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最高峰の山田錦産地を「未来」につなぐために。極上生産圃場で穫れた山田錦だけで最高級日本酒を造りたい!

カテゴリー:食・農林水産業・商工業 

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寄付金額 657,080

65.7%

目標金額:1,000,000

達成率
65.7%
支援人数
39
終了まで
受付終了

兵庫県三木市(ひょうごけん みきし)

寄付募集期間:2024年11月29日~2025年2月26日(90日間)

なごみふぃーるど × 兵庫県三木市

プロジェクトオーナー

三木市では、新たな返礼品の開発にチャレンジする事業者を応援しています!!

本プロジェクトオーナー「なごみふぃーるど」は日本一の酒米「山田錦」の生産、販売及び山田錦入りビール「吟米麦酒」の販売を行っています。

日本一の酒米「山田錦」をもっと多くの方に知ってもらうため、山田錦入りのビール「吟米麦酒」の新たなタイプの開発を2年前に実施!
みなさまの温かいご支援のおかげで新商品を開発しました(^^)
それにとどまらず酒米「山田錦」を、そして山田錦と言えば特A地区の三木市吉川町産ということをもっともっとPRしたいという「なごみふぃーるど」さんの熱い思いで今回も新たな返礼品開発にチャレンジします!
今回は王道の高級日本酒づくりです!皆様からのご支援をよろしくお願いします!

※本事業は三木市ふるさと納税返礼品開発支援事業としてクラウドファンディング行うものです。皆様からいただきました寄附金は全額、寄附先の事業者へ支払われます。
また、いただきました個人情報は、三木市から寄附先の事業者へ提供させていただきます。事業者から寄附者の方へ直接ご連絡をする場合がありますので、予めご了承ください。

プロジェクトオーナーの和田です!

生産者の和田さん

私は、進学・就職で十数年離れた故郷三木市吉川町に戻った際、幼いころから聞いていたこの町の大人達、皆が自慢していた山田錦の特A地区といわれる、三木市吉川町産山田錦のすばらしさに気づいたことで、この故郷で山田錦の生産、出荷及び、山田錦入りビール「吟米麦酒」の販売を行っています。

しかし、その最高峰である山田錦産地も岐路に立たされています。それは生産農家の【後継者不足】です。多くの生産地で抱えている問題ですが、この特A地区とされる、三木市吉川町でもその問題に直面しています。
これは、このままでは山田錦の生産という問題だけでなく、日本の文化であり、世界にも認められる日本の酒造りの危機とも言えることです。

そんな状況を改善すべく、「もっと山田錦の魅力を知ってもらいたい。」「自分の活動が地元の活性化に繋がれば。」という思いで、2年前に「吟米麦酒」の新バージョンの開発にチャレンジしました。
結果、みなさんの温かいご支援のおかげで、新たな「吟米麦酒 赤」を開発することでき、飲んでいただいた方からは好評をいただいております!

そして今回、世界にもこの地を広く知ってもらうべく、日本酒版のグラン・クリュ、つまりワインでいう特級畑を目指し、日本だけでなくもっと世の中に三木市吉川町を知ってもらいたいと考えたのです。
グラン・クリュたる田んぼで穫れた山田錦だけで日本酒を造り、その最高峰のポテンシャルを世の中に知ってもらいた、、、
それが日本だけでなく、世界にも注目され、若手の生産者の刺激となり、「この地で山田錦を作ってみたい!」という意欲に繋がり、しいては最高峰の山田錦を守り、日本の文化である日本酒を守っていくことになると信じています。

左が新たに開発した「吟米麦酒 赤」です!

「特A地区」という魅力を世界へ

酒米の王者 山田錦
兵庫県三木市吉川町の風景

日本酒の原料の酒米の品種のうち、最も需要の多い「山田錦」。
兵庫県の生産量は全国の60%を占めており、三木市は生産量日本一を誇っています。

山田錦は温暖で日照時間が多く、降水量が少ない土地が適しています。
その中でも三木市吉川町は、極上の山田錦が取れる特A地区として有名です。
三木市吉川町でも私が山田錦を栽培している地区周辺の土はとても粘く、肥料と水持ちがよいことから粒張りがよい山田錦が穫れるとされています。
ただ、色は他の地域のものより黒っぽく、見た目が悪いと言われてます。
しかし、その山田錦こそ、精米した際に割れにくい、高度精白に耐えうる品質と言われているのです。

県知事賞表彰式での一コマ

私が生産する山田錦は2023年度に地元で行われる生産者大会で最高賞の県知事賞を受賞しました!
2020年にも同全農兵庫本部長賞を受賞しており、吉川町でも高品質の山田錦を産出する場所として評価されています。

特A地区で穫れた極上の山田錦を使った高級日本酒を開発したい!

