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困りごとを抱えるひとり親家庭に「おすそわけ」で笑顔を届ける

カテゴリー:子ども・教育 

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寄付金額 3,748,516

74.9%

目標金額:5,000,000

達成率
74.9%
支援人数
113
終了まで
受付終了

奈良県天理市(ならけん てんりし)

寄付募集期間:2024年10月10日~2024年12月31日(83日間)

奈良県天理市×認定NPO法人おてらおやつクラブ

プロジェクトオーナー

認定NPO法人おてらおやつクラブは、国内の子どもの貧困問題の解決を目指し、お寺にお供えされる食品や日用品などの「おそなえ」を「おさがり」として、さまざまな事情で困りごとを抱える家庭や子どもたちへ「おすそわけ」する活動です。

令和2年11月、天理市と奈良県を拠点に全国規模で活動するおてらおやつクラブは「ひとり親家庭への支援に関する協定」を締結しました。

天理市はおてらおやつクラブの活動を支援し、全国の子どもたちに希望と笑顔を届けるため、クラウドファンディングに挑戦します。

このプロジェクトをきっかけに、子どもの貧困問題に対して地域が寄り添い、誰もが助け合える社会づくりに寄与していきます。
困りごとを抱える38万世帯とつながるために、皆さまのご協力をお願いいたします。
 
※本プロジェクトにおいて、お礼の品はございません。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

第二弾プロジェクトがスタート!

なにもかもの値段が高騰する中で、ますます厳しい状況にあるひとり親家庭を支援するため実施したプロジェクト(2024年7月1日~2024年9月29日)は、多くのご支援を頂きながらも目標金額に達しませんでした。

そこで引き続き第二弾プロジェクトを企画し、年末年始でさらに困りごとを抱えるひとり親家庭へ「おすそわけ」を届けていきます。重ねてのお願いになり恐縮ですが、ぜひお力添えをよろしくお願いいたします。

今年の大目標

本プロジェクトの目標金額は500万円ですが、今年度900万円以上集めることが私たちの大目標です。
支援依頼が急増する中、今年度は全国15,700世帯とつながる計画です。
つながったご家庭に一度きりの支援では充分ではなく、できるだけ長い関わりが必要であり、そのために900万円あれば大きな助けとなります。

ひとりでも多くの子どもたち、ご家庭におすそわけを届けられるように、ご寄附・情報拡散のご協力をお願いいたします。

今年の大目標

「たすけて」の声を上げづらいひとり親家庭

■全国のひとり親家庭の現状

2022年 国民生活基礎調査によると、現在日本では約9人に1人が貧困状態にあるという結果が出ています。これは、約204万人の子どもたちが貧困状態にあるということを意味します。さらに、ひとり親世帯においては約2人に1人が貧困状態にあることが明らかになりました。

活動を続けていく中で事務局には「身の周りにそのような子どもを見かけない」という声が寄せられることもありますが、これは「貧困」の見えづらさが関係しています。

服装や持ち物などの見た目ではわかりにくいことに加え、本人がさまざまなコミュニティに参加できず孤立していくうちに社会参加の機会が減り、外出や人とのつながりが減っていくためです。

そもそも「貧困」であることは周囲に打ち明けづらく、そのような状況に陥ったことや、その状況から脱しないことを周囲から責められる辛さがあります。

■おてらおやつクラブにつながったひとり親家庭の声

■孤立状態が続くと

2013年5月24日、大阪市北区のマンションの一室でお母さんとお子さんが餓死状態で発見された痛ましい事件がありました。
近くに頼れる人がおらず、周囲に「たすけて」と言えずに孤立していたことが後からわかりました。
この事件がきっかけで、おてらおやつクラブの活動が始まりました。

「おすそわけ」を通じたネットワークの構築

■おてらおやつクラブとは

おてらおやつクラブの「おそなえ・おさがり・おすそわけ」の活動について1分ほどの動画で紹介しています。ぜひご覧ください。

■「おすそわけ」で家庭が社会とつながる

おてらおやつクラブでは全国約2,000のお寺と、約850の子ども支援団体と連携し子どもたちへ食品や日用品などのおすそわけを届けています。
おてらおやつクラブに登録している家庭は年々増加しており、現在11,963世帯のひとり親家庭がつながっています(令和6年6月時点)

■全国すべてのひとり親家庭に「おすそわけ」を受け取る体験をしてもらいたい

「おすそわけ」を受け取る体験は、「どこかで誰かが助けてくれる」「誰かにたよってもいいんだ」と実感する機会になり、「見えない誰かが自分のことを想ってくれている」と社会とのつながりを感じることで、お母さんお父さんや子どもたちの孤立感の緩和につながります。

(おすそわけの一例)
おやつやお米などの食品だけではなく、シャンプーなどの日用品もおすそわけします。手書きの手紙も受け取ったご家庭に喜んでいただいています。

■おすそわけを受け取ったひとり親家庭の声

■38万世帯とつながるために、皆さまの支援が必要です。

おてらおやつクラブでは、全国38万世帯のひとり親家庭と「おすそわけ」をきっかけにつながることを目指しています。
これまでに、11,963世帯のひとり親家庭とつながることができましたが、38万世帯のひとり親家庭へ「おすそわけ」を届けるために、まだまだたくさんの協力者を募っています。
さらに、現在つながっている11,963世帯のひとり親家庭へ継続的に支援していくためには、皆さまのお力が必要です。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

