【緊急】西日本大雨災害支援活動にご協力をお願いします!
カテゴリー:災害
寄付金額 10,200,000円
目標金額:10,000,000円
- 達成率
- 102%
- 支援人数
- 551人
- 終了まで
- 受付終了
佐賀県NPO支援(さがけん えぬぴーおーしえん)
寄付募集期間:2018年7月7日~2018年9月30日(85日間)
佐賀県NPO支援×A-PADジャパン

2018年7月6日より断続的に降り続いている大雨の影響で西日本各地で洪水が発生し、多くの被害が出ています。特定非営利活動法人アジアパシフィックアライアンス・ジャパン(A-PADジャパン)は、パートナー団体とともに捜索救助チームを派遣するほか、今後の避難所支援、ボランティア派遣等を行います。
ご支援いただいている方々へ(事務局長 根木佳織)
この度の西日本豪雨により被災された方々に謹んでお見舞いを申し上げます。またご支援いただいている皆さま本当にありがとうございます。
被災地は暑く厳しい日々が続いております。被災された方々が必要とされるようなご支援を続け、被災地の一日も早い復旧をお手伝いしたいと思っております。
今回の出動準備は、7月5日12:45に「歴史的大雨の恐れ」というニュースが緊急対応の全メンバーに共有されたときから始まりました。 その後緊急速報、道路情報などが共有されはじめ、各人の現在地を発信し、各々準備にとりかかりました。
7月6日に、捜索救助チームは土砂災害、水害地域災害現場に出るため、水陸両用車、ゴムボートや医療関連の装備を準備。この間後方支援スタッフは、ヘリコプター運航手続き、道路状況の調査を開始しました。
活動内容を下記に報告させて頂きます。FB https://www.facebook.com/
引き続き皆さまのご支援よろしくお願いいたします。
【活動報告】
我々の活動は緊急対応から復旧支援のフェーズに入っています。
酷暑の被災地での支援活動への応援、引き続きよろしくお願いします。
【医療支援―トレーラーハウスの診療所に佐賀大学医師派遣】
”空飛ぶ医師団※”で協定を結んでいる佐賀大学の医学部付属病院高度救命救急センターから医師3名が薗小学校(岡山県倉敷市)の避難場所を訪問、診療を行いました。
学校の敷地内に設置したトレーラーハウスの仮設診療所は、日中に仕事や自宅の片付け等を終えて夜間に避難所へ戻ってくる方々のために夜20時までオープンしています。20日は、熱中症や外傷を負った方は合わせて20人に及び、夜20時をすぎてからも診療が必要な方もいました。チームでは、冷房完備のキャンピングカーを待合室として稼働させ、列をつくって待つ皆さんが少しでも快適に過ごせるよう工夫しています。
※ “空飛ぶ医師団”事業:A-PADジャパンが国内外の緊急災害時に捜索救助隊と医師を派遣するプログラム。緊急対応として、西日本豪雨災害時も出動し、このご寄付の一部も活用させていただいています。
https://www.furusato-tax.jp/gcf/287

【避難所等への物資支援―まだ支援が届いていないところへ】
緊急合同支援チーム(A-PADジャパン/CF/PWJ)は、岡山県や広島県の被災地で日々物資のニーズを聞きながら調達と配布を行いました。
前日までのニーズ調査を受けて、広島県佐原市の船木ふれあいセンターや安浦まちづくりセンターへゴム手袋やウェットティッシュ、赤ちゃん用のおしりふき、絆創膏、使い捨てスプーン、スポーツ飲料などの物資を届けました。
断水が続いていた呉市の川尻町で、体拭きタオルや風呂のニーズが高いことを確認し、関係諸機関と調整の上配布したほか、岡山県倉敷市真備町の服部地区の物資テントや熊野神社に、サランラップや熱さまシート、紙皿・コップ、麦わら帽子、防塵メガネ、洗剤、ガーゼ、洗面器、バケツ、ちりとり、耳かきなどを届けました。
広島県安芸郡坂町(サンスターホール)にSEMA(※)/三井化学提供のウレタンマット35枚を届けました。このマットは、昨年7月の九州北部豪雨でも提供されたもので、体育館などの固いフロアがかなり和らぎ大変喜ばれました。

