• TOP
  • 過去実績
  • あの頃の輝きをもう一度! 伝統の技で作りあげられた「瓦製巨大シャチ」修復・再生プロジェクト

あの頃の輝きをもう一度! 伝統の技で作りあげられた「瓦製巨大シャチ」修復・再生プロジェクト

カテゴリー:伝統・文化・歴史 

main_img

寄付金額 2,630,000

75.1%

目標金額:3,500,000

達成率
75.1%
支援人数
88
終了まで
受付終了

愛知県高浜市(あいちけん たかはまし)

寄付募集期間:2024年11月29日~2025年1月31日(64日間)

愛知県高浜市

プロジェクトオーナー

日本の文化になくてはならない瓦。高浜市は江戸時代から三州瓦・鬼瓦の産地として発展してきました。

「市内外の多くの方に瓦の魅力を知っていただきたい」「市民の皆さんに瓦をとおして、まちへの想いのを育んでいただきたい」との願いを込め、生産量日本一を誇る”まちのシンボル”として平成7年に「かわら美術館」が誕生しました。その正面玄関で来館者をお出迎えし続けてきた瓦製のいぶし銀に輝く巨大シャチが、老朽化等により色褪せ、破損してきています。

ものづくりのまち高浜市のシンボルとして、高浜市を訪れる方々を迎えてきた「瓦製巨大シャチ」の修復・再生を行うことで、鬼瓦をつくる職人(鬼師)たちの想いと技術、ものづくりに込めた心が後世まで伝承していくとともに、高浜市を訪れる皆さんの心の中で泳ぎ続ける想いの創出を目指します。

「瓦製巨大シャチ」とは

三州瓦の生産量日本一を誇る“まちのシンボル”である「かわら美術館・図書館」の正面玄関で、高浜市を訪れる方々を最初にお迎えしているのが、瓦で出来た巨大なシャチです。

平成7年の美術館のオープンに合わせて制作され、日本鬼師の会三州支部に所属する若手からベテランまで27人もの鬼師による力作で、モデルは名古屋城の金シャチ。高さは約3.3m、金シャチよりも0.5mほど高いとか。使った粘土の量は約4.5トン。

仕事が終わった後の夜間や土・日曜日に集まり、ある鬼瓦工場の一角を借りて、オス・メス各36ブロックに分け、約7か月がかりで制作したそうです。愛称を公募し、オスはソラちゃん、メスはユメちゃんと名づけられました。

写真

【注意事項】

高浜市民の方は「返礼品なし」のご寄附をお願いいたします。

伝統の技で作りあげられた「瓦製巨大シャチ」の修繕にお力添えください!

なぜ改修工事が必要なのか?

瓦製巨大シャチ(ソラちゃん&ユメちゃん)は、平成7年のかわら美術館のオープンから、その入り口で多くの高浜市民そして、高浜市を訪れる皆様をお迎えしてきました。

約30年間、雨にも風にも負けず、一度も休むことなくがんばり続けた瓦製巨大シャチ(ソラちゃん&ユメちゃん)ですが、様々な部分が欠けてしまったり、割れてしまったりしています。

これからもずっと高浜市で成長する子どもたちや、高浜市を訪れる方々をお迎えするために綺麗になりたいとソラちゃん、ユメちゃんも願っています。

ソラちゃん
ユメちゃん

寄附金の使い道

写真

今回のご支援は、ひび割れや欠けたりした部分を補修・修繕したり、取り替えたり、これからもずっと優雅に泳ぎ続けられるよう改修工事等の費用に充てさせていただきます。

ご協力いただきました皆様のお名前は、銘板に刻み、きれいになった瓦製巨大シャチ(ソラちゃん&ユメちゃん)と一緒に後世に残してまいります。

※目標金額を下回った場合、上回った場合でも、上記の事業に活用いたします。

【注意事項】

高浜市民の方は「返礼品なし」のご寄附をお願いいたします。

高浜市(まち)の根っこに流れるモノづくりの魂

写真

高浜市は、第2次産業(製造業)への就業者割合が49.6%(2020年国勢調査結果)と第2次産業へ就業している方が、全国の市・区のなかで日本一多い「モノづくりで働くまち」であります。

そんな「モノづくりで働くまち」の礎は、古くよりまちの中心的な伝統産業であり、生産量日本一を誇り、まちの発展を支えてきた「三州瓦」です。

「鬼みち」や名鉄三河線高浜港駅前にある日本一の大きさを誇る古代鬼面など、まちのいたるところにモノづくりの魂が宿る瓦が活かされており、まちのアイデンティティとなっています。 