「おすそわけ」は全国へ広がっています

■奈良県から始まった活動

おてらおやつクラブの活動は奈良県のお寺から始まりました。活動が始まって10年が経ち、「おすそわけ」の輪は全国47都道府県に広がりました。

■企業や学生と連携し「匿名配送システム」を実現

活動が始まった当初は、奈良県の事務局から全国の家庭へ「おすそわけ」を配送していました。個人情報保護の観点から、配送する際に必要な住所などの個人情報を全国のお寺に渡すことができなかったからです。しかし、奈良県から全国へ配送を続けていくと、配送料がかさみすべての「たすけて」の声に応えられなくなってきました。
そこで、個人情報に配慮しながら配送を行うことができる方法を模索するために、IT分野の知識がある学生の力を借りました。その結果出来上がったのが「匿名配送システム」です。

これにより、全国のおすそわけの準備ができたお寺と、おすそわけを待つ家庭を匿名でマッチングし、互いの個人情報を伝えずに「おすそわけ」を配送できるようになりました。

天理市の善福寺にて、おてらおやつクラブのシステムを担当する奈良先端科学技術大学院大学の学生たち

■天理市の特産品を全国の子どもたちへ

今回のプロジェクトでは、天理市の特産品であるジャムやお米も「おすそわけ」します。「おすそわけ」を通じて、家庭に天理市の産物の良さや人のあたたかさを届けます。

写真:Jam kitchen tartan|天理市豊井町

おてらおやつ劇場で子どもたちへ笑顔をお届け

■おてらおやつ劇場

僧侶でありプロの役者である「しんかんさん」が、楽しい「紙芝居」や「人形芝居」を上演します。子どもたちへ笑顔を届けます。

昨年度3月には、天理駅前広場「コフフン」で上演を行い、おてらおやつクラブ登録のひとり親家庭21世帯を含む195名の子どもたちが参加しました。今年度もおてらおやつ劇場を開催し、子どもたちに楽しいひとときをおすそわけします。

ふるさと納税寄附金の使い道

■寄附金の主な使い道

ご寄附いただいたふるさと納税はすべて「おてらおやつクラブ」の活動を通じて、全国の困りごとを抱える子どもたちのために活用します。

・全国のおすそわけ配送費
・システム開発費
・事務局の運営費
・おてらおやつ劇場の運営費
・天理市の特産品(ジャムやお米)の購入費
・クラウドファンディング手数料

※目標金額に達しなかった場合、目標金額以上になった場合でも、本事業のために活用させていただきます。

寄附者の皆さまへ

令和3年度からおてらおやつクラブと天理市が協働してスタートしたガバメントクラウドファンディングは、累計約2200万円ものご寄附をいただきました。ご協力いただいたみなさまのおかげで、多くのひとり親世帯に「おすそわけ」を届けることができました。誠にありがとうございました。

ひとり親家庭の方々は孤独感を大きく抱えていると言われています。そんな中、出来るだけ多くの家庭に「ひとりではない」と感じて頂けるようにみなさまと共に取り組んで参ります。

ご寄附を活用して昨年度は、約200名の親子が共に参加する「おてらおやつ劇場」を開催しました。ひとり親世帯の方々を招待し、みんなと笑顔で過ごすことが出来る機会を作ることが出来ました。また、ひとり親家庭の方々を支えたい、そんな思いを共にする天理市内の農家の方からのお米や手作りジャムを購入し、「おすそわけ」に同封しました。受け取って頂いたご家庭からは「子どもたちも大喜びで、笑顔が見れてうれしかったです」との声が届いています。

この「おすそわけ活動」はみなさまからのご協力によって進めていくことができます。一世帯でも多くの家庭にサポートが行き渡るように、今年度もみなさまと共に支援の輪を創り共に拡げて参ります。ご支援・ご協力よろしくお願いいたします。

認定NPO法人おてらおやつクラブ理事 桂浄薫

今年、天理市は市制70周年を迎えました。天理市で生まれ育った私は今年47歳なので、私が生まれた頃の天理市はまだ23歳だったのですね。

おてらおやつクラブは2014年から活動を始め、今年で10歳となりました。貧困問題解決を目指して日々「おすそわけ」の幅を広げていますが、必要とするすべての子どもたちに届けるには至っていません。おてらおやつクラブに登録中のひとり親家庭は1万世帯以上あるものの、全国の困窮するひとり親家庭は38万世帯もあり、38万世帯すべてに届けようという目標には遠く及びません。

おてらおやつクラブが10歳になる間にも子どもたちはどんどん大きくなり、生活環境が改善されないまま小学生から中学生へ、中学生から高校生へと年を重ねたかもしれません。中には周りの友だちとの違いに悩み、自尊感情が傷ついた人もいたでしょう。

