-長屋から始まるまちづくり- 八女福島 長屋再生プロジェクト
カテゴリー:まちづくり
寄付金額 392,000円
目標金額:3,200,000円
- 達成率
- 12.2%
- 支援人数
- 21人
- 終了まで
-
25日
/ 89日
福岡県八女市(ふくおかけん やめし)
寄付募集期間:2024年10月4日~2024年12月31日(89日間)
福岡県八女市×八女空き家再生スイッチ
八女福島の町並みは、町家の修理・活用が進み、特に企業による新規出店も増えてきました。
しかし、まだまだ町並みの中に「住みたい」「住まいながら商いしたい」という活用を希望する声が多く、何かやりたいと思っている若い人たちがいるのに、活用できる/住める建物をなかなかご紹介できない現状です。
私たちは、八女福島地区の町家・空き家を再生し、景観を守りつつ町の活性化に繋げるために活動している団体です。
今回のプロジェクトでは、空き家となって雨漏りもひどく、今後の管理に不安を抱かれた所有者から寄付を受けた八女福島の「紺屋町三軒長屋」の修理・再生に取り組みます。
空き町家を甦らせ活用していくために、皆様のお力をお貸しください!
旧八女郡役所の再生で学んだこと
「空き家の再生=人が集まる場所」
私たち八女空き家再生スイッチは、旧八女郡役所での再生・活用の経験を踏まえ、「空き家の再生=人が集まる場所」の発想で、住みながらまちづくりに関わるような場、自然とまちづくりに繋がる場を、小さくてもいいのでたくさん生み出し、「八女福島はおもしろい」と思えるようなまちづくりを目指しています。
このプロジェクトの内容
今回のプロジェクトは、大正時代に建てられ、現在は空き家となり傷んでしまった「紺屋町三軒長屋」を修理し、八女福島への移住希望者に住まいや店舗として貸し出します。
この長屋は、上質な商品を販売するセレクトショップやカフェのある静かな雰囲気のエリアにあり、メインストリートから一本入った路地にあるため、生活するにも快適な場所です。
伝統的な建築でも賃貸で比較的借りやすい住宅をこれから八女福島の町に関わりを持ちたいと思っている若い人たちに提供するのが今回のプロジェクトの目的です。
長屋再生プロジェクト
寄附の使い方
紺屋町三軒長屋の保存修理工事を行う費用の一部
・総工事費 40,000千円
(内、ガバメントクラウドファンディングによる資金調達 3,200千円※)
※いただいた寄附金の内、返礼品や掲載に係る諸経費を差し引いた額が保存修理に充てられます。
※目標金額に達しなかった場合であっても、銀行からの融資額を増額し事業費の見直し行いながら事業を実施します。
※目標金額を上回った場合は当該事業にかかる金融機関からの融資額の低減や過年度融資分の繰上返済に充てます。
八女福島の長屋再生のため、移住希望者のため、ご支援をよろしくお願いします。
事業のスケジュール
これまでの取組み
※現在、家財の撤去が完了し、修理に入るまでの間、空きスペースをカフェやアートスペースとして活用し、長屋の良さを感じてもらうための情報発信を行いました。
NPO法人 空き家再生スイッチ 高橋康太郎
空き家の再生=人が集まる場所!
