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ひとり親家庭のコミュニケーションと笑顔を増やしたい!手作りのお弁当を配達します!

カテゴリー:子ども・教育 

main_img 達成

寄付金額 4,827,220

241.3%

目標金額:2,000,000

達成率
241.3%
支援人数
117
終了まで
受付終了

東京都町田市(とうきょうと まちだし)

寄付募集期間:2024年11月11日~2025年2月8日(90日間)

町田市

プロジェクトオーナー

<事業のポイント>
ひとり親家庭にコミュニケーションと笑顔が生まれています!
・「おうちでごはん事業」は、経済的に厳しいひとり親家庭の親子に、2週間に1回、無料でお弁当をお届けする事業です。
・利用されている方からは「ひとり親なので家事に追われていると、つい子どもたちだけで食べさせてしまいます。皆で久々に会話しながらご飯を食べられて嬉しかったです。」「お弁当を開けると心がウキウキします。」といった喜びの声が多く届いています。
・お弁当を届ける担当ボランティアさんがコミュニケーションを取ることで、人とのつながりを感じられるということがこの事業の特色です。地域で行われるイベントの情報を届け、地域や近隣の方とのつながりを作るきっかけとするなど、ひとり親家庭の孤独感を解消し、安心感を感じられるよう事業を推進しています。

<自治体担当者から>
おうちでごはん事業は、2019年度に利用者数80人でスタートしました。
皆さまからのご支援のおかげで、計画を上回るペースで利用者数を増やすことができ、2024年度は約340人の方にご利用いただけています。
皆様のあたたかいご支援に心から感謝申し上げます。今後もより多くの方がこの事業を利用できるよう、ご支援をよろしくお願いいたします。

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このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

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結果:-

ひとり親家庭にお弁当を配達「おうちでごはん」

「おうちでごはん」とは

「おうちでごはん事業」は、町田市社会福祉協議会が町田市の補助金を活用して実施しています。経済的に厳しいひとり親家庭を対象に、地域のボランティアさんにご協力いただき、2週間に1回、お弁当を配達しています。

お弁当だけでなく、地域のボランティアさんや社会福祉協議会の職員が、子ども食堂の情報をはじめとする地域の情報をお届けしています。
 

「おうちでごはん」のお弁当が届くまで

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配達日は、14時過ぎにボランティアさんが集合して手際よく準備を始めます。多い時で、1回に70食近くのお弁当を作ります。

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市内でお料理教室を主宰されている方がボランティアでメニューを考えています。子どもでも食べやすいよう、味付けも工夫している他、野菜やフルーツを多く取り入れています。

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できあがったお弁当は、おうちでごはん専用のナプキンに包みます。

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安心して食べて欲しい。そのために、世帯ごとに専用の保冷バッグに入れます。

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お弁当の準備ができたら、配達担当のボランティアさんに渡します。

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お届けする世帯にあわせて、担当のボランティアさんを決めています。お弁当を届けるだけでなく、ちょっとしたコミュニケーションを取って欲しいという思いもあります。

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担当のボランティアさんが直接手渡しますので、ご家族の状況を確認することができます。

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毎回、親子でワクワク・ドキドキしながらお弁当箱を開ける光景が目に浮かびます。

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ひとり親である保護者の家事負担を少しでも減らして、お弁当を食べながら、いっぱい、いっぱいコミュニケーションを取って欲しい。それが、私たちの願いです。

「おうちでごはん」で実現していること

利用者(ひとり親家庭)からのメッセージ

「おうちでごはん」を利用された方から、毎回多くのメッセージカードが届いています。

【その他の主なメッセージ】

○今日はバタバタな一日で家に着いて夕食は…と考えていましたが、「今日はおうちでごはんの日だ」と気づき、経済的だけでなく、精神的にも救われました。2人でゆっくり過ごすことができました。

○ドアチャイムの音に「おうちでごはんだ!」と大好きなゲームをすぐやめた子どもたちにびっくりでした。2人とも、とても楽しみにしていて「今日、おうちでごはんの日だよ」と言うと「やった!」と踊っています。

○自分では作らないメニューや品数の多さにみんなで「美味しいね」「お腹いっぱいになるね」と会話を弾ませながら食べています。

○親子でお弁当箱を開けて、「沢山のおかずが入っている」と感動し、「どれも美味しいね」と味わいながら頂きました。普段どうしても金銭面を気にして、魚、果物、レンコンなどの高めな野菜は滅多に買わないので、「たまに食べたいな」と日頃つぶやいている息子がとても喜んでいました。

○夕飯はだいたい台所で母1人立ったまま済ませる事が多く、子どもたちと食卓を囲むことがなかなかできません。お弁当を届けて頂くことで落ち着いて子どもたちと食事がとれます。これからたくさん会話もできそうです。