伝統を守るのではなく、時代にあったやり方で受けついでいく(三州瓦工業協同組合理事長 山本英輔氏)

伝統というのはずっと引き継がれていくもの。三州瓦、鬼瓦、鬼師の伝統を受けつぎ、それを今の時代にあった新しいやり方で発信していく。これまで先人たちがつないできたものを終わらせない、これはプレッシャーもありますが、使命であると感じています。屋根に乗せる鬼瓦をつくるのは勿論として、それに加えて、一般の方にわかりやすく鬼瓦というものを知ってもらう。最近は若い世代の方が体験教室や工場見学を通じて、高浜市が瓦のまちであるということを知ってもらえる瞬間をうれしく感じています。高浜市は、いろいろな伝統があり、それらに身近に触れられる恵まれたところ、市に住む若者たちがまちに誇りや愛着をもち、高浜愛を深めてほしいと思います。

伝統を守るのではなく、時代にあったやり方で受けついでいく(三州瓦工業協同組合理事長 山本英輔氏)

何年たっても「かわら」ず残していきたい想いと誇り

写真

高浜市では平成14年から、鬼瓦をテーマとした「鬼みちまつり」が毎年10月に開催されてきましたが、令和4年の第20回目を節目に観光協会が主体となった「鬼みちまつり」は中止となりました。

しかしながら、伝統の灯をともし続けたい。子どもたちに伝統をつないでいきたい。と鬼師(鬼瓦職人)が中心となり、「シン・鬼みちまつり」として、翌年からも実施しています。

鬼みちまつりでは、市内の小学6年生全員が手作りした「鬼あかり」と呼ばれる瓦製のランプシェードが会場を暖かな光で包みます。鬼あかりには“高浜市の伝統文化の灯をいつまでも絶やさずに”という思いが込められていて、高浜市で成長していく子どもたちに、いつまでも「かわら」ず、想いと誇りがつながっています。

【注意事項】

高浜市民の方は「返礼品なし」のご寄附をお願いいたします。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

  • 2025年02月03日 11:30

    ご支援ありがとうございました!

    瓦製巨大シャチの修復・再生プロジェクトへの寄附の募集は1月31日をもって終了いたしました。
    温かいご支援・メッセージをいただき、ありがとうございました。
    お寄せいただいた寄附金は、高浜市のシンボルである瓦製巨大シャチの修復に大切に使わせていただきます。
    ご協力いただきました皆様のお名前は、きれいになった瓦製巨大シャチと一緒に後世に残してまいります。
    このプロジェクトが完了しましたら、改めてこちらからご報告させていただきます。その暁にはぜひかわら美術館にご来館いただき、生まれ変わったソラちゃん・ユメちゃんの姿を見に来ていただけますと幸いです。

    改めまして、皆さまのご協力に感謝申し上げます。ありがとうございました!

    もっと見る

    この進捗情報を読んで「エールを送りたい」
    と感じたらぜひ拍手を

    拍手をありがとうございます。
    あなたのエールがプロジェクトの支えになります

    まだコメントはありません

    コメントを投稿するには、 ログインとプロジェクトへの寄付が必要になります。

  • 2024年12月04日 14:28

    瓦製巨大シャチの今…こんなところに修理が必要です!

    耐久性のある三州瓦ですが、約30年も経つと老朽化してくるものです。
    遠くから見ると立派で変わらない姿のように見えますが、近くで見るとヒビや欠けているところがあります。(写真内黄色部分)
    みなさまからのご寄附はこういった部分の修復に使わせていただきます。

    もっと見る

    この進捗情報を読んで「エールを送りたい」
    と感じたらぜひ拍手を

    拍手をありがとうございます。
    あなたのエールがプロジェクトの支えになります

    まだコメントはありません

    コメントを投稿するには、 ログインとプロジェクトへの寄付が必要になります。

愛知県高浜市

高浜市は、日本のほぼ中央にある愛知県三河平野の南西部、愛知県のちょうど真ん中に位置します。面積は13.11平方km、人口およそ4万9000人の小さなまちです。
良質な粘土に恵まれ、江戸時代より三州瓦の一大生産地として栄えてきました。 その伝統は、自動車産業をはじめとする「ものづくり愛知」の今に受け継がれています。
厳しくもおおらかな人情味あふれる職人のまち。これが、高浜市の原点。
みんながつなぐつながる「大家族」のように暮らせるまちにしていきたいと考えています。
皆様からの「ふるさと応援寄附金」は、そんなまちづくりに活用します。