世界遺産の構成資産「三角西港」を守り、あなたの手で未来へつなごう
カテゴリー:伝統・文化・歴史
寄付金額 13,674,000円
目標金額:5,000,000円
- 達成率
- 273.4%
- 支援人数
- 531人
- 終了まで
- 受付終了
熊本県宇城市(くまもとけん うきし)
寄付募集期間:2024年10月7日~2024年12月31日(86日間)
熊本県宇城市 文化スポーツ課

三角西港は、明治20年に明治政府の国内統一殖産振興の政策に基づいて、オランダ人水理工師のローウェンホルスト・ムルドルの設計で建設されました。
当時の最新の技術が盛り込まれ、近代国家の威信を懸けた明治三大築港の一つで、宇城市の誇りです。
大切に維持保存をしてきましたが、今後も現在の姿を残すためには大幅な修繕をする必要が出てきました。
しかし、これまで事業の財源となっていた国からの補助金交付が不確実な状況であり、財政難の自治体としても資金の工面に苦戦しています。
このプロジェクトでは、改修や活用事業にかかる費用をふるさと納税で応援してもらうべく、寄付を募集します。
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控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。
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世界遺産を守り、未来へ引き継ごう!
三角西港とは?

熊本県中央部にある宇城市の西端に位置する三角西港は、平成27年に「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の構成資産として、世界文化遺産に登録されました。
現在も宇城市の主要な観光施設として年間28万人の来訪者が訪れています。
現状と実施内容。そして、目指すところ
三角西港には、石積みの港湾施設をはじめとした、明治、大正期に建てられた築100年以上の文化財建造物(石積みの後方排水路を含む)があります。
木造建築物の多くは、昭和60年代に一度大規模改修を行っていますが、老朽化が著しく、将来的な保存が困難な状態となりつつあります。



平成4年まで現役の裁判所として使われていましたが、耐震力不足の恐れがあり、また、平成28年熊本地震を経験していることから、今後「耐震調査及び老朽度調査」を行い、結果次第では「耐震設計」「耐震補強工事」を実施する必要があります。
加えて、石積みの後方水路は、除草・浚渫を行い、文化財としての価値と景観を維持していかなければなりません。


さらに現在十分とは言えない世界遺産としての共通展示や啓発グッズ作成のほか、令和7年に世界遺産登録10周年を迎えることから、多くの方に三角西港を知ってもらい、来訪してもらうための取組みを行う必要があります。
クラウドファンディングを実施する理由

世界遺産であり、また文化財指定を受けているため、建造物の耐震・修繕・景観維持を行ったうえで、その活用・啓発をもって、三角西港の価値を未来へつなげていく必要があります。しかしながら、そのための補助金を国へ申請しても、国の予算次第では補助金交付が見送られ、事業実施が難しいこともあります。
また来年度、世界遺産登録10周年の節目を迎えるにあたり、多くの人に三角西港を知ってもらい、訪れてもらうための記念事業を実施する予定です。
「来てよかった」「また来たい」と思ってもらえる事業にしたいと思っています。
このような保存・活用事業を行うための外部活力として、クラウドファンディングを実施するものです。
本プロジェクトの取組内容

寄付金の使い道
本プロジェクトは、約5年間をかけて三角西港の世界遺産及び文化財価値の維持保全を基盤とし、その上で、今後の活用・啓発を図るものです。
【価値の維持保全】
(文化財)旧三角簡易裁判所等の耐震事業
旧宇土郡役所等の修繕
後方水路の除草及び浚渫
【活用・啓発】
啓発グッズの作成
共通展示
世界遺産登録10周年事業
※目標額を上回った場合、下回った場合も次の事業に活用させていただきます。
文化財水路の除草及び浚渫、啓発グッズ作成を可能な範囲で実施します。
まずは500万円を目標金額として設定しました。
しかし、三角西港全体で予定している事業は、文化財指定を受けている建物の耐震事業など、金額がかなりかかる内容があります。
もし、追加応援していただけた場合は、以下のような事業が実施できるようになりますので、引き続き応援をよろしくお願いします。
〇500万円 文化財水路の除草及び浚渫、啓発グッズ作成
〇1,000万円 修繕、世界遺産10周年事業
〇3,000万円 耐震調査及び老朽度調査、耐震設計
〇5,000万円 耐震工事
宇城市より応援して下さる皆様へ