できるだけ早く38万世帯に「おすそわけ」を届けたい。「誰かが見守ってくれている」という想いを受け取って、心身豊かに育ってほしい。そのためには皆さまのサポートが必要です。「誰かが見守ってくれている」の「誰か」になってください。

「こどもおぢばがえり」やコフフンなど子どもが集まる天理市から、ふるさと納税を介して支え合いの気持ちを寄せていただければ有り難いです。どうぞよろしくお願いいたします。

応援者からのメッセージ

天理市PR大使 演歌歌手 川井聖子

はじめに、私自身も3歳からひとり親家庭で育ちました。

少し特別な家庭なんだなという事を自分でも分かっていながら、子どもの頃は『母は強い人』だと思っていました。ですが、大人になった今、母もきっと誰かに頼りたい、助けてほしいと願う事があったと思います。ひと言で"ひとり親家庭"と言っても、置かれている環境や抱えている問題は様々で、世間が頼りにしづらい空気を作ってしまっている事も、まだまだあるような気がします。

私は20歳の時に母や、今は亡き祖父母、そして沢山の方々の温かい支えのおかげで歌手デビューする事が叶い、24年間活動を続けさせていただいています。デビュー当時から自分に出来る事で社会にご恩返しがしたくて高齢者福祉施設や病院への訪問、また長年少年刑務所への訪問活動をさせていただきました。ここ数年は県内の児童養護施設の子どもたちとのふれあう機会をいただき、子どもたちの可能性に沢山刺激をいただいています。誰かの事を想う事で心が潤い、自分自身も一人じゃないという温かい気持ちが芽生えます。

私も、微力ながら10月の自分の誕生月からおてらおやつクラブさんへの応援活動を始めます!
親戚のおばちゃんになったつもりで!
このプロジェクトを通じて子どもたちの笑顔のために、一緒に輪になりましょう!!
よろしくお願いいたします。

「たよってうれしい、たよられてうれしい。」社会の実現のために

私たちのもとに届く「声」の中には、支援を受けた方々からのお礼が多く届く一方で、寄附や寄贈をしてくださる方々からのメッセージもあります。その中で、近ごろ増えていると感じるのは「支援をさせていただきありがとうございます」という声。

おてらおやつクラブの活動があることでうれしいと感じるのは、困りごとを抱える側だけでなく、困っている人の力になりたいと願う側もそうなのだ――活動を重ねさまざまな声に触れることで、少しずつ分かってきました。

おてらおやつクラブはこれからも全国の「たすけて」と「たすけたい」をつなぐプラットフォームとなり、「たよってうれしい、たよられてうれしい。」意識の醸成を全国各地で目指していきます。その先に、すべての子どもが生まれた場所を問わず笑顔で暮らせる社会が実現することを願って活動を続けてまいります。引き続きお力添えをよろしくお願いいたします。

おてらおやつクラブからの情報を受けとる

認定NPO法人おてらおやつクラブのボランティア情報など、今自分にできることを探したいと考えている方は、下記のリンクより情報を受けとってください。

■おてらおやつクラブ通信(メルマガ)

■SNS

・X

・Facebook

・Instagram

■おてらおやつクラブへのお問い合わせ

FAQ

■Q.ふるさと納税とは?

【ふるさと納税について】詳しくはこちら

A:生まれた故郷や応援したい自治体に寄付ができる制度です。
手続きをすると、寄付金のうち2,000円を超える部分については所得税の還付、住民税の控除が受けられます。
あなた自身で寄付金の使い道を指定できる魅力的な仕組みです。

■Q. ワンストップ特例制度とは?

【ワンストップ特例制度】に関して、詳しくはこちら

A:ふるさと納税をした後に確定申告をしなくても寄付金控除が受けられる便利な仕組みです。「寄附金税額控除に係る申告特例申請書」に必要事項を記入して、寄付した自治体に送るだけなので、とってもかんたん!寄付金上限額内で寄付したうち2,000円を差し引いた金額が住民税から全額控除してもらえます。

■Q. 天理市民でもふるさと納税できますか?

A:できます。県外の方と同様、通常の手続きを行うことで、ふるさと納税による税額控除を受けられます。

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ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

  • 2025年01月09日 16:10

    お礼

    奈良県天理市と連携して実施したふるさと納税型クラウドファンディングが終了しました。
    10/10~12/31までの間に113名の方から総額3,748,516円のご寄付をいただきました。
    プロジェクトにご賛同いただき、ご支援を賜りました皆様に心から感謝申し上げます。
    寄付金はおすそわけの配送費等に活用させていただきます。

    目標金額を達成することはできませんでしたが、ひとり親家庭の子どもたちへの支援はこれからも継続していきます。
    皆さまからのご寄付は活動を継続させていくための大きな支えとなります。

    今後の最新情報はメールマガジン「おてらおやつクラブ通信」で発信していくので、ぜひご覧ください。

    ▼メールマガジン「おてらおやつクラブ通信」のご登録はこちらから
    https://t.bme.jp/bm/p/f/tf.php?id=ooc&task=regist

