徳島県北部の藍染文化と、南部の空と海が生み出す美しい青。故郷が世界に誇る伝統文化と自然環境を活かしたブルーサロンを拠点に伝統文化再興や地域自然保護に貢献したい!
カテゴリー:新産業・地域創生
寄付金額 1,177,000円
目標金額:1,000,000円
- 達成率
- 117.7%
- 支援人数
- 53人
- 終了まで
- 受付終了
徳島県(とくしまけん)
寄付募集期間:2018年8月7日~2018年10月31日(86日間)
徳島県×海陽町 inBetweenBlues 永原レキ

JapanBlue/SamuraiBlueの由縁とも云われ、2020年の東京大会のエンブレム組市松紋のコンセプトカラーとなったことでも注目を集めている藍染文化。
その染料のもととなる藍の日本最大の生産地として今なお古くからの伝統や技術が脈々と受け継がれている徳島県北部、そしてサーフィンなどマリンレジャーの聖地としても知られる豊かな自然環境に恵まれた県南部。
天然藍の美しい青に包まれた部屋で、空と海を眺めながら、アーユルヴェーダマッサージや身体に優しい美味しい藍茶やスイーツを堪能し、心も体も癒され五感でとくしまの魅力を体感してもらえる空間を生み出します。
※頂きました個人情報は、徳島県より寄附先の起業家へ提供させていただきます。
※本プロジェクトにおけるお礼の品 送付は、県外の方が対象で、県内の方は対象外となります。【GCF限定】が付いているお礼の品のみ、県内の方も送付の対象となります。ご承知おきのほど、よろしくお願いいたします。
”空海藍”徳島の美しい青を伝えたい
豊かな自然環境と伝統文化を繋ぎ次世代に残す

徳島県南部海陽町は海山川が揃う豊かな自然環境に恵まれ、サーファーや釣り、ダイバーなど国内外から多くの旅行者が行き交い、各業界では国内有数のメッカとして注目を集めています。
反面、地域では過疎化少子化が進み、人口減による学校や商店の廃校・廃業など深刻な問題が年々増加しています。
総人口は年々減少し現在は10000人を割り、町内唯一の海部高校も入学希望者が定員の80%を下回り、近い将来廃校の危機も懸念されています。

また、徳島県が誇る藍染文化も、2020年の東京大会を機に急速に注目度が高まり、藍染料の日本一の生産地である上板町を中心に藍農家や藍師が現存し藍文化が継承されていますが、最盛期25000hあった耕作地が今は20hを下回り衰退の一途を辿っています。
これら徳島が誇る自然環境や伝統文化の魅力を紐解き改めて世に伝えることで、都市部にはないそれぞれの土地や地域の価値が再認識され、それが如いては地方や日本全体が抱える諸々の社会問題改善に繋がることが期待できます。
そのために必要な取り組みとして、県南の空や海、県北の藍染め、その共通項である”ブルー”をテーマに海陽町の海辺にプライベートサロンを作り、海の景色を眺めながらアーユルヴェーダマッサージや藍Cafeなど、五感でその土地や伝統の魅力を体感していただけるサービスを、旅行者、地域住民双方にむけて提供して参りたいと思います。
海辺に癒しのブルーサロンを作る
故郷の自然と伝統の魅力を伝える場所に!

海陽町の海辺にある藍染スタジオ”inBetweenBlues"の敷地内に、アーユルヴェーダマッサージやカフェスペースを増設し、既存の藍染体験や製品販売に加えた新たなサービスでより深く多様な藍文化の魅力を伝えられる場所としてアップデートします。
マッサージ技術者やオーガニック料理を得意とするシェフをスタッフに迎えて各サービスを提供します。(各1名)

増築に際しては地元の材木を中心として使用し、完成したサロンスペースには徳島県産の藍をもとにした天然藍染料で染め上げたシーツやカーテンを取り入れ、窓から見える海と空、室内を飾る藍で癒しの青の空間を生み出します。
マッサージに使うオイルやアロマ、またシーツやタオルなどもオーガニックヘンプコットンなど自然に配慮した植物性素材にこだわり、カフェメニューにも藍や地元食材などを中心に取り入れ、徳島の藍や自然の魅力を衣食住を通じ五感で体感して頂きます。
改装工事は2018冬以降を予定、2019年 3月には本稼働を目指します。


