育関係の仕事をされていた方のご寄附を原資として、志のある優秀な加美町の青年を支援する奨学金として始まりました。これまで奨学生20名の支援を行うことができましたが、数年前、原資が枯渇したことより、惜しまれながらも中断せざるをえませんでした。今回、ある一定の資金繰りができたことで、経済的な理由で修学が厳しいものの学ぶ意欲が高く、将来加美町に貢献したい思いがある志高い学生を支援しようと、事業内容を改めまして再開する運びとなりました。しかしながら恒常的に「若鮎奨学金」を継続するには、まだまだ不安定な状況です。

 加美町出身の方々、加美町にお心をお寄せ下さっている方々のご協力を得て、加美町の有為な青年の夢を叶えることができればと思っております。
 何卒、ご協力の段、宜しくお願い申し上げます。

加美町教育長 鎌田 稔

写真

 加美町の未来を担う子ども達の育成や支援を目的として、返済が不要となる「給付型奨学金制度 若鮎奨学金」の運用を再開します。学びたいにもかかわらず、経済的理由で断念している志のある若者を支え、将来の夢を諦めることなく、自分たちの無限の可能性を追求し努力していくことを応援していきたいと考えております。
 加美町在住の皆様はもちろん、加美町出身の皆様、加美町に関心をお寄せいただいている皆様からのご理解・ご支援の程何卒よろしくお願い申し上げます。

有限会社今野醸造 今野 浩嗣

写真

 有限会社今野醸造の今野浩嗣と申します。日頃は、ふるさと納税を通じ、我が町・加美町への多大なるご寄附と応援を賜り、心より御礼申し上げます。
 さて、昨今の社会情勢の急速な変化により、家庭環境も複雑化しています。特に、ヤングケアラーや家庭内での支援を担う「ホームデューティー」の子どもたちの立場や抱える問題が社会的に見えにくくなり、進学を諦めざるを得ない状況に追い込まれるケースも増えております。

 このような中、加美町歌にある「進み 伸びゆく 世の中の 柱となる 若人の 夢ゆたかなれ 永遠の 明日を照らさん 巨いなる 光かかげて 昻めよ 理想 ああ 我らの加美の里」という詩が、私たちに未来の若者を育む重要性を改めて気づかせてくれます。この「給付型奨学金制度」の新たな取り組みは、加美町の未来を担う若者たちの夢と希望を支え、彼らが豊かな明日を照らす光となることを目指すものです。

 私自身も進学の機会をいただき、学びを通して多くの友人や経験を得ました。その一つひとつが今の私を支え、成長の糧となっています。同様に、この奨学金が多くの若者に夢と希望を与え、彼らの未知の可能性を開花させ、加美町、ひいては日本全体の明るい未来を築く一助となることを確信しております。
 皆様の温かいご寄附とご支援を何卒よろしくお願い申し上げます。

株式会社中勇酒造店 専務取締役 中島 崇文

写真

 株式会社中勇酒造店も「給付型奨学金制度」を応援致します。
 加美町はふるさと納税クラウドファンディングで頂いたご寄附を給付型奨学金に充当しようとしてくれていますが、この資金調達制度の活用を大いに期待しています。経済的な事情で挑戦を諦めなくてはいけないことは、本人にとっても社会にとっても、大きな損失です。本奨学金制度が、意欲ある学生にとって大きな支えとなり、未来につながるきっかけを多く生み出すことを心より期待しております。
 多くの方々のご賛同をよろしくお願い申し上げます。

有限会社 菅原商店 菅原 壮一朗

写真

 加美町は、冬には多くの雪が積もり、夏はとても暑いところです。
地元の電車は2両編成で、1時間に1本しかなく、少~しだけ田舎なところです。
親や祖父の世代には農家さんが多く、秋には田んぼが黄金色に染まります。
そんな、田舎の加美町にはたくさんの進学を夢見る学生がいます。
加美町では、そんな学生のみんなが経済的な理由で学びをあきらめることがないよう、「給付型奨学金」をふるさと納税を活用したクラウドファンディングで募集致します!
 寄附をいただくことで増える選択肢が、彼ら自身の未来を頭で考えることにつながり、加美町にとっても素晴らしい形で還元されると思っております。
 お力添えいただけますと、加美町の子ども達みんなが喜びます。何卒、よろしくお願いいたします。

加美町役場 教育総務課 清水

 皆様には日頃より,宮城県加美町を応援していただき,誠にありがとうございます。
 本町では,夢や志ある青年が,経済的理由で修学を諦めることがないよう,返済不要の給付型奨学金という形で支援を行い,将来を担う人材の育成に取り組んでおります。
 「若鮎給付型奨学金」は,本町に縁のある篤志家からのご寄附によりスタートし,これまで20名の奨学生に給付を行ってまいりました。それぞれの奨学生は,給付を受けることで夢に向かって勉学に励むことができ,ご自身が希望する道を歩まれているようです。
 このような夢や志ある青年を一人でも多く支援してまいりたいと考えておりますので,今後ともご理解とご支援の程,よろしくお願い申し上げます。

加美町役場 ふるさと納税担当 山崎

 日頃より、加美町ふるさと納税を通して本町を応援いただき誠にありがとうございます。
今回加美町では、夢を追う学生の経済面を一人でも多くサポートできるよう、若鮎給付型奨学金の運用資金を募るガバメントクラウドファンディングの受付を開始しました。本町にとって今回のプロジェクトが初めてのガバメントクラウドファンディングとなります。プロジェクトへのご賛同を通して、本町へのご関心、ご興味をお寄せいただけますと幸いです。
 全国の皆様からの応援は、本町の学生たちにとって大きな力となり、夢に向かって羽ばたく原動力となります。ご寄附とご支援のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

さいごに

 今回の加美町(かみまち)の取り組みについて、プロジェクトページを最後までご覧頂き誠にありがとうございます。
 加美町の「若鮎給付型奨学金制度」。希望する学生全員に給付を行うことができるよう、皆様からのご理解・ご協力の程何卒よろしくお願い申し上げます。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

お礼の品一覧