    引き続き活動への応援をよろしくお願いいたします。

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  • 2024年12月31日 09:00

    「おてらおやつクラブ」の活動にお力添えいただいている皆さまへ

    いつもお心を寄せてくださりありがとうございます。今年は活動10周年ということで一年間、さまざまな企画で応援いただき、励ましのお声をたくさんいただきました。
    思い返せば、住職になった奈良の田舎のお寺で、個人的にはじめた「おすそわけ」の活動は、たくさんのご縁に導かれ、市民活動として全国へ広がっていくことになりました。
    どうして「おてらおやつクラブ」はこんなにも広がっていったのですか?活動が広がっていることへの驚きとともに、ご質問いただくことがあります。
    活動のきっかけとなったのは大阪で起こった母子の出来事でした。この飽食の時代、フードロスの時代に、身近なところで餓死事件が起こるなんて。社会に大きな問いを投げかけた出来事でもありました。二度とこのような悲劇を起してはならない、仔細を考えず体が動き出したのが「おすそわけ」の活動でした。もっといえば、せっかく坊さんになったんだから、なにかいいことしなければならない。と卑しさや謎の義務感が動機でした。
    「ぜんぜんたりません」いいことしている自分を認めてもらいたいと訪れた支援の現場で、活動に従事されている方から投げかけられた言葉が「おてらおやつクラブ」という不思議な活動を生むご縁となりました。自分一人ではこれ以上のことは到底できない。でも全国にはたくさんのお寺があるのだから、協力してもらおう。無我夢中で全国を走り回ることになりました。
    「子どもの貧困」が国民的関心事となっていたこと、そのような社会課題になにかできることはないか?と心を寄せれくださる人々がたくさんおられたこと、どなたも無理せずにさまざまな形で参加できる仕組み作りを心がけたこと、賛同と協力を得るために、活動を広げていくためにさまざまな工夫をこらしました。
    そしてなにより、「おてらおやつクラブ」の広がりを、一番支えているのは、全国のお寺に「おそなえ」を「おさがり」として「おすそわけ」する習慣が残っていたからです。
    日本全国には、目に見えないものを信仰し、神仏やご先祖さまを敬う心をもって生きる人々の生活が続けられています。コロナ禍、目に見えないものに脅えたわたしたちでしたが、一方で、目に見えないものに手を合わせ祈り願ったのもわたしたちではなかったでしょうか。そのような姿や行為が活動の広がりを支えてくれているのです。
    活動報告をかねてみなさまにお届けしているフリーマガジンは『てばなす』と名付けました。
    お釈迦さまが説かれたのは、わたしたちが「苦しみから逃れる」ための教えです。人々の生活から、苦しみを抜き、楽を与えるという教えは、抜苦与楽(ばっくよらく)・慈悲(じひ)の教えとも言われます。慈悲の実践にはさまざまな方法がありますが、わたしたちの生活において「てばなす」という行為もそのひとつです。
    多くのお寺では、「おてらおやつクラブ」の活動に参加したことで、様々なご縁ができ、たくさんの「おそなえ」が集まってきています。何かをしたい人の思いが「おそなえ」という「てばなす」行為となり、お寺に集まってくるのです。集まってきたものは仏さまからの「おさがり」となり、お寺から地域の支援団体や子どもたちに向けて「おすそわけ」というかたちでてばなされます。
    執着(しゅうじゃく)をてばなす、思い通りにできるという考えをてばなす、モノやお金をてばなす。社会において、ヒト・モノ・カネ・情報が動いているということは、その持ち主がそれらをてばなしたからこそ動いているともいえます(もとより、誰の持ち物でもないわけですが)。動きがあるところには淀みがない。そんな社会になってほしいと願っています。
    「放てば手に満てり」という道元禅師の言葉があります。新しいものがほしいならば、いま手に持っているものを手放そう。あなたが持っているものを、それが必要とする人のもとに手放すことで、それを受け取った人は幸せになり、その姿を見たあなたも幸せな気持ちになる。さまざまに解釈していただける言葉です。いろいろなものをてばなす生活を続けるうちに、どうしても「てばなす」ことができないものがでてくる。もしかしたら、それがあなたにとっていちばん大切なものかもしれません。
    コロナ禍を経て、物価高と子どもたちの窮状は長期化しています。毎年恒例ですが12月は「ふるさと納税」で活動を応援いただく歳末たすけあいを実施しています。「ふるさと納税」という制度に賛否のお声ありますが、税金の使い道を自分たちで選ぶことのできる仕組みとしてこの機会にご検討ください。子どもたちの笑顔、そしてたよってうれしい、たよられてうれしい。うれしいが実感できる社会となりますように。
    寒さが身にしみる年の瀬、どうぞ皆さまご自愛くださいませ。

    認定NPO法人おてらおやつクラブ
    代表理事 松島靖朗 拝

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  • 2024年12月30日 12:00

    おすそわけを受け取った家庭の声⑤

    おすそわけを受け取ったご家庭の声をご紹介します。
    見えない誰かからの「おすそわけ」を受け取ることで、「どこかで誰かが見守ってくれている」と感じていただけたみたいです。見えなくても近くにいてくれるような温かさがある「おすそわけ」を一人でも多くの困りごとを抱えるひとり親家庭に届けていきます。