昨年度初めて本プロジェクトを実施し、多くの皆様からのご支援をいただきました。心から感謝申し上げます。
頂いた寄付金の一部を、今年度、龍驤館耐震補強工事に充てさせていただきました。おかげさまで、工事も順調に進んでいます。
今後も、旧三角簡易裁判所の耐震事業や後方水路の浚渫など、保全のための事業に取組みます。
また、来年は世界遺産登録10周年記念事業も実施予定です。
これらの事業実施のためにも、引き続き皆様のご支援をよろしくお願いいたします。
また、ぜひ「三角西港」へお越しください。
お礼の品の一覧
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2024年12月21日 12:00
目標達成!ありがとうございます 世界文化遺産「三角西港」で三角小学校の児童が龍驤館の新瓦に名入れをしました
皆さん本プロジェクトと「三角西港」を応援いただきありがとうございます。
ご寄附いただいた額は、第1目標の500万円を達成しました。
本当にありがとうございます。
今後は次のステップ1,000万円の達成し、来年迎える「三角西港」世界文化遺産登録10周年事業に取り組みたいと考えております。
皆さま引き続き見守っていただければと思います。
〇500万円 文化財水路の除草及び浚渫、啓発グッズ作成
〇1,000万円 修繕、世界遺産10周年事業
〇3,000万円 耐震調査及び老朽度調査、耐震設計
〇5,000万円 耐震工事
さて、11月19日、三角小学校の全校児童が世界文化遺産「三角西港」内にある龍驤館耐震補強工事で吹き替える新しい瓦に、名入れを行いました。
名入れ前日、学校では、6年生が三角西港について調べたことを下級生に説明する時間も設けていただきました。
当日はお天気にも恵まれ、児童は2学年ずつ(1年生と6年生、2年生と5年生、3年生と4年生)3回に分けて三角西港を訪れ、職員から名入れについての説明を聞いた後、名前と思い思いの絵や言葉を新しい瓦に書き入れました。
数十年後改修工事を行う時、成長した子どもたちが瓦に名前を書いたことを思い出し、三角西港に見に来てくれるとうれしいです。もっと見るまだコメントはありません
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2024年11月25日 12:30
龍驤館耐震補強工事現地説明会を開催しました
11 月 17 日(日)、耐震補強工事中の国登録有形文化財「龍驤館」の現地説明会を開催しました。
この工事は、昨年度のクラウドファンディングで頂いた寄付金の一部を利用し、実施したものです。
当日はあいにくの雨でしたが、午前 10 時からと午後 1 時からの 2 回の説明会に約 30 人の参加がありました。
見学会は、築100年を超える建物の普段見ることができない内部構造や、文化財として保存するための工法等に加えて、今回の工事にあたり床板下から新たに発見された、レンガ積みの地下室のような構造物も見ることができる貴重な機会となりました。
参加された皆さんは 、職員の説明を熱心に聞きながら見学していました。
希望者に本工事で葺き替える新しい瓦の裏に、名前や言葉などを書き入れてもらうイベントも実施。皆さん思い思いの言葉や絵などを書き入れていました。
本工事は令和7年3月に完了予定で、4月から以前と同様に三角西港のガイダンス室として活用していきます。もっと見るまだコメントはありません
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2024年11月11日 12:41
60%達成 ありがとうございます
プロジェクト開始から1カ月が過ぎました。
熊本県宇城市の【世界遺産の構成資産「三角西港」を守り、あなたの手で未来へつなごう 』】を応援していただきありがとうございます。
また、興味を持っていただき、心より御礼申し上げます。
旧三角簡易裁判所の耐震事業や後方水路の浚渫など、保全のための事業に取組みます。
また、来年は世界遺産登録10周年記念事業も実施予定です。
残り50日、引き続きご支援をよろしくお願いいたします。もっと見るまだコメントはありません
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熊本県宇城市

宇城市は九州のほぼ中央、熊本県のほぼ中央に位置し、海、山、街があり、ちょうどいい住みやすさを実感できるまちになっています。また、温暖な気候を生かし、多くの果物などの農産物が生産されており、特にデコポン(品種名:不知火)は、発祥の地として有名です。
市の西端には、世界遺産「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の構成資産である三角西港があり、明治期の港が完全な形で現存しています。
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