※SEMA(Social Emergency Management Allianceの略):自然災害発生時に物資・サービス等の支援をワンストップで提供する、日本初の民間主導による緊急災害対応アライアンス。A-PADジャパンもメンバーです。
【ボランティアの派遣―長期的な関わりが必要です】
“佐賀から元気を送ろうキャンペーン”から派遣のボランティアは、岡山、広島を中心とした被災地で、合同支援チームの一員として物資の買い出しや、企業からの支援物資の受渡しなどを行っています。このキャンペーンは地元の複数のNPO団体による合同支援組織です。
※現地でのボランティア(1ヶ月以上)はまだ募集中です。
https://www.facebook.com/sagakaragenki/posts/1976348142400033
■7月20日
【トレーラーハウスの診療所】
薗小学校(岡山県倉敷市真備町)の敷地内に佐賀から輸送したトレーラー3台を設置し診療所を開始しました。A-PADジャパン他姉妹団体らとの共同事業で、診療用トレーラーは東日本大震災時Civic Forceが購入し活用したものです。稲葉医師は、緊急支援を開始後1週間以上にわたって薗小学校の1年1組の教室で診療を続けましたが、強烈な暑さやプライバシーの問題があり、トレーラーに冷房機を取り付け診療を行っています。また薬の提供を行うなど医療チームと物資搬送チームが連携しながら被災地での支援を続けています。

【“空飛ぶ医師団” 阪本医師、活動参加】
佐賀大学附属病院高度救命救急センター長の阪本医師が、薗小学校のトレーラー診療所や岡田小学校のモバイル薬局を訪問。A-PADジャパンを含む合同支援チームの稲葉医師や日赤救護班、倉敷市保健所の対策本部を訪れました。
※“空飛ぶ医師団”は、災害専用機を活用したA-PADジャパンの国内外における緊急対応事業です。「空飛ぶ医師団」へのご支援もよろしくお願いします。
https://www.furusato-tax.jp/gcf/287

【ボランティアの派遣】
被災地で活動するスタッフの一員として、ボランティアがオリエンテーションを終え佐賀を出発しました。「佐賀から元気を送ろうキャンペーン」の協力で、現在も募集しています。

【避難所の間仕切り】
薗小学校の避難所では、布カーテンの間仕切りと紙のベッドを設置し避難者の方から喜びの声が寄せられました。東日本大震災や熊本地震の避難所でも使われたこの間仕切りシステムは、この1週間、ほとんどプライバシーのない生活を強いられていた避難者の皆さんの生活を少しでも改善しようと、建築家の坂茂さんとともに設置しました。

熊本大地震(2016年4月)と九州北部豪雨(2017年7月)における支援活動の経験から、一歩先を見据えながら準備を整え、被災者のニーズに沿った支援ができるよう全力を尽くします。引き続き皆さまのご支援よろしくお願いいたします。
■7月12日
支援物資を搭載した佐賀からの3台目の車両が11:45に佐賀市大和支所を出発、輸送はA-PADジャパンのスタッフ2名が担当。搬出には佐賀市大和支所、佐賀新聞社様のご協力を頂きました。