    ふるさと納税型クラウドファンディング終了まで、あと2日。

    奈良県天理市と連携したふるさと納税型クラウドファンディングの募集期間は2024年12月31日(火)までです。
    ご寄附またはSNS等での周知によるご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

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  • 2024年12月29日 17:00

    【応援者からのメッセージ⑥】東大寺 森本公穣さま

    東大寺 森本公穣さまからの応援メッセージをいただきました。

    「おてらおやつクラブ」の相談役として様々な形で応援いただいているのが森本さまです。1200年以上続くお水取りに代表されるように伝統を守る南都の大寺院さまですが、時代の変化に合わせ様々な取り組み、情報発信をされておられます。沢山の方が世界中からお参りに来てくださる大仏殿には、活動をお知らせするコーナーがあります。先進国日本に貧困問題があるなんて・・・多くの方々が驚きとともに御心を寄せてくださっています。大仏建立に沢山の方々の願いが込められていたように、私たちの活動も多くの方々に支えられる活動となりますよう、引き続き精進してまいります。

    *************
    【応援メッセージ】
    「公穣さん、ちょっと相談があるんですけど…」
    一緒に東日本大震災のボランティアにも出掛け、旧知の関係であった松島代表からそのアイデアを聞いた時、私の頭の中を一言で言えば「その手があったか!」でした。
    「おそなえ」を「おさがり」として「おすそわけ」。お寺の「ある」と社会の「ない」を繋げ、どちらの課題も解決しようというアイデアは後にグッドデザイン大賞も受賞。プロダクトではなく仕組みが評価されたという点で画期的なものでした。
    実は東大寺など奈良の大寺には檀家さんがありません。お葬式やお墓はなく、ご法事での檀家さんからのお供えもありません。このため、東大寺ではお供えを集めるのではなく、おてらおやつクラブの活動を知っていただくため大仏殿の中に募金箱を設置し、広報及び活動継続のためのご協力をお願いしています。
    お一人でも多くの方々のお力を得て、この活動が各地で広く長く続きますように。
    **************

    ふるさと納税型クラウドファンディング終了まで、あと3日。

    奈良県天理市と連携したふるさと納税型クラウドファンディングの募集期間は2024年12月31日(火)までです。
    ご寄附またはSNS等での周知によるご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

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  • 2024年12月29日 12:00

    【応援者からのメッセージ⑤】みてね基金 岨中健太さま

    みてね基金 岨中健太さまからの応援メッセージをいただきました。

    みてね基金さまはこれまで3回助成金のご支援をいただいており、当団体の活動のため大切に活用させていただいております。全国のお寺からおすそわけ希望する家庭へ、お互いの個人情報のやりとりをしない匿名配送のシステムの開発資金や重要だが手をつけられなかった人材育成などの組織基盤の強化への助成など、伴走しながらアドバイスをいただいています。私たちの活動の今があるのはみてね基金さまからのサポートによるところが大きく、ずっと見守ってもらっている存在でもあります。

    *************
    【応援メッセージ】
    「みてね基金」はすべての子ども、その家族が幸せに暮らせる世界を目指して、株式会社MIXI取締役ファウンダーである笠原健治個人の資金提供のもと、2020年4月に開始した活動です。
    「みてね基金」では、第四期までで5つの助成プログラムを実施しています。日本に古くから根付いた地域ネットワークや助け合い文化をベースにした共助の仕組みを日本全国に広める可能性をもち、ビジネスセクターでも活躍した経験のあるお坊さんチームをご支援したいと考え、おてらおやつクラブを3回採択しています。
    「たよってうれしい、たよられてうれしい。」
    われわれ資金提供者も、おてらおやつクラブから「たよられてうれしい」のです。そう思えるユニークな活動が、お寺さんだけではなく、全国各地の支援団体や支援者をつなぐ共助の起点になると信じております。
    **************

    ふるさと納税型クラウドファンディング終了まで、あと3日。

    奈良県天理市と連携したふるさと納税型クラウドファンディングの募集期間は2024年12月31日(火)までです。
    ご寄附またはSNS等での周知によるご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

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  • 2024年12月28日 17:00

    おすそわけを受け取った家庭の声④

    おすそわけを受け取ったご家庭の声をご紹介します。
    手書きの手紙を受け取ると、心が温かくなりますね。「おすそわけ」には見えない誰かを想って書いたお手紙を同封しています。手紙を受け取った方も、どんな方が送ってくださったのだろうと想像してつながりを感じていただけると幸いです。

    ふるさと納税型クラウドファンディング終了まで、あと4日。

    奈良県天理市と連携したふるさと納税型クラウドファンディングの募集期間は2024年12月31日(火)までです。
    ご寄附またはSNS等での周知によるご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

