「未来へ伝えよう！ふるさとこうちの文化遺産」貴重な民俗芸能・伝統的な祭り行事を次世代に継承するために
カテゴリー：伝統・文化・歴史
寄付金額 589,000円
目標金額：3,000,000円
- 達成率
- 19.6%
- 支援人数
- 33人
- 終了まで
- 受付終了
高知県（こうちけん）
寄付募集期間：2024年10月7日～2024年12月31日（86日間）
4.質の高い教育をみんなに
11.住み続けられるまちづくりを高知県
東西に長い海岸線と険しい四国山地に隔絶された高知県は、温暖で自然豊かな環境の中、多様で独特な民俗芸能を育んできました。
しかし近年、少子高齢化や過疎化の進展に伴い、民俗芸能はその継承が危ぶまれています。
令和元年度から３年度にかけて、高知県の民俗芸能緊急調査で把握できた931件の民俗芸能のうち、385件は中断・廃絶していることがわかりました。また、令和２年に生じた新型コロナウイルス感染症の影響から、祭りや行事が中止を余儀なくされ、継承が困難になった芸能もあります。
そこで、高知県では、貴重な伝統芸能を未来に伝えるため、皆さまからの寄附金（クラウドファンディング型ふるさと納税）を活用して、保存団体が行う後継者の育成活動や衣装・用具の修理への支援、「土佐の伝統芸能まつり」の開催などにより、地域に残る民俗芸能や祭り行事の継承に力強く取り組みます。
過疎化により継承が危ぶまれる伝統芸能
写真の民俗芸能は、「葉山の花取踊」という風流踊（ふりゅうおどり：華やかな衣装をまとって、太鼓などの器楽演奏や小歌とともに集団で行う踊り）です。愛媛県南部から高知県全域、徳島県西部にかけて広く分布していますが、近年は少子化のため、伝承が危ぶまれています。
数ある花取踊の中でも、古風な風流踊り形態をうかがわせるもので、同種の芸能の変遷過程や地域的特色を示して貴重なものです。
文化庁はこの文化財の価値を後世に残そうと「記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財」として選択しました。ただ、伝統芸能はそれを担う者がいなければ、消えゆく運命にあります。
ふるさとこうちの文化遺産を残すため、みなさんのご支援をお願いします。
写真は、仁淀川町の無形文化財に指定されている「椿山（つばやま）太鼓踊り」・虫供養（令和6年６月20日）の一場面です。椿山地区は、急峻な地形を古人が切り開き、厳しい環境の中で生き抜いてきた歴史が刻み込まれた地区です。「椿山太鼓踊り」は、壇ノ浦から落ち延びた安徳天皇の子守歌として、また平家の武将や公達（きんだち）を慰めるものとして、数多くの伝説とともに、椿山地区の人々によって受け継がれてきました。
現在、椿山地区の住民はごくわずかになっており、祭りは縁のある方や、有志の協力によって行われています。こうした、祭りの営みを守っていくため、皆さまのお力添えをお願いします。
写真は津野山古式神楽の一場面です。この神楽を含む９つの神楽が「土佐の神楽」として国の重要無形民俗文化財に指定されています。伝統芸能のなかには、多くの衣装や小道具が必要になるものもあり、そうした衣装や用具の修理・整備が欠かせません。
寄附金の使い道
「未来へ伝えよう！土佐の伝統芸能」プロジェクトは、皆さまからの寄附金（クラウドファンディング型ふるさと納税）を活用して、高知県内の中山間地域などに残る貴重な民俗芸能・伝統的な祭り行事の継承に取り組む活動です。
地域に残る民俗芸能や祭り行事の担い手づくりを粘り強く支援していきますので、ふるさとこうちの文化遺産を守っていくため、みなさんのご協力をお願いします。
＜主な活用事業＞（予定）
○民俗芸能の後継者の育成、担い手の確保
○衣装や用具の修理・新調
○活動の様子を記録した「デジタルアーカイブ」の作成
○普及啓発活動（「土佐の伝統芸能まつり」の開催）など
※目標金額に達しなかった場合、また、目標金額以上の寄付をいただいた場合でも、上記の費用として大切に活用させていただきます。
ふるさと納税で
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ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。
控除上限額かんたんシミュレーション
お礼の品のご紹介
5,000円以上の寄附をしていただいた高知県外にお住まいの方に、寄附金額に応じて返礼品をお送りします。下記の返礼品からお選びください。
現在進捗情報はありません。
高知県
高知県は、輝く太陽のもと、黒潮打ち寄せる変化に富んだ海岸線をはじめ、四万十川に代表される清流や緑深い山々など、美しく豊かな自然に恵まれています。
あわせて、坂本龍馬や吉田茂など、数多くの先人・偉人を輩出してきた歴史と風土があります。
高知の自由で豪快な気風は、「いごっそう」や「はちきん」と呼ばれる、おおらかな中にも芯の通った県民性を育み、アイデア豊かな土佐人の知恵と行動力は、こだわりのある園芸作物や産業技術を生み出しました。また、「よさこい祭り」に代表される個性豊かな地域の文化を発展させてきました。
こうした高知の良さを生かしながら、高齢者も子どもたちも、働き盛りの方々も、互いに心の絆を保ちつつ、将来に希望を持って暮らせる、そして県外の方々からも「ぜひ行きたい」「ぜひ住んでみたい」と思っていただける高知づくりを目指してまいります。
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