自然や伝統をいかして地方に仕事を生み出す先駆者に
地方・田舎だからこそできること、作れるモノを仕事に

このサロンを通じて地元の自然環境やそれらを活かす先人の智慧、技の価値を再認識する機会を増やし、空海の景色を通じてサーフィン・ダイビングなど地域内マリンレジャーを、建物やカフェを通じて地域の農林水産物を、藍を通じて地域の歴史・伝統を、地域内にある多様な価値やその魅力知るきっかけを作ります。
マリンレジャー、食、自然、伝統、それぞれの目的で来訪する旅行者に、各々の目的以外にも多様な視点からこの地域の魅力を伝え、より広く深くこの地域のファンになってもらい、訪れる機会や消費の機会を増やすことで、街から田舎への人とお金の流れを促し地域活性化に繋げます。
地元住民にも、地域のもつ価値を再認識する機会や、外部の人々との交流の場として活用してもらい、自分たちの土地の魅力を改めて感じ、外部の人にも次世代にも誇りを持って故郷を語り伝えられる地元民を増やすことで、過疎や人口流出問題の改善が期待できます。
■シーズンインの春までのOpenを目指す
オフシーズンの時間を活かして着実に進める
201812月:着工
20191月:増築完成
20191〜2月:内部装飾&備品用意
20193月:本稼働

事業に携わる方の思い
TOCOLOCOM(デザイン) 野老 朝雄さん
■繋がりと多様性を大切に

私は「繋がる」をテーマに紋様の制作を行い、アート・デザイン・建築などの領域で活動を続けています。
2020年の東京大会エンブレムに選出された「組市松紋」には、違いはあってもそれらを超えてつながり合う「多様性と調和」のメッセージを込めて制作し、そのカラーに自然と共存する日本人の暮らしに寄り添ってきた藍の色である、「藍色」を選びました。
それを機に、藍の国内最大の生産地である徳島県とのご縁が深まり、故郷の自然や伝統文化を大切に想い、それらを学び世界に発信する永原さんと出会いました。
日本各地に伝わる藍染文化は、今日まで継承されてきた方々、その供給を支えてきた徳島の藍師さんや農家さん、多くの方達の日々の努力に支えられています。
その努力や智慧や想いが絶えることなく繋がっていくよう、身を粉にして活動を続けている永原さんの情熱にはいつも感銘をうけ、刺激を受けています。
素晴らしいジャパンブルーの文化を後世に残し、世界に発信されることを願ってやみません。

【注意事項】
※野老朝雄さんが徳島県の藍文化をPRするために手掛けた文様「組藍海波紋」(くみあいがいはもん)とAI/TOKUSHIMA ロゴ
株式会社トータス 亀田悦子専務
■薬草としての藍を世界と故郷へ

私ども㈱トータスは肌着メーカーとして、肌着は第二の皮膚をモットーに世の健康と幸せに貢献できる真の肌着を明治30年の創業以来作り続けて参りました。
時代の流れで大阪の本社を地方工場のあったここ徳島県海部の地に移し数十年、肌着を構成する糸、生地の原材料の厳選やそれを国産で加工することには拘って参りましたが、ここ徳島の伝統文化である藍染に出会い、生地を染める染料の大切さにも気付かされ、以来、徳島の藍師さんや染工場の皆様にご教授ご協力頂きながら、阿波藍染製品の開発・販売、またあまべ藍と名付けた自社畑での藍無農薬栽培〜染料作り、独自の乾燥葉染技法による染色を手掛け、健康肌着やとして薬草由来の薬効や自然環境への負荷の少ない染色文化であることなど、藍が持つ不可視の部分のPRに努めて参りました。

昨今では弊社の藍葉や茎、種が衣類のみならず食用に活用して頂く事例も増えており、特にサーフィンやファッション、音楽などジャンルを超えて多くの人々が出入りする永原さんのお店は、今後そうした藍の様々な活用法を幅広い世代や層に伝える大切なキープレイスとなり、弊社含め藍産業の需要拡大、布いては地方の活性化に繋がると確信しております。
レストラン ひこうせん 谷 美恵さん
■多様な人や文化が町を元気にする