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  • 2024年12月27日 17:00

    【応援者からのメッセージ④】認定NPO法人Homedoor 川口加奈さま

    認定NPO法人Homedoor 川口加奈さまからの応援メッセージをいただきました。

    おてらおやつクラブの活動が開始するきっかけになった2013年の母子餓死事件。社会に大きな問いを投げかけ、二度とこの悲劇を起こさないようにと、さまざまな動きが生まれました。Homedoorさまの事務所は現場近くにあったこともあり、常にその事を忘れず活動を続けておられます。今年はそういったつながりもあり、オンラインイベントに当団体代表・松島が登壇させていただきました。川口さんのご著書のタイトル『14歳で"おっちゃん"と出会ってから、15年考えつづけてやっと見つけた「働く意味」』とあるように、活動を続けてきたからこそ見えてくるものがあると私たちも実感しています。

    *************
    【応援メッセージ】
    10年前、Homedoorが大阪市北区に事務所を構えた頃、当時の事務所近くのマンションで母子が餓死するというショッキングな事件が起きました。

    当時はまだ活動を始めたてで、「いつか、母子の支援も拡充できたら…」「気軽に相談できる場を作れたら…」と決意した事件です。

    この事件をきっかけにおてらおやつクラブさんの活動が始まったことをニュースで知り「同じ事件をきっかけに活動を展開している方がいるんだ」と感激しました。

    過去に母子家庭から相談を受けた際、おてらおやつクラブさんを紹介することがありました。相談者の中には、支援を受けるために言いにくい自分の状況を語らなければいけないことにうんざりしている人も多い中、おてらおやつクラブさんの窓口はLINEなどネット上・掌の中で常に開かれていて、安心感・優しさを感じます。

    1つの団体にできることには限りがありますので、これからも協力しながら多くの方の支えになっていければうれしく思います。
    **************

    ふるさと納税型クラウドファンディング終了まで、あと5日。

    奈良県天理市と連携したふるさと納税型クラウドファンディングの募集期間は2024年12月31日(火)までです。
    ご寄附またはSNS等での周知によるご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

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  • 2024年12月27日 12:00

    【応援者からのメッセージ③】株式会社おやつカンパニー 外海明彦さま

    株式会社おやつカンパニー 外海明彦さまからの応援メッセージをいただきました。

    おやつカンパニーさまは、2021年7月から現在まで、ベビースターラーメンを筆頭にさまざまなおやつをおすそわけ用にご支援をいただいています。中でもブタメン、鬼滅の刃のパッケージは子どもたちに大人気のおやつのひとつです。どのおやつも沢山ご寄贈くださるので、支援団体さまに集まるすべての子どもたちやひとり親家庭の人数分など子どもたちに同じおやつを平等におすそわけができることはおすそわけを届けるお寺様にとっても本当に嬉しいことです。

    *************
    【応援メッセージ】
    おやつカンパニーは経営理念として「たっぷり、たのしい、“おやつ”と“夢”の創造」を掲げています。子どもの視点からたっぷり満足感のあり、遊びゴコロ溢れるたのしい“おやつ”を提供し、たっぷりたのしいおやつ作りに努めています。

    食に携わる企業として、「支援を受ける子どもにもおやつを食べることで、空腹を満たすだけでなく、精神的な満足感、そしてたのしさも感じてもらいたい」という願いがあります。

    おてらおやつクラブさんに寄贈をすることにより、この理念の実現に近づいていると感じます。また、厳しい生活を余儀なくされている家庭・子どもがいるという社会課題への認識を新たにする社員が増えたことも、協働を経ての大きな変化です。

    今後も、おてらおやつクラブさんの活動が支援を受ける子どもの心の支えとなり、元気を届けられる活動であることを願っております。当社も微力ではありますが、引き続き支援させていただきます。
    **************

    ふるさと納税型クラウドファンディング終了まで、あと5日。

    奈良県天理市と連携したふるさと納税型クラウドファンディングの募集期間は2024年12月31日(火)までです。
    ご寄附またはSNS等での周知によるご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

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  • 2024年12月26日 17:00

    おすそわけを受け取った家庭の声③

    おすそわけを受け取ったご家庭の声をご紹介します。
    皆さまからのお気持ちが「おすそわけ」として子どもたちのもとへ届き、クリスマスプレゼントとして喜んでいただくことができました。

    ふるさと納税型クラウドファンディング終了まで、あと6日。

    奈良県天理市と連携したふるさと納税型クラウドファンディングの募集期間は2024年12月31日(火)までです。
    ご寄附またはSNS等での周知によるご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

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  • 2024年12月26日 12:00

    【応援者からのメッセージ②】NPO法人チャリティーサンタ 清輔夏輝さま

    NPO法人チャリティーサンタ 清輔夏輝さまからの応援メッセージをいただきました。

    全国の書店と連携し子どもたちに本を届ける「ブックサンタ」の活動に「おてらおやつクラブ」も参加しています。「おすそわけ」を受け取ったご家庭から「我が家はサンタさんよりお坊さん!」と微笑ましい声が届きます。お寺の活動に寄せられる声の中でも全国のお寺さんにとってとても励みになるお声です。それほどまでに子どもたちにとって季節の行事が楽しみであるということなのでしょう。さてこのチャリティーサンタさん、今年のグッドデザイン賞ではベスト100に選出されました。だれもがサンタクロースになれる仕組みはまさにたよってうれしい、たよられてうれしい。を実感できる素敵な活動ですね。