八女福島の町並み保存に関わり始めてもうすぐ30年になります。
失われていく美しい町並みの風景への感傷的な気持ちで参加したのがきっかけですが、先輩方の活動の結果、空き家の再生と景観の保全が進み、町が元気になるのを目の当たりにしてきました。そこで自分に出来ることは何かと考え、この10年は「八女郡役所の再生と活用」を八女空き家再生スイッチの仲間と一緒に沢山の方々からのサポートで行ってきました。
旧八女郡役所では、大小様々なイベントなどを通して有機的な人の出会いが生み出されています。その様子を見ていると、こういう場を町の中に沢山作るとさらに町は面白く、元気になると思います。
私たちは、大正11年に建てられた長屋を再生し、そこが令和の若者たちの暮らしや生業の場として八女福島の新しい魅力のある場所にしていきます。
皆さまのご支援をよろしくお願いします。
空き家の再生は「まちの再生」
空き家再生スイッチのこれまでの取組み
私たちは2017年に八女福島でもひと際大きい木造建築物「旧八女郡役所」の建物を再生し、活用を始めました。再生の際は、大勢のボランティアや支援して下さる方々のおかげで何とか活用できるところまでこぎつけることが出来ました。
活用が始まると、この建物の魅力を知った方々が地域内外から声を掛けて下さるようになり、一年を通して様々なイベントや展示などが開催されるようになりました。また、そうしたイベント等を通じていろんな人たちが出会う場にもなっています。
関係者の声
小山高専建築学科准教授 加藤浩司さん
■ 集まる 交わる つくり出す
流行・文化の創造拠点「紺屋町」。温かい人が多く暮らし、人々の生活の匂いとともに今も華街の面影が感じられるところが、この町の魅力。かつては、夜な夜な多くの人が集い、その中から様々な流行や文化が生まれ、地域の内外に発信されていたのでしょう。
赤鳥居の先に広がる世界。そこには、八女福島のメインストリートとされる旧往還道沿いの町並みとは少し感じが異なる世界が広がっています。そんな空間の中に「紺屋町三軒長屋」は、今はひっそりとたっています。「紺屋町三軒長屋」の近くには、地域の物語を大切にする人が集まっています。検番として使われていた建物を DIY 技術も活かして再生したカフェや、置屋さんの建物を再生した茶器等を扱うショップ・ギャラリーなどもあります。そして、その先には、地域を見守り優しく包み込む氏神さま「福島八幡宮」。こうした環境の中に多くの人が関わり育てる「紺屋町三軒長屋」。何だか、楽しいコトが起こせそうな予感がしませんか。
「長屋再生プロジェクト」は、プロジェクトの趣旨に賛同していただける方々一人ひとりの想いや力を結集し、紺屋町に様々な人が集える拠点をつくり、八女福島に「小さい風」を起こすプロジェクト。とても魅力的なプロジェクトだと思います。皆さんのご支援をよろしくお願いします。
寄附者の皆様へ
NPO法人 空き家再生スイッチからのメッセージ
私たちは八女福島の町並みで空き家の再生に取り組んでいる若手のグループです。
伝統的建築物の再生活用が進められている八女福島の町並みの中でもひと際大きく修理が難しいと言われていた「旧八女郡役所」の建物を地元工務店やボランティアの協力のもと2017年に再生し6年間余り運営してきました。
この3年間コロナ禍もあり正直運営が大変で、旧八女郡役所の修理もまだまだ必要です。
2023年から取り組んでいる「紺屋町三軒長屋」の改修は、現在、家財撤去を完了し修理に入る間を活用して各種イベントを行うことで長屋の魅力を発信しています。また、修理後の活用方法などの検討を行いながら、今年中には修理に着手し、2026年4月の竣工に向け取り組みを進めております。
長屋を修理するとそこが若い人たちの店舗や住宅になり八女福島に新しい賑わいを生み出すことが出来ます。
私たちの活動にふるさと納税を通して参加して下さいますよう、よろしくお願いします。
ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!
ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。
控除上限額かんたんシミュレーション
お礼の品一覧
このプロジェクトは、八女市内の事業者様から趣旨にご賛同いただき返礼品の提供にご協力いただいております。
≪ご協力いただいた事業者(敬称略)≫
矢部屋許斐本家、地域商社八女、 Craft Inn 手
現在進捗情報はありません。
福岡県八女市
八女市は中南部に平野、北東部には森林が広がり、県内2番目となる広大な面積を有しています。古くから近辺農村地域の商工業の中心地で、農業と伝統工芸の里として栄えてきました。昔ながらの情緒はもちろん、江戸時代の文化を残す白壁の町屋の町並み、山間部の棚田など、たっぷりの風情が今も町なかや村々に息づいています。
八女市では、ガバメントクラウドファンディングをとおしてNPO法人の活動を支援しています。
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