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イカ釣り漁業者を守りたい!!「いか釣り漁船」応援プロジェクト!

カテゴリー:食・農林水産業・商工業 

main_img 達成

寄付金額 3,078,000

153.9%

目標金額:2,000,000

達成率
153.9%
支援人数
151
終了まで
受付終了

山形県酒田市(やまがたけん さかたし)

寄付募集期間:2024年10月10日~2025年1月7日(90日間)

タグ:

山形県酒田市

プロジェクトオーナー

毎年6月、本市では多くの市民や関係者が操業の安全と大漁を願って中型いか釣り船のお見送りが行われます。スルメイカは、本市の水産業を支える非常に重要な水産物ですが、海の環境の変化や違法操業などといった様々な要因が重なり、その資源量が大幅に減少しています。また、長引く燃油高騰が漁業者の経営を圧迫し、廃業せざるを得ない船が出るなど非常に深刻な状況となっています。このような過酷な状況でも、頑張って酒田港にイカを水揚げする漁船を応援するため、酒田市では様々な支援を実施しています。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

酒田市の水揚げを支えているスルメイカ漁業を応援したい!

中型いか釣り船を応援する漁火祭の開催!

■多くの市民や関係者が船団を激励

「いか釣り船団出航式」は、山形漁撈長会に所属する中型いか釣り漁船、通称「山形船団」が北海道や石川県から酒田港に集結し、スルメイカの大漁と8か月にもわたる操業の安全を家族や関係者と祈願する式典で、酒田の初夏の風物詩になっています。

今年の出航式は、山形船団に所属する石川県の関係者が元日の能登半島地震で被災したことを受けて見送りとなりましたが、出航に向けて酒田港に集結していたいか釣り船と、被災地を応援しようと「酒田港漁火まつり」が開催され、多くの市民が集まりました。

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このイベントは、イカ釣り船が放つ漁火(魚などを集めるために船が焚くかがり火で現在では集魚灯などの電気装置)に照らされた酒田港において、和太鼓による演奏やDJによる音楽イベント、山形県漁業協同組合による募金活動と飲食物の販売が行われ、イベントの売上の一部といただいた寄付金は義援金として石川県漁業協同組合に届けられました。

■いか釣り漁業存続の危機に直面する山形船団!

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船凍いか釣り漁業は、酒田港から西へ約600㎞にある大和堆や北海道西沖の日本海を主な漁場とし、北上するスルメイカを追いながら1か月から2か月の周期で約半年ほどかけて沖合で操業が行われます。

かつての山形船団には、地元酒田を含めていか釣り漁業の盛んな地域から多い年には20隻を超える漁船が所属していましたが、全国的な不漁の影響などから現在では8隻まで落ち込みました。

グラフは農林水産省の統計資料からの抜粋したもので、平成26年に17万トンを超えていたスルメイカの水揚が令和5年には2万トン弱と10年間で1割程度まで大きく減少しました。

スルメイカの減少は、温暖化による海の環境の変化や外国船による違法操業、クロマグロによる食害など様々な要因が重なったものと考えられており、今後の漁獲も厳しい状況が続くと見込まれています。

さらに、燃油価格の高騰が続いている影響から漁業経営を見直す必要があり、そのためにはいか釣り漁業の継続を断念せざるを得ないなど、いか釣り漁業を取り巻く状況は悪化の一途をたどっています。

■酒田港では船団の入港を待っています!

関係者一丸となって入港を歓迎します!

こうした非常に過酷な状況であっても、市民の期待を背に受けて大海原に立ち向かう山形船団を応援します!

スルメイカは、酒田港の水揚で多くの割合を占める本市にとって最も重要な水産物です。

本市では、水揚作業の終わりから次の出航までの少しの間に乗組員が心と体をリフレッシュできるよう、レンタカーの利用支援、屋外風呂(シャワー施設)の設置、船上生活で必要な食糧(酒田産米つや姫)の支給、収納する発砲箱や段ボール箱の購入補助を実施しています。

【事業実施のスケジュール】
・2024年6月中旬以降、酒田港に水揚げをしていただいた船団に対し、生活環境支援、酒田産米の支給、収納容器購入費の補助を随時実施します。

【ご寄附の使い道】
・船凍イカを収納する段ボール箱や生鮮イカ収納用発泡箱の購入費補助
・屋外風呂(シャワー設備)の設置
・移動用レンタカーの借上支援
・船上での食料となる酒田産米の支給
・水揚作業時の負担軽減を図る設備の改修に対する補助

※目標金額を上回った場合も、下回った場合も、本事業のために活用します。

『いかのまち酒田』をPR!

スルメイカは酒田にとって非常に重要な『水産資源』

酒田港は、県内外の多くのいか釣り船が入港・水揚する全国でも有数のスルメイカの産地です。

中でも山形船団が水揚する冷凍スルメイカは、釣り上げて直ぐに急速冷凍するために非常に鮮度が良く、利用しやすいように1尾ずつ凍結しているのが特徴で、本市では酒田港で水揚げされた冷凍スルメイカを「酒田船凍いか」として商標登録しています。

市内にある水産物加工会社では、高鮮度の「酒田船凍いか」を使った刺身や塩辛を製造しており、市民はもとより全国の皆様から大変好評いただいております。

また、スルメイカをはじめ様々なイカを水揚し、ブランド化や地産地消を推進することで内外に「いかのまち酒田」として周知してもらえる取組みも進め、本市の水産業を盛り上げていきたいと思います。

事業に携わる方の思い

酒田市長 矢口 明子

■いか釣り漁業は本市水産業の柱!