    *************
    【応援メッセージ】
    私の妻はシングルマザー時代の2017年頃、おてらおやつクラブさんの支援を受けたことがあります。
    「やっと入った手当のお金もすぐに支払いで出ていくばかりの時、頂いたおやつが本当に嬉しくって。お礼の電話をしたらホッとして泣いちゃったことがあるの。」そんな話を何度も聞きました。
    この活動は、物の受け渡しのように捉える人といるかもしれませんが「どこかで誰かが見守ってくれている」という想いや気持ちも受け渡しています。それこそが本当の価値です。
    日本では様々な物やサービスがどこかに余っていて、チャリティーサンタでもそのバランス調整をする活動をしています。おてらおやつクラブさんも同じコンセプトを違うフィールドで行っている同志です。これからもずっと応援させて下さい。
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    ふるさと納税型クラウドファンディング終了まで、あと6日。

    奈良県天理市と連携したふるさと納税型クラウドファンディングの募集期間は2024年12月31日(火)までです。
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  • 2024年12月25日 12:00

    【応援者からのメッセージ①】株式会社フェリシモ 内村彰さま

    株式会社フェリシモ 内村彰さまからの応援メッセージをいただきました。

    フェリシモさまは、ファッションや雑貨などを中心に通販による事業を展開されています。2018年から現在までさまざまなコラボ企画や基金による支援により活動にご協力いただいております。「みんなでおそなえギフト」では、フェリシモさまのお客さまやおてらおやつクラブの応援者がみんなでお菓子などの食品を購入、その後お寺に「おそなえ」され、「おさがり」として、ひとり親家庭へ「おすそわけ」しています。

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    【応援メッセージ】
    私がおてらおやつクラブを知ったのは2014年。松島代表と会い、2013年に起きた大阪母子餓死事件のことを聞いて「まさかこの時代に…」と衝撃を受けました。

    その時点で松島さんは「今あるものを活用してどうすれば多くの人が無理なく参加できるか」というおそなえ・おさがり・おすそわけのデザインを考案されていました。「このアイデアが実現すればいろんな人を助けられる。しかも背景には仏様のご縁という温かい存在がある。」と感銘を受けました。以来、基金や寄付つき商品の展開など、さまざまな形で協働しています。

    おてらおやつクラブから届く家庭からの声を見ると、お母さんの大変さをひしひし感じます。フェリシモのお客様の多くは女性です。今お買い物をしていただけている方の中にも、大変な状況の方がいるかもれない。そう思うと「お母さんをどうにかして支えたい」と強く思います。

    これからも親子の「うれしい」をたくさん生みだせるよう、支え続けます。
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    ふるさと納税型クラウドファンディング終了まで、あと7日。

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  • 2024年12月24日 17:00

    東大寺にてトークイベントを実施しました

    認定NPO法人おてらおやつクラブ(代表理事:松島靖朗)は、10年の活動を振り返るトークイベント「おすそわけ活動10年、うれしいを実感できる社会へ」を11月30日(土)、奈良県東大寺の金鐘ホールで開催しました。10月30日に出版された『おてらおやつクラブ物語』の著者・食品ロス問題ジャーナリストである井出留美さんをお迎えした本イベントには、普段ボランティアで協力くださっている方や東京都から遠征された方など約90人が参加。多くの方がお菓子や日用品などの「おすそわけ」をご持参くださり、会場に設置した三宝にはたくさんの「おそなえ」が集まりました。

    イベントでは代表 松島がおてらおやつクラブにつながる過去や活動開始のきっかけ、10年の間に起こった重要な変化などを振り返り、「皆さんとの出会いが活動の大きな支え」であったとお伝えしました。

    井出さんを交えたトークセッションでは松島と井出さんの出会いや『おてらおやつクラブ物語』の誕生秘話などについてお話しし、トーク後にはサイン会を実施。東大寺大仏殿の院主である森本公穣氏に解説いただく大仏拝観のツアーも行われるなど、盛りだくさんなイベントとなりました。

    食品ロスの受け皿のひとつとしておてらおやつクラブの活動に興味を持ち、親子で参加をされた男性は「貧困問題は表に出ることが難しい。今日の講演で知識を得て、多くの人に伝えたい」とお話しくださいました。

    イベントでお預かりした「おそなえ」は、後日ひとり親家庭や子ども支援団体の子どもたちへ大切に「おすそわけ」いたします。

    また、現在おてらおやつクラブは、一年のなかでも特に「たすけて」の声が多い歳末の時期に全国2,200世帯へおすそわけを届ける「歳末たすけあい2024」を実施しています。配送費の支援としてふるさと納税の仕組みを利用した寄附も募集中です。こちらもご協力いただけますと幸いです。