【搭載物資】
・給水袋5L 600枚(ダウケミカル社より地球市民の会を通じて提供されていたもの)
・Tシャツ 210枚(佐賀新聞社提供)
・メッシュ帽子 439個(同上)
・タオル 1,530枚(同上)
■7月11日
広島県三原市の避難所へ水や佐賀新聞者提供のTシャツ、ローソン提供の靴下、下着などの物資を届けました。受け取った方々からも大変喜んでいただきました。
水(2ℓ×6本)34ケースやTシャツなどを配布した介護老人保健施設「ドリームせせらぎ」は、豪雨で1階が床上浸水しましたが、被災した近隣地域の人々が着の身着のまま施設に逃げ込み、現在、自主避難所として運営されています。
2階では、介護を必要とする人が滞在していますが、未だガスと水道が止まった状態で、避難者も要介護者の方もお風呂に入れていません。施設では機能が回復するまでデイケアサービスを中止しています。
「施設を運営するスタッフのみなさんも自宅が被災するなど大変な状況の中、介護施設と避難所と両方の機能を保つべく必死で働いていました。浸水した1階部分はこの炎天下で水はひきましたが、今は埃っぽく衛生面が心配です。私たちが物資を届けると本当に喜んでくれました。」と物資を届けた根木事務局長は話します。
このほか岡山県倉敷市では、医療チームの医師が、薗小学校で患者の診療を行っています。机と椅子が並べられた1年1組の教室には、長い列ができ、体の不調を感じている人が多いことを物語っています。

診療にあたった医師にからは「暑さや環境の変化で体調をくずしたり下痢などを訴える人が多い。避難から今日までずっと精神が張り詰めていて、話をしながら涙を流す人もいる」と報告を受けています。
避難所からは、できるだけ長く診療にあたってほしいと提案されており、チームでは他県やNPOなどからの派遣医師や看護師などと協力しながら活動を進めています。刻一刻と状況が変わる被災地では、必要なものを必要なタイミングで届けることが重要です。
また、物資や医療面の支援だけでなく、今後は家屋や田畑の片付けを手伝うボランティアの派遣や地域の商店の再開をサポートする支援が必要です。
■7月10日
支援物資を搭載した4tトラックが佐賀から12時半に出発、夜9時半過ぎには中国道東城付近、前日より早いスピードで到着しました。

日中気温35度以上の猛暑のなか、今日も被災地では行方がわからない方々の捜索活動が続けられています。また、発災から5日目を迎え、各地の避難所では、避難している人々の間に疲労が見え始めています。
必要な物資を迅速に届けるとともに、熱中症・感染症への対策が急がれています。7日未明に小田川が決壊し地区全体の4分の1が浸水した岡山県倉敷市真備町では、炎天下の中、水が引き始め多くの避難者が自宅の片付けなどを始めながら、避難所と自宅とを行き来しています。
広島県三原市では、水道施設の被害の影響で断水が続いていましたが、今日から自衛隊による給水支援が開始されました。緊急支援チームは、3班に分かれて両市で緊急支援物資の配布と医療支援の活動を継続。
真備町の避難所と三原市の避難所に、ローソンやグンゼ(SEMA加盟)から提供された物資(非常用トイレ、除湿乾燥機、扇風機、衣料、下着、靴下、トイレットペーパー、ウェットティッシュ、生理用品、歯ブラシなど)や、食器、マスク、米、飲料水、タオル、トイレットペーパーなどを届けました。
■7月9日
地元佐賀県のNPO団体他の協力を得て、佐賀市の倉庫からの支援物資搬出。扇風機や除湿乾燥機、シャツ・靴下・下着、トイレットペーパー、非常用トイレなどをトラックに積み、倉敷市の真備町にむけて出発しました。