ここ宍喰の国道沿いでレストランを経営していますとサーファーさん、お遍路さん、旅人さん、釣り客さんなどなど本当に様々な人々との出会いに恵まれいつも良い学びを頂いております。
過疎化とはいえ、そんな人々の交流がある恵まれた環境にも関わらず、まだまだ地域や行政含め町全体とはうまく結び付けていない現状ですが、永原さんのように私たちに続く若い世代がどんどん登場し、両者のハブとなる場所を生み出してくれれば、世界とこの田舎町の繋がりもより深まっていくと思います。
若い世代と共に私たちも益々頑張って地域貢献に励みたいと思います。
寄付者の皆様へ
ThinkGlobal,ActLocal

「田舎には何もない」、「帰っても仕事がない」そんな話をよく耳にしますが、サーフィンを通じて国内外の様々な土地、人、文化に出会い多くの学びを得たうえで、最終的に定住地として選んだ故郷海陽町には、世界に誇れる素晴らしい自然環境やそれらを活かした先人の知恵や技、歴史文化など広い世界に匹敵する深い深い貴重な財産が無限に存在することに気付きました。
空、海、藍の青を通してそんな故郷の魅力を地域に世界に、そして未来に、一人でも多くの人に伝えて参ります。
本プロジェクトへの御支援本当にありがとうございます、皆様のお越しを心よりお待ちいたしております
お礼の品一覧
【注意事項】
※頂きました個人情報は、徳島県より寄附先の起業家へ提供させていただきます。
※本プロジェクトにおけるお礼の品 送付は、県外の方が対象で、県内の方は対象外となります。【GCF限定】が付いているお礼の品のみ、県内の方も送付の対象となります。ご承知おきのほど、よろしくお願いいたします。
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2018年10月31日 08:45
《御礼》ふるさとチョイス ガバメント クラウドファンディング目標金額達成!
皆様に御支援をお願いしてきたGCFが、お陰様で目標金額を達成致しました!
御支援頂きました皆様、応援メッセージを添えて下さいました皆様、事業関係者の皆様にこの場を借りて心より御礼申し上げます。
皆様本当に有難うございました!
御支援頂きました資金を元に、年明けにはiBB店舗改装の工事を開始、そこに藍染布を取り入れたベッドやカーテンなどをとりいれた藍の空間を作り、海を望む天然藍染の青い空間を創ります。
※工事完了は2月末を予定
そこで藍をはじめとする様々な天然植物由来のオイルやアロマなど、こだわりのオーガニック素材を使ったマッサージやセラピーなどのサービスと、県内の各作家さんたちが作る藍の葉や茎や種を活かしたハーブティーやお菓子などこだわりの藍カフェメニューを提供させて頂きます。
水平線を眺め、波音を聴き、美味しい藍茶やスイーツを食し、藍と空海の青や自然に優しい素材に触れ、皆様の心と身体を癒す素敵なオーシャンビューインディゴブルーサロンを創りあげ、これを機に今後益々故郷の自然や文化の価値をより広く伝え地域の発展に貢献できるよう頑張りたいと思いますので、皆様ご期待の上、どうぞ引き続き応援よろしくお願い致します。
感謝*
inBetweenBlues
代表 永原レキ
inBetweenBlues 〒775-0501
徳島県海部郡海陽町宍喰浦字松原216-3
Tel: 0884-70-1488関連リンク
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徳島県

徳島県の海や川では、サーフィン、スキューバダイビング、ラフティングなどのアウトドアスポーツが盛んに行われています。
中でも、徳島県の最南端に位置する海陽町では、室戸阿南海岸国定公園に指定されている豊かな海岸エリアであり、毎年国内外からの旅行客が多数訪れます。原流域には四国最大といわれる轟の滝があり、河口付近は世界的なサーフスポットとして近年注目を集めています。
また、 海・山・川と3拍子揃った豊かな自然があふれ、これらの自然が育む、安全・安心で高品質な食材「阿波ふうど」の宝庫でもあります。是非、体感しにお越し下さい。
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