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ここ庄内浜は、四季を通して130種類もの魚介類が水揚げされる豊かな海です。
春はサクラマス、ヒラメ、夏はスルメイカ、秋は庄内おばこサワラやマダイ、ブリ、冬はマダラ、トラフグ、ズワイガニなどが水揚げされますが、近年、漁業者の減少により水産業の衰退が深刻な課題となっています。
本市では、酒田港の重要品目であるスルメイカに注目し、「酒田船凍いか」を活用した酒田フェアの開催等を通じて「いかのまち酒田」をアピールし、地域水産業全体の活性化につなげていきたいと考えています。
スルメイカの資源量が驚くほどに減少し、漁業者にとって大変厳しい状況が続いていますが、市として出来る限りの支援を行ってまいりますので、船団の皆様には安全に留意しながら頑張っていただきたいと思います。

山形県漁撈長会 本間 健 船団長

■スルメイカのいる漁場を目指して!

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令和5年のスルメイカの漁獲量は不漁と言われた令和4年をさらに下回り、本間船団長は「漁師人生でこれほどスルメイカがいなかったことはない」と危機感をあらわにしています。
若潮丸は6月の出航以降、対馬沖、大和堆、小樽沖、八戸沖など全国の漁場を回って操業を行いましたが、どこにいってもスルメイカが見えず、頭を悩ませていると言います。
そのような状況でも、漁業者からの情報などを頼りに「とにかく漁場を探して船を進めていきたい」と話します。

山形県漁業協同組合  西村 盛 専務理事

■山形船団を応援してほしい!

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これまで中型いか釣り漁業がこれだけ様々な問題を抱え、イカを獲ることに専念できない状態が続く事は有りませんでした。
山形船団をはじめとする中型いか釣り船は好漁場を求め、時には外国漁船の密漁、北朝鮮のミサイル発射など危険と隣り合わせの場所においても操業行います。
漁場が無くなると皆さんにイカを届ける事が出来ませんし、漁場を守らなければ乗組員とその家族を養うことが出来ません。
諸問題にも負けず最高の結果を残す、これが山形船団の真骨頂であり、多くの皆様から声援をいただいて見送られながら下を向いて帰って来る訳にはいきません。
様々な苦悩を抱えながらも操業を行う、酒田市にある日本一のいか釣船団をぜひ応援してください。

酒田市民 三木さん

いつも新鮮な美味しいイカをありがとうございます!

いか釣り船団出航式は、酒田の町の風物詩です。
酒田舞妓さんや太鼓の音色と共に、色鮮やかな紙テープを握りしめて華やかに船団を見送るイベントは毎回とても感動的です。各船長さんは酒田出身で、一度出航すると半月近く海の上でイカの群れを探して過ごすようです。
最近は全国的なスルメイカの不漁と、漁業従事者数の減少によるイカの水揚量の減少、日本の領海内での外国船遭遇などの問題により、ますます大変なお仕事となっていると聞いています。しかし、そんな中でも山形船団は常に全国トップの水揚げとのことで、酒田市民としてとても誇りに感じています。大変な事も多いと思いますが、沢山イカを獲って無事に帰ってきてほしいと思います。
私はイカが大好きなので、冷凍庫には必ずといって良いほどイカを常備しています。特に酒田で水揚げされた「酒田船凍いか」は大変鮮度が良く身も肝もプリプリでとっても美味しく、家庭用の冷凍庫でも半年以上保存できるため、その点も気に入っています。
様々なご苦労がおありでしょうが、新鮮で美味しいイカをこれからも心ゆくまで堪能できる事を、船団の皆様に期待しています。
今後とも応援しています!

ふるさと納税で
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ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

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結果:-

  • 2024年12月17日 16:00

    「いか釣り漁船応援プロジェクト」 寄付への御礼と寄付金の使い道について

    皆様より、目標を大幅に超えるあたたかいご支援をいただきましたことに、心より感謝と御礼を申し上げます。
    いただいた寄付金は、船凍イカを収納する段ボール箱や生鮮イカ収納用発泡箱の購入費補助、乗組員が利用する屋外風呂(シャワー設備)の設置、移動用レンタカーの借上支援、船上での食料支援(酒田産米)に使用させていただきます。
    スルメイカの漁獲については改善の兆しが見られず、漁業者にとって非常に厳しい状況が続いています。こうした中で、本プロジェクトに多くの皆様からご賛同いただいたことは、本当に嬉しくありがたい気持ちで一杯です。
    本市にとって重要な水産物であるスルメイカの水揚げを確保し、新鮮で美味しいイカを皆様へお届けできるよう、いか釣り漁業者の支援を継続してまいります。

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山形県酒田市

例年、スルメイカの大漁と乗組員の安全を祈願する「いか釣り船団出航式」が賑やかに開催されてきましたが、今年の出航式は、山形船団に所属する石川県の関係者が元日の能登半島地震で被災したことを受けて見送りとなりました。
そこで、今年は出航に向けて酒田港に集結していたいか釣り船と、被災地を応援しようと「酒田港漁火まつり」を開催し、多くの市民が集まり、いか釣り船団を応援するとともに多くの義援金を集めました。
いか釣り船は大和堆や北海道沖、ロシア沖などを中心に約8か月にわたりスルメイカを追い、操業を続けます。
近年、スルメイカ漁は漁獲量の大幅な減少と燃油価格の高騰により。経営が非常に厳しい状態です。そのような過酷な状況にもめげず、新鮮なスルメイカを届けるために頑張っている山形船団を応援するため、ガバメントクラウドファンディングに挑戦します。酒田市は、北に鳥海山、南に出羽三山を望み、山形県の母なる川「最上川」の河口に位置する港町です。江戸時代には川村瑞賢によって整備された西廻り航路の拠点として北前船交易により栄え、今でも上方文化を感じることができる史跡や建築物が多い街です。