「日本酒」を切り口に地元吉川町を世界へ

完成商品イメージ

これはワインでいえば特級畑「グラン・クリュ」と同じような存在。高級ワイン「ロマネコンティ」は、約1.8haのグラン・クリュで採れたブドウだけでワインが醸造され、高級酒として知られています。
一方日本酒は、使用する酒米は吉川町産や地域限定はあっても、ロマネコンティのように細かく圃場ごとに産地を設定した日本酒はほとんどありません。

さらに国内ではお酒離れもあり減少傾向。。。

しかし和食がユネスコ無形文化遺産に登録されたことによって世界中から日本酒が注目されています!
今こそ、日本の誇るべき日本酒をもっと多くの方に広め、興味を持ってもらい、味わってもらいたい、、、
そんな日本酒の元となる高品質の酒米は私の地元吉川町で生産されているということを知ってもらい、ワインのグラン・クリュのような世界でも有名な存在になってほしい!

そんな中、考え付いたのが、今回開発する日本酒「吟米」でした。

「吟米」に込められた想い

今回の銘柄「吟米」には、吟味、吟選されたお米と言う思いが込められています。
三木市吉川町で、極上の圃場で穫れた山田錦、さらにその山田錦を通常出荷する際の基準の網より大きいもので篩にかけ、さらに選別機で選り分けた、まさに「吟米」を使用します。

「この選りすぐった山田錦で、自分の思っている極上の日本酒を醸してくれる蔵元さんはないだろうか?」
そういった思いを持っているときに出会ったのが、西灘と言われている蔵元の町、明石江井ヶ島にある、茨木酒造様だったのです。

本プロジェクトの協力者 茨木酒造さま

茨木酒造のみなさま
写真

今回お酒を造ってくださる蔵元は、明石の茨木酒造さま
2022年から3年連続オーナー杜氏として全国新酒鑑評会で金賞受賞の確かな腕前。

さらに、私の好きな生酒にも積極的に取り組んでおられ、まさに今回の企画に最良の蔵元さんです。

茨木酒造さまからメッセージ

日本国内でも、クラフトビールやクラフトジン、ウイスキーなどのお酒が造られていますが、原料は海外由来です。
日本酒は日本国内の原料だけで造られる貴重な存在だと思います。
そんな日本の酒造りがユネスコの無形文化遺産に登録されようとされ、海外での日本酒に対する機運も高まってきていると感じます。

今回の地域の米をブランド化していく取り組みは、その地域の魅力を強化していくことにつながると思います。
ワインの世界ではワイナリー巡りを楽しむように、日本でも酒蔵巡りを楽しまれる方が増えています。
それに加えて、生産地を巡るようなことにつながるかもしれません。世界に向けての取り組みになるのでは、と期待しています。

写真

農業の魅力を学生たちに伝える活動も行っています

後継者不足の解消に向けて自分ができることは何かないか?

その一つとして、地元の高校生に農業の魅力を伝える活動や、近隣の大学生に圃場を研究、調査場所として提供しています。
若い世代に、少しでも山田錦生産に興味を持っていただくきっかけになればと考えています。

私の⼭⽥錦づくり、⽇本酒造りを通じて、若い世代に農業の魅⼒をもっと伝えていきたいと思っています!

寄付者のみなさまへメッセージ

今回の取り組みが、日本のみならず世界へこの吉川町産山田錦であり、三木市吉川町自体を知っていただくきっかけになり、
それが山田錦生産の後継者不足や、日本酒文化を守っていく一助になれば、嬉しく思います。

さらには、今回の開発で終わらず、もっともっと地域資源「山田錦」の魅力発信や、若者への「農業」の魅力を伝える活動も引き続き行っていきたいです!
皆様からの寄付を心よりお待ちしております!!

寄附金の使い道

みなさまから頂いた寄付金は、新たな本酒「吟米」(仮称)の開発費用に充てさせていただきます。
(日本酒の醸造、新しいラベル準備など)
※目標金額に達しなかった場合でも開発は実施し、返礼品を寄附者の皆様にお送りします。
また、目標額以上の寄附が集まった場合は生産する総量を増やすことを想定しております。

▼事業スケジュール
2025年1月~2月 山田錦の精米
    3月 委託先で醸造開始
    4月 醸造完了、瓶詰め
    5月 出荷準備完了次第、寄附者の皆様へ発送

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

お礼の品一覧

現在進捗情報はありません。

兵庫県三木市

兵庫県三木市は、古い歴史と自然に恵まれ、播磨国風土記には、億計(おけ)、弘計(をけ)2皇子の古代ロマンの物語が記されています。また、戦国時代には、東播8郡24万石を領した別所氏の居城があり、三木合戦によって荒廃した町は、豊臣秀吉の復興策によって商工業が活発化し、今日の金物産業の発展の基礎をつくりました。

平成の大合併により兵庫県美嚢郡吉川町と合併し、名実ともに山田錦(酒米)の主生産地となるとともに、三木金物ブランドとしても全国的に有名なまちです。

一方、市域内を中国及び山陽自動車道が通過するなど、全国的にも交通の要衝として注目され、数多くのゴルフ場が立地する(ゴルフ場数25か所は、西日本一)ほか、「三木ホースランドパーク」「山田錦の館」「吉川温泉よかたん」をはじめ大型リゾート施設「ネスタリゾート神戸」など、観光資源も多彩なものがあります。