利用者(ひとり親家庭)さんのインタビュー

「おうちでごはん」の利用者さんの声を紹介します。

インタビュー1:おうちでごはん利用者さん

―普段の一日の流れを教えてください。
5:30 起床 朝の支度をする
8:00 家を出発
8:30 勤務開始
18:00 帰宅 夕飯づくり、台所、洗濯などの家事
20:00 一息つく。子どもの宿題を聞く、お風呂に入るなど
22:00 やっとゆっくりできる時間ができる

―おうちでごはんのある日はどう過ごしていますか。
18:10頃にお弁当が届きます。
その日は、子どもたちがお風呂から出てくるのを、ご飯を温めて待っています。
お弁当の日は必ず私も座って一緒に同じものを頂きながら話しています。
後片付けも楽なので、子どもとじゃれたりお話を聞く時間がとれます。

―おうちでごはんの魅力は何ですか。
夕飯のメニューを考えなくて良いということもあるし、夕飯作らなくて良いんだと考えると朝の時点で気持ちが楽です。早く帰らなきゃとか、買い物行かなきゃというのが全くないので一日気持ちが楽になります。

―この事業を通じて感じたことは何ですか。
毎日贅沢もできないし外食もできないので、誰か違う人のご飯が食べられるというのはありがたいし、助けてくれる人がいるんだなっていうのをすごく感じました。
自分が選んだ道で子どもたちに寂しい思いをさせているなと思っているので、自分が頑張らなくちゃって、ひとり親の皆さんは考えていると思います。「甘えてはいけない」とか、「自分が選んだ道なのに、疲れちゃったとか言っちゃいけないよな」とか思っているところに、ありがたく助けてくださる人がいる。力になりたいと言ってくれる人がいることを感じて、気持ちが楽になりました。

―最後に一言。
とてもありがたく、感謝しかないです。他の言葉が見つかりません。これからもよろしくお願いします。

ボランティアさんインタビュー

配達ボランティアと調理ボランティアをしている二組のボランティアさんの声を紹介します。

インタビュー2:配達ボランティア 長谷さん

―配達ボランティアを始めたきっかけを教えてください。
子ども食堂をやっていて、ひとり親の方の大変さも分かっていたので、是非出来ることであれば協力したいなと思ったことがきっかけでした。

―ボランティアのやりがいは何ですか。
つながりですね。地域とつながる機会を得て、なおかつ喜んで頂ける。お弁当を渡しても感謝されますし、情報を渡すだけでも感謝される。今は1年だけのお付き合いでも、子ども食堂につながったり、その先があるのはありがたいし楽しみでもあります。

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―印象に残っていることはありますか
3階にお住まいの方が、お弁当配達の時間になったら下まで降りて待っていてくれていました。親子3人で下まで降りて来てくれた。それは本当に嬉しかったですね。

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―この事業に期待することはありますか。
ひとり親の方はフルで働かなければいけない人が多いと思います。社会との関わりが仕事だけであったり、地域との関わりを持つ機会が少ない人もいると思いますので、この事業を通じて地域とのつながりの一歩にでもなればと思っています。

―最後に一言おねがいします。
良いことづくめの事業だと思います。親子との時間も取れる、食育も出来る、笑顔も出来るので、この事業に賛同して頂き、地域の輪が広がることにご協力頂けたらと思います。

―ありがとうございました。

インタビュー3:調理ボランティア 花城さん

―調理ボランティアを始めたきっかけを教えてください。
悠々学園の副理事をやっていたこともあり、このような活動をしていたことは知っていたため、私もやってみようかなと思ったことがきっかけです。
孫の保育園への送り迎えとかをしていたのですが、孫が小学1年生にあがり時間が出来たので何かお手伝いしたいなと思い始めました。

―ボランティアを始めてみてどうですか。
お弁当を詰めていても、子どもたちの笑顔が目に入るようで、今日のお弁当喜んでくれるかなと思いながら作るからとっても楽しいです。また、メッセージカードを見たときには涙が出ました。

―花城さんのやりがいは何ですか。
お年寄りはやることがあるって大事なことだと思う。何か頼まれると嬉しいし、少しでも役に立っていると思うと生き甲斐になります。90歳代のボランティアの方もいるので、こうありたいなという目標にもなります。

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―この事業をどう思いますか。
利用する方にとって、とても嬉しいことだと思う。月に2回でも今日はご飯を作らずにおしゃべり出来るというのは嬉しいと思う。

―最後に一言お願いします。
子どもたちが喜んで待っていますし、保護者の笑顔も見ることが出来ます。これからもひとり親家庭の方の笑顔を作ることに少しご協力を頂けたらと思います。