14時20分に佐賀を出発したトラックが現地に到着したのは、10日午前3時。翌朝の岡田小学校と薗小学校の避難所での配布開始まで待機しました。道路事情が悪く、さらには通行止めなどの情報は自分たちで検索しながら進まなくてはならないので、かなりのロングドライブとなりました。
避難所には、着の身着のまま家を出てきた人や、水に浸かって救助されたままの人もいます。下着を届けた避難所では、「やっと着替えられる!!」と喜ぶ避難者の方もいらっしゃいました。
広島でも岡山の避難所でも、引き続き着替えや衛生用品、感染症予防や暑さ対策のための物資が求められており、チームでは明日以降も物資の調達と配布にあたります。
緊急支援チームは、複数のチームに分かれて、広島県三原市と岡山県倉敷市の避難所をまわってニーズ調査を行いました。また、加盟する緊急災害対応アライアンス「SEMA」から寄せられたグンゼの下着9000枚を預かり、倉敷市の真備小学校と総合公園の避難所に届けました。
調査の結果、他の避難所でも清掃用具をはじめ、熱中症予防のためのスポーツドリンクや熱冷却シートのニーズがあり、チームでは至急、調達・配布に走りました。
■7月8日
朝から医師や救助犬を含む支援チームは水陸両用車及びヘリで行方不明者の捜索・救助活動を行いました。
倉敷市のまび記念病院では、院内に取り残されていた患者ら35人をゴムボートと船で救出、上空からはヘリが病院の屋上に到着し、救急搬送が必要な患者1人を、看護師付き添いのもと、岡山大学病院へ搬送しました。

水陸両用車で病院へ向かった支援チームの医師、稲葉基高は「取り残されていた約50人の患者のうち、ねたきりの方が約半数。意識を失っている方もいました」と言います。
周囲が水没し陸路が断たれるなか、自力で歩けない方の搬送は簡単ではありません。しかし、院内は電気も止まり、暗く、何より治療し続けられる環境ではありませんでした。
院長からの依頼を受け、ヘリ2機及びゴムボートと船で、すべての患者さんを救急搬送しました。なかでも緊急を要する重症患者は、看護師付き添いのもと、病院の屋上からヘリで岡山大学病院へ搬送しました。
稲葉医師は、「患者のなかには搬送が遅れたら命が危険な患者さんもいたため、自前のゴムボートや自衛隊の船、そしてヘリで素早く患者を運ぶことに尽力しました。これまでの経験を生かして関係機関とも連携できてなんとか全員を救出でき、安堵しています」と話しています。
■7月7日
捜索救助チームがヘリで上空から広島県や岡山県を中心に浸水地域の調査を開

今後の活動内容は、A-PADジャパンのホームページやFBでお伝えしていきます。ご支援宜しくお願い致します。
皆様に代わり、引き続き支援活動を続けていきます。
この支援活動への応援をよろしくお願い致します。
西日本全域を襲っている豪雨災害により甚大な被害が出ています
豪雨の被害にあった被災地では、雨が断続的に降り続いています。そして被害状況すら把握できない状態です。
A-PADジャパンはパートナー団体と協働で、被害者支援を行います。被災地では今後気温が上昇し、大変な被災地の復旧活動等に多くのボランティアなどが必要になると想定されます。
昨年の九州北部豪雨支援の経験を活かし、一日もはやい被災地の復旧活動を支援します。是非ご協力をお願いいたします。
NPO法人A-PADジャパンは佐賀県ふるさと納税を活用して本災害で被害をうけた地域を支援します。


NPO法人A-PADジャパンは佐賀県ふるさと納税を活用して本災害で被害をうけた地域を支援します。
被災地で支援を行う活動に是非ご協力をお願い致します。
いただいた御寄附は災害支援活動を行うための物資等に活用させていただきます。

【注意事項】
※被災地での支援活動中、必要となる物資など現場の状況も変わってくるため、プロジェクトの途中で目標金額上限を変更させていただく場合がございます。災害現場において緊急な対応が必要な場合が多くあるため何卒ご了承ください。
現在進捗情報はありません。
佐賀県NPO支援
佐賀県のふるさと納税は、皆様が支援したい佐賀県内のNPO等を指定して寄附することができます。
いただいたご寄附は、その額の95%をNPO等にお渡ししており、NPO等の大きな課題の一つである資金調達を可能にします。
佐賀県は、この仕組みによりNPO等が自ら考え行動する自発の地域づくりの促進を応援しています。
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