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  • 2024年12月24日 12:00

    全国8か所で啓発事業を実施しました

    2024年度のおてらおやつクラブ啓発事業として、全国各地で当団体の活動内容やお母さんや子どもたちから届いた「声」などを直接お伝えする「全国行脚 おてらおやつクラブと一緒に子どもの貧困について考えよう」を実施しました。
    北は北海道、南は福岡県まで全8か所で開催し、オンラインを含め270人を超える方々がご参加くださいました。実際に会場までご足労くださった皆さま、オンラインでご視聴くださった皆さま、私たちの活動に関心を寄せ、子どもたちのために今できる一歩を踏み出していただきありがとうございました。

    同企画は活動開始から10年が経ってもなお足りていない支援の輪を広げることを目的に、子どもの貧困問題について知っていただく機会として実施しました。会場では参加者がお互いに取り組んでいる活動や想い、アイデアを交わし合い、おてらおやつクラブだけでなくさまざまな支援の輪を広げることができました。

    またおてらおやつクラブに登録する寺院と団体が会場で対面し、お互いに感謝を伝え合った時間は「たよってうれしい、たよられてうれしい。」が感じられる貴重な瞬間となりました。

    ご参加された方からは次のような「声」が届いています。

    **************
    会場に実際に足を運んでのイベント参加は初めてでしたが、体験型のイベントに参加することでおてらおやつクラブの活動と団体とがこれまでよりも身近に感じられ、今後も出来る限りサポートしたいと思いました。このような機会を作っていただき、どうもありがとうございました。
    **************

    今後も皆さまとともに、子どもの貧困問題解決に向けて「たよってうれしい、たよられてうれしい」社会の実現を目指していきます。引き続き、活動の周知やご寄附、ご寄贈でお力添えいただけますと幸いです。

    奈良県天理市と連携したふるさと納税型クラウドファンディングの募集期間は2024年12月31日(火)までです。
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  • 2024年12月22日 12:00

    おすそわけを受け取った家庭の声②

    おてらおやつクラブでは12月24日まで、全国約2,200世帯のひとり親家庭を応援する「歳末たすけあい2024」を実施中です。
    今回のふるさと納税で集まったご寄付を運営費として活用し、全国の寺院からおすそわけを送ります。

    先月、おすそわけを受け取ったご家庭の声をご紹介します。

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  • 2024年12月21日 12:00

    おすそわけを受け取った家庭の声①

    おてらおやつクラブでは12月24日まで、全国約2,200世帯のひとり親家庭を応援する「歳末たすけあい2024」を実施中です。
    今回のふるさと納税で集まったご寄付を運営費として活用し、全国の寺院からおすそわけを送ります。

    先月、おすそわけを受け取ったご家庭の声をご紹介します。

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  • 2024年12月20日 13:30

    天理市PR大使の辻本さんとお会いしました!

    天理市のPR大使 辻本美博さんと天理市役所にてお会いしました!
    辻本さんはクラリネットとサックス二刀流の奏者で、映画・ドラマ・CMの音楽にも携わっておられます。

    おてらおやつクラブの活動に共感し、広報活動にご協力いただくことになりました!

    早速、辻本さんのSNSアカウントでおてらおやつクラブをご紹介いただきました。

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  • 2024年12月19日 10:29

    天理市PR大使の川井さんからご寄付をいただきました!

    演歌歌手であり、奈良県天理市PR大使としても活動されている川井聖子さんが、ご自身のバースデーイベントでファンの方にお声がけいただきご寄付・ご寄贈を集めてくださいました。

    お預かりしたご寄付やご寄贈は、大切に活用いたします。

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奈良県天理市

奈良県天理市

天理市は、昭和29年4月1日、奈良県下で四番目の都市として誕生し、宗教文化都市として着実に発展を遂げてまいりました。

私たちのまち“天理市”は、緑あふれる“大和青垣”に抱かれ、卑弥呼の里を思わせる黒塚古墳から出土した多数の三角縁神獣鏡等、数多くの文化財をはじめ、日本最古の道といわれる“山の辺の道”が現存するなど、歴史と自然が一体となって息づいている“まち”です

  • GCFとは?

このプロジェクトへの応援メッセージ

  • 少しでも多くのご家庭に救いが届きますように!

    2024年12月31日 5:16

  • このような機会を設けてくださり、ありがとうございます。

    2024年12月28日 17:52

  • こういう取り組みは大事だと思います。
    お子さんが伸びることこそ未来に繋がります。

    2024年12月28日 14:21

  • たくさんの子供たちが笑顔で元気に暮らせますように!

    2024年12月27日 0:00

  • 些少ですが応援させてください。ひとりでも多くの子供たちが、笑顔になれますように。

    2024年12月24日 1:30

  • おすそ分けの支援で心が幸せになっている人がたくさんいます。
    一人でも多くの方に届くよう応援しています!

    2024年12月14日 13:57

  • おてらおやつクラブと天理市にはいつもたすけていただき、大変お世話になっています。ふるさと納税で少しでも力になることができればと願っています。

    2024年12月12日 20:07

  • 私も母子家庭で育ち、財政的に苦しいひとり親家庭の事情が察せられます。少額ですが、少しでもお役に立てていただければ、うれしく思います。

    2024年11月3日 10:53

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