―ありがとうございました。

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寄附(ふるさと納税)の使い途と事業スケジュール

寄附(ふるさと納税)の使い途

いただきましたご寄附の全額を、町田市から町田市社会福祉協議会への補助金として活用させていただきます。

【主な使い途】
■子どもと保護者へお届けするお弁当の食材費
■お弁当箱や保冷バッグ等の消耗品費
■事業広報費
■配達管理、問い合わせ対応を行うための人件費
■その他「おうちでごはん事業」運営費用

【注意事項】
事業費総額を上回るご寄附を頂いた場合は、「まちだ未来づくり基金」に積み立てし、「おうちでごはん事業」のみに活用させていただきます。

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事業スケジュール

2週間に1回、お弁当を無料でお届けします!(年間24回)
2024年3月~4月:利用者募集、選考、事前個別対応
2024年4月以降:お弁当の配達、相談対応・地域情報の提供
※2025年度以降も事業を継続予定です。

事業に懸ける思い:関係者インタビュー

社会福祉法人悠々会 理事長 陶山さん

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ボランティアでお弁当を作り、そのお弁当を各御家庭に運ぶ皆様が居て下さる。更に多くの方から「ふるさと納税」という形でご支援を頂き、この事業は成り立っています。

お弁当が届く日は「親子でゆっくり会話をしてね」そして「みんなで応援しているからね」この気持ちを届けるために、町田市行政、町田市社会福祉協議会と連携して、関係者一同取り組んでいます。

今後は食数を増やしていきたいと思います。その為に多くのボランティア様の協力が必要です。一人でも多くの支援を頂く事が出来るように、この事業の魅力を継続して伝えて行きたいと思います。

※社会福祉法人悠々会は、町田市社会福祉協議会から調理・配達部分を受託

町田市子ども生活部子ども家庭支援課 濱さん

「おうちでごはん事業」は、今年度で6年目を迎えることができました。ふるさと納税・ガバメントクラウドファンディングを通して応援してくださった皆様のご協力のおかげもあり、おかげさまで今年もひとり親家庭の親子に、”笑顔が溢れる食卓”を生み出すお弁当の提供ができています。
2024年度は約340人の親子が利用しています。町田市社会福祉協議会へのメッセージカードを通して、おうちでごはん事業への感謝の声が沢山寄せられています。しかし、依然として応募者の約半数以上の方は利用に結びついておりません。
より多くのひとり親家庭の親子が「おうちでごはん事業」を利用できるようにするためには、皆様のご支援が不可欠です。
様々な課題を抱えていたとしても、ひとり親家庭の親子が、お弁当を通じて“笑顔”で生活できるよう、皆様のご協力をお願いいたします。

※町田市は、「おうちでごはん」を実施する町田市社会福祉協議会に補助金を交付しています。

寄附者の皆様へ

「みんなで支え合う社会」の実現に向けて

「困難を抱えた子育て世帯を、地域全体でサポートできる仕組みがあるといいよね」

おうちでごはん事業は、町田市社会福祉協議会、子ども食堂を運営する社会福祉法人、町田市の何気ない会話がきっかけとなり一つの形となった事業です。

2024年度の利用者からは、「お弁当を開けると心がウキウキします。」「野菜が苦手な息子(4才)が『これ食べてみる!!』と食べてくれるからほめると頑張って『もう一口』と食べてくれます。」といった喜びの声が多く寄せられています。

少しでも多くのひとり親家庭の親子が笑顔になれるよう、皆様のご協力をお願いします。

利用されている親子からのお礼の手紙

お礼の品はこちらから

  • 2025年02月19日 10:23

    心より御礼を申し上げます

    2024年度は、目標額を大きく上回る寄附をいただきました。
    ご寄附をいただいた皆様に、心より御礼を申し上げます。
    これからもより多くの親子が「おうちでごはん」を利用し、家族の絆を深める時間を持つことができるよう、取り組んでまいります。
    今後ともご支援をいただけますようお願いいたします。

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  • 2025年01月24日 15:28

    ご支援ありがとうございます

    本日までに目標の2倍を上回るご寄附をお寄せいただきました。
    皆さまのご支援、誠にありがとうございます。
    寄附募集期間は残すところ約2週間となりました。
    より多くのひとり親家庭を応援していくため、更なるご支援をお願いいたします。

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東京都町田市

町田市は東京都の南端にあり、半島のように神奈川県に突き出ています。古くから横浜に向かう街道は「絹の道」とも呼ばれ、交通の要衝、商都として繁栄してきました。
「新しい文化」を取り入れながら「古き良き自然・伝統」を残している町田市は、「買い物がしたい」、「自然にふれたい」、「公園でくつろぎたい」、「文化施設をめぐりたい」、「ウォーキングをしたい」などなど、老若男女を問わず様々なニーズに応えられ、近隣からも多くの人たちが集まり、商圏人口230万人の一大商業都市へと発展しています。
ぜひ、町田市においでください!